竜に選ばれし赤龍帝   作:榛猫(筆休め中)

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前回までの竜に選ばれし赤龍帝......

二人を見つけて様子見ていた悟誠。

いざ修行をつけようとしたところ悟飯の学友であるビーデルがやってくる。

悟誠はビーデルを含めて三人の修行をつけてやることにするのだった。


気を掴め!ビーデルのトリックマスター修行!

side悟誠

 

 

「......ねぇ、孫 悟飯くん」

 

 

「えっ...な、なんですか?」

 

俺を確認した野次馬娘ことビーデルが悟飯に問い掛ける。

 

 

「私は空を飛ぶ方法を教わるために来たのよ…な の

に!これはどういうこと!!」

 

 

「いや、えっと...この人は僕の兄さんでさ、武道会に備えて修行をつけてもらおうと思って呼んでたんだよ」

 

たじたじだなぁ、悟飯のやつ

 

 

『いくら強かろうといつの時代も女は強いということだろう』

 

かもな...。俺も18号には頭が上がらないし......

 

まあ、とりあえずそんなことより今は......。

 

未だに続いている二人のやりとりが途切れるのを見計らって声をかける。

 

 

「話を聞くに、そっちの子は武空術を習いにきた...ってことで良いのか?」

 

 

「えぇ、そうなんです。けど、まさかこんなに早く来るとは思ってなくて...」

 

なるほどな、予想より大分早く来ちまったってとこか。

 

なら、俺がやることは一つだな!

 

 

「そうか、話はわかった。なら、折角来てもらったんだ。俺がついでに見てやるよ」

 

 

「えぇっ!?兄さんがですか!?」

 

なんだ悟飯のやつ、そんな驚くほどのことか?

 

 

「あぁ、どうせお前らを鍛える直すために来たんだ。一人や二人増えたところでたいしたことねえよ」

 

 

「は、ははは...流石は兄さんだ」

 

何が流石なのか知らねえけど、とにかく

 

 

「そう言うわけだ、武空術を教えるついでにお嬢ちゃんも鍛えてやるけど、どうする?」

 

 

「本人の話を聞かないで勝手に決めないで!お断りよ!!」

 

ありゃ、やっぱその勝ち気な性格が邪魔するか...なら!

 

 

「そうか、それなら仕方ない、これじゃあ大会優勝どころか、悟飯にも勝てねえだろうにな」

 

 

「...!......ちょっと、それどういうことよ」

 

おっ、食い付いてきたな?

 

 

「言葉通りの意味だよ。今のお前じゃ悟飯どころかそこの悟天にだって勝てやしねえよ」

 

 

「~ッ!!良いじゃない、そこまで言うんならやってやるわよ!!」

 

よしよし、上手くいったな。

 

『上手く乗せたな、相棒』

 

あぁ、こういう奴はちょっと煽ってやればすぐ乗ってくるからな

 

『なるほど、相手の性格を利用したか。相棒にしてはやるじゃないか』

 

ドライグ、それ誉めてんのか?

 

『もちろんだ、俺が相棒を貶めるわけがなかろう』

 

......うーん、なんか腑に落ちないけど、まあいいや、とにかくやるぞ!

 

 

「武空術を教えるにあたって、一つ確認したいことがある。えーっと、お前、名前は?」

 

 

「ビーデルよ」

 

 

「そうか、じゃあビーデル、武空術、空を飛ぶ術を学ぶにあたって一つ重要なものがある。『気』というものだが、知ってるか?」

 

 

「キ...?なによそれ」

 

やっぱ知らないか、まあ当然と言えば当然か。

 

 

「気ってのは...そうだな、悟天、あの岩に気攻波を撃ってくれ」

 

 

「え?うん!よく見ててねおねーさん」

 

そう言うと悟天は右手から気攻波をポッと云音ともに撃ち出した。

 

ドウンッと音を立て砕け散る岩。

 

 

「..................」

 

目、見開いて呆けちまって...女子のする顔じゃねえだろ

 

 

「サンキュー悟天、まあ、これが気ってやつだ。お前達のとこでは何て言うんだ?」

 

 

「え?そうね...トリック...かしら?」

 

ん?トリック...?

