書き置きは変えませんが、これからもっと面白い物が書けるように頑張ります。
「なぁ!あいつにわざと合わせたぁ!!?」
屋上の扉に手をつけると、ツナの叫び声が聞こえる。種明かししたのか、リボーン。
「キケンな賭けだったけどな。お前たちが平和ボケしないための実践トレーニングだったけが、思いがけない拾いもんしたな。」
「そうだっ!祐斗は!置いてっちゃったよ!」
「リボーンさん。あいつ・・・祐斗は、何者なんですか。」
『唯の中学生だよ。』
俺も屋上に出る。すると、全員の目線が俺に集まる。おう、軽くホラーだな。
『並盛中学校一年生、白銀祐斗。』
両手を挙げ、皆に近づく。
『好きなことは医学書を読むこと。嫌いな事は面倒事。』
リボーンと隼人が警戒態勢に入る。酷いなぁ。
『成績優秀、授業サボるのが日課の白銀祐斗。』
皆から2メートル位離れた所で立ち止まる。
『質問は?』
リボーンが睨みながら口を開く。おう、拳銃向けないでくれ。
「お前、何処のファミリーからだ。」
『だから、唯の中学生だって。マフィアも極道にも入ってない。殺し屋でもない。傭兵でもないし、スパイでもない。』
「じゃぁ、どうしてあんなに強いんだ。」
『んー、趣味?』
間違ってはないな。多分。
『俺は、お前らに今まで嘘を一つもついてない。本当に、唯の中学生だ。まぁ、少し戦えるが。そんで、俺はツナ、隼人、武のことを親友だと思ってる。・・・信じてもらえないのか?』
まぁ、確かに一般人だと思ってた友達が急に戦えるって発覚したら胡散臭いかもなぁ。
「お、俺も!祐斗の事親友だと思ってる!さっきは助けて貰ったし・・・」
以外にも、ツナが声を上げる。あぁこうやって、人を信じれるお前は凄いな。そんでもって、人が怖くて言い出せないことを言ってしまう。そうゆう所が、ツナのボスとしての器なんだろう。
「俺も、祐斗の事親友だと思ってる。さっきは危ないところサンキュな。」
続いて武も声を出す。武特有爽やかスマイルで言われると、こっちも笑顔になる。
けど、隼人はまだ半信半疑みたいだ。まぁ、一般人だと思ってた俺をリボーンから庇っててくれたんだ。裏切られた気分だろう。
『隼人、怒ってるか?』
「・・・・・・・・・」
『うーん。いやぁ、ほら。今まで俺戦えるよーって言う機会無かったじゃん。』
「・・・・・・・・・」
『別に明かす事でも無いと思ってたんだけど・・・怒らせてごめん?』
「・・・・・・お前は」
『ん?』
「お前は、ファミリーの事知ってたのか。」
軽く目を見張る。今、それを聞くか。
『おう、知ってた。』
「今まで、知らないふりしてたのか。」
『・・・まぁ、そだね。』
「ッ!」
隼人は急に立ち上がり、俺の腹にパンチする。ウッ、って声を上げて、俺は膝間付く。
「は、隼人君!?」
「お前は、俺らの親友なら、ファミリーがどんだけ大切なのか、わかってんだろ!なのに、知らないふりして、ふざけて、馬鹿にして、ゴッコって呼んで!で、怒ってるって、聞く馬鹿が、いるか!」
怒鳴り終わったのか、肩で呼吸し黙って立っている。俯いてるから、顔が影になり表情が見えない。俺も立ち上がり、隼人と向き直る。
『隼人。』
「・・・・・・・・・・・」
『俺はふざけてないし、馬鹿にもしてない。でも、確かにゴッコとは呼んだ。それで気を悪くしたなら、謝る。悪かった。』
「・・・・・・・・本当に」
『ん?』
「本当に、思ってるのか。悪かったって。」
『あぁ。』
隼人が顔を上げると、見慣れた少し呆れた表情だった。
「ったく、逃げろって言われた時はどうすればいいのか迷ったぞ。」
『あはは、ゴメンゴメン。』
肩を軽く叩かれ、喧嘩終了とばかりに笑う。ツナと武も、緊迫した空気が消えたことに安心したのか一緒に笑う。
「じゃ、祐斗はマフィアの事何処まで知ってるの?」
『んー、あまり?ツナがどっかの10代目で、リボーンがファミリーをスカウトしてるくらいしか。』
「わぁ、結構知ってたんだ。」
「ツナはボンゴレの10代目ボスだぞ。」
『へぇー、ボンゴレねぇ。』
自分の顔がニヤリと笑ってる事がわかる。
『頑張ってくれよ、ボンゴレボス。』
「ゆ、祐斗までぇぇぇぇぇ!」
ツナの情けない声に、また笑い声が響く。
後書き:
傍観者立場(笑)、続きます。
関係無いのですが、作者はデジモン無印の二次創作を書き始めました。
掛け持ちなんかしないっ!って意気込んでたのになぁ。
Triに感動して、ついつい・・・w
ハーメルンに上げるかわかりませんが、もし上げた時はそっちもよろしくお願いします。
今回も読んでくれてありがとうございました!
次回もよろしくお願いします。