各々の修業に励むZ戦士達…
そんな中、悟誠は自身の先祖であるバーダックと遭遇するのだった。
side悟誠
よっ!俺、悟誠だ!
俺達が修業をはじめてから三年が経った。
今は南の都の南西九キロ地点に向けて飛んでいる
しばらくすると前方に見覚えのある人影が見えた。
クリリンさんだ。
悟飯がクリリンに気づきとなりに飛んでいく…
「クリリンさん!」
「ん?おぉ、悟飯か…大きくなったな」
「よっ!」
「お久し振りです。クリリンさん」
「あ、あぁ…久しぶりだな二人とも…」
「どうした?久しぶりだってのに元気ねえじゃねえか」
「…これからバケモンと一戦やろうってのに浮かれてなんかられっかよ…俺は超サイヤ人じゃないんだぞ…」
あぁ、言われてみれば確かに…でもなんとかなるでしょ!
そんな風にして俺達は目的地に到着した。
俺達が着いた時にはすでに
ヤムチャさんと天津飯さん、それに何故かブルマさんが到着していた。
・・・・は?なんでブルマさんが?
「ようやく来たか、おまえら遅いぞ!ちょっと遅刻だ」
「ははは…すみません」
そんなことは気にしていないかのように、
父さんはブルマさんの方にいくと
「バッカだなぁ!おめえなにしに来たんだよ」
「見学に決まってんでしょ、大丈夫よ、人造人間を一目見たら大人しく帰るから」
「いや、そういう問題じゃないと思いますけど…」
この人は…父さんに負けず劣らずお転婆だよなぁ…
「…そんなことより、オレはブルマさんが抱いている物体の方が気になるな…」
ん?クリリンさんが目を見開いて恐る恐る聞いている
それもそうだよな、俺も聞いてなかったら驚きまくってたと思うし…
「結婚したんですね、ヤムチャさんと」
悟飯がそうヤムチャさんに訪ねると、ヤムチャさんは
不機嫌そうになりながら言った。
「…俺の子じゃねーの」
『…え?』
ま、だろうと思った…
「とっくに別れたんだよ、俺達は…誰の子か聞いたら驚くぞ…おまえら」
「…へ?」
クリリンさんが不思議そうに首をかしげている。
すると、父さんがブルマさんの方に歩いていき…
「はははっ!父ちゃんはベジータだよな?トランクス」
『えぇっ!?』
ズバリ言い当てた事でブルマさんも不思議そうにしている
「なんでそんなこと知ってんのよ…私、驚かそうと思って誰にも連絡してないのに」
「へ?うわぁっ!!そんな気がしただけさ!ほ、ほら!
顔とかベジータに似てんなって思ってよ!」
父さん…慌てすぎだろ…分かりやすいな…
「名前までズバリ当てたわよ?」
「ほ、ホントか!オラ超能力でもあんのかなぁ?」
父さんが超能力者…駄目だ、全く想像できねぇ…
「それで、そのベジータはどうした…」
「知らない、一緒にすんでた訳じゃないし…でもそのうち来るんじゃない?この日のためになんか凄い修業してたみたいだし」
「来るさ、絶対アイツは来る」
「来ないはずがありませんからね」
超サイヤ人龍が気にくわないみたいだったし…
どうせ俺を越えるだとか、父さんを越えるだとかどっかでいってるんだろうな
「餃子は俺が置いてきた、はっきり言って、餃子はこの戦いについていけない…」
こくりと頷く父さん。
「今、何時ですか?ブルマさん」
「えっと…今は9時半ね、後30分で現れるはずよ」
後三十分か…
『待機中のところ悪いが相棒、少しいいか?』
ん?なんだ?ドライグ
『どうやら奴等はもう動き出しているようだ…』
は?なんだって?でも気は感じられないぞ?
『恐らくだが…奴等は気を感じさせないのだろう…だが、気配を感じるんだ、歪な気配がな…俺にしかわからんようだが…』
奴等はもう町に入っているのか?
