竜に選ばれし赤龍帝   作:榛猫(筆休め中)

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今回は前回トランクスが言っていた未来での出来事の話だぞ

閉ざされた闇の中残された三人は果たしてどう生きていくのか!


閉ざされた未来...二人を守り抜け兵藤一誠!

side一誠

 

オッス!オライッセー

 

ん?なんでオラが悟空の話し方をしてんのかって?

 

そりゃあれさ!悟空や皆が死んじまって残された奴らは意気消沈しちまってる

 

だから少しでも元気づけようとオラは悟空の代わりになろうと思って

 

こんな喋り方してんのさ!

 

ベジータやピッコロ、それにクリリン達...皆人造人間に殺されちまった...

 

生き残った戦士はオラと悟飯、それにベジータの息子のトランクスだけだ。

 

あれから二十年、ずっと三人で戦い続けてきたがあいつらは強すぎる...!

 

オラ達だけじゃとても倒せねえ!

 

悟飯は超サイヤ人になれっけど、

 

今までの戦いで片腕を無くしちまって思うように戦えねえ

 

それにトランクスは戦闘経験が無く超サイヤ人にもなれない...

 

実質万全に戦えるんはオラとドライグしかいねえってことだ。

 

 

『悩んでいる所悪いが相棒、どうやら奴らが現れたようだ…』

 

なに?奴らがもう現れたのか!?

 

すると、遠くで爆発が起こった。

 

 

「!出やがったな人造人間ども…!今度こそ決着つけてやる!」

 

 

「兄さん!僕も行きます!」

 

 

「俺も戦います!これ以上アイツらの好きにさせてなるものか!」

 

二人も戦う気満々か...だけど

 

 

「トランクス…お前はここにいるんだ」

 

これ以上こいつを危険な目には合わせらんねえ...

 

 

「!?...何でですか一誠さん!俺だってもう戦えます!

もうずいぶん強くなったはずだ!」

 

 

「.........」

 

どうすっか...こいつはまだ若い、オラ達と違ってまだ未来がある

 

すると悟飯がこそっと話しかけてきた。

 

(どうするんです?許可してやるんですか?)

 

(いや、許可は出さねえほうがいいと思う...

こいつじゃ戦ってもすぐに殺されちまうだろうからな)

 

(じゃあどうするんですか?)

 

(まあ見てろって...)

 

 

「...分かった、なら行くか!トランクス!」

 

 

「はい!ウッ...⁉」

 

オラはトランクスの首元に手刀を落とし気絶させた。

 

フリーザ戦で悟空にやったのと同じものだ。

 

 

「悪りいな、トランクス…おめえはこんなとこで死んじゃいけねえんだ」

 

トランクスをが見つからないように瓦礫で隠し、オラは悟飯の方を向いた。

 

悟飯もオラの意志に気づいたようだ、コクリと頷く

 

オラもそれに合わせて頷いた。

 

 

「オラは17号の方をやる…悟飯は18号を頼む!ぜってえ死ぬなよ?」

 

 

「はい!兄さんも気を付けてくださいね」

 

 

「あぁ、そんじゃ、いくか!」

 

オラ達はそれぞれに散っていった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

轟音のする方へ着くとそこには17号が待ち構えていた。

 

 

「ようやく来たのか、孫悟誠、待ちくたびれたぞ」

 

 

「できればおめえより18号の方が良かったんだけどな」

 

 

「18号はお前の事毛嫌いしてるからな、そりゃ、服なんか消し飛ばされりゃ

毛嫌いもするだろうさ」

 

やれやれと首を振る17号

 

良いじゃねえか!相手は女なんだしよ!それに犯罪者だぞ!

 

 

「そりゃ悪かったな…だが、今度こそおめえをぶっ倒す!はあぁぁぁぁ...っ‼‼」

 

『Saiyan! transfrom Legend!!』

 

さて...変身完了だ、更に!

 

 

究極倍化(アルティメット・ブースト)…」

 

『Welsh super saiyan!Ultimate Booster!!』

 

 

「さらに追加だ…バランスブレイク!」

 

『Welsh Doragon!Balance Breaker!!』

 

俺を紅い鎧が包み込む

 

 

「さて...はじめっか!」

 

 

「やっと本気になったのか、精々楽しませてくれよ!」

 

気を全開にしてオラ達はぶつかり合うのだった。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

数時間後...

 

オラ達の戦いはまだ続いていた。

 

 

「はぁ…はぁ…くっ…!」

 

 

「どうした?もう終わりなのか?超サイヤ人龍ってのも大したことないんだな」

 

くそぉ...あいつまだピンピンしてやがる、化け物め...こっちはもうボロボロだぞ…

 

すると、オラ達の間に降りてくる影があった。

 

 

「なんだ17号まだ戦ってたの?」

 

 

「あぁ、18号、そりゃ折角なんだし楽しまないと損だろ?」

 

 

「はぁ...相変わらずだよねアンタってさ...それにしても、良い様だね孫悟誠

これ、返してやるよ、ほら」

 

そう言って投げ渡されたのは...

