古道具屋が鎮守府に着任しました。これより艦隊の指揮に入ります。   作:えぬろくよん

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かなり遅れての投稿になりました。

これはな、ちゃうねん(必死)

モン○トのイベントとスク○ェスの推しのイベントが重なってしまった事による事故なんです。


だから俺は悪くn(ドグシャァ)


2話 出撃開始!〈下〉

────さて、そろそろみんな帰ってくる頃か。

そばにいた妖精に少し席を外す旨を伝え(お礼にチョコレートを渡しておくのも忘れない)、司令室へ戻る。

と、その途中で深雪とすれ違った。どうやら司令室からこちらに報告に来たらしい。

 

 

「司令官、みんなからの通信だけど、どうやら艦娘が2人、【ドロップ】したらしいぜ。まったく、司令官が工廠に篭りっきりだなんて聞いたことないぜ?」

「あぁ、すまないね。どうにも思考を巡らせると時間を忘れる質らしくてね。

自覚はしていてもなかなか治らないものでね。治らなくて困ったことは無かったから治さなかったけど。」

 

 

「やれやれだぜ。」と、深雪から呆れられた。失礼な。必要無いことに時間を割きたくなかっただけだというのに。

「……ともかく。」と、前置きをして深雪に尋ねることにした。

 

 

「【ドロップ】した艦娘についてはなにか情報があるのかい? せめて艦種位は知っておきたいんだけどね。」

「深雪様は何も聞いてないぜ。知りたいなら司令官が聞いてみると聞いんじゃないか?」

 

 

それもそうか、と思い至り、僕はやや足早に司令室に向かう。

ちなみに先ほど『建造』した艦娘には別室で待機してもらうよう伝えておいた。サプライズというやつだ。

 

さて、なんと切り出そうか、と少し逡巡した後、無難に通信をすることにした。別に言葉を飾らなくてもいいだろう。

 

 

「……こちら司令室。返答を望む。

繰り返す。こちら司令室。応答を頼む。」

「……おや? 司令官自ら通信をかけるとは珍しいですねぇ。先ほど深雪さんに作戦成功の旨は伝えましたよ?」

 

 

少しして青葉から返事が来た。

……遠くの者と会話ができるのはいいが、ややラグがあるのはどうにかならないものかな……。仕組みさえわかれば僕の『能力』でどうにかなるんだけどなぁ。

 

 

「あぁ、聞いていたよ。その上で君に聞きたいことがあるんだ。」

「…………あぁ、なるほど。【ドロップ】した艦娘について、ですね?」

「察しが良くて助かるよ。誰がドロップしたのか教えてほs」

「それについては帰投してからのおたのしみですよぉ。だから深雪さんにも艦種すら教えなかったんですから。

あと1時間もすれば鎮守府に着きますから、その時に顔合わせも兼ねて報告しますよ。」

 

 

『通信終わり。』と残して一方的に通信を切った。……立場としての上下関係とは何だったのだろうか…………。

まあいい。こちらも隠し事をしているのでお相子だ。

 

さて、一先ずは快勝。みんなの士気も上がってきている。あとはやはり資材の問題か……。早急に『川内』並びに『神通』を『建造』ないし【ドロップ】する必要があるな……。

 

 

そんな感じで先の計画を練っている間に、艦隊が帰投したようだ。

 

 

「司令官。みんなが帰ってきたぜ。」

 

 

「解ってるよ。」と、返事をしつつ、身形を整える。今はまだ作戦中であり、つまり仕事の最中なのだ。……さっきまではいいんだよ。深雪と妖精しかいなかったんだから。

そんな誰に対する言い訳か、そんな事を考えているとドアを3度ノックされた。どうやらここまで来たらしい。

意識を切り替えて入室の許可を出す。

 

 

「第1艦隊帰還しました。」

「ご苦労様。ああ、みんな楽にして構わないよ。疲れたろう、少し休むといい。」

 

 

「お言葉に甘えて」と、那珂がその場で座り込む。やはり実践とそれに伴う長距離航海は体に来たみたいだな。

 

正直なところ、距離だけでいうなら遠征で行ってもらってる場所の方が遠い。だが、そこに『実戦である。』というフィルターをかけてやると、常に気を張り詰める必要があり、普通以上に疲れるのだ。

 

 

「さて、そのままの姿勢で構わないから、戦闘の戦果、損害、それらの報告をしてくれるかな。」

「判りましたぁ。」

 

 

報告の内容は、【ドロップ】した艦娘の情報以外は深雪から聞いた情報と同じものだった。ひとまずは何事もなく終わってよかった、かな。

さて、そろそろ気になっていることを聞くとしようかな。

 

 

