竜に選ばれし赤龍帝   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのあらすじじゃ...

ナメック星に到着した二人

死にかけていた二人を救出することに成功する

だが危険はまだ残っているぞ?どうする悟空に悟誠!


圧倒的⁉修行の成果を見せる時だ!

sideイッセー

 

父さんがベジータに仙豆をやって仙豆は無くなった。

 

だけど、こんな奴らなんかに負ける気がしねえな

 

父さんは悟飯達にあることを伝えた。

 

 

「おめえ達はあいつらの宇宙船に行って

奪われたドラゴンボールを探してきてくれ

ここはオラ達がなんとかする」

 

 

「で、でも!」

 

父さんの言葉に悟飯が納得がいかないといった様子で食い下がるが

 

クリリンさんがそれを止めた

 

 

「行こう悟飯ここは悟空達に任せるんだ

俺達がいても二人の足を引っ張っちまうよ」

 

それを聞いて悟飯は納得しようで

 

 

「分かりました…。」

 

 

「じゃあ行こう!あ、そうだイッセー

あ、いや悟誠って呼んだ方がいいのか?

まあいいや、お前が来たら来るようにブルマさんが言ってたから

それだけ伝えておくよ」

 

それだけ言うと二人は飛んで行った。

 

 

「行ったか...さて、これからどうします?父さん」

 

 

「悟誠はブルマに来るよう言われてんだろ?じゃあ先に行って来い

ここはオラだけで充分だ」

 

確かに、今のうちに行っておかないと時間はなさそうだもんな

 

 

「分かりました。すぐ戻ってきますから父さんも

無茶だけはしないでくださいね」

 

 

「あぁ、大丈夫だ心配すんな」

 

そう言われて俺はブルマさんの気を探り飛び立った。

 

 

「おいおい、逃がすと思うのか?」

 

いきなり目の前に現れた青い愉快な仲間A...だけど

 

 

「うるさい!邪魔すんじゃねえよ!太陽拳!」

 

俺は即座に太陽拳を発動させた。

 

 

「なっ⁉ぐあぁぁぁぁ!!目がぁぁぁ‼」

 

愉快な仲間Aが悶えている間に俺はブルマさんの居る方向に飛んで行った。

 

少し飛ぶとブルマさんの気を強く感じるようになってきた。

 

 

「お!いたいた」

 

俺は地面に降り立ちブルマの所に向かった。

 

 

「あ!やっと来たのねイッセー君が来たってことは孫君も来てるの?」

 

 

「はい、一緒に来てますよ?今は別の場所で敵と戦ってます

それで、用って何ですか?」

 

俺もすぐに戻らないといけないから早く済ませないと

 

 

「え?あぁ、そうそう!これを渡そうと思ってね」

 

そう言ってブルマさんは二つの指輪を渡してきた。

 

 

「あの...ブルマさんこれは?」

 

 

「一つはその腕を隠す為の物よそれともう一つは

あんたが前に話してた禁手…だっけ?それを使うのに

代価が必要なんでしょ?それはあんたの代わりに

その指輪が代価になってくれるっていう優れモンよ」

 

俺は驚きで言葉も出なかった。

 

まさか軽く話しただけでこんなものが作れちまうなんて

 

この人ホンマもんの天才じゃねえか!

 

 

「ありがとうございます!ブルマさんすっごく助かります!」

 

 

「いいのよ、もうすぐにでも帰りたいところだけど

急いでるんでしょ?ほら、もう行きなさいな」

 

 

「助かります。なるべく早く迎えに来ますから!それじゃ!」

 

しっしと腕を払うブルマさんに感謝しつつ俺は父さんの所に飛び立った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指輪をつけた俺は急いで父さんのもとに向かっていた。

 

やがてその現場が見えてくると父さんが紫色の奴に

 

おかしな技をかけられそうになっていたのが見えた

 

 

「チェーンジ!!!」

 

 

「なにっ!?」

 

 

「父さん!危ない!」

 

俺はスピードを上げ紫の奴と父さんの間に割って入った。

 

 

「なっ⁉貴様ぁぁぁ‼」

 

 

「ご、悟誠!」

 

俺はおかしな技にかかりながらも念話でドライグにあることを伝えた

 

(ドライグ、聞こえるか?)

