【完結】とある再起の悪役令嬢(ヴィレイネス)   作:家葉 テイク

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六七話:本当の『開会』

 風が、レイシアの頬を撫ぜた。

 明らかに自然のものとは違う烈風によって、レイシアの金色の髪が後方へと靡いていく。きらきらと輝く金色の流れは、しかし今は美しさよりもその烈風の脅威の方を想起させた。

 その表情に、焦りが滲む。

 アクアマリンの瞳は明らかに動揺を露わにし、桜色の唇も軽く震えていた。

 

 

「アナタ……」

 

 

 破砕した『亀裂』は、空気に溶けるように消えた。

 『亀裂』によって生み出された闇が一気に失われた格好だが、ありきたりなモチーフのようにそこから陽光が差し込むようなことはない。

 天空には分厚い雲が鎮座し、その表層を禍々しく黒い雷が疾走している。

 それはむしろ、誰かを守り癒す優しい闇が何者かの悪意によって切り裂かれたような光景だった。

 

 

 そこにいたのは、一人の天使。

 

 

 その体躯が人間サイズであるのも、翼の縮尺が巨大すぎて人間が翼の塊に呑み込まれているように見えるのも、レイシアにとってはさして重要な要素ではなかった。

 その翼があまりにも破滅的な威力を持っているために、天使が一歩踏み出すだけで弱く地響きが起きているのも、異常な光景ではあったが彼女にとっては些事でしかない。

 レイシアの驚愕の根源。それは。

 

 

「風、斬……さん……?」

 

 

 少女。

 風斬氷華。

 

 学校指定の青いブレザーに、丈を調節もしていない長めのスカート。黒の中に、僅かに残った黒い髪を腰ほどまで伸ばし、ひと房だけ頭の横で縛って垂らしている。

 気弱そうな顔立ちを隠すように眼鏡をかけたその少女は、九月一日に出会った時には、およそこの世のあらゆる争いごととは無縁そうな雰囲気を放っていた。

 

 

 その少女が、凌辱されていた。

 

 

 ふらふらとゾンビのように不確かな足取りで、だらりと項垂れ、まるで絞殺死体のように力無くこぼれ出た舌から流れる涎は、もはや『体液』と表現した方が適切そうだった。そのくらい、『正常な人間』という言葉の持つイメージからかけ離れた様相だった。

 苦しみを表すかのように見開かれた眼球は、ピントの合わないレンズのように不規則にブレている。

 その光景を凌辱と言わず、なんと表現すればいいだろう。少女のあらゆる尊厳を踏み躙るその光景を見て、心を揺らさないでいられる者は、きっとまともな人間ではない。

 

 

「か…………風斬さん!!!!」

 

 

 だから、レイシアが次の瞬間には全速力で風斬の方へ突っ込んでいたのも、たとえ浅慮であっても責めることは誰にもできなかっただろう。

 『正史』で見たことがある状態だとか、だとするなら原因は分かっているとか、そんなことは問題ではなかった。

 彼女は友人で、その友人がこんな目に遭っている。彼女にとっては、それだけで全ての事前知識を投げ捨てるのには十分すぎた。

 

 

「おー、直情的だねえ。これはシレン君の方かな?」

 

 

 幻生が軽い調子で呟く。

 直後、風斬の背中から飛び出た輝く翼の一部が、突貫したシレン目掛け勢いよく振り下ろされた。

 

 ゴッギィィィン!!!! と、壮絶な音が響く。

 見ると光の翼は、白黒の『亀裂』によって受け止められていた。

 しかしそれは拮抗を意味しているわけではない。世界全体が軋むような音が鳴り響いた瞬間、白黒の『亀裂』はいとも簡単に破砕した。

 

 ただ、超能力者(レベル5)にとってはその一瞬で十分。

 何らかの能力を使ったのか、光が『亀裂』を呑み込む頃には、レイシアは幻生から一〇メートルほどの距離に移動していた。

 