「さて、それじゃあ【ドロップ】した艦娘について報告をしてくれるかな。」

「はいはーい、その報告は那珂ちゃんがしまーす!」

 

 

「入ってきていいよー!」と那珂が扉の方に声を掛ける。なるほど、既に待機していたというわけか。

 

 

「不知火です。ご指導ご鞭撻、よろしくです。」

「……軽巡洋艦、神通です。どうか、よろしくお願い致します……。」

 

 

ふむ、『陽炎型2番艦・不知火』と『川内型2番艦・神通』か。なるほど、悪くない。

 

 

「僕はここの提督を任されている、森近霖之助だ。これからよろしく。」

 

 

さて、僕の方で知りたかったことはあらかた聞けたし、僕の方からも報告はしておかなきゃあな。

 

 

「僕からもみんなに報告がある。おーい、入ってきてくれ!」

 

 

僕が隣の部屋に声をかけると、ゆったりとした足取りで艦娘が1人部屋に入ってきた。

 

 

「伊勢型戦艦2番艦、日向よ。一応覚えておいて。……なんてね、これから宜しくおねがいね。」

「……ま、そういうことだ。君たちが出撃している間にも妖精たちと相談しあって戦艦の『建造』をしていたんだ。いやぁ間に合ってよかったよ。」

「でもよ、だったら別に帰ってきてすぐに教えてくれても良かったんじゃないか?」

「あくまでサプライズなんだから、教えちゃあつまらないじゃないか。」

「……お前が時々わからなくなるよ、私は。」

 

 

失礼な。こういった遊び心を忘れないようにしているだけじゃないか。木曾も大概失礼だな、まったく。

 

 

「なんにせよ、戦力はこれで大幅に向上した。今後の海域攻略は当面はかなり難易度が下がるだろう。

今日はこれで解散だ。今回出撃したみんなは明日は一日体を休めること。出撃しなかった深雪、今回ウチに来た不知火、神通、日向は明日同海域に出撃してもらう。無論、演習による練度向上の後、だけどね。

特に質問がないなら僕からの報告及び伝達事項は以上だ。本日はこれで解散。」

 

 

「あー、疲れたねー。響ちゃーん、弥生ちゃーん、一緒にお風呂いこー?」

「Я?(私?) 弥生、どうする?」

「え? 別にいいんじゃないかな? 別に異性と入るわけじゃないんでしょ?」

「конечно(確かに)……。あれ、私がおかしい、のか?」

「いやー、流石にはじめての実戦は疲れますねぇ〜。初雪さーん、一緒に汗流しましょうよぉ〜。」

「……青葉と入ると。盗撮されるから……や。」

「ソ、そそそんなことしませんヨォ〜!」

「……ホントに?」

「ちゃんとカメラは置いていきますから〜。と言うか流石に裸体は撮っても瓦版には載せられませんから自分から撮ったりはしませんよ〜」

「……なら。一緒に入ろ。」

「わーい! ねぇねぇ、洗いっこしましょうよ、洗いっこ! 私あれやってみたかったんですよ〜!」

「……うん。いいよ、やろ。」

「よし、それじゃあお前達の部屋の割り振りと、明日からのメニューを伝えとくぞ。意見があるならその都度俺に言え。」

「了解しました。それでは不知火はどなたと組めばよろしいのでしょうか。」

「当面は俺と相部屋だな。訓練に関しては他の駆逐艦と、那珂の6人でやってもらう。訓練については那珂に一任してある。

神通、日向は俺と青葉が訓練につく。

日向は、すまないがしばらくはひとり部屋だな。」

「わかった。早く追いつけるよう、頑張るさ。」

「おう、よろしくな。」

 

 

僕が解散を告げると、その場で思い思いに騒ぎ始めた。……ここは談話室じゃないんだがなぁ。

さて、考えを切り替えよう。皆疲れているだろうから食事は僕と深雪で作るか。

 

 

「深雪。済まないが食事を作るのを手伝ってくれないか。さすがに一人では手間だからね。」

「はいはい、人使いの荒いしれーかん様だねっと。」

「その分デザートで色をつけてやる。それでどうかな?」

「よっしゃーやるぜー超やるぜー!」

 

 

……釣っておいてなんだが、それでいいのか、深雪…………。

 

 

 

 

因みに、夜の日の夕食はいつもより騒がしかったことを蛇足として付け加えておく。

 

 




そんなこんなで真面目回でした。……だったよね?よね?


次回からはゆるふわな日常路線で行きます。というかそれが目的だったはずなんです。(血涙)


あ、アンケートもとるつもりなので、よろしければ活動報告の方で。


ではっ!(*`・ω・)ゞ
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