原作イッセーの進化を目の当たりにし、自身も進化のの可能性を見出した悟誠。
自身も新たな力を身に着け、意味深に出てきたスキマに潜り元の世界へと帰還するのであった...。
帰ってきた孫悟誠!そして始まるセルゲーム開催!
side悟誠
「...ふぅ」
歪なスキマのの中を潜り抜け、元の世界へと帰ってきた俺は安堵から一息ついていた。
「にしても...ハァ…」
辺りを見回してさらにため息...。
「紫さんどこに落としてくれてんだよおぉぉぉぉ!!」
そう、今俺がいる場所、それは空だ。
しかも雲が真横に見えるほどの高さというおまけ付きである...。
真っ逆さまに急降下していく俺の身体...。
このまま地面に激突すれば大惨事待ったなしは確定的だ。
「ま、地面が見えてきたら武空術使えばいいか!」
今使うと気の無駄使いだし...
そう言う訳で俺の身体はグングン勢いを上げ地上にむっけて落下していく。
それにしても......
「この真下に感じる気って父さん達のものだよな?」
近くにセルの奴の気も感じるし...どうなってんだ?
というか、俺が
感じられる気から察するに今はセルの開催するセルゲーム当日とみていいだろう...。
父さんと悟飯の他にクリリンさんやベジータの気も感じるし...ん?よくよく感じてみたら小っさい気も複数感じる...。
一般人まで来てやがるのか!?自殺志願者かよ!
・・・・とりあえず、地面がもう視界に映ってるから武空術の準備しとかないとな、よっと!
【ブンッ…】
......え?あれ?おかしいな...?勢いが止まらないぞ...?
なんで...まさか、勢いつけ過ぎてブレーキが利かなくなってる!?
ちょっ待て待て待ってくれ!止まってくれって!ふんぬぅっ!!
駄目だ、止まらない...もう地面見えてきてるし...俺帰ってきた途端に死亡確定?
ははは...泣けてくる...って、ん?
「だあぁぁぁぁっ!でやあぁぁぁっ!とあぁぁぁっ!(ドカバキゴスッ)」
おいおい、あのアフロにおっさん何やってんだよ...セルに一人で挑んでるし......
って言うかセルの奴、何一つ気にしてないな、あんだけ殴られてるのに...少しは反応してやれよ、アフロの人が可哀想だろ?
「はぁ...はぁ...はぁ...」
ほら、やり過ぎたせいでバテてるし...。
「......死ね」
...ッ!アイツあのアフロのおっさん殺す気じゃねえか!
やべえ!すぐに止めねえと!
頼む!動いてくれ!武空術!!
【ドンッ】
出来た!待ってろおっさん!今助けてやる!
「やらせるかよぉぉぉぉっっ!!」
【ゲシッ】
「おびゃっ!?」
「あ......」
やべ、間違ってアフロのおっさん蹴っ飛ばしちまった...。
おっさんは勢いよく吹っ飛んでいき、リングの柱に激突する。
【ズルズル…】
あちゃぁ、勢いつけ過ぎちまった悪い!アフロのおっさん!
