妖精世界の竜神 作:妖精さん
漫画はもってないので、基本的アニメになります。
ルーシィは病室に直行し、俺はそのまま見ていく。第二試合は特に良さそうなのは無かった。でも、一言言うなら爆発しろ! これにつきる。だって、ブルーペガサスとラミアスケイルの二人がイチャイチャ、ラブラブしやがるのだから。
第三試合、
『第三試合はフェアリーテイルBのミストガンVS
「「「うぉおおおおおおぉぉぉぉぉ!!」」」
「ジュラだぁぁぁぁっ!!」
これはとても気になる。
「今回は出る訳にはいきませんから、彼のお手並みを拝見いたしましょう」
「……了解……」
しばらくしていると、メイビスが震えだした。
「初代?」
「お、お手洗いにいきたいので……オーフィスの事をお願いしますね」
「はっ、はい」
幽霊なのにトイレとはこれいかに。でも、聖天大魔道士とかいうとんでもない魔導士らしいから、美味しい魔法を頂けるはず。そう思ってみていると、大量の土で出来た
「五重魔法陣・御神楽」
相手の上空に魔法陣を五重に展開させ巨大な光線を振らせる。爆発が起き、土煙で視界が遮られる。そんな中から土で出来た巨大な拳がミストガンへと向かっていく。
「三重魔法陣・鏡水!」
ミストガンは三重に魔法陣を展開させ相手の放った魔法を反射する。
「ふん!」
それをジュラは簡単に曲げて跳ね返す。それに驚いたのか、ミストガンが吹き飛ばされた。
『強い! やはり聖天大魔道士の称号は伊達じゃない!』
「ど、どうですかな?」
「……面白い……」
土魔法と三重魔法陣、五重魔法陣は解析して覚えた。次はなにが飛び出してくるか、期待する。
「やはり、付け焼き刃の魔法で勝てる相手ではないか……
ミストガンが魔法を発動すると、身体全体が光り輝いて高速で移動していく。それに対してジュラは作り出した壁をブロックにして飛ばしていく。そして、ミストガンを捕らえた。
「
空に描かれた七つの魔法陣が北斗七星を描き、無数の光線が放たれる。
「
巨大な仏像の様な形をした岩を出現させ、敵の攻撃を防ぐ。本当に天体魔法も土魔法も素晴らしい。でも、決着がつかない。それから、ミストガンが不思議な恰好をした。
「真・天体魔法……
「これは……」
「ぐはっ!? なんだこの辛さは……」
「……」
ミストガンが苦しみだし、魔法を中断して笑い出した。原因はあの魔法。マギリティ・センスという物。それが外部から放たれた。場所は数キロ先の建物の上。
「……メイビス、あれ、倒して……いい……?」
「う~ん、まあ放置でいいでしょう。おそらく、仲間でしょうしバレたら困ります。明日からはオーフィス、お願いしますね」
「……ん……」
それから、酒場に移動してギルドメンバーを紹介して貰う。
「さて、皆に集まって貰ったのは他でもない。こんな時じゃが、新メンバーを紹介するぞい。初代の秘蔵っ娘、オーフィス・ヴァーミリオンじゃ!」
「……我、オーフィス・ヴァーミリオン……よろしく……」
「おおう、ってことはつええのか?」
「……我、強い……?」
俺の背中に抱き着いて、頭の上に顎を乗せているメイビスに聞いてみる。
「強いですよ~きっと、最強ですよ~少なくとも防御力は」
「なら、俺と戦え」
そういって来たナツ・ドラグニルに指でくいくいっとやってみる。
「上等っ! 行くぜっ!」
殴りかかって来るナツにフォークを持って、雷の滅神魔法を使って投擲する。某超電磁砲のように。
「うぉぉぉぉっ!?」
「おっ、雷使いか」
「というか、やめんか! 弁償せねばならなくなるであろう! それと自己紹介をせんか!」
それから自己紹介を受ける。こちらも自己紹介をしていく。
「で、聞きたいんだけど、私に何をしたの?」
身体を引きずりながらこちらへとやって来たルーシィ。
「……我の力……貸し与えた……」
「ああ、ありがとう。でも、なんかあれからかなり魔力が上がってるんだけど……それに最後に使った魔法って」
「……やる……好きに使う……」
「やった。でも、もうあんな痛いのはごめんかな~」
「……お前、次第……」
そのままお酒をちびちびと飲んで別れた。お酒、美味しい。この身体になって、特に飲みたくなってくるかもしれない。お酒を飲んで、適当にごはんを食べてから用意してもらった部屋で眠った。