 

「……木原、幻生」

 

 

 彼女の背中からも、白黒の翼が展開されている。

 その中で繭のように守られている馬場芳郎は何事かをレイシアに語り掛けているようだが、幻生からその声は聞こえない。

 代わりに聞こえてくるのは、目の前の令嬢の怒りの声。

 

 俯いていた顔をレイシアが持ち上げたとき、その瞳は絶対零度の冷たさを帯びていた。

 

 

「後悔しても、もう遅いですわよ」

 

 

 直後。

 幻生の右腕を、白黒の『亀裂』が貫いていた。

 

 

「ほッ…………!?」

 

 

 ぼとり、と音を立てて、老人の枯れ枝のような右腕が地に落ちる。反射的に、幻生は己の右腕を抑えた。

 

 

「腕のいい医者なら知っていますわ。わたくしの能力で切断されたものであれば、後遺症なくつなぐことができるでしょう。……ええ、はい。分かっていますわよ。『どうせサイボーグだからダメージなんてない』でしょう?」

 

 

 相手の四肢を一本失わせても、レイシアは警戒を解かない。

 むしろ、二撃三撃と、幻生の四肢を奪わんと『亀裂』を叩きこんでいく。

 

 

 ゴンガンドンバンゴンギン!!!! と、凄絶な音の連続が続いた。

 あらゆるものを切断する白黒鋸刃(ジャギドエッジ)に対抗できる物質は、自然界には存在しない。

 しかし、異能が絡めば話は別だ。

 

 第一位の一方通行(アクセラレータ)や、上条当麻の幻想殺し(イマジンブレイカー)座標移動(ムーブポイント)による一一次元からの干渉、そしてヒューズ=カザキリ。

 白黒鋸刃(ジャギドエッジ)の数少ない敗北に、新たな一つが加わりそうだった。

 

 

乱雑開放(ポルターガイスト)と言うんだよ」

 

 

 不可視の力を従えながら、幻生は楽しそうに続ける。

 

 

「レイシア君も聞いたことはあるかな? 僕の家族が手掛けたモノなんだ。アレはAIM拡散力場の揺らぎでねー。幻想御手(レベルアッパー)で複数の拡散力場を扱える状態下においては、意図的にAIMに揺らぎを与えることで乱雑開放(ポルターガイスト)を誘導できるんだよ」

 

 

 傍から聞けば、意味の分からない情報だっただろう。

 しかし、レイシアはそれが分かる。この世界とは違う歴史──『正史』の知識を持っているがゆえに。

 

 

「じゃじゃ馬だけどね、手綱の握り方さえ覚えれば随分小回りの利く便利なチカラだよー」

 

(確かに、原理的には可能だろう。()()()()でもテレスティーナさんは複数の能力者を意図的に暴走させることで乱雑開放(ポルターガイスト)を誘発させていた。でも、その事象をここまで制御できるか……!?)

 

 

 『木原』。

 音波による共振で強度を無視して物質を砂にする──なんてものとは、扱っている科学の次元が違う。異端の次元が違う。

 理解しようとするだけでめまいがする狂気の技術。

 それが、『木原』だ。

 

 

「本来なら腕を落とした油断を突くつもりだったんだけど、バレてしまっては仕方がないねえ」

 

 

 そんな異端の技術を事も無げに振るいながら、幻生は右肩を抑えていた左手を放し、おどけたように広げて見せる。

 右肩の切断面からは血の一滴も流れておらず、得体のしれないコネクタのようなものがまるで触手ように右へ左へと動いていた。

 

 

「初見で見抜かれるほど不自然な動きはしてない代物なんだけどねー。後ろの少年がブレーンをやっているのかな?」

 

 

 幻生の視線が、レイシアの後ろの馬場に突き刺さる。

 たったそれだけで、幾重もの『亀裂』に守られているはずの馬場の身体はびくんと震えた。蛇ににらまれた蛙のように、馬場は縮こまってしまう。

 