内心で蹴飛ばしたことを謝りつつ俺はセルを睨みつける...。
「孫悟誠...孫悟空達とは一緒ではなかったのだな...。」
「あぁ、ちょっと野暮用があってな...」
そんなことを言い合いながら互いににらみ合う...。
「コラーッ!!俺より目立つなぁーっ!!」
煩いなアフロのおっさん...。
sideout
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side悟飯
「はぁ...はぁ...はぁ...」
先程まで果敢にセルに攻撃を仕掛けていた世界チャンピオンの人は攻撃の手を止め、バテたように息切れをしていた。
「......死ね」
セルが腕に気を纏い今にもその首を落とそうとしていることにも気が付かずに...。
危ない!僕がそう思って飛び出しかけた時だった。
「やらせるかよぉぉぉぉっっ!!」
【ゲシッ】
「おびゃっ!?」
唐突に現れた人の登場によって世界チャンピオンの人が蹴り飛ばされ吹っ飛んでいく...。
「おい、アイツは!」
「あぁ、どうやら間に合ったみてえだな...心配かけやがって」
「いったいどうやってここに...見たところ空から落ちてきたようにも見えましたが...」
「フンッようやく戻ってきやがったか赤龍帝の小僧め」
上から、ピッコロさん、父さん、トランクスさん、ベジータさんが話す。
そう、その人物は何を隠そう、僕の兄であり行方不明とされていた孫悟誠その人だったのだから...。
sideout
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side悟誠
「コラーッ!!俺より目立つなぁーっ!!」
リングの端で叫ぶおっさんの叫びを聞きながら俺はセルと対峙する。
「先程の奴では何も面白みがなかったところだ...。今度はお前が相手をしてくれるのかな?」
「あぁ、と言いたいとこだけど、俺の番はまだみたいだ」
「なに...?」
セルの疑問に答えるべく俺は背後で叫ぶおっさんの方を見る。
「くそーっ!まだ私は負けていないぞぉーっ!」
「ほら、あのおっさんはまだやる気みたいだからな、だから俺の番はまだって訳だ」
しかしセルはうんざりとした表情をして言う。
「私はあんなザコよりも貴様と戦いたいのだがな...」
「まあ、あぁ言ってるんだし、もうちょっと相手してやれよ、少しは楽しめるように手を貸してやるから、三十秒だけ待ってろ」
「......いいだろう」
セルの了承を得て俺はリングを降り、おっさんの所に向かった。
「ブーステッド・ギア!」
『Boost!!』
俺は
「よっ!おっさん、アンタこの大会に出るとか勇気あるな」
「なんだ貴様、私の事を知らないのか?世界チャンピオンのミスター!サタンだぞ?」
世界チャンピオン?あぁ、そういや前に亀のじいさんとこでチラッと見たような...。
「そのチャンピオンさまがどうしてこんなところにいるんだ?」
その問いに金髪に黒サングラスのおっさんがミスターサタンの代わりに答えてくれた。
「ミスターサタンは地球の危機と聞いてセルを倒すべくこの大会に参加を決めてくださったんだ!」
なるほど、つまりは実力差が分かっていないお馬鹿さんってことだな?
『Boost!!』
おっと、そろそろ三段階目の倍化が溜まったな。じゃあこのくらいでストップと!
『Explosion!!』
よし、これなら!
「おっさん...じゃなかったミスターサタン、俺、アンタのファンなんだ!握手してくれよ!」
そう言って俺は籠手の着いた左腕を差し出す。
「ほおぉ、そうかそうか!いいぞ!」
とても嬉しそうに右手を差し出し俺の腕を掴むサタン。
いまだ!
「
『Transfer!!』
籠手からそんな機械音声がなり俺の倍化した力がサタンへと譲渡される。
「うおっ!な、なんだ!?力が流れ込んでくるぞ!」
「俺の熱い思いです!どうかそれでセルを倒してください!」
コイツ単純そうだし、こうでも言っておけばすぐ勘違いするだろ。
「お、おぉそうか!では君の思いしっかり受け取ったぞ!覚悟しろセルめぇぇぇぇ!!」
勢いよくセルめがけて突っ込んでいくサタン。だが...。
「うるさい...。」
【バチンッ】
「うぼっ!」
一撃で場外...ってか遠くの岩肌まで飛んでったぞ?あれは痛そう...。
まあ、なんだ...サタンのおっさん...強く生きてくれ!
オッス!オラ悟空!
いよいよ始まったぞセルゲーム!この戦いでセルに勝たねえと人類...いや、全宇宙がパーだ...。
まずはオラから...んっ!?なんだこの気は...!
いぃっ!?アイツかぁ!?
ん?なんだ悟誠、アイツの相手は俺がする...?
次回!龍に選ばれし赤龍帝!
セルゲーム開始!起き上がる謎の挑戦者!
ぜってえ見てくれよな