 

 

「⁉...悟飯...!」

 

義弟の孫悟飯だった。その姿はボロボロで痛々しかった...。

 

 

「悟飯...?悟飯...!おい!目え開けろよ悟飯...」

 

しかし悟飯は動かない。

 

 

「悟飯...悟飯...うわあぁぁぁぁぁぁぁ!!ゴハーーーーーン!!」

 

『そこの人造人間ども…浅はかだったな…お前たちは、選択を間違えた』

 

すると、籠手からおかしな声が聞こえてきた

 

『始まったよ…始まってしまうね…』

 

オラは怒りに身を任せある呪文を唱えだす

 

 

「我、目覚めるは覇の理を神より奪いし二天龍なり…

無限を嗤い、無限を憂う…

我、赤き龍の覇王となりて 汝を紅蓮の煉獄に沈めよう…」

 

その瞬間!オラの身体は赤い龍帝そのものになっていた。

 

 

「な、なんだよ!あれ!」

 

 

「なんだかヤバそうだよ!どうするのさ!17号!?」

 

 

「とにかく迎え撃つしかないだろ!」

 

 

「くっ...やはりそれしかないか…」

 

そう言ってオラに突っ込んでくる二人...だが

 

 

「ァァァァァァァァァァァァゴハーーン...‼‼‼」

 

すると胸の装甲が開き膨大なエネルギーを溜め始めた。

 

 

『BoostBoostBoostBoostBoosyBoostBoostBoostBoost

BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost

BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost

BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!』

 

『Ronginasu!Smasher!!』

 

刹那、極太のエネルギーが放たれた。

 

 

「なっ!?!?!?なんだいこれは!?」

 

 

「18号!生き残れよ!」

 

ドンッ!

 

エネルギが迫る中17号がフルパワーでエネルギーバリアを放出し、

 

18号を遥か彼方へとふっ飛ばした。

 

だが、完全に躱しきることはできずに18号は足に酷い火傷を負ってしまう。

 

そのまま飛んでいく18号

 

 

「なっ!?17号!!ぁぁぁぁ...!」

 

 

「じゃあな、18号...」

 

その言葉を最後に17号なエネルギーの奔流に呑み込まれ姿を消した。

 

 

「ァァァァァァァァァァァアァァァァ..!!」

 

その後にはオラの猛獣のような叫び声がいつまでも響いていた。

 

 

sideout

 

 

 

 

sideトランクス

 

 

「...ん...ここは...」

 

俺は荒れ果てた瓦礫の中で目を覚ました。

 

頭がボーっとしている...俺は何をしていたんだっけ?

 

しばらくして頭が冴えてくると気絶する前の事を思い出した。

 

 

「ハッ!そうだ!一誠さんと悟飯さんは!?」

 

俺は急いで二人を探し始めた。

 

二人の気を感じない...無事だと良いが...

 

しばらく町の中を歩いていると小さな覚えのある気を感じた。

 

それはとても小さく今にも消えてしまいそうなほどに弱々しかった。

 

 

「!...一誠さん!!」

 

俺は急いでその場所に向かいました。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

その場に着くと壁に背を預け傍らに悟飯さんを寝かせた一誠さんがいました。

 

俺はすぐに一誠さんのもとに駆け寄ります。

 

 

「っ!...一誠さん!!」

 

 

「ん?...あぁ、トランクスか…起きたんだな…」

 

 

「はい…そんな事より!大丈夫ですか!?ボロボロじゃないですか!」

 

 

「へ…へへへ…ちっと、神器が暴走しちまってな…寿命をほとんど持っていかれちまった…」

 

 

「なんですって⁉それじゃあ悟飯さんは…」

 

その言葉に一誠さんは悲しそうな顔をして...

 

 

「あぁ…殺られちまった…すまねえ…‼オラの力が足りなかったばっかりに…!」

 

 

「そんな…悟飯さん…」

 

 

「それと悪りい…トランクス…オラもそろそろ時間みてえだ…だからちょっと…

こっちにこい…」

 

 

「...?はい…」

 

俺が一誠さんに近づくと、一誠さんは籠手を俺の胸辺りに付け

 

 

赤龍帝の贈り物(ブーステッド・ギア・ギフト)

 

『Transfer!!』

 

ドクンッ!!

 

直後、俺の中に力がみなぎりました。

 

 

「こ、これは...!」

 

 

「それは、オラの最後の力だ…よく考えて使うんだぞ…

孫じゃトランクス…すまねえけど、後は任せた…ぞ…」

 

それを最後に一誠さんは息を引き取った。

 

悟飯さんを守るようにして...

 

 

『小僧、俺が消える前にお前に一つ教えておくことがある…』

 

 

「...!その声はドライグさん…なんですか?」

 

 

『相棒は…兵藤一誠は、人造人間の一体を破壊した…そしてもう一体を損傷させた…』

 

 

「...!?」

 

一体を破壊した!?今までだって無理があったのに!

 

神器の暴走はそれほどまでに強力なのか?

 

 

『それだけ伝えておきたかった…じゃあな、幸運を祈るぞ』

 

それを最後に籠手は光を失った。

 

 

「っ...‼‼うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

俺は泣いた…ただひたすら泣いた。

 

自分が無力だった...。誰一人守れず死んでいってしまう俺の無力さが許せなかった。

 

その怒りは限界を超え、俺を超サイヤ人へと至らしめてくれたのだった。

 

 

「...人造人間!絶対に許さない!!」




オッス!オラ悟空!

いやー!一誠の覇龍すっげえなあ!あんだけ強かった人造人間たちを一撃だなんてよ!

でも、あれは悟誠には使わせねえようにしねえとな!

そんじゃ!またな

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