あれから二日が経ち今日が最後の日
私にとっても世界にとっても・・・・・
神は言った運命を決めるのは自分自身だと。その言葉を信じてここまで来たことも私は知っている。
だが、できるのだろうか。本当にそんなことが自分にできるのだろうか
・・・・不安だ
「どうしたの?難しい顔して」
私が声をかけると神様はびくっと体を震わせたが大丈夫ですと答えた。
緊張しているのだろうか・・・?
『今日で終わりですね』
「終わらせないわよ。私が絶対救うからね」
私も自信はないが笑って答えた
『そうですね。きっと救えますよね』
いつもより元気がないように見える
声もどこか弱弱しい。どうかしたのだろうか
「緊張してるの?」
『はい、緊張してきました。でも、だめですよね実際にやるのは空さんなのに私がテンパってちゃ...』
「そんなことないわ」
そういうと神様は首をかしげるが続ける
「だれにだって緊張するときはあるもの。それに私だけの力でここまで来たわけではないからね」
『そう...なんでしょうか』
「そうなの」
『そうですか。なら、うれしいです』
笑ってくれた。
そうだこんな緊迫した状況でもこうやって笑えるんだ
私なら・・・
私たちならきっとできる。
そう私が決意を固めてから数時間が経った。
だが、なにかが起こることもその予兆もない
「ホントに今日来るの?その、世界の終わりっていうのは」
『油断してはだめですよ』
そうだ、あのときの私も油断したからあんなことになったんだ。だから、今度こそこの世界をあの人が守りたかったこの世界を私の力を借りて救わなきゃいけないんだ
・・・・そのためにここまでやったのだから
「あ、あれはなに」
『来ましたね。』
まさか、あれが・・・?
それはとても小さな亀裂だった。そしてそれはすこしずつ広がっていくだろう
「ど、どうすればいいの!?」
『落ち着いてください。手を前に出してくれればそれで終わりですから』
そんな簡単にできるものなのだろうか。だがいまは信じるしかない。
言われた通りに手を前に出すと亀裂いやこの世界が反応していることが分かった
だが、わたしにはそれ以外の声も聞こえていた
「く...っ」
『大丈夫ですか?』
「わかんないけど...多分行ける」
・・・・この声には聞き覚えがある。ずっと聞いていたあの声。
神様と出会う前までずっと聞こえていたこの声は今鮮明にそしてwはっきりとした声でこう言った
タスケテ・・・救ってあの子を救ってと
「...くっ」
その声とともに世界の亀裂はきれいに消え声もまた聞こえなくなった。
「やった!私やったよ。」
私が振り返ると彼女はいなかった。だが、そこには彼女が着ていた服が用意されているだけだった。
この物語とこの出来事を知る者は誰もいないだろう。だが、決して忘れてはならない
この話もまた理想の中の現実だということを・・・・
ここまで見てくださった方本当にありがとうございました。
今回の物語はこれにて終わりにしたいと思います
ではまた会うときまで