幼馴染みから始まる人間関係 作:名無しさん
荻野雪。吹奏楽部、高校は音ノ木坂に入る予定。ことりのことを実の姉のように慕っている
翌日、出来上がった歌詞を見せるために俺とことり、海未、穂乃果の4人はマッ〇に来ていた。俺と海未で作ったものだがそれを人に見せるとなると妙に緊張し恥ずかしかった。それは海未も同じだったらしく見せる前に「やっぱり無理です!」と何度も見せることを拒んだ。しかし歌詞を見たことりと穂乃果は俺らの事を大絶賛!「すごくいい歌詞!」「これなら絶対人気でるよ!」とまあ周りのお客さんに迷惑かかるレベルで騒いだ訳だ…
用が済んだので帰ろうとしたらことりに呼び止められた。
ことり「この後、私達神田明神でダンスの練習するんだけれど良かったら付き合ってくれない?」
江「いや、いいよ。俺はダンスとか全くやったことないからアドバイスとか出来ないし、居ても邪魔なだけだよ」
ことり「大丈夫!やってもらうことはいっぱいあるよ!」
彼女はそう言って少し笑って言った。これを断ったら後で大変なことになると容易に想像出来たので引き受けた。神田明神は急な坂道を登りきった所にある歴史ある神社だ、彼女達はそこの境内と男坂と呼ばれる所で練習をしているそうだ。境内ではダンスの基礎となるステップを練習し、急な階段がある男坂では体力作りのために階段ダッシュをするらしい。これがハードな練習なのかどうかは周りの人達を見ないとわからないがことりと穂乃果(主に穂乃果)はギャーギャー海未に言いながらも毎日練習をこなしているそうだ。今日はその体力作りのメニューとダンスの基礎、そして声出し。この三つをやるらしい
海未「それでは行きますよ!」
海未の掛け声と共に練習が始まった。俺はサポートということなのでストップウォッチ片手に彼女達が必死になって階段を登るのを上から眺めているだけだ。しかしこうやって客観的に見ていると穂乃果とことりの物凄く体力がないなと思う。海未は流石の一言。週を重ねてもペースが変わらずに走っている。全国の女子高生がどれだけ走れるのかは知らないがあの2人は三往復ぐらいでへばり始める
江「ほらほら、海未は終わって水飲んでるぞ。うまそうだぞ、早く飲みたいだろ?だったら早く走れ、ほら後二往復!」
穂乃果「江君のっ…鬼っ…」
穂乃果が息を切らしながら階段を必死に走っている。ことりはその少し後を走っている。まあ運動してない人の体力なんてそんなもんだ、ちなみに俺は中学生の頃までは体力あったぞ、中学生までは!
まあそれでもやると言ったことはやりきる穂乃果とことりなので二人とも最後までしっかり走りきった。疲れてへばっている二人にドリンクを渡して少し4人で少し話していた。すると後ろから独特な関西弁で話しかけられた
???「ちょっとええ?」
後ろを振り返るとそこには巫女服姿の女の人がいた。どうやら3人は彼女のことを知っているようで…
穂乃果「副生徒会長!」
???「希でええよ、ところで後ろの男の子は誰なん?」
希は俺の方を指差しそういった。彼女はロングヘアーで肩のあたりでシュシュで止めている。よくわからないけどツインテールみたいな感じだ。海未が軽く希に俺の説明をしたら希は俺のことを四方八方からまじまじと眺めた。そして少し話があるから休憩室に行こうと言われたのでついて行った
希「萩野江君か…うち東條希、高校3年生やけど希って呼んでええよ!」
先輩だったのか。心の中で呼び捨てしまった、通りで立派な…
希「なにか変な事考えてない?」
…心の声が読めるのか
希「せや、スピリチュアルやろ?」
江「なんて恐ろしい先輩なんだ、まあことり達を宜しくお願いします。希先輩」
希「まあうちは彼女達を手助けしたいんやけど立場上あまりサポートし過ぎると怒られるんよなぁ」
江「怒られる?誰にですか?」
希「そうか、江君は穂乃果ちゃん達とうちの生徒会長があまりいい関係じゃないこと知らないんやったな」
ん、関係があまりよくない?彼女達は廃校を阻止しようとして活動してるだけなら普通生徒会は応援するんじゃないのか?
すると希先輩は少し微笑んで答えた
希「普通は…ね、でもえりち。生徒会長は3人のことが嫌いというか羨ましいと思ってるんよね。だから普通の生徒達よりも少し強く当たったりするんやない?」
江「なぜ羨ましく思うんですか?そもそも生徒会長とことり達はなにか関わりがあるんですか?」
希「関わりは特にないんやけど、目的が一緒で彼女達のが活動出来てることに少し苛立ちを感じてると思うんよ」
江「もしかして、生徒会はなんらかの事情があって活動出来いんですか?それで自由に活動出来ている彼女達を羨ましいと思っていると」
希「感がええんやな。だいたいそんな感じよ」
彼女は少し微笑みながらそう言った。彼女は俺に対して伝えたいことは伝えられたようなので3人の元へ歩き出した。俺もそれに続くようにして3人の元へ向かった。そして彼女は3人に対してこんなことを言った
希「なあ3人共、音ノ木にある部活全部調べてみたことってある?」
穂乃果「いえ、ないですけど…」
希「なら少し調べてみ、これがうちが今出来るアドバイスや。それと…せっかく神社使わしてもらってるんやから御参りでもしていったら?」
そう言って彼女は自分の持ち場へと戻っていった。
すぐに御参りをしても良かったが海未が「体が冷えない内に1通りの練習をすませましょう」とのことなので一通り練習を済ませることにした。
ダンス練習の途中ことりが俺に話しかけてきた。最初は「私達しっかり踊れてる?」などなど自分達に関係してることだったが海未に注意される直前、こんなことを言われた。
「もう〜〜は出来ないの?」
ことりは俺のことを心配してこのようなことを言ってくれたと分かっていたが、しばらく昔のことが余りにも鮮明に思い出してしまい、気分、いや体調が一気に悪くなり壁に寄りかかってしまった。その時のことはあまり良く覚えていないが3人の話では過呼吸で顔色が物凄く悪かったらしいが休んだら治ると言って3人に練習をさせたらしい
しばらくし練習を終えた俺達は4人一緒に御参りをした。この頃には俺の体調も良くなっていたので4人並んで御参りすることが出来た。願ったことは四人一緒だったと思う。内容は
『ファーストライブの成功』
時間も遅くなっていたのでそこで解散した。まだ曲も衣装もダンスも出来ていないのにファーストライブまでは残り1週間を切っていたが不思議と不安はなかった。彼女達ならなんとか出来ると思っていたからだ
主「辛い」
江「どうした、急に」
主「新生活が始まり満員電車に揉まれるような生活が辛いんだよ!というどうでもいいことはよくって今回も読んでいただきありがとうございました!」
江「それで今回は希先輩と初めて喋ったけど凄い人だな」
主「そうだね、隠し事出来ないよね。例えば『なんだあのエセ関西弁は』とか〜」
江「そんなこと言ってていいのかよ。壁に耳あり障子に目ありだぞ」
主「大丈夫!主補正かかってるから」
江「笑顔で言うんじゃない!」
主「それに今回は江が過去になにかあった。って言うのがわかりましたからねぇ」
江「……あれ知ってるのは身内とことりだけなんだよな」
主「まあ結構やばいヤツ(かもしれない)のであまり触れないけどいずれわかる時が来るので!それではまた次回『ファーストライブ編』で。さらに更新遅れる可能性あります」