竜に選ばれし赤龍帝   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのあらすじじゃ

激闘を終えたイッセー達はブルマたちの助けによって病院に向かった

その途中クリリンからナメック星に行く話を持ち掛けられ一同の次の目的地は

ナメック星へと変わる

ダメージを追いすぎた悟空と体に無理をさせすぎたイッセーは果たしてどうなる?


問題解決?手段は神様の宇宙船⁉

side悟空

 

死んじまったみんなの身体を回収したオラ達は

 

すぐさま病院へと向かった。

 

 

オラとイッセーは緊急入院っちゅうものだった。

 

二人とも身体中に包帯を巻かれて絶対安静と言われちまった。

 

 

「さて、それじゃあこのリモコンを使ってあの宇宙船を呼んでみましょうか」

 

ある病室で皆がいる中ブルマがそう言った。

 

 

「ブルマさん、本当に大丈夫なんですか?」

 

クリリンが不安そうに聞いているけどブルマは自信満々に

 

 

「大丈夫よ!ちゃんと調べて来たんだから、見ててよ!」

 

ピッピッピ!

 

ブルマがリモコンを操作していたら・・・

 

 

『ボッガァーン‼‼‼‼』

 

ついていたテレビに映し出されていた宇宙船が爆発した。

 

 

「「「「えぇっ⁉」」」」

 

皆が唖然とするなかブルマがこう呟いた。

 

 

「な、なんで...?今の自爆スイッチだったのかしら…

どうすんのよ!あの宇宙船が無きゃナメック星になんか行けっこないわ!」

 

ブルマの叫ぶもう手はねえんかな?

 

 

「最後の望みが...」

 

 

「完全に断りたな...」

 

 

「もう...駄目だ…」

 

 

「まさかの大爆発落ちかよ...って⁉おわあぁぁ‼‼」

 

完全に打つ手がなくなっちまったんか...

 

ってどうしたんだイッセー?

 

 

「・・・おい」

 

その声の聞こえた方を見ると窓の外にオラ達に見覚えのある顔がいた。

 

 

「...うぃーす」

 

 

「あぁ…!ミスターポポ!」

 

そう、神様のお付きの黒人?であるミスターポポだった

 

「誰かついてこい...宇宙船ある...多分」

 

 

「「「「「え!」」」」」

 

そうして機械のことに詳しいブルマがポポについていくことになった。

 

その間イッセーは終始騒いでいてチチに殴られてたぞ...

 

病院なんだから静かにしとけよな…

 

 

sideout

 

 

side三人称

 

 

 

あれから、10日の月日が流れた。

 

悟空とイッセーはいまだに入院していた。

 

「ドラゴンボールを集めに行くだけだからアンタ達は早く体を治しちゃいなさい」

 

そう二人に言い残しクリリンと最後まで行くといってガンとして動かなかった

 

悟飯、それにブルマがナメック星に行くことになった。

 

乗っていくのはポポが教えてくれた神様の乗ってきた宇宙船を使うことになった。

 

 

『いってきまーす!!』

 

こうして三人はナメック星へと旅立ってのであった。

 

 

sideout

 

 

 

sideイッセー

 

 

ブルマさん達がナメック星に旅立ってから

 

約一か月が経った。

 

あのおっぱいを拝めないのは寂しいぜ!

 

...まあ、そんなことしてたら殺されちまうけど

 

んなことより...

 

 

「ふんっ!ふんっ!」

 

 

「ふむ...あと四回」

 

俺より重体のアンタがなんで腹筋なんかしてんだよ...

 

ってか亀に爺さんも数えてなくていいから止めろよな…

 

 

「悟空さん、あんた大人しくしてろよ...まだ傷治ってないんだろ?」

 

 

「けどよぉ、イッセー、オラもっと強くならねえと

次はベジータの奴に勝たねえとならねえんだ」

 

いや、それは分かるけど...

 

 

「あー!孫さん!また体なんか動かして!

動いちゃ駄目って言ってるじゃないですか!」

 

 

「あ・・・すんません」

 

ほら、また怒られるんだからさ

 

 

「おぉ、生きとっただか」

 

ん?この声は

 

 

「おぉ!ヤジロベーじゃねえか」

 

 

「やぁ~っと仙豆が出来上がったんだわ、ちぃっとだけどな

カリン様がよ、できた八粒全部持ってけってよ」

 

お!仙豆が出来たのか!これならもう大丈夫だな!

 

 

「おわぁ~!やったぁ‼ナイスタイミング!早くオラに食べさせてくれよ!」

 

悟空さんも大はしゃぎだ

 

 

「ほらよ、それと赤龍の兄ちゃんもほれ」

 

悟空さんに投げ渡した後俺の方にも投げてきた。

 

 

「お、ありがとっす...(ガリガリガリ...ごくん!)」

 

 

「へへ!待ってたぜこ時をよ!」

 

 

「ふう、ようやくちゃんと動けるな!」

 

 

「だな!よしじゃあ早速ナメック星に行くぞイッセー!」

 

 

「はい!あ、ヤジさん残りの仙豆全部もらっていきますね」

 

ドラグ・ソボールの展開だとこの後とんでもない敵が出てくるからな

 

こっちだとどうかわかんねえけど…

 

 

「待て待て、二人ともナメック星まではどうやっていくつもりじゃ?」

 

 

「その点なら心配ねえぞ!オラ、ブルマの父ちゃんが

見舞いに来てくれたとき頼んでおいたんだ!

念のため宇宙船作っておいてくれってな!」

 

 

「宇宙船て、神様んと同じ奴か?」

 

ふつうはそう思うよな?でも違うらしい

 

 

「あれは地球にはねえもん使ってるから

ブルマの父ちゃんでも無理だってよ」

 

流石に天才でも地球外の物質はお手上げだったみたいだ

 

 

「じゃ、じゃあ...」

 

 

「それがですね、じいさん実は宇宙船はまだあったんですよ」

 

 

「なに?まだ宇宙船があったのか?」

 

 

「おぉ!オラよぉく考えてみたらサイヤ人の宇宙船が

まだ二つ地球に残ってることに気が付いたんだんだ、

オラの兄貴が乗ってきた宇宙船と

オラがガキの頃に乗ってきた宇宙船がな!」

 

 

「そ、そうか!」

 

そうなのだ、でもラディッツの乗ってきた船は

 

悟飯くんがぶっ壊してしまったから駄目だったけど

 

悟空さんが乗ってきた宇宙船は昔の奴だったから

 

かえって無事だったそうだ。

 

それを直して改造してもらうことになってたんだ

 

 

「んじゃ行くぞ!イッセー‼筋斗雲!」

 

俺は筋斗雲には乗れないから武空術で行くかな

 

悟空さんの筋斗雲が到着するのを見計らい

 

俺達はブルマさんの家に飛んで行くのだった。




オッス!オラ悟空!

遂にナメック星に旅立ったオラ達何でも六日程で着いちまうらしいから

しっかりトレーニングしとかねえとベジータの奴があっちにいるらしいかんな‼

それにベジータより強い奴も...オラ今からワクワクが止まらねえぞ!

次回!竜に選ばれし赤龍帝!

遂に出発!悟空とイッセーナメック星へ

ぜってえみてくれよな!

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