ハイスクールDxD 笑顔の英雄目録   作:ビルゴンズ

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第1章 旧校舎の破壊者
新生活始めます!


前回の「ハイスクールDxD英雄目録」は、

笑いの神「ジモート」のこぼしたコーヒーによって生存期間が消え死んでしまった少年「神道総護」。

彼に対しジモートはお詫びとして、前世で彼が最も好きだったもの、そしてジモート直伝の「笑顔」を与え、「ハイスクールDxD 」と言う異世界へと転生させる。

これは、彼が転生してから数日後の話である。

 

 

 

 

pipipipipipipipi

「・・・・んっ・・・朝か・・」

おいっす!俺は神道総護。ひょんな事で転生しちまった俗に言う転生者だ。

あの後、地面に完全に埋もれた俺は気がつくと今俺がいる家の玄関に立っていたんだ。

ポケットに入っていたのは、一通の手紙とその家の鍵・通帳・携帯など一式が入っていた。

「鍵はこの家だろうな」

俺の言葉通り持ってた鍵を鍵穴に差し込み、回すとガチャッと言う音が鳴り響いた。

「ビンゴっと。それから携帯には・・・電話帳に誰か入ってやがる。兵藤・・・一誠?誰だそりゃ」

知らない名前が電話帳にある。新品なのに?・・・んまあいっか。

「後は、手紙と通帳だな」

俺は家に上がりこむ。中を見るとなかなか豪華な家らしい。しかも広い。まあそんなの後でもいいか。そう思いながら俺はリビングに向かってリビングのソファーに座りながら目の前のテーブルに手紙と通帳を置いた。

「さてと・・・・・手紙から行くか」

俺は手紙を開き読み始める。中には特典についてと今後についてが書かれていた。

「えっと・・・・特典は・・『平成仮面ライダーになる能力』と、『主人公』?なんだそりゃ」

平成仮面ライダーはわかる。生前の頃の趣味の一つだったから。でも主人公はわからん・・・

多分この世界の主人公ではないだろうな。つーかあってもらっちゃ困るんだが・・・すぐ死にそうだし・・

「後は、今後について・・・・『学校に行け』!?手続きとかしてないのに!?他になんか書いてないのかよ!」

手紙の中を探してみると、一番下に補足説明が書いてあった。

「なになに・・・『一晩寝ればわかる』・・・無責任だなおい!」

まあ、もう眠いし寝ようとは思ってたけどよ。

俺はソファーに横になると、今日のことを思い出していた。

「色々ありすぎたな。明日からは平穏な日常で頼みますよ」

そう言うと俺は静かに瞼を下ろした。

 

 

 

 

 

 

と、こうして今の俺がいるんだよな。

で、寝てみてわかったことなんだけど・・・「この世界に俺は元からいた」っていう設定らしい。ややこしいけど、俺の記憶はともかく、俺の学校・・・駒王学園で俺を知らなければいけない人たちの記憶は改善するらしい。特に・・・

「総護!学校行こうぜ!」

・・・・噂をすれば。

「おう!ちょっと待ってなイッセー」

こいつ・・・兵藤一誠。あの携帯の電話帳にあったやつ。こいつとは小さい頃からの幼なじみらしく、記憶のほとんどがこいつで埋まっていた。顔立ちは普通以上、性格もよく彼女ができてもおかしくないのに・・・

「そういや今日、松田が新しいエロビデオ持ってくるらしいぜ!楽しみだな!」

こんなことを言いながらスキップをするイッセー。・・・・そう、こいつは・・・相当な変態なんだよ!

「なあイッセー・・確かに男子高校生の性欲が高いことは知ってる。知ってるんだがもうちょっと自重しないか?そうしないと彼女できねーぞ?」

「できたらとっくにやってるって。もともとは彼女欲しさにこの学校入ったんだからな!」

「・・・それなら余計自重しろよ」

俺はため息を吐きながらそう呟く。俺の幼なじみはどこで道を間違えたのやら・・・その時、向こうの方で生徒たちが集まって騒いでいた。

「ありゃ何だ?」

「さあ・・・・行ってみっか!」

二人で生徒たちの中を突き進んでいくと、一人の生徒がそこにいた。そこにいたのは、血のように紅い髪を持ち、外国人のような美しい顔立ち・・・ただ通学路を歩いているだけなのに・・・そこにいる人全ての視線が釘付けになっている。そんな人だ。

「リアス先輩じゃねえか!こいつはラッキーだったな総護!」

「・・・・・ああ」

確かにラッキーだろう。彼女はあまり姿をみることができない。なぜかはわからないが・・・だけど・・あの美しさの裏に・・何か異質なものが隠れている気がしてならない。そして、それが怖くて仕方がない自分がいる。

