夏休みになりました。
えっ、ハルちゃんイベント?俺いなかったよ。丁度風邪ひいてて数日学校休んでた。まぁ、ハルちゃんの邪魔はしたくなかったから、どっち道俺はその日別行動で格好を登下校しただろうし。問題ない。
補修とか勿論絶縁な俺は、家で絶賛ゴロゴロ中。
そろそろ、世界⚪︎の迷宮でも終わらせるかと思ってゲーム機に手を出した時。
ピロリン。パカッ
〈祐斗、ちょっと宿題手伝って。〉
《おう、今から向かう。》
ツナからヘルプコールが。珍しいな。隼人、忙しくて来れないのか?とりあえず適当なシャツとジーパンに着替え、塀を飛び越えツナの家に。
『おっじゃまー。』
「お、祐斗じゃん。」
『あれ、リボーン君と武と隼人?何だ、隼人いるなら俺いらないじゃん。』
「いや、それが・・・」
「はうー、イケメンさんですぅ。」
『ん?こちらさんは誰?』
「はひ!三浦ハルです!」
『三浦さんね。見かけないけど、何中?』
「緑中です!」
『おお、頭良いんだ。じゃ、俺本当にいらないじゃん。何で呼ばれたんだよw』
「それが、この問題なんだけど・・・」
ツナに問題用紙を渡される。指された問題を見ると・・・はい、問7です。このイベントかよ!いや、この面子が揃ってる所で気づこうよ!
「私も頑張ってるんですが、まだ解けなくて。」
『そっか。で、隼人はギブアップか。』
「・・・・・・・」
『よいしょっと。』
こんなに人がいると、ツナの部屋狭いな。適当に隼人と武の間に座り、鉛筆と裏紙を拝借する。
『んー?あ、この問題おかしいな。』
明らかに難しい。中学生レベルじゃねぇ。けど、俺をなめるな!俺だって、前世は理工学部の大学生だ!なんちゃら方程式とか原作では言ってたが、そんなもん知るか。
『んー、悪いけどちょっと時間ちょうだい。』
「いいよ!」
いい返事だな、ツナ。
よし、じゃ解きますか。似たような問題を、確か二年の時に解いたぞ。 あの時はラプラス変換を使ったんだっけ?えっと、そしたらこうなって・・・で、ここをuに置き換えて・・・そうそう、でこうなって、xに戻して、変換して戻す。おー、解けてきた。で数字を入れれば、
『4だ。』
「解けたの!?」
いやぁ、難しかった。小一時間掛かったよ。確か原作ではハルちゃんのお父さん問題見ただけで解いちゃったけど、なんちゃら方程式ってそんなに便利なの?チッ、ネットで調べとけばよかった。
「ありがとう祐斗!」
『報酬としてナミモリーヌのシュークリームを一人一個ずつ俺に収めること。』
「俺もかよ!」
『当たり前だ!お前が諦めたから俺が呼ばれたんだぞ。あ、三浦さんは別に良いよ。俺が来た時はマダ頑張ってたし。』
「はいです!あと、ハルって呼んでください!」
『え?ん、じゃハルちゃんね。俺も祐斗でいいよ。あと言っとくけど、俺女だから。』
「えーーーーっ!」
「お前、本当に性別詐欺だな。」
『あははははは。』
いやぁ、疲れた。そして、俺のことを凄く睨んでるリボーン。
「・・・お前、何者なんだ。」
『リボーン君?』
「普通の中学生が解ける問題じゃねぇぞ。」
『・・・ぷっ。あはははは、リボーン君すごい顔だよ。ん、俺ぇ?俺は並中の白銀祐斗だよ。それ以上でも、それ以下でもない。まぁ、強いて言ったら・・・』
リボーンの顔が険しくなる。そんなに、警戒されてんのか、俺。
『ツナ、隼人、武が大事な友達な白銀祐斗だ。』
そう。もう、俺は前世の白銀祐斗じゃない。今は並中の、此奴らの友達の白銀祐斗だ。
リボーンがポカーンとしてる。珍しいな。そんなに驚くことか。すると、急にニヤリと俺を見て笑う。まぁ、俺に敵意が無い事が読み取れたんだろう。
「お前、ファミリーに入らねぇか?」
「リボーン!」
「お、祐斗も入るのか?」
「リボーンさん、こいつは!」
『ん?ファミリー?あー、マフィアごっこまだやってたの。』
「(そう言えば祐斗もゴッコだと思ってたんだっけ!)」
『本当、リボーン君はお兄ちゃんと仲良いね。』
「いや、だから兄弟じゃ無いから!」
『えっ、違うの!?』
いや、知ってました。けど、俺は聞いてないからね。知ってた方がおかしい。
まぁ、軽く雑談して解散する。久しぶりに頭使って疲れた。明日、シュークリームで糖分補給しよう。
後書き:
作者のやる気次第でイベントの書く・書かないが決まります。
主人公がめんどくさがりな理由の半分は、作者の事情ですw
主人公はねこじゃらしの公式の問題を解けるか迷いました。
けど、主人公の一番の売りは頭脳だと思ってるので解かせました。
一応、前世大学生だしね。
今回も読んでくれてありがとうございます!
次回もよろしくお願いします。