ふぇいと えきせんとりっく! めいど あんど ばとらー!   作:猫好き猫アレルギー

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水着イベント周回中


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 生い茂る木々。聞いたこともない生き物の声。あまりの暑さで流れる汗。肌に張り付く衣服…………。

 

 そして…………

 

「イパッオー! イパッオー!」

 

 奇声を上げ、謎の仮面を被る半裸の集団…………。

 

 

「どうしてこうなったのよ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ、富士原さん」

 

「なえかでいいわよ」

 

「えっとそれじゃ、なえかさん。衛宮くん……私と一緒にいた男の子はどこに行ったのかしら?」

 

 私が聞くとなえかさんは、ああっと思い出したように手を打つ。

 

「彼なら一緒にいた執事さんが、『ご安心ください! 私が丁重に送り届けます!』って言ってたわよ」

 

「送り届ける……?」

 

 何かニュアンスが可笑しいような?

 

「ええ、“白い女の子”と一緒に連れていったわよ」

 

 白い……女の子!?

 

「そ…それって、まさか!?」

 

 

 ガチャ

 

 

「そのまさかだ」

 

「……え?」

 

 扉を開けて、入ってきたのは…………

 

「あ…貴方は!?」

 

 そこにいたのは、イリヤのサーヴァントであるセイバーだった。

 

「何故、貴方がここに!?」

 

「…………」

 

 何か妙に心痛な表情をしているわね。

 

「彼なら、コガラシさんの謎のセクハラ技で気絶してたからここに運んだのよ」

 

 気絶って……セイバーには、高い対魔力があったと思うだけど…………あの攻撃は魔術じゃなかったのかしら?

 ……………………まあ、変態だしね。

 

「…………すまない。世話になった」

 

 なえかに一礼をするセイバー。最初に会ったときから思ったけど……スッゴく謙虚な英霊ね。

 

「えーっと、それでセイバー? まさかと思ったけど…………バトラーが連れていったのって…………」

 

「ああ、俺のマスター。イリヤスフィールだ」

 

 やっぱりか!! 何考えてんのよ! あの変態!!

 殺しに来た奴と殺されかけた奴を一緒にしてどーすんのよ!!

 

「…………その、何て言ったら分かんないけど…………」

 

「いや、大丈夫だ。こちらこそ、気を使わせてすまないな」

 

 うわぁ、本当スッゴい謙虚。どっかの変態にも見習わせたいわ。

 私はチラッと、メイドガイを見る。

 

「ところでメイドガイのマスターよ。君に頼みが有るのだか…………」

 

「え? 私に頼み?」

 

 何かしら?

 

「ああ、実はこの辺りの地理を教えて欲しいのだか……」

 

「地理を……?」

 

「ああ、マスターを探したいのだか…………何処に居るのか見当がつかなくてな」

 

「見当がつかない?」

 

「ああ、マスターの方から呼んでくれるのなら良いのだか…………残念ながら、俺には探す術がない」

 

 それもそうね。キャスタークラスだったら、探査系の魔術を持っていても不思議じゃないけど……彼はセイバークラスだし、魔術の心得があった逸話持ちでもない。

 けど…………。

 

「……セイバー。悪いんだけど、私は貴方に協力する義理はないわよ」

 

 そう衛宮君と違い、敵である彼に力を貸す必要性はどこにもない。

 

「……確認しておくが、“遠坂 凛”は君の名か?」

 

「そう…だけど?」

 

 すると、セイバーは懐から手紙取り出した。

 その手紙には【遠坂 凛様へ】と書かれてあった。

 

「……? 何の手紙?」

 

 私はセイバーから、手紙を受け取り裏を見る。

 そこには………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【貴方の背後に這い寄る執事 キース・ロイヤルより】

 

 と、書かれてあった。

 …………うぁ、開きたくない。

 どう見ても、不幸しか呼ばなさそうな気がする。

 このまま、破り捨てたいと思ったけど…………セイバーのなんと言うか、謎の訴えがある目で見られるとね。

 私はしぶしぶ手紙を開く。

 

【拝啓 うっかりクイーンの凛様】

 

 誰がうっかりクイーンよ!

 

【“誰がうっかりクイーンよ!” と、ツッコミを入れておられると思いますが…………】

 

 何で分かるのよ……。

 

【まあ、お茶目な冗談は置いといて……】

 

 置くなよ。

 

【凛様には、大変お世話になりましたので素敵なご招待券をプレゼントさせて頂きます】

 

 プレゼント……?

 手紙を確認すると、厚みの違う紙が1枚入っていた。

 こ、これは!?

 

【風雲! キース城! ご招待券】

 

 よし、破り捨てよ。

 

【資金提供 アインツベルン家&遠坂家&大富士原家

 共同開発 JINJA】

 

 なぬ!? どう言うことよこれ!

 

【凛様並びになえか様アーンドアインツベルン家の財産の一部提供して頂き、有り難く素敵なテーマパークを建築しました。つきましては御礼を込めて、招待を致します。是非とも御参加くださいませ(笑)勿論、ぷるるーんでたわわんなオパーいで数学が残念なえか様もご一緒に】

 

「ーーって、ふっざけんなぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 何、うちの財産勝手に使ってんのよぉぉぉ!! あの変態執事~~!! 許せん!!!

 

「なえかさん!」

 

「え、な、何!?」

 

「あの変態執事にヤキを入れに行くわよ!!」

 

「はいぃ? ヤキ……!?」

 

「ヤる! 絶対、ヤる!」

 

「ヤるの意味が殺るに聞こえるのは、気のせいかしら!?」

 

 戸惑うなえかさんに私は手紙を見せる。

 そして…………

 

「この執事、一人でデkillかな!?」

 

「HAHAHAHA! 勿論DEATH☆」

 

 

 

 

「…………オリベェさん。二人の目付きが怖いよ。キャラも変わっているし」

 

「言うなコースケ。触らぬ二人に祟りなしだぜ」

 

 

「クックックッ! 流石だなご主人ズ! 共に修羅の道へと突き進むとは! 良かろう! この俺が全力でサポートしてくれるわ!」

 

「貴方が関わると、ろくなことが起こらないと思いますよ! むしろ、火に油を漱ぐようなモノです!」

 

 

 

 

 

「「首を洗って待ってろよ! 変態執事! ゴートゥーヘル!!」」

 

 

 

 

 

「………………大丈夫……なの…か?」

 

 この時のセイバーの直感は、当たっているかもしれなかった…………。




剣「シローは無事ですか!?」

槍「どう考えても無事じゃねぇ気がするぜ」

弓「人ん家の財産で何をしているんだ!?」

???「そろそろ、ストッパーの出番か……」

三騎士「誰だ!?」
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