ハイスクールDxD 笑顔の英雄目録   作:ビルゴンズ

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HAHAHAHAHAHAHA!!!!!


プロローグ

「......っ!どこだ?ここ...」

其処は見渡す限りの白世界。何もない...何もない。大事なことだから二回言うわ。其処にあるものと言えば、

「床....床しかねぇ...」

しかも床も白い。...んだよこの世界。こんな真っ白な世界なんか...

「嫌だぁぁぁあああ!!なんなのこの世界!

白い!全てが白い!そして何もない!これは夢か?夢なら覚めてくれよぉぉぉおおお!!」

ガンガンガンっと俺は地面に頭を叩きつける。が、

「....?痛くねぇ?それどころか生きてる感覚がしねぇ?」

俺は恐る恐る脈に指を置き脈拍数を図ろうとするが、

「...えっ?嘘だろ?....脈がない?えっ?心臓が...止まってるぅぅぅぅううう!!」

あっ....死んでるわこれ。やばい...泣きそう。

「うう.....死んでるなんて...まだ17だぞ、まだあんなことやこんなこと...◯◯◯までしてないのに!しぬなんでやだぁぁぁああ」

夢なら覚めてくれ!こんな悪夢嫌だ!!

『HAHAHA!荒れてるね少年!!そんな顔してちゃ女の子にモテないZE ?』

「やかましいわ!...って誰!?」

どこから声が?つーか俺以外に誰かいるのか?見た感じどこもいないんだか...

「HAHAーHA!どこを向いてるんだい?コッチだよコッチ!」

は?後ろ?俺が恐る恐る振り返るとそこには、

ムギュウ

「HAHAHAHA !!引っかかったNA!」

....指と変な金髪アフロが。

「おい...この指折られたくなかったら今すぐどけろ!」

「まぁまぁ...そうカリカリすんなYO!そんなんだから彼女が「ボキィ」アウチ!」

「余計なお世話だ!それよりお前誰だよ!」

俺の質問にアフロは指を直しながら答える。

「ん?オレかい?そういえば自己紹介がまだだったNA !」そう言うとアフロは直った指をパチンと鳴らす。するとあれだけ真っ白だった世界が、

「んな!?黒く染まりやがった!つーかあのアフロ!どこ行きやがった!!」

「オイオイ...アフロとは失礼だNA!俺にもちゃんと名前はあるんZE!」

そして、暗闇からパチンと音が鳴ると周りがカラフルに!!

