『ディーノさん、俺ボンゴレに捨てられた様子。』
「キャバッローネに歓迎するぜ!」
「白銀さん、頑張りましょう。」
『ロマーリオさん!よろしくです。えっと、こちらは?』
「ボノと申します。」
『ボノさんよろしくです。』
もう俺、キャバッローネに入ってやる。隼人め、俺を置いて行きやがって。それに気づかないツナも同罪だ!
「三チームになったことだし、雪合戦のルールを変えねーとな。」
レオンが光だし、玉から車に形を変える。リボーンがそれを地面に置いた瞬間、ハイスピードで走り出した。どうやら、あれを追うらしい。
「んじゃ、第二ラウンドスタート!」
「た・・・楽しいッ!童心にかえるぜボス。」
え、ロマーリオさんちょっと可愛い。
「遊びだからって気—抜くなよ!」
「おうよっ・・・ふぎゃ!!」
『ボノさーん!』
ボノさん、武の雪玉が顔面に当たり早くも脱落。
「油断大敵、毒ボーボーよ!」
「毒入り雪玉〜〜〜!?」
『雪玉って料理なのかっ!?』
「なるほど、そっちがその気なら・・・実弾入り雪玉!!」
最早遊びじゃねぇぇぇぇぇ!千里眼持ちでも、全部交わすの普通にムズッ!
ん?ボンゴレチームが何か作戦してる。どうやら作戦とはフウ太が雪の防壁を作り、隼人が大量のボムを投げてくるものらしい。させるか!
『乱れ月!』
ザクザクッ!
大鎌 で新技披露!て言っても、大鎌を振り回してるだけ。キャバッローネに降りかかるダイナマイトの導火線を切っていく。修行してて良かった!
「ランボ、気絶によってリタイア。」
他チームのメンバー助けるほど俺は優しくねぇ!
『大丈夫かボス、ロマーリオさん。』
「ボスって・・・おう、良くやった祐斗!」
「祐斗!?何でそっち側にいるの!?」
『俺はこれからキャバッローネファミリーだから!ツナなんか知らねぇ!』
「あ、俺が寝返った時に置いてきたかもしれねぇ。」
『かもじゃねぇ!置いてきやがって!』
自分のダイナマイトが今日は殆ど無効化されたのがショックなのか、隼人は(爆)弾幕を止めてしまう。
『ロマーリオさん!何があってもボスと離れないで下さい!』
「任せてください!」
「レオンはアソコだ!」
『任せた!』
ボス(ディーノさん)とロマーリオさんが去っていくのを見送り、目の前の敵に向き直る。立ち直った隼人を大鎌で指す。
『さて、隼人。俺に勝てると思ってんのか?』
いつもより低い声で言う。心なしか、フウ太がが震えてる。お構い無しにゆっくり向かってくと、フウ太は防壁を止めてしまった。怖がらせてすまん。だが、今は目の前の敵が先だ。
「やってみねぇとわかんねぇだろ!」
『やらなくても解る事もあんだよ。』
「2倍ボム!」
『芸がねぇ!乱れ月!』
再び投下されてくるダイナマイトの導火線を切っていく。さすがに、数が多い。これ以上増やされたら無理かもしれない。
「3倍ボム!」
『チッ。』
全部切る前に爆発してしまう。打開策は、一つだけある。だが、正直今思いついた大技だ。何事にも初めてはある。やってみるか。
『花鳥風月!』
体を力強く捻り、思いっきり回転する。それに合わせ、大鎌を素早く振るい真空の刃を幾つも作り上げる。ピーッ、と鳥のように甲高く 鳴く三日月型の刃は四方八方に広がっていく。真空の刃によって暴風が発生し、雪が花吹雪の散る。
ズキッ。
飛ばされた刃によってダイナマイトは木っ端微塵に刻まれ、爆風で隼人とフウ太が飛ばされてしまう。やべぇ。フウ太何て体が小さいからあんなに飛ばされ・・・て・・・
ゴーンッ!
「獄寺・フウ太・ロマーリオ、気絶によってリタイア。」
『あちゃぁ、すまん。』
ロマーリオの頭にクリーンヒット。いやぁ、漫画みたいに綺麗に当たったなぁ。
さて、技は何故か出来たが(多分神様補正のおかげ)、改造点が幾つかあるな。主に威力のコントロールと耳障りな鳴き声を鳥の囀りに変えること。こりゃ、楽しみだ。帰ったら夜神に新しい神聖動物出して貰おう!
ん?ロマーリオがリタイアって言ったか?
・・・誰がボス()といるんだ?
