幼馴染みから始まる人間関係 作:名無しさん
海外=アメリカ
向こうではバリバリ運動してたとかしてなかったとか
後日、ことり経由で海未から『歌詞を作りたいと思うので協力してくれませんか?もし協力してくれるなら空いてる日を教えて下さい』と連絡が来た。この時の俺は少しだけ驚いていた。1度しか会ったことのない海未であったが彼女が男子と関わるタイプじゃなく、よくクラスにいる隅っこで本ばっか読んでるタイプの女の子だとばっかし思ってたからだ。しかもそれが会って2日後の出来事だったから尚更だ。俺は彼女に基本空いている事とメールアドレスを添付した内容のメールをことりに海未に送ってもらうことにした。その後彼女と日程を決めたりした結果…
数日後…
俺は彼女と俺の家で歌詞を決めることになったので駅前で彼女を待っていた。何故家になったのかというと彼女はあまり人目につかない所でやりたかったのでどちらかの家でやる事になったのだが彼女は親に自宅に男の人を呼んでいるのを見られたく無かったらしく俺の家になった訳だ。幸いな事に俺の家は両親共働き、妹も部活動を頑張っているので家には誰もいない。まあ普通は男友達の家に入ることに抵抗を覚える子の方が多いと思うんだけどね…
少しすると駅の改札から海未がやってきた。彼女はベージュのワンピースというものすごくシンプルな服装でやってきた
海未「お待たせしました。待ちましたか?」
江「大丈夫だよ、それじゃ行くか!」
そういい俺達は家に向かって歩き始めた。駅から家は5分ぐらいであまり歩かないが話の一つや二つは出来る。無言のまま歩くというのも辛いので少し話を降ってみた
江「海未…はさ、ことり達と違って運動部に入ってるから体力面は問題無いんだっけ?何部?」
海未「弓道部に入ってます。自宅では日舞もやってるので体力的には大丈夫ですね」
江「日舞って何?俺海外に居たから日本文化とか殆ど勉強してないんだよね」
海未「日舞は日本舞踊のことです。舞妓さんや芸者さんが舞っているものと思えば想像しやすいはずです」
江「てことは、海未は将来芸者かなにかになるの?」
海未「いえ、そんなことはありませんよ。まあ家を継ぐ予定ではありますが…」
彼女の表情が少し曇った。この時の俺は彼女は日舞の事があまり好きじゃないからこのような表情をしていたのだと思ったが全く違ったとわかるのは相当後のこと…まあそんなこんなで自宅に着いたわけです。俺の家は三階建ての家で新築なのでなかなか綺麗である。もちろん新築なので俺の友達を呼ぶのは初めてだ。
家にあがり生活感のあるリビングや洗面を見られないように少し早歩きをしてもらい俺の部屋へ通した。
海未「ここが江の部屋ですか…想像よりは綺麗、というか綺麗ですね」
引っ越してきたばかりというのもあるし趣味と呼べる趣味が一つ二つしかないせいか部屋の中は必要最低限の勉強道具と少しの雑貨や雑誌しか置いていない
江「俺の部屋はもっと汚いイメージがあった?」
海未「いえ、そういう訳でなく…男の人の部屋は汚いイメージがあったので」
海未「それは偏見だよ、部屋は結構綺麗な人も最近は多いよ」
少し笑いながら言った。テーブルと座布団を出し本格的に歌詞づくりの話を始めた。最初のうちは歌詞づくりを真面目にやっていたが時間が経つに連れて関係のない雑談が増えてきた。海未はあまり自分の話をせずにことり、穂乃果の二人の話をよくしてくれた。お陰で俺がいない間の二人の様子も分かり海未とも仲良くなっていった。しかし肝心の歌詞の方が…
海未「決まりませんね」
江「あれ?今の聞こえてた?」
海未「はい、はっきりと聞こえてましたよ。大体のテーマは決まったんですけどね」
江「3人をイメージした曲にしたいんだけどね…なんかこう、ファッと思い付かないものなんだよね」
海未「私達の曲と言われましても、私達3人のことを周りの人がどのように思っているのか分からないですからね」
江「俺のイメージでは学校大好きだからなんとかして廃校阻止したい仲良し女子高生三人組なんだけどな」
海未「なんですかそれ…」
流石にそんな抽象的な表現じゃなにも伝わらない。かと言ってネットで『歌詞 作り方』と調べて出来る歌詞はオリジナリティーに欠けることはなんとなく分かっていた
江「なにかいい案ありませんかね、海未さん」
海未「そうですね…あっ!」
彼女はなにか思いついたような言葉を発した
海未「さっき江が言ってた私達のイメージを変えたら歌詞っぽくなるのではないですか?」
江「学校大好きだからなんとかして廃校阻止したい仲良し女子高生三人組だっけ?」
海未「はい!例えば学校が廃校になることは悲しいということになりますよね、だったら悲しいという言葉を使ったりしてはどうでしょう」
江「そうだね…それはいいかも。じゃあ私達か君達っていうフレーズも入れてみたら?後は廃校を阻止するっていう目標を少しカッコよくして夢とか」
海未「いいですね!それじゃあ〜」
1度アイデアが出ると止まらなくなり時間は昼過ぎとなっていた。お互い喋りすぎてお腹も減っていたのでご飯を食べることにした
海未「私のワガママで自宅を貸していただいた上昼食までお世話になってしまって本当によろしいのでしょうか」
江「大丈夫大丈夫、こっちもこんなに汚いリビングで昼たべさせちゃってごめんね」
俺は焼きそばを作りながらリビングにいる海未と喋っていた。もちろん雑談だ、昼食を食べたところまではよかったのだが食べ終わった直後の出来事は俺的には最悪だった。どんなことになったかというと…
???「ただいま〜、お兄ちゃん昼作って〜」
そう、俺の妹が帰ってきてしまったのだ
主「はい、お疲れ様。今回は海未と仲良くなろうの回の前半ですね」
江「そんな回があるのか…」
主「もちろん♪他にもいっぱいあるから、君が望むならあんな事やこんな事をする回を作ってもいいんだよ。とそんなことより今回は+α来てるから紹介するね、江の妹!…ではなくお母様に来ていただきました。どうぞ宜しくお願いします」
母「いえいえこちらこそ、いつも息子がお世話に」
江「いやいや、おかしいでしょこの状況。なんで母さんが来てんの?まだ本編に出てないんだよ!」
母「本編って何かしら?それより貴方、私に無断で女の子家に呼んでるんですって!紹介しなさいよ、私若い子大好きなの知ってるでしょ?」
江「だから言いたくないんだよ!どうせ仕事すっぽかして海未の髪の毛クンカクンカするんだろ?」
母「あら、別にそんな事はしないわよ。逆にそんな事考えてるなんて変態さんね、江は」
江「ちがうわ、確かに母さんから産まれてきたからそういうのはあるかもしれないけどさ」
主「あの〜、そろそろ時間なんで次回やっていただいてもよろしいでしょうか?」
江「ああ、ごめん。迷惑かけたな、それじゃあ次回もよろしく」