竜に選ばれし赤龍帝   作:榛猫(筆休め中)

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前回までの龍に選ばれし赤龍帝......。

界王神に本来の目的を聞き、協力することを選んだ悟誠たち戦士一行。

悟飯を襲った不届き者の後を追ってある荒野に到達する。
そこに現れたのは二人の人物であった。


強襲!暗黒魔界の王ダーブラ!

side悟誠

 

 

『用心しろ...。』

 

ドライグにそう忠告され、俺は五人の様子を伺う......。

 

少し様子を見ていると、五人の様子が変わった。

 

正確にはアジトに戻って来たらしいスポポビッチの方にだった。

 

二人(スポポビッチとヤムー)が中から出てきた二人に向けて何かを手渡し、なにやら会話をしていた時だった。

 

スポポビッチが突然もがくように身を捩らせ始めた。

 

な、なんだ...!?

 

更に様子を伺っていると、スポポビッチの姿が膨れ上がり始め、そして......

 

 

【ボンッ】

 

そんな音を立てて弾け飛んだ。

 

 

「あっ...!!」

 

悟飯が驚愕した声を上げる。

 

『......惨いことをする...。仲間じゃなかったのか...』

 

 

『いや、ありゃ仲間っつうより捨て駒だな...。さしづめ使いパシリのいい奴をコマにして使う...胸糞悪い野郎だ...』

 

ドライグとバーダックさんが俺の中で会話するのを聞きながら俺は複雑な気持ちになる......。

 

こんなひでえこと...あるかよ......

 

アイツらは奴らを信じて着いてきたんじゃないのか...洗脳されたにしたって、それでも言うことを聞いて着いてきてくれてたんじゃないのかよ......

 

これが...コレが魔道士のやり方かよ...!!

 

俺の中で怒りがふつふつと湧き上がる。

 

悟飯をやられた時とはまた違う怒りが湧いてきて、俺は飛び出しそうになる。

 

 

「!!やめろ悟誠!今は様子を見るんだ!!」

 

父さん...ではなくクリリンさんが俺の様子に気づいて慌てて止めてくる。

 

 

「けっ...けどっ...!!」

 

 

「お前が怒る気持ちも分かる...だが今はまだ動く時じゃない...。 もう少し、もう少しだけ待つんだ!」

 

 

......そうだ、怒るのは今じゃない...。ここで爆発させてもいいことなんて何も無い...。今はこの怒りを溜めよう...来るべき時に備えて......

 

真剣な表情のクリリンさんの言葉に俺は冷静になり始める

 

 

「......分かりました。クリリンさん、ありがとうございます。お陰で頭が冷えました......」

 

 

「あ、あぁ...それなら良かった...」

 

 

「二人とも、見ろ...ヤムーとやらも殺られたそ」

 

そんなピッコロさんの言葉に俺が前を見ると、そこでは確かにヤムーが爆散させられていた。

 

どうやらスポポビッチがやられたのを見て逃げ出した所を狙われたみたいだ......

 

逃げ出す奴まで...どこまで...ヤツらはどこまでやりゃ気が済みやがる......!!

 

怒りを溜め込みながら俺はヤツらの様子を伺う。

 

すると、魔道士バビディと呼ばれた男は再び中へと消えていき、ダーブラと呼ばれた大男のみが残った。

 

どういうことかと様子を見ていると、ダーブラが不意に不敵な笑みを浮かべてこちらを見ているじゃないか......

 

ま、まさか......!!

 

 

「バレているぞっ!!オレたちのこと...!!」

 

ベジータが慌てたように大声をあげる。

 

その直後、ダーブラが動き出した。

 

一直線に俺たちの方へ飛んでくる。

 

やべぇ...何とか迎え撃たねえと...!!

 

『相棒!奴の軌道上、狙われているのはキビトとやらだ!!』

 

なんだってっ...!!だとしたら守らねえと...!!

 

 

「バランスブレイク!!だああぁぁぁあああっ!!」

 

『Welsh Doragon Balance Breaker!!!!!!』

 

そんな機会音声を聞く前に俺は動き出し、渾身の蹴りを繰り出すのだった。




オッス!オラ悟空!

ご、悟誠のやつ、ダーブラとやり始めちまいやがった......。
けど、どうすんだ...!!アイツの実力はかなり高ぇ...
悟誠!無理すんな!!おめえが死んじまうぞ...!!

次回!龍に選ばれし赤龍帝!

キビトを守れ!悟誠決死の防衛戦!

ぜってえ見てくれよな!
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