「ミスッたぁぁぁぁ!!」
「うおおおおおおおおお!」
「『ええええええええ!?』」
ボス(笑)が雪玉となって非常階段を転げ落ちてくる。どうミスッたらあぁなるんだ!?雪玉は武も巻き込み、地上を数メートル進んでから止まる。
「ディーノ・山本、身動き取れない故にリタイア。」
「わりぃ、祐斗!」
『何やってんですか!』
「ラッキーだわ!これで主力はだいぶ減ったわね。残るはツナと祐斗のみ!」
「『マジで!?』」
えっ、そんなに脱落者が出てたの!?
「そいつぁーどうかな。ダイナマイトで溶けた雪の上にあいつを落としちまったみたいだ。」
「エンツィオ!!」
ビアンキの足元の小さな水溜りを見ると、ディーノの亀がバシャバシャ動いてる。それ、本当に落としたのか?絶対狙わねぇと出来ねぇだろ!実はファミリーいなくてもまともなんじゃないのか!?
エンツィオは俺の身長位まで大きくなる。けど水溜りが小さかったからか、それ以上は大きくならない。しかしバランスが取れなくなったのか、ビアンキとイーピンの上に倒れる。
「ビアンキ・イーピン、気絶によってリタイア。」
『わぁ。』
「俺と祐斗だけだね。」
拍子抜ける程トントン拍子で人がリタイアしてく。丁度、ツナと俺の間をレオンが走っていく。
「レオン!」
『あ、そうだそれが目的だった。』
やべ、いつの間にか俺の中で目的が全員倒すにすり替わってた。
「待てーっ!」
『走りたくねぇ・・・』
ツナと一緒にレオンを追ってく。雪の上だと走りにくい。
「うわっ!」
ズサーッ、と勢い良くツナが躓く。
『あはは、ツナドジだなぁ・・・っ!?』
「何これ?あとそのデカイ亀。」
「雲雀さん!!」
ツナの目の前には、レオンを持った雲雀さん。やべぇ、噛み殺される。
「何で雲雀さんが!?」
「折角の雪だ。雪合戦でもしようかとね。まぁ、群れる標的に一方的にぶつけるんだけど。」
雲雀さんがニヤリと笑う。いや、目が笑ってないから!俺のこと睨まないで!まだ負けたこと根に持ってるの!?
「ここで会ったのも何かの縁だ。今日は君達を標的にしようかな。まだ、あの時のお礼をしてないしね。」
やっぱり根に持ってましたぁ!やべぇ、勝てると思うけどやっぱり雲雀さんとは戦いたくねぇ!本能が逃げろって言ってる!
「ひぃっ!」
雲雀さんがレオンを投げて来るっ!・・・振り?
「と思ったけど、風紀委員の仕事が溜まってるんだよね。それに、負傷してる君に勝っても面白くない。またね。」
レオンを投げ捨て、去ってく雲雀さん。あの人、自然災害としてカウントしていいと思う。火災旋風以上の危険度です。近隣住民は直ちに避難してください。
「た、助かった。でも、負傷って何の事だろう。ね、祐斗?」
『・・・さぁ?』
実は花鳥風月を試した時に、大鎌を強く振り回しすぎたのか肩を痛めたっぽい。あれからずっとズキズキ痛む。隠してたつもりだけど、彼奴見抜きやがった。怖ぇ。
『これって、雲雀さんの優勝?』
「そうだな。優勝は雲雀恭弥だ。」
「えぇぇぇぇ!?(今までのは何だったんだ!)」
「ほら、早くあいつらの供養してやらねぇと。」
「死んでないよ!?」
『あはははははは。』
皆を助けに行くツナを見送る。俺はもう動きたくねぇ。
「祐斗も、肩を見てもらってこい。良い医者を知ってるが、呼ぶか?」
『Dr.シャマルならお断りだよ。』
こいつも見抜いてました。怖っ。
後書き:
問:主人公と雲雀さん、どっちの方が強いの?
答:知りません。怪我してなければ、多分主人公じゃないかな。
前に、次雲雀さんと戦ったら負けると言ったけど、どうだろう・・・
主人公は自分に自信が無いけど、神様補正のお陰でかなり強いし・・・
けど、多分雲雀さんの武器とは相性が悪い。
近距離で攻撃されたら避ける以外主人公に出来る事は無いし。
うーん・・・五分五分?勝つ確率50パー、引き分け50パー。
けど、やっぱり雲雀さん恐怖症なのでそれを主人公は知りません。
今回も読んんでくれてありがとうございました。
次回もよろしくお願いします!