今日はメイビスと共に一緒にフェアリーテイルBへとやって来た。
「それで、確かオーフィスといったな。そいつがリザーブメンバーか」
「……我、出る……」
「おいおい、俺が出るっての」
「まあまあ、ここは任せてあげてください」
「そうだな。実力を見せて貰おうか」
「そうね、それじゃあオーフィスちゃんがお願いね?」
「……我、任せる……」
「いいや、俺が出る」
ガジルが反対をする。仕方ないので、また今度にする。
「むぅ、仕方ありませんね。なら、負けたらいう事を聞いて貰いますよ」
「おうよ」
次の競技は走っている戦車の上をいち早く走り抜けてゴールするという競技だった。結果は乗り物酔いでフェアリーテイルAとBは6位と7位になった。というか、なぜ乗り物の上を走る競技で乗り物酔いをするナツ、ガジル、スティングの三人が出たのか意味がわからない競技になった。セイバートゥースのスティングはリタイアして、ガジルとナツは一生懸命にあがいてゴールした。そのお蔭で、当初はブーイングばかりだったが、今では声援が聞こえる。そして、次の試合は出番がないので少し出かける。
「……お小遣い、頂戴……お菓子……買う……」
「あらあら」
「おいおい、いいのかよ」
「あげてください。三食昼寝、おやつ付きで契約しましたので」
「無駄遣いしちゃだめよ?」
「ん」
ミラからお金を貰って売店に買いに行く。ミーティアで加速して、さっさと購入して防壁の上から端っこに腰かけて足をぶらぶらさせつつ試合を見ていく。エルフマン対バッカス。観戦していると、向こうから四人組人をかついで走ってきた。その後ろにナツ。
「ちっ、誰かいやがるぞっ!」
「餓鬼だ、無視しろ」
「おお、良い所に! オーフィス、そいつらを捕まえろ! ウェンディを、ギルドの仲間を攫っていこうとしてやがる」
「……了解……崖錘、ミーティア」
「フェアリーテイルの仲間かっ! ぐべらっ!?」
「なっ!?」
土の杭を作り出し、強打すると同時に加速して女性と少女、猫を助け出す。後は身体を土でかためて動けなくしてしまう。
「……情報、吐かせる……」
「だな」
「……任せる……こっち、みる……」
小さな少女、ウェンディを見る。聞いた話ではレイヴンテイルに襲われて魔力を全て奪われたみたいだ。魔力が回復中の今なら強化がしやすいかも知れない。話を聞いた限りだと、受け入れてくれそうだし。
「ここは……」
「……お前、ウェンディ……?」
「そうです。あなたは?」
「……オーフィス……ヴァーミリオン……仲間……」
ウェンディを抱きながら答える。
「おう、そいつは新入りだ。無茶苦茶つええらしいぞ」
「そうなんですか! 私ももっと強くなりたいです」
「力、ほしい?」
「……欲しいです。あんな悔しい事、もう二度といやです……皆に沢山迷惑かけてしまって……」
涙を流しながら答えてくれるウェンディ。可愛い娘の涙は堪える。
「なら、やる」
「え? え? 本当に?」
「まじか。俺も欲しいぞ」
「やる」
蛇を作り出して渡してやる。
「へ、蛇ですか?」
「なんだこれ?」
「飲む。魔力拡張。急成長」
「急成長っ!? 気持ち悪いけれど飲みます!」
「まじか?」
「だって大人になれるかも! 身長や胸が成長するかも! えいっ!」
ウェンディが飲み込むと苦しみだす。でも、身体は変わらないと思う。むしろ、固定される可能性が……
「あんた、何を飲ましたの!」
「これ」
「これって」
黒い蛇。ウェンディはぐったりしてきたので、抱き上げて連れていく。ナツも食べて苦しんでいる。こちらは引きずっていく。
今回は何故か適応するのがルーシィよりも早かった。不思議。でも、構わない。それから、皆と一緒に観戦していく。セイバートゥースのユキノとカグラの試合。ユキノは十三番目の精霊である蛇遣座の星霊・オフィウクスを召喚した。それは巨大な禍々しい蛇だが、カグラに斬られて負けた。蛇を使うユキノは気に入った。欲しい、機会があれば狙おう。
夜、俺は外に出て修行を行う。覚えた魔法は色々とある。特に使えるのが移動に便利なミーティア、それに土魔法。カグラの剣術は剣を使わないのでない。ビーストソウルはすこし気になる。なので、郊外に出て練習してみる。
「……びーすと……そうる……でもんず、そうる……」
