Killer Boy〜『闇』の俺と『光』のお前〜   作:ユアナカ

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『ライネス王国』_それは、世界でもトップクラスの人口を誇るが、他の国とは殆ど繋がりがない閉鎖的な国。だが、訪れた者達は、皆口を揃えてこう言う。『この国はとても華やかで素敵な国だ』と。
しかし、この国には観光者には分からない『裏』がある…そんな『裏』…『闇街(ダークネス・シティ)』で暮らす少年、通称『ナイト』ことヨル・ディプラヴィティと、王族の少年、ヌーン・ライネスが出会った時、この国の歯車は大きく動き始めたのだが、それはまだ、誰も知らない…
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第1章 〜1つの出会い〜
設定


簡単な用語解説

ライネス王国…およそ5億人の人々が暮らす巨大な王国。しかし、他国との繋がりは殆ど無い。

一見すると平和で華やかな国だが、実情としては、『闇街』に対する差別が酷かったり、救済措置を施さないなどかなり闇が深い国

 

闇街…王国の各地に点在する裏路地に栄えた街。色々な事情で『表』に暮らせなくなった人々や、裏社会の人々が集う。治安は悪く、警察も殆ど立ち入らない無法地帯。更に、街の中でも考え方はバラバラなので、喧嘩は日常茶飯事。国民は、殆どが闇街の事を酷く差別している。

 

ライネス一族…ライネス王国を治める王族。国民の間では賢君と名高いが、裏ではヌーンを除いて、国中の誰よりも『闇街』を差別しており、『闇街』に対する虚偽の情報を流したりしている。ヨルと因縁があるらしいが…?

 

ナイト…闇街でのヨルの通り名。英語のnightの意味と、自分の中の掟を守り抜く高い騎士道精神を評価した、《騎士》という意味のナイトとかけている

 

ヨル・ディプラヴィティ

本作の主人公。18歳。闇街に住んでいる。

人間としてあるべき感情の内、喜びや幸せなどのプラスの感情が欠落している。

黒髪に紫と青のオッドアイ。イメージカラーは黒

殆ど喋らず、人を近づけさせない。性格は無口で冷淡だが、本質的には優しい。

闇街の差別に対してどうでもいいと思っており、差別されても何とも思わない。

王族であるライネス一族と何か因縁があり、ライネス一族の事を嫌っている

出会った当初はヌーンの事を疎ましく思っていたが、徐々に変化していく

闇街に住むようになった経緯は不明だが、王族と関係があるとかないとか

 

ヌーン・ライネス

本作のもう一人の主人公。18歳。王族で唯一の良心的存在。

感情豊かで、共感能力がすごい。

銀髪に金色の目。イメージカラーは白

自分から積極的に話しかける。性格は優しく、落ち着いている。

ヨルが本当は優しい事を分かっていて、どうにか心を開こうとしている。

差別や偏見が大嫌いで正義感が強い。王族内で唯一闇街の差別に対して疑問を抱いており、国を変えようと頑張っている。

 

 

因みに、主人公二人(+国名)の名前の由来は、

 

ヨル・ディプラヴィティ→日本語の《夜》と、英語で《堕落》を意味する《depravity》より。因みにあだ名のナイトは英語で《夜》を意味する《night》より

 

ヌーン・ライネス→英語で《正午》を意味する《noon》とライネス王国のライネスより

 

ライネス→それぞれ英語で、《光》を意味する《Light》と《闇》を意味する《Darkness》より

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