 

「まぁ、どちらでもいいか。臨神契約(ニアデスプロミス)についても興味はあるが、アレは僕の研究ではなくアレイスター君の計画だからねー。邪魔をするようなら、少しばかり傷ついてもらうよ。なあに、脳さえあれば絶対能力(レベル6)になることは可能だから、」

 

 

 理解しようとするだけで正気が削れそうな、冒涜的な言葉。

 しかし、幻生がその言葉を続けることはできなかった。

 

 何故なら、分厚い雲を突き破るように『光の柱』が彼の現在位置を焼き払ったからだ。

 

 

 

「…………よお」

 

 

 

 白い羽根が、雪のように舞い降りた。

 

 赤のインナーセーターの上から学生服を身に纏った、ホストのような『整ったガラの悪さ』が印象的な少年は、足音一つ立てずに降り立った。

 

 

「ひょほほ、よく来たね。僕の招待状はどうだったかな?」

 

 

 楽しそうに笑う幻生は、当然のように傷一つない。

 あえて能力を暴走させて発動する乱雑開放(ポルターガイスト)ではない、純粋な多才能力(マルチスキル)を応用したのだろう。

 しかしそんな幻生の言葉は無視して、荘厳な印象全てを吹き飛ばすような凶悪さで、天より舞い降りた少年は天使と老人を交互に見て、

 

 

「天使が二人か。死ぬにはいい日じゃねえの?」

 

 

 学園都市・超能力者(レベル5)第二位。

 

 『未元物質(ダークマター)』。

 

 垣根帝督。

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 そんな名を持つ怪物の一角は、死神のような笑みで強襲を開始した。

 

 

 


 

 

 

第二章 二者択一なんて選ばない PHASE-NEXT.

 

 

六七話:本当の『開会』 "T"umultuous_Party.

 

 

 


 

 

 

 ──なんでいきなり垣根帝督が!?!?!?

 

 

 俺が思わずそう叫ばなかったのは、褒められるべきだと思う。

 いやいやいや、そのくらいびっくりしたんだよ。だってこれから幻生さんとぶつかろうって時に突然垣根さんがポップしたんだよ? そりゃあビビる。誰だってビビる。

 でもまあ……ビビってるだけって訳にもいかないよな、風斬さんを止めなくちゃ!

 

 いくつかの攻防のあと、小休止とばかりに幻生さんから距離をとった垣根さんに近寄って、俺は意を決して話しかける。

 

 

「アナタは……、」

 

「第二位。名前なんざ知る必要はねえだろ。……裏第四位(アナザーフォー)か。安心しろ。テメェを潰しに来たわけじゃねえよ」

 

「それは見れば分かりますわ。ですが幻生を? アナタにはそうする理由がないのではなくて?」

 

「ほう? 随分と知った風な口きくじゃねえか」

 

 

 うわっ、レイシアちゃん、あまり滅多なこと言わない方がいいような……。

 

 

「知った風な口というか、アナタもどうせ後ろの彼と同類でしょう? 雰囲気で分かりますわよ。だから、メリットのない争いごとには首を突っ込まないのではと思ったまでですわ」

 

「メリットがないのはお互い様だと思うがな。……っつか、そこのデブはなんでそんな愉快なことになってんだ?」

 

 

 あ、垣根さん。そこは気にしないであげて……馬場さんが可哀相だから……。

 

 高速移動に対応しつつ戦いに助言を出してもらう為には、白黒と透明を組み合わせた『亀裂』の防護室を作って俺達の背後に設置する必要があったんだよ。

 一応、空気穴兼通話口は設置してあるけど、お陰でほぼ密室。多分、下手なシェルターよりは安全だと思うけど……。

 

 

「まあいいや。詮索はやめとけ。テメェの手が届くような領分じゃねえよ。この街の暗部(おれたち)のいる領域はな」

 