姿がみるみるとかわり、巨大な蛇、龍の姿へと変化していく。ユキノが召喚したオフィウクスよりも巨大で禍々しい龍。
「これ、びーすと違う。我、どらごん」
これはこれで使えそうだけれど、街の方が騒がしくなった気がする。直ぐに元に戻ったら未完成だった、真・天体魔法を使ってみる。
「せーま」
星空に黒い雲を発生する。そして、そこから巨大な隕石が降って来る。とりあえず、殴り飛ばしてはじき返す。
「そこまでよジェラール!」
「そうよ、何を考えて……あれ? ねえ、ウル違うみたいよ」
「……あなた、何者?」
「……我、オーフィス。オーフィス・ヴァーミリオン。フェアリーテイル」
「あ、フェアリーテイルなんだ」
「ん」
「でも、なんであんたがそれを使えるのよ?」
「……我、覚えた……」
「え、そんなはずは……」
「昨日、見た。お前達……見た……邪魔した。許さない」
お蔭でミストガンが笑いものになった。それはフェアリーテイルが笑いものになった事。つまり、作ったメイビスも笑われた事になる。それは許せない。俺にとってメイビスは大事な存在だ。だから、許せない。
「もしかして、見られてたのか。じゃあ、私の魔法を見せるから、許してくれないかしら?」
「……なら、許す……」
一応、彼らは味方という事だし、メイビスも放っておいていいといった。魔法を見せてくれるなら別に構わないと思う。だって、こっちが強くなれるのだから、その分メイビスを助ければいい。
「じゃあ、これね。時のアーク」
「……時のアーク、覚えた」
「うそっ、でたらめじゃん!」
「っと、やばい! 兵士がいっぱいこっちに来てるよ!」
「逃げるわよ。あんたも逃げなさい」
「……わかった」
さっそく、時のアークを使って時間を止めて移動する。魔力が消費した気がする。でも、たいしたことない。
夜、街を歩いていると俺の聴覚が面白い話を聞きつけて来た。
「メイビス」
「はいは~い。なんですか? 夜のお菓子はだめですよ?」
「……我、お願いがある……」
「構いませんよ。ですが、わかっていますね?」
「……大丈夫……」
俺は宿屋に入り込んで奥へと向かう。そこでは一人の少女が全裸で沢山の男達や女達に囲まれて土下座をさせられていた。身体の恥ずかしい場所を至る所まで見せている。
「短い間でしたが、お世話に……なりました……」
「さっさと消えろ、ゴミが……いや、その前に迷惑をかけた分、身体で支払わせるのもいいか」
「っ!?」
泣き出すユキノ。
「……却下……我が貰う……」
「何?」
堂々と歩いて彼女の下へと向かう。俺が進むと道が開き、彼女の前に立つ。
「何者だ」
「……フェアリーテイル、オーフィス・ヴァーミリオン……」
「ほぅ、フェアリーテイルが何の用だ?」
「……ユキノ……捨てた……だから、貰いに来た……我、ほしい、お前、要らない。問題無い」
「あっ、あのっ」
「おいおい」
「まあ、確かに最弱ギルドがお似合いじゃね?」
「確かに」
「っ⁉」
「さっき、消えろ、言った。なら、問題ない」
ユキノに服を渡して身体を隠させながら手を掴んでさっさと出ていく。
「待て。まだ罰は終わっていない」
「そうだ。ここまで来てただで持ってけると思っているのか?」
「……もう、紋章は消している……ギルド、関係ない……だから持っていく……」
「ふん、ならばあとで持っていくがいい。壊れているかもしれんがな」
こちらへとやって来るマスターであろう、男。同人みたいなエロエロ展開をする気か。うらやまけし……ごほん。ユキノは可愛がって愛でるもの。蛇遣いだからちょうどいい。我のものにする。
「……メイビス、こいつ、潰しても問題、ない……?」
「ありませんね。あ、でも出場選手は駄目ですよ?」
「……了解……」
「何を言っている、小娘……」
「……五月蠅い……雑魚が……」
接近して殴る。吹き飛んだ。跳躍して殴る。ミーティアを発動させ、雷の滅神魔法を使いつつ空中コンボを決めて殴る殴る殴る。地上に落とさない。関電させてただのサンドバックにする。でも、油断したら反撃してきてコンボが中断される。だから、時のアークで元に戻す。
「おい、アイツが使っているのって……」
「馬鹿な、有り得ん……」
「なんだ、これは……」
「きっ、さまぁああああああぁぁぁぁっ!!」
残念ながら時のアークのクールタイムで蹴られて弾き飛ばされた。でも、ダメージは無いので身体を調べて首をかしげる。少し痛いかと思ったけれど、痛くなかった。
