GOD EATER 神を薙ぐ者   作:R-13A2

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感想ありがとうございます。
ユウアリいいですよね。



6話

-実戦の後-

「あっ、お帰り…任務どうだった?

神機に違和感とかあった?」

 

帰ってきて神機を整備室に戻す時にリッカが話しかけてきた。

 

「バッチリ使いこなせたよ。ありがとうリッカ」

 

と伝える。

 

「ふふ、頼もしいね。ちゃんとメンテナンスしておくよ。

そういえばポール型の神機なんだけどね。スピア、ハンマー、サイズの3種類は

君が第一号の試験運用者になる訳なんだけど、

制御構造が複雑でね?神機の暴走を起こしやすいんだ。

欧州支部から輸入しているパーツがアーティフィシャルCNS……

えっと極東の人工コアと相性が悪くて、あまり君に使わせるのは賛成出来ないんだけど。

ま、サカキ博士が『彼の適合率は高いから大丈夫!』って言うし

理論上は問題ないから、しばらく観察させてね」

 

「了解、なるべく訓練とかで使ったほうがいいのか?」

 

「そうだね~、もう少しデータが集まって不具合等もなければ

実戦に行って貰いたいかな。新しいパーツが欲しければ言ってね。

欧州から製造や改造依頼はすぐに済ませるから、

君には不都合を感じさせないからね?」

 

と言い、笑顔を見せる。

 

「ああ、これからもよろしく頼む」

 

それだけ伝え時計を見ると一二〇〇だったため急いで食堂に向かい昼食を取りに行く。

流石に食ってすぐ講義は辛い。

一休みしたい。

 

 

 

-サカキ博士の講義-

と、いうわけで昼飯を食い一休み……なんて時間がすぐに過ぎ去ってしまった。

ああ、さらば愛しの休憩……こんにちは、講義

なんて頭のなかでくだらないことを考えながらサカキ博士の部屋に向かう。

五分前行動って大事だよね?

 

コンコンコン

 

「失礼します。神薙ユウ講義を受けに参りました。」

 

そう言い入室する。

 

「よく来たね、まだ時間まで少しあるから

そこのソファで座って待っていてくれたまえ

もうじきコウタくんも来ると思うからねぇ。」

 

 

そして講義開始時間ギリギリにコウタが現れる。

 

「おっ、来たねぇ!コウタくんも座ってくれ。

さて、いきなりだけども……アラガミって君はどんな存在だと思う?

”人類の天敵””絶対の捕食者””世界を破壊するもの”まぁ、こんなふうに世間では言われてるよね。

目の前にある事象を素直に捉えた素直な認識だろうね。

じゃあ、何故どうやってアラガミが発生したのか考えたことはあるかい?」

 

そう問いかけられる。

 

「そう、君たちも知っての通り、ある日突然現れ爆発的に増えたんだ。

今まで人間が唱えてきた進化の課程をすっ飛ばしたようにね。」

 

サカキ博士が説明している内容は殆どの人が知っているだろう。

講義が眠いのかコウタは大きなあくびをしている。

 

「ねぇねぇ、この講義に意味あるの?

アラガミの存在意義なんてどうだってよくね?」

 

まぁ、コウタが言いたいことも分かるのだが

こちらを見ているコウタの後ろを指差す。

 

「そうかね?」

 

「うぉっ」

 

完全に呟き聞かれてたな……

 

「アラガミには脳がない、心臓も、脊髄もありはしない」

 

そう解説しつつ眠そうなコウタの頭をつつく。

 

「私達人間は頭や胸を吹き飛ばせば簡単に死んでしまう。

でも、アラガミはそんなことじゃあ倒れない。

アラガミは、考え捕食を行う一個の単細胞生物”オラクル細胞”の集まりなんだ。

そう、群体でありアラガミ自体が数万、数十万の生物の集まりなんだ。」

 

そこでサカキ博士は一旦話を止め俺たち二人を見る。

ちゃんと話を聞いている姿に満足したのか、話を続け始めた。

 

「そして強固でしなやかな単細胞結合に対し既存の通常兵器では

全く太刀打ち出来なかったことも知っているよね?

では、君たちはどうやってアラガミと戦うんだい?」

 

そしてコウタに問いかける。

 

「えーと、それは…

神機使って斬ったり撃ったりして……」

 

「そう、同じオラクル細胞が埋め込まれた生体武器”神機”を使って

結合を断ち切るしか無い。だが、それによって霧散してしまった細胞群も

やがては再集合し新たな個体を形成するだろう。

彼らの行動を司る司令細胞群…”コアを摘出できれば最善だけど、

これはなかなか困難な作業なんだ。

神機を持って戦うことが出来ても我々には決定打がないんだよ。

人々は、極東地域に伝わる八百万の神に例え”アラガミ”と呼ぶようになったのさ。

さて、今日の講義はここまでとしよう。

アラガミについては、ターミナルにあるノルンのデーターベースを参照しておくこと。

それでは解散だ。」

 

そう告げられるとコウタは立ち上がり大きく伸びをして出て行った。

俺もそれに続くように部屋から出て行く。

 

 

-エントランス-

「あなた、リンドウさんと出たんだってね?

運がいいわね。リンドウさんは一番生き延びるのがうまい人だから

くっついていれば死ぬことはないでしょ……」

 

左目眼帯つけた人に声をかけられる。

 

「あなたは?」

 

「自己紹介がまだだったわね、私はジーナよ。

まだ来たばかりだし分からないことが沢山あるでしょう?」

 

そう言われるが質問することも特に無いため

 

「大丈夫ですよ。何かあったら教えて貰いに行きますので

その時にお願いします。」

 

「そう、ならいいのだけれど

期待されているからがんばってね、新型君。」

 

「よう、ジーナ……と新入りか?」

 

赤い服着た黒髪の男が話しかけてくる。

 

「ええ、神薙ユウです。よろしくお願いします。」

 

「よろしくな!ま、程々に頑張れ!

これからよろしくな!背中預けれるくらい成長してくれよ?」

 

リンドウさんと似たようなことを言われた。

 

「ええ、任せてください。」

 

そんなこんな軽い雑談をしているとツバキ教官が来る。

 

「ユウ!お前の次の任務が決まった。

一六〇〇に橘サクヤと合同ミッションだ!」

 

そう告げられる。

 

「了解しました!」

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