 

その呼びかけに俺の中のドラゴンはすぐに応えてくれた

 

 

『なんだ?相棒』

 

(これから俺が良いって声をかけるまで神器を発動させないでくれるか?)

 

 

『なんだ、そんな事か構わんが何故だ?』

 

(ちょっと面倒なことになりそうなんだ。だから頼むぞ)

 

 

『分かった、では俺は眠りについておこう』

 

(助かる)

 

その言葉を最後に俺の意識は一瞬だけ途絶えた。

 

意識がはっきりしてくると目の前には『俺』がいた

 

俺は恐る恐る自身の体を見てみると

 

 

「な、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!!!」

 

俺の予想を遥かに上回る展開だった。

 

俺の身体はさっきまで目の前にいたあのへんな奴

 

そいつそのものになっていたのだから...

 

 

「??いったいどういうこった?」

 

父さんが首をかしげてうなっている

 

 

「クソォォ‼‼貴様‼よくも邪魔を!!」

 

『俺』になった変な奴が怒鳴り散らしている

 

 

「それはこっちの台詞だ!身体返しやがれこの野郎!

こんな変なもん押し付けやがって!迷惑なんだよ!」

 

 

「なにぃぃぃ!!」

 

そんな不毛な争いはこの後しばらく続くのだった

 

 

sideout

 

 

side回想【悟空】

 

 

イッセーが飛び立ってからオラは

 

パイナップル頭に向き直っていた。

 

 

「そろそろ飽きてきちゃったかな!もう終わりにしていいか?

リクーム‼ウルトラファイティング!...おぐぅ!

 

余計な動きが多いせいで攻撃しちまった。

 

 

「わりいわりい!あんまし隙だらけだったもんでよ」

 

 

「お…おご…おごご…このや…ろう…」

 

弱えなぁ~こいつさて次は

 

 

「次はおめえ達の番だ!悟誠が戻ってくる前に終わらせてやる」

 

 

「舐めた口をききやがって!」

 

 

「その態度がいつまで保つかな?」

 

 

「我々を甘く見るなよ?行くぞお前達!リクームの敵を取るのだ!」

 

 

「「はい!隊長!」」

 

そう言ってオラに向かってくる三人オラはその攻撃を全て躱し

 

気合で三人を吹き飛ばす

 

 

「「「はあ…はあ…ちょこまか動きやがって」」」

 

攻撃が難なく躱されイラつき始める赤い奴と青い奴

 

 

「どうした!こねえんか?」

 

オラのその言葉に紫の奴が笑い出しやがった

 

 

「ふふふふふ…ふはははははは!」

 

 

「?何がおかしい?」

 

 

「お前が強いからだ!」

 

そう言いながら奴はおもむろに目の奴を外す

 

 

「...?」

 

 

「ふはははは!...チェーンジ!!」

 

その言葉と共にオラの身体の自由が利かなくなった

 

 

「なっ!なにっ!?身体が!」

 

すると紫の奴からエネルギー波のようなものが打ち出された

 

刹那、オラと紫に奴の間に入ってくる影があった。

 

 

「父さん!危ない!」

 

それはブルマんとこに行ってたはずの悟誠だった




オッス!オラ悟空!

ひえ!?悟誠おめえなんでそんな身体になっちまってんだ?

でもこれは逆に好都合だ!おめえちょっとその姿で頼まれてくれ!

次回!竜に選ばれし赤龍帝!

ギニューを止めろ!悟空VS悟誠ギニュー

ぜってえ見てくれよな!

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