竜に選ばれし赤龍帝   作:榛猫(筆休め中)

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前回までの龍に選ばれし赤龍帝...。

セルを倒してから、七年の月日が過ぎ、高校生と社会人へと成長した悟飯と悟誠。

悟飯が学校に馴染めるか心配して見守る悟誠に何かに見られているようで落ち着かない悟飯......。

そんな風にして、悟飯の高校生活は幕を開けるのだった。


誕生!次代のニューヒーロー!?その名は悟菜帝!

side悟飯

 

 

「ふうん、正体がバレないように、完全な変身がしたい...ね」

 

学校が終わり、僕はブルマさんの家へと来ています。

 

 

「はい、ブルマさんならきっと、良いアイディアがあると思って学校帰りに寄ったんです。何か良い方法ありませんか?」

 

 

「あるわよ、あたし天才だもん。

要するに、変身スーツをカプセルのように粒子に変えておいて、いつでも装着できるようにすればいいのよ」

 

 

「本当ですか!ぜひお願いしたいんですが!」

 

こんなことがすぐに考えつくなんて、流石はブルマさんだ!

 

 

「それにしても、悟誠くんの言ったとおりだったわね、まさか本当に来るとは思ってもみなかったわ」

 

 

「え?兄さんが来てたんですか?」

 

 

「えぇ、『悟飯くんが何か大事な相談にやってくると思うから相談に乗ってあげて欲しい』って言いに来たのよ」

 

 

「そうだったんですか...」

 

兄さん、どうして僕がここに来ることが分かったんだろう......。

 

 

「とりあえず、作ってみるわ。デザインに希望はある?」

 

 

「あ、じゃあ兄さんが付けているあの鎧みたいにすることって出来ますか?」

 

あの鎧のフォームかっこいいんだよね!もし着るんだったら僕もあんな感じのカッコいいものを着たいよ!

 

 

「あの鎧みたいに?分かったわ、それじゃああれをモデルに作るわね、二時間ぐらい待ってて」

 

 

「二時間で出来るんですか!?すみません、どうもありがとうございます!」

 

 

「じゃ、ちょっと待っててね」

 

 

「あ、その、トランクスくんはどこですか?じっと待ってるのも退屈ですから」

 

 

「トランクスなら、多分重力室でベジータにしごかれてんじゃないかしら?」

 

 

「へ?ベジータさんに...?」

 

あのベジータさんが...見てるのかな?

 

 

「そろそろ本格的の鍛え始めてもいいころだからって格闘技教えてんのよ。トランクスを悟飯くんや悟誠くんより強くしたいらしいわ」

 

 

「へえ、怖いですねそれは...」

 

僕はともかく、兄さんを抜くのは難しそうだろうなぁ......。

 

なにしろ最近サボっちゃってる僕と違って、兄さんは未だに修行を続けてながら働いてるんだから。

 

そうしてブルマさんを見送った後、僕はトランクスくんを探しに外の重力室へと向かった。

 

 

 

 

____________________

 

 

 

 

重力室について顔をのぞかせると、ちょうどトランクスくんが汗をぬぐっているところだった。

 

 

「よぉ、トランクス」

 

 

「?あぁ!悟飯さん!いつ来たの?」

 

相変わらず元気そうだなぁ、この子は。

 

 

「さっき来たばかりさ、なあ、お父さんに修行してもらってるんだって?」

 

 

「うん!」

 

そう話していると、重力室の奥の扉が開いて、私服姿のベジータさんが出てくる。

 

 

「あ、ベジータさん、お邪魔してます」

 

 

「あぁ...」

 

ベジータさんはそのまま僕目の前まで来ると、不意に足を止めて、再度口を開いた。

 

 

「......悟飯、体が鈍っているぞ...。いくら平和でも、鍛錬はしておけ、兄を越えたいんだろう」

 

そう言うとベジータさんは部屋を出て言ってしまった。

 

 

「は、はい...」

 

あちゃぁ...やっぱり直ぐに分かっちゃったか...兄さんの事を出されるとちょっと痛いなぁ......。

 

ポカンとしている僕にトランクスくんが声を掛けてくる。

 

 

「ねえ、今日は何して遊ぶ?」

 

 

「あ、あぁ、そうだね...」

 

 

 

 

____________________

 

 

 

 

「悟飯くーん!出来たわよ!はい、これ」

 

そう言ってブルマさんが渡してきたのは腕時計の形をした何かだった。

 

僕はそれを左腕に付けてみる。

 

 

「この赤い方を押せばいいんですね」

 

 

「そうそう」

 

 

「いいなぁ、おかあさんぼくにも作ってよ!」

 

トランクスくんの言葉を聞きながら僕は言われた通りに赤いボタンを押した。

 

 

【ブゥゥゥゥンッ】

 

そんな音と共に瞬く間に僕の姿が変わる。

 

 

「わあぁ!これですよこれ!カッコいいじゃないですか!」

 

その姿は兄さんが纏う鎧の瓜二つの色違いだった。

 

 

「でしょう?似せるのに苦労したんだから」

 

 

「ありがとうございますブルマさん!こんなの来てみたかったんですよ!」

 

 

「いいなぁ、おかあさんぼくにもあれ作ってよ!青いやつ!」

 

 

「はいはい、また今度ね」

 

 

「あはは...じゃあ僕はそろそろ帰ります」

 

 

「そう?気を付けて帰ってね、チチさんによろしく」

 

 

「はい、それじゃあ、またな、トランクス!」

 

 

「また来てね!悟飯さん!」

 

こうしてブルマさん達に別れを告げ、僕は内へと帰っていくのだった。

 

 

それにしても兄さんはどうして僕がここに来ることを知ってたんだろう......?




オッス!オラ悟空!

悟飯、おめえホントに悟誠が好きなんだな!

だからってすぐ間tら変身するんはどうかと思うぞ?

ん?それ、悟誠の真似か?


次回!龍に選ばれし赤龍帝!

初実践!?頑張れ悟菜帝!

ぜってえ見てくれよな!
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