「……面倒……ユキノを虐めた分……喰らえ……集え……妖精に導かれし光の川よ……照らせ、邪なる牙を滅し、消滅させる為に……死ね」
自分でもしっかりとわかるくらい魔力を込めて発動させる。
「待ってくださいっ!」
「ん?」
「私がついていきます。なんでもしますから、これ以上は……」
ユキノが俺に縋り付いてくる。大勢の前で全裸にされて紋章を消し、土下座事までさせられたのにこんな奴らの事を思うなんて、ユキノは天使だ。
「……」
「いいんじゃないですか? 目的はこの娘ですよね。だったら、大魔闘演武で倒しても問題ないですし。それに、それだけ魔力を込めたら……王都が消し飛んじゃうぞ♪」
「……了解、お前、我のもの……」
「は、はい」
メイビスに教えて貰った方法でフェアリーテイルの紋章を刻み込む。これで、彼女は大丈夫。
「行く」
「は、はい」
そのまま進んでいくと、女性が入って来た。
「派手にやってくれたようじゃな」
「ん、貰いに来ただけ。喧嘩売られた、買った」
その言葉に他の連中も武器を構え、魔法を用意していく。それらを解析して全て自分の物に変えていく。
「そうか。皆の者、落ち着くのじゃ。決着は大魔闘演武でつけるがよい。その方もよいな?」
「……問題ない……勝つのはフェアリーテイル……揺るぎはない……」
そのまま、ユキノの部屋に行って荷造りをして貰って一緒に移動する。美少女天使ユキノ、お持ち帰り。
「あの、なぜ私を……」
「……行く場所……他、ある……? なら、聞く」
「いえ、ないですが……」
「なら、問題……ない。我、お前、気に入った……メイド、なる……ちゃんと、養う」
「メイドですか? わかりました。よろしくお願いします」
宿屋に戻っておじいちゃんに説明したら、物凄く怒られた。
「初代がついていながら、なんて事をしておるんですか!」
「ごめんなさい……」
「……反省、している……後悔、していない……」
二人で正座させられてがみがみと言われていく。足を二人で擦りだす。痺れてきた。そこをアスカにつんつんされて悲鳴にならない声をあげる。
「……責任取る……幸せにする……」
「えっ、えっと、それって……」
「いや、そういう事じゃ……」
「? 拾ったら、最後まで……責任……持つ……それに……」
ユキノがさせられていた事を説明すると、おじいちゃんがぶち切れだしたので皆が止めた。でも、皆も起こっている。ナツや数人が飛び出そうとしたが、直にラクサスに鎮圧された。
「なにすんだよ!」
「そうだそうだ!」
「ああ? 大魔闘演武で決着つけるって決めて来てんだろうが。だったらうだうだせずにきっちり大魔闘演武で叩き潰してやれ。いいな? 負けたら片腕がなくなると思え」
「「へい!」」
「爺もそれでいいよな? それとも暴れるか?」
「ええい、もう落ち着いたわい! それで、ユキノさんじゃったか。こうなってしまえば主はもうわしの子で皆の家族じゃ。これからよろしく頼むぞ」
「はっ、はい。ふつつかものでありますが、よろしくお願いいたします」
涙を流して笑いながらそう言ってくれるユキノ。本当にかわいい。
「本当に嫁入りの挨拶みてぇだな」
俺、我への嫁入りで問題ない。
「それじゃあ、二日連続で歓迎の宴ね!」
「おっしゃああああぁぁぁぁぁっ!」
「た・だ・し、出場選手は控えてね? もしも二日酔いで出れないとかなったら、お仕置きだから」
「「はっ、はいぃぃぃっ!」」
ミラの言葉に恐怖して返事をする選手たち。俺はユキノの膝の上に座りながら身体を柔らかい二つの丘に頭を預け、料理を食べさせて貰う。うん、いい感じだ。女の子になっているからこそ出来る至福の時。
「オーフィスちゃん、これをどうぞ」
「あ、ミラ姉、ずるい。私も! はい、あーん」
「あーん」
食べさせて貰えるのでもきゅもきゅと食べていく。ユキノも皆と話しながら打ち解けていった。食事が終われば、俺の部屋でお風呂に入れて貰ってから一緒に寝た。エロい事はしていない。ただ、抱き枕になってもらっただけ。違うか。抱き枕にされただけ。後は、泣いているユキノの頭をひたすら撫でてあげただけだ。
ユキノ可愛いですよね。
ウェンディも可愛いです。
この二人とメイビスがメインな感じです。