《出た。暗部特有のやさぐれアピール》

 

《レイシアちゃん、言い方》

 

 

 やさぐれアピールっていうか、まぁ実際に俺達じゃあ暗部と渡り歩くには組織力に不安があるっていうのは事実だからね。レイシアちゃん的には上から目線で来られるとカチンと来るかもしれないけど……。

 ……っていうかレイシアちゃん、そう考えるとバードウェイとかとめちゃくちゃ相性悪そうだな。そのうち知り合うことになるだろうし、今のうちからなんとか対策しておかなくては……。

 閑話休題。まぁ、藪蛇にならんように警告してくれるだけ、垣根さんは良心的だと思うよ。

 

 

「話は後にしましょう。それより……幻生の方は任せていいですか? 私は、あの子を止めないと」

 

「好きにしろ。俺はあのジジイを潰せりゃそれでいい。──誉望。お前は余計な横槍が入らないように周り見張ってろ」

 

『了解ッス』

 

 

 垣根さんがそう言うと、何やら通信が入ってきた。よぼう……? 誰だろ。下部組織の人かな。垣根さん、そういう人の名前もちゃんと覚えてるタイプなんだなぁ。

 と。

 

 

『────っ!? くっ、襲撃者ッス! なんだコイツら……!? 能力者じゃないってのに、なんで俺の念動能力(テレキネシス)の防壁をやすやすと破壊して……!?』

 

「おい、どうした誉望。何があった」

 

 

 突如、通信先の誉望さんが切羽詰まった調子で声を荒げ始めた。

 ……うわぁ、まだ来るの? これ以上来たら、なんかもうパーティ会場みたいになっちゃわないかな……。

 

 

『こいつらまさか、「木原」……上等だ、やってやる! …………あ? お前、そんな……!?』

 

「おい! 誉望! 状況を説明、」

 

『ぐっ、クソ、すいません垣根さん「木原」に突破され……お前なんだその右手!? 俺の能力を消し飛ばし……ッ!? …………ハァ!? おま、第七……!!』

 

 

 …………えー、ありがとう、誉望さん……と言っておこうかな。

 『第七』、と言いかけたところでブツリと途切れた通信だったが、切羽詰まっても垣根さんに状況をなるべく伝えようと頑張ってくれた彼のお陰で、粗方の内容は掴めてきた。

 

 まず、『木原』の連中が絶賛急行中。

 木原那由他って子とテレスティーナさんがダウンしただけで諦めるほど、木原一族も殊勝じゃないってことだ。

 誰が来るんだろうなー……。病理さんとか来たらマジで怖いから勘弁してほしいんだけど……いや木原はみんな怖いか。怖くないときの円周ちゃんとかだったらまだいいかな……。

 

 そして、第七……。これは多分、第七位、だと思う。なんか暗部の人って超能力者(レベル5)を順位で呼びがちだしね。

 そうかー……削板さんが来るのかー……。なんか……凄いね? 超電磁砲(レールガン)の事件だと思ってたけど、そうでもないのかもしれない。なんてったって……。

 

 で、最後。

 なんか妙な右手で能力を消し飛ばした謎の少年。

 そうだね、上条当麻だね。

 ……。

 なんで上条当麻が此処に来るんだよ!!!!!!!!!! 上条さんが関わらないから正史では言及されなかったんだねって言ってたのにお前が来ちゃったら全部矛盾しちゃうだろ!!!!!! っていうかお前参戦してたんならなんで小説の方で一度も言及してなかったんだよ!!!! 大覇星祭、殆どあとからなんも言及してなかっただろうが!!!!

 

 

 ……こほん。まとめると、木原一族(人数不明。たぶんいっぱい)と削板さんと上条さんが此処に来て、幻生さんと垣根さんと風斬さんと俺達の戦場に参加する、と?

