竜に選ばれし赤龍帝   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのあらすじじゃ

神様の宇宙船でナメック星へと旅立ったブルマ、クリリン、悟飯

その一か月後ブルマから来た連絡でナメック星に

ベジータ以上のとんでもない奴がいることを知る

カリン様が作ってくれた仙豆で快復した二人は

ナメック星へと行くべくブルマの家へと向かうのだった



遂に出発!悟空とイッセーナメック星へ

sideイッセー

 

俺達は急ぎブルマさんの家に向かっていた。

 

その途中悟空さんがこんなことを言ってきた

 

 

「なあイッセーおめえに新しい名前つけてもいいか?」

 

 

「・・・はい?どういうことすか?」

 

俺は言葉の意味が分からず首をかしげる

 

 

「いやな、前にチチの奴がよう…

『悟空さ、これからはイッセーも家族だべ!だから悟空さが

新しい名前を付けてやってけろ』って言ってきてよ」

 

 

「は、はあ...母さんがそんなことを」

 

なんで急にそんなことになったんだ?

 

別に名前はそのままでもいいだろうに

 

 

「そうなんだよ、だからオラがおめえの

父親っちゅうことになるらしいんだけどよ、どうだ?」

 

その言葉に俺は考え込む

 

確かに今の俺は悟空さんの所に養子に来たみたいなものだ

 

それを前の名前のままだと少し違和感があるかもしれないしな

 

悟空さんが名前を考えてくれるみたいだしここはオッケーしてみるか

 

 

「いいっすよ?せっかく家族になったんですから是非お願いします!」

 

それを聞いた悟空はとても嬉しそうな顔をして

 

 

「そっか、じゃあおめえの名前から少し取って孫悟誠って

名前にすっか!」

 

孫悟誠...俺の新たな名前か

 

 

「孫悟誠ですか…いい名前ですねありがとうございます!

悟空さん...いや、父さん」

 

 

「気に入ってもらえてよかったぞ!そんじゃ、これからよろしくな!

悟誠」

 

 

「はい!」

 

悟空さん改め父さんに元気よく返事をし俺達は

 

ブルマさんの家へと飛んで行った。

 

sideout

 

 

side悟空

 

 

イッセー改め悟誠となった息子と少し飛んでいると

 

ブルマの家が見えてきた。

 

オラ達は家の近くに降り立ってブルマの父ちゃんを探した

 

 

「あ、いた!おーいブルマの父ちゃーん!」

 

 

「おぉ、悟空きたのかイッセー君も一緒なんだね」

 

 

「はい、先日はどうも…」

 

ブルマの父ちゃん名前はブリーフ博士っちゅうんだけど

 

ブルマよりも頭が良くて昔から色々と世話になっている人だ

 

 

「オラ達の宇宙船ってこれか?」

 

オラはブリーフ博士の後ろにある乗り物を見た

 

 

「これが…父さんが昔乗ってきた宇宙船なのか」

 

悟誠もびっくりしてるな

 

 

「あぁ、そうだ、でもまだ完成しとらんのだ」

 

 

『いいっ‼‼これでまだ完成してねえの⁉』

 

思わずオラと悟誠の声がハモった。

 

 

「そうなんじゃよ、ステレオのスピーカーの位置が

なかなか決まらんのじゃよ」

 

 

「な、なあこの船もうだ飛べんだろ?

ステレオの位置はいいから!オラ達急いでっから

今すぐ出発するよ!」

 

悟誠もうんうんと頷いている

 

 

「何をそんなに慌ててるの?」

 

ブリーフ博士はオラ達早く行きてえのに!

 

 

「えットですね...以前ブルマさんから通信がありまして

それで俺達が急いで向かわなければならなくなったんです。」

 

悟誠が簡単に説明してくれる

 

ってそんなこといいから早くしてくれよ!

 

 

「早くオラにこいつの飛ばし方を教えてくれ!」

 

 

「ん~わかった、データは全てインプットしてある

後はスイッチをポポン‼と押すだけで六日後には

ナメック星へ到着する」

 

 

「む、六日⁉そんなに早く着けるんですか!」

 

悟誠も驚いてるオラもビックリしたぞ

 

まさかそんなに早く着けるなんてな

 

 

「なんたってワシの頭脳とサイヤ人の科学力の賜物じゃ

それで、すぐに行くのか?」

 

 

「あぁ!すぐに行く!宇宙船ありがとなブルマの父ちゃん!」

 

 

「俺からもお礼を言いますありがとうございます」

 

 

「いいんだよ気にしなくてじゃあ体に気を付けて行っておいで」

 

そう言ってブリーフ博士は宇宙船から降りていった。

 

 

「よし!そんじゃ出発だ!」

 

 

「はい!」

 

オラはスイッチを押し宇宙船を発射させた

 

 

 

 

sideout

 

 

side悟誠

 

 

 

 

 

宇宙船が大気圏を抜けたころ

 

父さんが重力装置に手を付けた

 

 

「さて、早速修行するとすっか!六日間で着くのはありがてえけど

それまでにあのベジータって奴を超えなきゃなんねえもんな

えーっと確か界王様の星の重力は十倍の重力って言ってたな…

とりあえず二十倍の重力から慣れてった方がいいかなぁ?」

 

ピッピッピッピっと重力装置のボタンを操作していく

 

父さん機械弄れたのか。等と失礼なことを考えていると

 

いきなり身体が鉛みたいに重くなった。

 

 

「お?...⁉んぐぐぐっ!流石に効くぜっ…!」

 

父さんもかなりキツいにか中腰になって歩き出した。

 

俺もそれに倣い歩き出す。でも

 

 

「父さん流石にいきなり界王様の所の倍はないんじゃないっすか?」

 

そう言ったら父さんは『はははっ!』と朗らかに笑っていた

 

 




オッス!オラ悟空!

漸くオラ達もナメック星へと到着したぞ!

ん!悟飯!クリリン!二人の気がどんどん小さくなっていく

待ってろ二人ともすぐに助けてやっからな‼

次回!竜に選ばれし赤龍帝!

二人を救え!急げ悟空に悟誠!

ぜってえ見てくれよな!

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