竜に選ばれし赤龍帝   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのあらすじじゃ…

悟空をボティチェンジの危機から救った孫悟誠

だが自身がギニューと入れ替わってしまった

悟空はそれを逆手にとり悟誠をクリリン達のもとに向かわせる

ギニューはそれをさせぬべく追おうとするが悟空が止め

ギニューと戦い始めるのであった。


取り戻せ元の身体!悟誠決死の大奮闘!

side悟誠

 

 

おっす!イッセー改めゴセーだ!

 

今はクリリンさん達とフリーザって奴の宇宙船から

 

奪われちまったドラゴンボールを奪取したところだ

 

いやぁ…初め二人と合流したときは凄い警戒されて

 

攻撃までしかけられちまってひどい目に遭った…

 

まぁ、俺が悪のりしてこいつのフリなんか

 

したのがいけないんだけどな?

 

っとそんな訳で俺達は今ドラゴンボールを宇宙船の

 

外に運び出していた所だったんだ。

 

 

「ふぅ…これで全部ですね?クリリンさん」

 

ボールをすべて運びだし俺はクリリンさんに確認する

 

 

「あぁ、七個全部ある…これで死んだ皆を生き返らせることが出来る!」

 

その目的が達成したら後は

 

クリリンさん達を地球に返すだけだな

 

すると二つの気がこちらに近づいて来ている事に気がついた

 

気のやってくる方角を睨み付けていると

 

その方角から一つの影がこちらに飛んできて

 

俺達の前に降り立った。降り立ったのは…俺だった。

 

 

「お前達それをどうするつもりだ?」

 

 

「くっ…」

 

不味い…今の俺達じゃあアイツには太刀打ちできない…

 

しかしそのすぐ後にもう一つ降り立つ影があった。

 

父さんだ、父さんは俺?の直ぐ側に降り立ち

 

 

「おいおい、オラとの勝負はまだ着いてねえぞ」

 

父さん…何気に俺?との勝負を楽しんでませんか?

 

 

「チィッ…邪魔を!」

 

ってか俺の体でおかしな事言わないで!悲しくなるから!

 

 

「ほ、ほんとに入れ替わっちまってたんだな…ははは…」

 

 

「あはは…」

 

クリリンさんそんな顔しないで泣きたくなるから

 

悟飯も苦笑しないでくれ…本当に泣きたくなる…

 

 

「と、とにかく二人は下がって…」

 

もうこうなったら俺?に八つ当たりしてやる!

 

それと隙をみて元に戻らなきゃな!

 

俺は二人を下がらせて俺?の前に立ち言い放った

 

 

「おい!お前がこんな風にした所為で二人に引かれちまったじゃねえか!」

 

しかし俺?も負けじと言い返してくる

 

 

「それは貴様が割り込んでくるのが悪いのだろう!

だがこの体もなかなか使い勝手がいいから気に入っているぞ?」

 

 

「俺の体でおかしな事するんじゃねえ!こんな辛い状況

さっさとおさらばしてやる!」

 

俺は叫び俺?に殴りかかった。

 

だが俺?は軽く俺の攻撃を避け吹っ飛ばしてきやがった

 

 

「はっはっはっ!遅い遅い!ぬおりゃぁ‼」

 

 

「ぐはっ…!ちくしょう…」

 

吹っ飛ばされたのを止めてくれたのは父さんだった。

 

 

「でぇじょうぶ(大丈夫)か悟誠」

 

 

「あ、ありがとうございます父さん…」

 

 

「おめえその体まだ慣れてないんだろ?

あんま無理すんじゃねえ、オラが引き付けるから

おめえは隙をみて攻撃しろ」

 

父さんの提案に俺はコクりと頷き答える

 

 

「よし、そんじゃ!だぁぁぁぁっ!」

 

 

「うおぉぉぉぉ!」

 

一通りのやり取りの後父さんが俺?に向かっていった

 

俺もすぐ後を追い俺?の隙を見つけては攻撃を仕掛けていく

 

………………………………………………………………………………

 

しばらくそんな戦闘が続いていた時だった。

 

俺?が父さんに狙いを替えだしたのだ

 

俺は警戒しながらその様子を見守りつつ攻めた

 

 

「くっ!今度こそ!チェーンジ!」

 

父さんと対面しボティチェンジを放った俺?

 

来た!このタイミングなら!

 

俺は直ぐ様二人の間に割って入り

 

ボティチェンジを喰らい辺りが光で包まれた。

 

光がやむとそこにあったのは見覚えのある俺の体だった

 

 

「……!よし!戻ったぞ!」

 

俺がガッツポーズをとっていると俺だった奴が

 

毒づいていた。

 

 

「くっ…!またしても貴様!」

 

 

「へっ!返してもらったぜ俺の体!

はっ!だっせえよなあんたの体」

 

これ見よがしに俺だった奴を挑発していると

 

先程宇宙船内で逃げ出した緑のイボ野郎が出てきた

 

 

「隊長!ちぇぁぁぁぁ!」

 

「なにっ!?ぐっ…!」

 

イボ野郎は父さんに金縛りをかけやがった

 

あの野郎……!俺だった奴…隊長はドヤ顔で

 

 

「でかした!グルド!…チェーンジ!」

 

堂々と父さんにボティチェンジをかけやがった

 

 

「!…しまっ!?」

 

 

「父さん!」

 

父さんは動けずにボティチェンジにもろに当たってしまい

 

隊長と体が入れ替わってしまった。

 

 

「くっ…!オラの体けえせ!(返せ!)」

 

 

「はっはっはっ!遂に手にいれたぞ!」

 

そこには父さんの体を手にいれた隊長が

 

ドヤ顔でおおわらいしているのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




オッス!オラ悟空!

悟誠の体が戻ったんはよかったけどオラもやられっちまった

早えとこ体取り戻さねえとな!

次回!龍に選ばれし赤龍帝!

取り戻せ義父の体!ギニューを倒せ!孫悟誠

ぜってえ見てくれよな!

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