これからも、時間があれば書いていこうと思います^^
騒がしい教室に入ると、一瞬にして喋り声が止まる。見渡すと、全員俺を見てる。正確に言うと、俺の腕章を。睨んでやると、か細い悲鳴が所々上がりざわめきが再開する。ったく、俺は見せ物じゃねぇ。
「祐斗ちゃん、クラス一緒だね!」
「祐斗、何新学期早々問題起こしてんだよ。」
『起こしてないよっ!京子ちゃん、花、今年もよろしく。』
「よろしくね!」
「よろしく。」
ツナに悪いが、京子ちゃんと話をする。他愛ない雑談をしてると、担任が入ってくる。
「代理のリボ山です。」
リボーン!?
「さっそくだが、今日はクラスの学級委員長を決めるぞ。誰かいねーか。」
「はーい!内藤ロンシャン君が良いと思います。」
出しゃばるな、アラフォー。うっさい。
「えっそう、マングスタ?悪い気しないよ俺!やっちゃおっかな学級委員長!やってしまいましょーか!?」
ウゼー。此奴が委員長になったら、俺授業出たくねぇ。良かった、留年しないって雲雀さんと取引して。
「待ちな。学級委員長は10代目の方が適任んだ。俺は沢田さんを推薦する。」
「沢田ってダメツナだろ?」
「マジで?」
「えー?」
何言っちゃってんだ隼人。さっき、もうちょっと強く殴れば良かった。
「んじゃ、学級委員長をかけて二人の対決だな。」
リボーン、図ったな。
「簡単なルールだぞ。推薦人と代表者で良い所をアピールして、多くの賛同を得たほうが学級委員だ。」
ツナ、隼人、内藤とアラフォーが前に立つ。ツナに悪いが、二人とも学級委員長に向いてないだろ。
「では内藤ロンシャンいかせて頂きます!俺の自慢は赤点しかとらないことです!」
「バカか、お前。10代目は、俺が転校してから赤点一回もとってねぇ!」
隼人が転校する前からとってないよ。正確には、俺が転校してからだから。しかし意外だったのか、クラスの表情が驚きで統一されて得る。ツナってダメな印象がそんなに強かったんだ。
「ヘイヘイ、あと俺には彼女がいまーす!皆に見せちゃうよ〜!」
「マジで!?あいつ彼女いんの!?」
俺も驚きだ。まさか此奴が好きな物好きがいるなんて。
「ほらテルミ!照れてないでその扉から飛び出しておいで!!」
扉を開けたのは、多分巨人族の末裔。悪いが、あれ人間なのか?
その後も内藤はダメっぷりをどんどん明かし、それに比べて比較的にマシなツナにクラスの賛同が集まりつつある。まぁ、俺もあれが委員長なのは嫌だ。
「ロンシャン君、こっち向いてー。」
「ん?」
ズガンッ!もそっ。
「もうお先真っ暗コゲ。過去も真っ暗コゲ。」
アラフォーが銃を取り出し、内藤の頭を打ち抜く。しかし、死んだはずの内藤の体からパンツ一丁の内藤が出てくる。しかも、泣いてる。
「あれが嘆き弾だな。」
リボーンが説明する。どうやら、打たれたら嘆きながら生き返るらしい。意味わかんねぇ。
「うすうす感ずいてるさ、俺の周り舌打ちが多いって。でもねでもね、こんな俺にも親友はいてさ。なんでも話せる最高の理解者だった・・・でも去年、そんなポチも散歩中に他界。」
訊いてもないのに、勝手に語り出す。ウザい。
「あいつ・・・実は寂しー奴なんだな。」
「なんかろんしゃんかわいそー。」
「学級委員くらいやらせてやろーぜ。」
あー、イライラする。勝手に一人語りする内藤に。ドヤ顔で嘆き弾の説明をするアラフォーに。こんな明らかな計らいに引っかかる生徒らに。同情で役員を決めるクラスメイトに。偉そうに、上から目線で話すバカに。あー、イライラして吐き気がしてきた。
ドンッ!
腹いせに机を思いっきり叩くと、全員黙った。何だよ。何見てんだよ。チッ、丁度良い。発散させろ。
『お前ら全員、バカじゃねぇの。かわいそうだから役員くらいやらせてやる?お前らどんだけ偉いんだよ。かわいそうだったら、どんな役でもやらせるのか?かわいそうな奴が職を貰う世界なのか?だったら、俺は総理大臣になれんじゃねぇの?俺は祖父母は全員死んだし、叔父も癌で死んだ。去年、火事で両親と唯一の姉妹が死んだ。いわゆる孤児だ。』
全員が、何も言わずに俺を見てる。哀れなものを見るような目で俺を見るな。
『お前らの薄っぺらな同情、哀れなんていらねぇ。迷惑だ。わかったなら、役の向き不向きで決めろ。俺は笹川京子を推薦する。』
それだけ言い、クラスを出る。これ以上そこにいたら、誰か殺しそうだ。
屋上で一人、冷静を取り戻す。おう、やっちまったな。まぁ、彼奴ら全員にムカついたし。結局、捏造した過去を言っちゃうし。同情で相手を動かしたし、俺もあのアラフォーと同じことしたじゃねぇか。自分に吐き気がする。
そんな自己嫌悪に浸ってると、アラフォーが屋上に上がってきたので八つ当たりで攻撃した。あんま悪気がしなかった。
後書き:
最近死ぬほど眠い作者です。提出物の所為で今朝は朝5時にやっと寝ました。
大学の入学式で教授代表に「睡眠は死んでから取れる」って言われたのが懐かしいです。
この話を書いた時、きっと作者の機嫌はかなり斜めだったんだと思います。
主人公がかなりイライラしてて、すいません。
やっと黒曜編を書き始めました。
正直、どんな展開が自然なのかまったくわかりません。
もう不安しかない・・・
今回も読んでくれてありがとうございます。
次回もよろしくお願いします!