竜に選ばれし赤龍帝   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのあらすじじゃ...。

精神と時の部屋にて修行していた悟誠...。

しかし、謎の光によって忽然と姿を消してしまう。

飛ばされた先で悟誠を待っていたのは泣きはらした顔のアーシアと下卑た笑みを浮かべた男であった...。


「アーシアを泣かせる奴は男じゃねえ!お前をぶっ飛ばす!」

どうなる悟誠!?


異世界での会合!赤龍帝と赤龍帝!

side悟誠

 

よっ!俺悟誠!

 

アーシアを泣かした奴をぶっ飛ばした後、何故か近くにいたリアス先輩?や俺そっくりな奴に連れられてそいつらの拠点へと連れてこられたんだ!

 

その時に簡単に俺の事情を説明して帰り方が分かるまでこの家にお世話になることになった。

 

それから俺はリアス先輩の協力者として数々の事件を解決していったんだ!

 

自称悪神とかいうロキとか名乗るおっさん(超サイヤ人にならなくても余裕で倒せた)

 

リアス先輩やアーシアの子供化の解除薬の素材集め(イッセーいじめ)(素材集め時のイッセーに奴は半泣きになりながらも龍とかと戦ってたっけか...)

 

そんなこんなでイッセーの成長を見守ってたんだ!なんたって俺と同じ赤龍帝だからな...。

 

そんなある日、イッセー達が学園の修学旅行で京都に行ったんだ。

 

え?俺はいかなかったのかって?モチロン行ったさ!飛んでな...。

 

着いていけばよかっただろうとか聞こえてきそうだから先に行っておくけど...。

 

俺、もう駒王学園の生徒じゃねえからこうやって向かうしかなかったんだよな......

 

 

 

__________________________

 

 

 

で、時は進み今俺(+グレモリー眷属)は英雄派?とかいう奴らの頭領である曹操達英雄派幹部と激闘を繰り広げてんだ。

 

イッセーは曹操、木場&ゼノヴィアコンビはジークフリート、イリナがジャンヌ・ダルク、ロスヴァイセさんがヘラクレス...。

 

そして俺と匙は暴走した九尾の狐、八坂さんを相手にしていた。

 

 

「ジャアアアアアァァァァッ!!」

 

 

「オオオオオオォォォォォッ!!」

 

 

「グオオオォォォォォッッ!!」

 

黒と赤の炎が飛び交い、金色の巨大なエネルギー波飛んでいく。

 

曹操達が作り出した疑似空間の京都には幸いなことに満月が登っていた。

 

俺はそれを利用して大猿へと姿を変え、八坂さんを迎え撃つ。

 

 

「オオオオオオォォォォォッ!!」

 

 

【ゴオォォッ!!】

 

八坂さんが激しい炎を俺に向けて吐きつけてくる。

 

俺も応戦するように口からエネルギー波を飛ばす。

 

 

『喰らうかよ!!』

 

【ゴッッ!!】

 

炎とエネルギー波がぶつかり辺りに爆発を起こす。

 

だが俺はそれを突っ切り高速で八坂さんへと距離を詰めるとその首元に重い一撃を落す。

 

 

「ギャウッッ!?」

 

その行動に驚いた八坂さんは何も反応できずに気絶する。

 

 

『ふぅ、こっちはとりあえず完了か』

 

そう言うと空にある疑似の満月に向かいエネルギー波を放って月を破壊すると俺の身体は元に戻った。

 

 

「・・・なあ、俺全く活躍出来てねえんだけど...」

 

同じく元に戻った匙が何とも言えない顔で話しかけてくる。

 

 

「悪い、どうも匙だと分が悪そうだったからさ...さて、他の皆は...」

 

そう話題を強引に切り替え、俺は戦況を確認する。

 

 

戦況は最悪、イッセーとアーシア以外のみんなは倒れ傷だらけになっていた。

 

 

「まさか九尾を無力化してしまうとはね、やはり警戒すべきは赤龍帝ではなく君だったようだね孫悟誠...次はキミが俺の相手をしてくれるのかな?」

 

仲間たちと話していた曹操が俺に声をかけてくる。

 

 

「いいぜ?全員纏めてかかって来い...と言いたいところだが、お前の相手は俺じゃないみたいだ...。」

 

俺は曹操の方には向かずにイッセーの方を見る。

 

そこにはイッセーの籠手が放つ宝玉の光から現れた変質者(被害者たちの残留思念)が一つの陣を形成している所だったのだ。

 

その紋様の文字には『おっぱい』と描かれており、紋章に至ってはおっぱいをかたどったと思われる画が描かれている...。

 

そしてついにおかしくなったのかイッセーがおかしなことを口走った。

 

 

「__召喚(サモン)ッ!おっぱいぃぃぃぃぃッ!」

 

おいおい...元は同じ人物だけど、これはないんじゃないか?

 

 

『『『こいつは酷い...』』』

 

俺の中の人達(ドライグ…バーダック…エルシャ)達も呆れてるし...。

 

そんな風に見守っていると、魔方陣からは半裸のリアス先輩が現れて乳を曝け出すとイッセーがそれをつつき消えていくという謎の絵面が展開されていた...。

 

 

「孫悟誠...あれ、俺達はどうしたらいいのか分かるかい?」

 

 

「敵にそんなこと聞くんじゃねえよ...」

 

どうすればいいのかなんて俺のが聞きたいところなんだけど......。

 

複雑な心境の中、イッセーの変化を見守っているとイッセーの肩と背中に赤いオーラが集まり出しバックパックと大口径のキャノン砲が装備されていた。

 

あれは!禁手(バランス・ブレイカー)の進化なのか!?

 

 

 

『あぁ、そのようだ...。だが、小僧のあれはあの魔王が手を加えたことや悪魔の駒(イーヴィル・ピース)で転生しているからこそ出来た芸当だろう...あとは相棒も好きな『アレ』だろうな』

 

 

『間違いなくアレ(・・)だろうな...』

 

 

『えぇ、十中八九アレ(・・)でしょうね』

 

アレって何すか?

 

 

『お前が昔よく言ってただろぉが...』

 

俺が昔よく言ってた?

 

バーダックさんの言葉で頭を悩ませる...。

 

 

うーん...はっ!もしかして『おっぱい』ですか?

 

 

『えぇ、多分...というか確実にそうよ?今までの様子を見るに...』

 

そう言われてみればそうっすね...。

 

と、そんなことを話している間にもイッセーは次々に形態を変化させていき曹操を追い詰めていっていた。

 

しかし、駒の特性を禁手(バランス・ブレイカー)に『プロモーション』の効果を付与させてさらなる進化か...あれは俺自身も強くなるヒントになりえそうだ...。

 

俺は興味深げにその戦いを眺めているのだった。




オッス!オラ悟空!

悟誠の奴、新たな可能性を見つけたらしい...。

だがまだけえる(帰る)つもりはねえらしい...

次回は更に飛んでなんたらゲームでの話になっぞ!

次回!龍に選ばれし赤龍帝!

禁手の限界を超えろ!悟誠次のステージへ!

ぜってえ見てくれよな!

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