『あぁ、まだ悪さはしていないようだ…』
そうか、それじゃ一刻も早く見つけねえと!
俺は不意に立ち上がり父さん達に向けて言った。
「俺、少しみてきます、少し嫌な予感がするので…」
「おいおい、まだ時間はあるんだぞ?大丈夫だろ」
「いえ、ドライグも言っていたのでちょっと俺見てきます!もし見つけたら気を高めます。何かあれば空に向けてドラゴン波を放ちますから」
それだけ伝えると俺は町の方に飛んでいった。
町に着くと俺は辺りを探し回った。
何処だ?いるか?ドライグ
『もう少し奥のようだ…二つ気配を感じる』
二つか、ちょっとキツいけど…
いざとなりゃ龍になって一気に蹴散らせばいいが…
『この辺りだ…』
しばらく進むとドライグが声を掛けてきた。
俺は辺りを見回す。
だが辺りには不振な人物は見当たらない…
「あの、すみません、この辺りで怪しい二人組見ていませんか?」
「怪しい二人組?あぁ、さっきまでここにいたけど、
何故か消えちまった。」
消えた?
『相棒、上だ…見てみろ』
ドライグに促され空をみてみる…するとそこには、
みるからに怪しい格好の老人と太った男が浮いていた。
「っ‼…お前達が人造人間か!」
「…そうだ」
「…やはりそうか、なぜここに来やがった!」
「我々の目的は孫悟空、及び孫悟誠の抹殺…」
!?…父さんに俺だと?
とにかく、父さん達に知らさなければ!
俺が気を高め始めたその時だった!
【ガッ!】
老人の手がいきなり俺の顔を鷲掴みにしてきやがった!
な、なんだ!?力が…抜けていく?
『相棒!お前の気が著しく消耗している…恐らくコイツに気が吸収されている…』
な、なんだって!?クソッ!こうなったら…!
「ドラゴン波…!」
動かない体を無理矢理動かし空に向けてドラゴン波を放った。
気づいてくれ皆さん!
だが、俺の意識はそこで暗転するのだった。
sideout
sideバーダック
おいおい、まさかこんな事で倒れちまうのか?
オレは生まれ変わりの様子を見守っていた。
だが、奴等に動きを封じられた生まれ変わりは最後の抵抗で
ドラゴン波を撃って気を失っちまった。
オレの近くには生まれ変わりの精神が倒れている
「…仕方ねえ、お前の身体、使わせてもらうぞ」
それだけ呟くとオレの意識は暗転した。
次に目が覚めるとそこには見知らぬ奴等がいた。
「!目を覚ましたぞ」
どうやら、カカロット達のようだな…
仙豆ってやつで助かったらしい…
オレは身体を起こし調子をみる
「大丈夫か?悟誠…ドラゴン波か撃たれたから来てみたらおめえが捕まってるからビックリしたぞ」
「あぁ、なんとか大丈夫そうだ…助かった」
その返答にカカロットの表情が引き締まる
「おめえ、悟誠じゃねえな?いったい誰だ!」
へぇ、勘づいたか、勘のいいやつめ
「オレか?オレは孫悟誠であって孫悟誠じゃない…
コイツの中に住む龍みたいなもんだ…」
そんなことより、とオレは続ける
「あいつら、放っておいていいのか?」
クイッと人造人間達をの方を指差す
「そうだな、今はおめえに構ってる暇はねえんだった、おめえ達!場所を変えるぞ!」
「…いいだろう」
ふわりと浮き上がるカカロットと人造人間達
やっと始まるか…おい、ドライグ
『なんだ?猿野郎…』
久しぶりにあったんだ、お前も力貸せよ
『フンッ仕方ないな…今回だけだぞ』
上等だ!
オレはカカロット達について飛んでいった。
オッス!オラ悟空!
なんだ!?胸が滅茶苦茶痛てぇ!
さっきから身体も重めぇし…どうなってんだ!?
次回!龍に選ばれし赤龍帝!
迫り来る病魔!絶対絶命、孫悟空!
ぜってえ見てくれよな!