さらに天井(あるか知らないが)からスポットライドが放たれ、一か所に集合する。そこにいたのは、

「HAHAHAHA !!改めて初めましてだNA 俺の名前はジモート!ジモー島の遊園地の元マスターで今は笑いの神を務めてるZE!」

「.......はぁ?」

「そしてようこそ!神の聖域へ!!歓迎するZE ?A君?」

「てきとうだなおい!誰だよA君って」

「ウソウソ。ゴメンよ...神道総護君?」

「どこにもAの文字が入ってねえ!ってなんで俺の名前を!?」

俺の質問にジモートはやれやれの様な顔で首を横に振る。

「それは.....神様だからNA!」

「神様万能だなおい!...それにしても此処が神の聖域?こんな簡単に入れるの?」

「いや、そりゃ無理DA !お前は特別みたいなもんだからな!なんせ、俺がこぼしたコーヒーがお前の資料にかかって生存期間が消えちまったんだよね」

「な...な....」

「HAHAHA!それで主神に言ったら「それくらい自分でどうにかしろ」って言われてな。だからここに連れてきた」

「.....じゃあ俺が死んだのって...」

「俺のせいだNA !」

「テメェェェェエエエ!!なんてことしてくれたんだ!」

「まぁまぁそんなに怒るなYO 」

「これが怒らずに入られるか!ってことは何か?俺はお前のコーヒーのせいで死んだってか?そんな嫌な死に方ないだろ!」

「HAHAHA !いいじゃないか!斬新で」

「誰も死に方に斬新さを求めてねえよ!マ◯オがクリ◯ーにあたって死ぬよりきついぞ!」

「マリオだってコーヒーかけたら死ぬZE ?」

「本体がな!もう嫌だ!!」

俺が頭を抱えているとジモートが手を差し伸べてきた。

「笑おう!」

「は?」

「こういう時こそ笑うのさ!心・腹の底から嫌なことを全て吐き出すように!大きな声で笑うのさ!HAーHAHAHAHAHAHAHA 」

なんかもう疲れた。俺はこの疲れから逃げ出すかのように笑い出した。

「ふ.....ふふ...あはははは!」

俺が笑い出すとジモートはサムズアップをしながら、

「Very good smile !良い笑顔だ!俺も負けてられないな!」

「あははは!なんかどうでもよくなってきたな!」

「そう!それが「笑う」という事さ!辛い時・悲しい時、大声で笑えばモヤモヤがなくなりスッキリする!例えば今まで笑ったところを見たことがない子が笑うとする。するとそれを見た他の子も嬉しくなって笑い出す。感情ってのは要は連鎖反応なのさ!」

「笑う」..か。確かにだんだんスッキリしていくな。

「あんたの言葉...こう..心に沁みたぜ!さすが笑いの神様だな」

俺の言葉にジモートは首を横に振る。

「それは違うZE 。もし俺が神じゃなくても「笑う」ことが好きだったら言ってるさ。それに...」

ジモートは少し悲しそうな顔をしながら.

「それに今回の件は、俺のミスだしな。これくらい言わなきゃお前を悲しませたままだしな」

.....笑いの神が何て顔だよ。俺は笑顔でいう。

「笑いの神がそんな子押しちゃダメでしょ。そんな時こそ...「笑う」...だろ?」

さらに俺はジモートに向けて言葉を言う。

「それに、別に俺はアンタを恨んじゃいないよ。...そりゃ最初は驚いたけどさ。それは俺とアンタが出会うための布石...いわば運命ってやつだろ?」

ジモートはしばし無言だったが急に笑顔になり、

「そうか!ありがとうだZE 。おかげでお前の行き先が決まった!」

行き先?..あぁ天国か地獄かどちらかに行かなきゃならんわけだ。どちらに行っても悔いがないな。俺が決心を固めようとしていると、素っ頓狂な答えが返ってきた。

「神道総護!お前を...他世界に転生させる!」

「.....は!?」

答えを聞いた瞬間俺の足元が徐々に沈み出す。

「えっ..!ちょっ...まって!」

「神道総護!今から3つのことを言う!心して聞け!」

ちょっとジモートさん?その前にこれどうにかして!?沈んでるから!

「1つ!今から転生する世界は「ハイスクールDxD 」の世界!死亡フラグがビンビンだ!」

その前に生き埋めになりそうですか?

「2つ、死亡フラグがビンビンの世界に何も持たない状態は危ないから特典を持たせる。その特典は君の一番好きなものだ!後、ストーリー二回は絶対関わるから注意するんだ」

ジモートさん。助ける気0だろ!

「3つ!、どんな時も笑顔を忘れずに!」

....っ!笑顔を忘れずに...か

「....よし!考えるのはやめた!」

俺は最高の笑顔でいう!

「ジモートさん!アンタに出会えてとても良かったぜ!「笑う」事の大切さ!胸に刻んでいく!」

「行って来い!我が友!」

「ああ!行ってくるぜ我が友!」

返事をした後俺は完全に床の中に埋もれた。

「また....会おうZE !」

 

 

 

この物語は、不運なことで死んでしまった少年、神道総護が異世界で総てを護り抜こうとするお話。後に語り継がれる「笑顔の英雄」のお話。

 

 

 

 

「ハイスクールDxD 笑顔の英雄目録」始動!

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