「はぁ~、やはり今月はピンチですね~」
私はそんな独り言を通帳を見ながらつぶやいた。
今月は依頼こそ受けてはいたけどそれで入ってくる報酬より私が買った新しい狙撃銃や武偵弾
の方が高くついてしまったのだ。
まあ簡単に言えば自業自得と言うやつなのでしょう。
「そろそろ行かないと遅刻してしまいますね」
そう言って重い足どりで学校に向かって歩き出した。
「なんか面白いことがおこらないかなー」
そんなことをつぶやきながら歩いていると
バッバッバッバッバン
銃声?
今日は始業式ですしこんなところで射撃訓練なんて行ってないはずなんですが。
疑問に思って音のする方に行くとちょうどキンジがUZIを乗せた7基のセグウェイを
破壊するところだった。
すごいですねー。でもあれができるという事はなってるんですねキンジ。
心の中でそう問いかけてキンジの方に行く。
「おーい、キンジ」
「飛鳥か。見ていたのか」
「まーね。そんなことよりもキンジ、なんでなってるんですか。」
「いろいろあってね」
そういうとキンジは体育倉庫に戻っていく。
いろいろって何ですか、ものすごく意味ありげですね~
そんなことを思っていると体育倉庫の中から女の子の声がした。
「お、恩になんか着ないわよ。あんな玩具なんか私一人でも何とかできた」
「そ、それに、今のでさっきの件をうやむやにしようたって、そうはいかないから、
あれは強制猥褻。れっきとした犯罪よ。」
強制猥褻!?キンジが?
いやでもこの状態のキンジならやりそうな気もする。
「キンジ、面会くらいは行ってあげますから」
「誤解だ飛鳥。アリアあれは不可抗力ってやつだよ」
キンジ~それは強制ではないにしろ、何かやったと自白したようなものだよ~
心の中でそうツッコミをいれているとキンジがベルトを外して少女に渡す。
なんだホックが壊れているのか。
一瞬キンジが、何を考えているのかわからなかったが、それなら納得。
「あれが、不可抗力ですって!?」
少女は跳び箱から出てきながら言った。
えっ、・・・・ちっちゃ
「あっ、あんた、私が気絶している間にふっ、服を脱がそうとしてたじゃない」
少女の口から衝撃の真実が告げられた。
「いや、真実じゃないから」
「心を読まれた!?」
なんとこの状態のキンジは読心術まで使えるのですか。おそろしや~~
「よしアリア、とりあえず落ち着いて考えてみよう。 俺は高校2年生だ。中学生を脱がしたりする
わけないだろう」