 いやまぁ……それぞれに思惑があるんだろうし、削板さんと上条さんは間違いなくこっち側だと思うし、完全なバトルロワイヤルって感じにはならない……とは思うんだけども。

 

 

「……チッ、邪魔が増えそうだな」

 

 

 通信が切れたのを見た垣根さんは、忌々し気に舌打ちをする。

 でも、この状況は俺達にとってはプラスだ。木原一族は分からないけど、現状は垣根さんと上条さんと削板さんが味方。この三人が味方なら、風斬さんと木原一族と幻生さんが敵に回ってもまだ安定感の方が勝る。

 

 

「うーん、そうだねー。幻想殺し(かみじょうくん)最大原石(そぎいたくん)の干渉は非常に胸躍るが……彼らの介入は、ちょっとねー。おそらくこちらに来るのは数多、病理、相似、円周かなー? 何にしても、真っ向から相手をしていてはこちらの手が足りない。『アレ』も欲しいからこちらにかかりきりになるわけにはいかないし────」

 

 ピッ、と。

 幻生さんは、いつの間に持っていたのかペンライトのようなものを空に翳し、何かの操作をしたらしかった。

 

 

《…………! シレン!》

 

《うん。俺も……流石に分かるよ》

 

 

 その場全体が軋むような感覚。

 きっとこれは、能力者特有の感覚だ。さっき、風斬さんがやって来た時にも感じた。これは……。

 

 

「来たまえ」

 

 

 ズドォン!! と雷光と共に降り立った少女は──風斬さんとは別の意味で、既に変貌していた。

 風斬さんの凌辱めいた変貌とは違う、何か神々しいモノ。人とは違う『何か』への進化途中──何故か、そんなインスピレーションが脳裏をよぎる。

 

 そして。

 

 

「オイオイクソジジイ。ま~た妙な実験しやがってんな?」

 

「アハハハハ! なんですかアレ! どういう原理なんですかぁ!?」

 

「あわわ……相似君、落ち着いて、落ち着いて」

 

「さーて、おじいさん。『諦め』させに来ましたよー」

 

 

 極彩色の科学を操る一族が。

 

 

「なんだなんだ。根性のありそうな連中が揃い踏みじゃねえか。……面白そうだな!」

 

 

 科学の街の頂点の一角にして最大のイレギュラーが。

 

 

「……騒がしくなりやがったもんだ。まあいい。俺は俺のやるべきことをこなすだけだ」

 

 

 白い翼を持つ、この街の深部に鎮座する天使が。

 

 

「あ゛……ぁ…………」

 

 

 翼の中に埋もれるような、痛々しい有様の哀れな少女が。

 

 

「…………かざ、きり」

 

 

 幻想を殺す右手を持つ、

 

 

「風斬ィィィいいいいいいいいいいいいいッッ!!!!」

 

 

 ツンツン頭の少年が。

 

 

「さぁ、実験を始めよう」

 

 

 底知れぬ欲望を持つ老人が。

 

 

 

「御坂君は天上の意思(レベル6)に辿り着けるかな?」

 

 

 

 ────一堂に会した。




というわけで、現状の参戦者一覧はこちら。


01レイシア=ブラックガード白黒鋸刃(ジャギドエッジ)
02馬場芳郎不明(無能力(レベル0)
03木原幻生乱雑開放(ポルターガイスト)
04ヒューズ=カザキリ科学天使
05垣根帝督未元物質(ダークマター)
06木原数多『??』を司る木原
07木原相似『代替』を司る木原
08木原病理『諦め』を司る木原
09木原円周木原としては及第点と言えない
10御坂美琴超電磁砲(レールガン) PHASE_NEXT
11削板軍覇最大原石
12上条当麻幻想殺し(イマジンブレイカー)
13一方通行(アクセラレータ)一方通行(アクセラレータ)


なお、一堂に会してはいますが各々目的があるので、乱闘にはなりません。
レイシアが戦うことになるのは、この中のうち誰か……予想してみるのもいいかもしれません。

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