 

 

「トリックとは全然ちがうよ。仕掛けなんかないもん」

 

 

「う、うるさいわね!知らないわよ!こんな魔術みたいな力!!」

 

悟飯にだけは威勢がいいなこの娘っ子。

 

それにしても知らないときたか、まあ予想通りではあるが...

 

 

「ね、ねえ!ひょっとしてキがないと空を飛べないの!?」

 

 

「だ、大丈夫だいじょうぶ。気は誰にでもあるものだから、コントロールが難しいだけでね」

 

 

「ほんと!?」

 

めちゃくちゃ悟飯に食い付いてるビーデル。

 

ともかくビーデルに気の使い方を教えるところから始めねえとな

 

 

「あー、盛り上がっているとこ悪いが、話を進めさせてくれないか?」

 

 

「あっ、ごめんなさい...つい」

 

 

「すいません...兄さん」

 

申し訳なさそうに謝る二人。そんな気にする事でもねえんだけどな。

 

 

「ともかく、まずは気のコントロールをビーデルに教えるところから始めるぞ。悟飯、お前が呼んだんだから責任持ってお前が教えてやれ。悟天、武空術は少し待っててくれ、その代わり先に修行見てやるからな」

 

 

「あ、はい!」

 

 

「うん!わかったよ!」

 

良い返事だ、さて、じゃあやるか!

 

 

 

 

_____青年指導中_____

 

 

 

 

「よーし、悟天、思いっきりこい!あっ(スーパー)サイヤ人にはなっちゃダメだぞ?」

 

 

「どーして?不良だと思われるから?」

 

不良て...そういや母さんはあの姿(超サイヤ人)を不良だって言ってたな。

 

 

「まあ、そんなとこだ。悟飯の友達に不良だなんて思われたくないだろ?」

 

 

「え?うーん...ボクは別にいいけど」

 

良いのかよ!?ま、まあ今はいいか

 

 

「ともかく、アレはなしだ、兄ちゃんも空を飛ぶのなしでやってやるから」

 

 

「......ホントに飛ばない?」

 

…?なんか凄くジト目を向けられてるんだが

 

 

「あぁ、絶対に飛ばない。約束だ」

 

 

「わかった、じゃあいくよ!!」

 

来た!さぁて、どのくらい強いのか、見せて貰うぞ悟天!!

 

 

 

 

___兄弟組手中___

 

 

 

 

悟天と組み手をしていたらいつの間にか昼になっていた。

 

俺達は、一度家にもどって昼食を取っていた。

 

 

「あ、ありがとう...お昼いただいちゃって...」

 

 

「しょうがあんめえ、一人だけ食わせねえわけいかねえかんな」

 

母さんとビーデルのそんなやりとりをしながら飯を食っていたら、18号が話かけてきた。

 

 

「それで、修行はどんな感じなのさ?」

 

 

「ん?あぁ、今はそこの奴に気を教えるところからだからたいして進んじゃいねえよ」

 

悟天の強さが想像以上だった事くらいだな

 

『確かにかなり鍛えられていたな、チチの育て方が良いらしい。相棒もウカウカしてたら追い抜かれるんじゃないか?』

 

冗談言うな、悟飯じゃあるまいし、そう簡単に抜かれるかよ......

 

『さらっと義弟を乏しめたな...』

 

それだけサボってたあいつが悪い。

 

 

「そうかい、大会まであまり時間もないんだ。ゆっくりやってたら間に合わなくなるよ」

 

 

「分かってるさ、それまでには間に合わせる」

 

もうほとんど覚えちゃいないが、ドラグ・ソボールの展開ならこの後何かが起こったはずだし、それまでには備えておかねえと

 

そんな決意を胸に俺は母さんと18号の料理を掻き込むのだった。

 

 

「行儀悪いね...掻き込むんじゃないよ!」

 

怒られた...解せぬ




オッス!オラ悟空!!

悟飯達も修行始めてんだな!悟誠の修行はオラも知らねえからちょっとワクワクしてくっぞ!

...ま、オラ死んでっから出来ねえんだけどな、ははは!!


次回!龍に選ばれし赤龍帝!

気を御せよ!空を駆けろビーデル!

ぜってえ見てくれよな!!



次回なんて言ってっけど、今年はこれで終わりらしい!またな!!
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