「・・・・・?総護?」

「わ、悪い・・学校行こうぜ」

「おう!」

 

 

 

 

 

 

 

「ようイッセー、総護!」

「二人ともおはよう」

俺たちの教室に入ると二人の男子生徒が話しかけてきた。あっ、因みに俺とイッセーは同じクラスなんだよ。

1人は松田、見た目は「THE・スポーツ少年」のような丸刈りの少年。まあ、当時は色々な大会の記録を塗り替えるほどの運動神経抜群の少年だったのに、今じゃ日常的にセクハラ発言がたえない生徒。しかも所属している部活は写真部。理由は「レンズを通して全ての女子の写真を撮りたい」らしい。下心満載な理由である。別名『エロ坊主』『セクハラパパラッチ』

次に元浜、何時もキザ男のように振舞っているが考えていることは最悪。こいつはメガネ通して女性の体型を数値化することがてきる能力を持つ。故にメガネを取られると戦闘力が激減する。別名『エロメガネ』『スリーサイズカウンター』そしてイッセーの三人が揃うと『変態三人組』と進化するんだよな。・・・・三人ともいいやつなのにな。

「おはよう。松田、元浜」

「おっす!お前ら・・・それより松田・・・持ってきたのか?」

イッセーの言葉に松田と呼ばれる少年が笑みを浮かべながら叫ぶ。

「お主も悪よのうイッセー。安心しろ!ちゃんと持ってきたぜ!たからのかずかずをぉぉおおお!」

そうして朝から机の上にエロビデオの数々を並べていく松田。

「何あいつら朝からサイテー」

「うるせえぞ!女子共!脳内で犯すぞ!」

・・・・・前言撤回。ただの最低野郎でした。

そういえばこの学校・・・私立駒王学園は、元女子高で、3年前に共学になったばかり・・だから男子と女子の割合でいうと3年が「2対8」2年が「3対7」1年が「4対6」と女子が多い。まあそんなんだから「俺らこの学校入ったらモテるんじゃね?」っていうやつがでてくる。目の前の三人もその中のやつらだよな。

「HR始めるぞ〜」

あっ先生来た。

「先生!兵藤たちが・・・・」

あっチクられた。

「またか!兵藤・松田・元浜!一週間没収&反省文だ!」

「そんなぁぁあああ!先生!御慈悲を・・・御慈悲をぉぉぉおお!」

・・・・・どんまい。

 

 

 

 

 

放課後。イッセー達が反省文を書かされている間、俺は今後のことを考えていた。

「・・・・ジモートはこの世界を死亡フラグビンビンって言ってたからな。鍛えるのは当然か・・・帰りに本屋寄ろうかな」

・・・・・お金の方は通帳の中に一生遊べるんじゃね?っていうくらいの額が入ってた。

「あの先生!冗談通じねぇよな」

「いいじゃねぇか。あー言うの持ってきたって」

「全国の男子は学校に持って行きたいだろうに」

上からイッセー・元浜・松田の順な。

「そう思ってるのはお前らだけだろ!」

「あっ、総護!待っててくれたのか?」

「まあ暇だったからな。とりあえず帰ろうぜ」

そう言ってカバンを取る俺達。鍵を返し校門の前まで歩いていると校門の前に黒髪の美少女が立っていた。

「・・・あの子誰だ?」

俺の言葉にイッセー・松田・元浜が反応する。

「ん・・・めっちゃ美人じゃねぇかぁぁあああ」

「ちっ!リア充が!」

「爆ぜろよ!爆ぜてくれ!」

・・・・いってることが最悪すぎるよ君ら。

「まあ、俺らにゃ関係ねえけどな」

イッセーはそう言いながら校門を出ようとする。すると、

「・・・すみません!」

あっ、呼び止められた。

「ん?何?」

イッセーの言葉の後に彼女はとんでも無い事を言い出した。

「この学校に兵藤一誠くんはいますか?」

「それ。俺だけど?」

その言葉を聞くと彼女は恥ずかしがりながら、

「・・・・一目惚れしました!付き合ってください!」

・・・・告白・・・しやがった!

「「「「ええぇぇぇぇえええ!!」」」」

・・・・・これは一波乱ありそうだ・・

 

 

 

 

次回の「ハイスクールDXD英雄目録」は

「デートってとんなことするんだ?」

「知るか!!!!」

一目惚れと言って告白されたイッセー。その告白を承諾したイッセーは日曜日にデートをすることになった。

「・・・・・にゃぁ」

「・・・!ひどい怪我だ!」

一人で頑張りたいと言われたため、手を出さないことにした総護。しかし彼は散歩途中にボロボロの黒猫に出会う。この出会いが運命の歯車を動かすことを知らずに・・・

次回「黒猫拾います!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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