まぁ、書きたいことは後書きに書きますので、まずはホワイト·ブレット
をご覧ください。
「しかし、銃撃に切り替えても随分固い……」
岩の巨人に対してほぼ単身で挑んで15分。正直、疲れた。ネプテューヌはコンパを守るので精一杯、緊急時に打てと言われた赤い信号弾も応答なし。
「本田君、万策尽きそうだよこれ。」
「本田君って誰よ、影。」
ネプテューヌがツッコミに回ったか。疲れてんだよこっちは。
「影さん、上です!」
「疲れない無機物はよろしいことで!」
愚痴りつつ避け、スラッシュバレットを構える。純白のエネルギー弾を放つ。岩の巨人に着弾する。少し崩すも気がついたら元通り。これの繰り返し。
「はぁ、はぁ……」
疲労だけが溜まり、回避にキレがなくなってくる。このままじゃいずれ被弾する。ただ、ネプテューヌを前線に出すとコンパが危ない。
「ジリ貧かつ、劣勢か……」
教職員は何をしている。対応遅いよ、何やってんの!
「来るわ、影!」
はぁ、そろそろ限界。抜刀術なら心眼効果あったかな。
「へいへい。その腕、斬ってやらぁ!」
居合い斬りの要領で抜刀するも、いかんせん斬れ味は黄色。むなしく黒影は弾かれる。
「やっぱダメか。」
白影でもトライ、弾かれる。手持ちの武器はスラッシュバレット二つだけ。
「効かないか……!」
「影さん!後ろですぅ!」
コンパの悲痛な叫びが聞こえる。
「潮時か!?」
把握演算でも演算結果は回避不可。万策尽きた。直後、目の前まで迫っていた巨人の腕は側面から崩壊していった。
「一体何が?」
それを聞きたいのは俺だ。ネプテューヌ。
「何勝手にやられそうになってんだよ、影!」
聞こえたのは聞き慣れた声だった。
「間一髪、でしたわね。」
こちらも聞き慣れた声。
「間に合って良かったわ。さ、片付けるわよ!」
20分くらい孤軍奮闘させてたのはどこのどいつだ。
「へいへい。って、どうしてブランとベールが!?」
「赤い信号弾が見えまして、直後にノワールが来たのですわ。」
「もうすぐ2連覇だってのにてめぇが危ねぇって言うからな。」
「……悪い、助かる。」
自身の2連覇よりも俺のところに来てくれたか。百人力だよ。
「ちょっと、呼んだ私は無視?」
「いいや、後でもっかいお仕置きかな。」
「はぁ!?なんでそうなるのよ!」
「冗談。サンキュ。」
「4人とも、来るわよ!」
ネプテューヌが警告するが、俺ら4人は軽く避けた。何故かさっきまで感じていた疲労もなく、かなりクリアな感覚が戻った。
「女神候補どころか、本物の女神だよ、いつも。」
誰にも聞こえないような声で呟く。
「包囲して倒すわよ!」
「破壊して蹂躙して、殲滅してやるぜ!」
「元気が良いですわね、ブラン。何か良いことでもございまして?」
「まぁ、いいんじゃねぇの?
「お前、今の装備黒いじゃねぇか。」
あは、そうだった。
「長話はそれくらいにして、行きますわよ!」
ベールの合図でノワールとベールが剣と槍で巨人を牽制。
「くらいやがれぇ!」
その間にブランが巨人のうなじではなく頭部に戦斧を一撃ねじこむ。
「その隙間で、十分だ。」
その攻撃のおかげで巨人の頭部にひびが入った。あとはそのひびの中に純白のエネルギー弾を照射するだけ。岩の巨人の頭部は爆散、残りは崩壊。
「ふぅ、終わった、な……」
その後全員で変身を解いたはいいもののネプテューヌが不満そうだったのは言うまでもない話でもあり、ようやくやってきた教職員への説明はかなり面倒だった。まぁ、次のお話にて語りますか。
何個ネタを仕込んだかな...ネタが分かったら同志です。
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次回。「証明問題はちゃんとしよう。」