Fate/apocrypha 少し違う外典のようです   作:カルナさんお迎えしたマン

10 / 14
いきてー


眠気と風景

結局のところ奥の手を出す前に夜明けを迎え、決着が付かずそのまま戦闘を終えた。

 

仕方ないよね、守秘義務があるから。べ、別に倒せなかったわけじゃないんだからね!

本当は長期戦なんて面倒くさかったからラッキーとか思ってないからね。ホントだよ。

そこからは早かった。お互いに睨みを効かせながらゴルドは車に乗りこみ速攻でその場を離れていった。まさに脱兎の如く、三十六計逃げるに如かずとはこの事だ。

ルーラーもなんかぶつくさ言いながらトゥリファスの方へ消えって行った。というか、みすみすとり逃してしまった。

此方としても魔力の残りが少なかったから第2ラウンドは出来ないので僥倖だった。

え?現場?現場はあれだよ、ドラゴンボールかよってくらい地面がえぐれてたし、草とか木とか焦げてて、岩は溶けてるしやばかったよ。

聖杯大戦の前哨戦、1対1の小競り合いでこんなに被害が出るとはあまりにも予想外過ぎだぜ。

戦いが本格化した時のことを考えると、いったいどれだけの影響が出るのか想像がつかないぜ。

隠蔽頑張ってください。ホントごめんなさい。

 

ルーラーを仕留めきれなかったが侑次には収穫があった。

 

行方を眩ませた赤のマスターたちの事をユグドミレニア側が知らなかったのは不幸中の幸いだな。すでにユグドミレニア側に討ち取られていたんじゃないかとヒヤヒヤしたぜ。でも俺があの小太りに言っちゃったからバレたけど。連携取れてないから一気に攻めてくるとかしないでね。うん、絶対ダメ。

けれでも、こうもコンタクトが取れないとすると本当に身を潜ませているのか。それとも別にマスター権を狙う何者かに襲撃されてしまったのか。どちらにせよ嫌な予感がする。

このことは時計塔にいるエルメロイ先生に報告して、次の手を考えないといけないな。

 

そして、あのゴルドとかいう男から微かにフィオレの匂いがしたのだ。ユグドミレニアの本拠地であるトゥリファスに彼女がいる可能性が出てきた。

 

許すまじゴルド!!

超絶かわいいマイエンジェル・フィオレたんの匂いがしたってことは、それだけ近くにいたって事だろ…

ほんの少しの間だけ近くにいただけじゃ付かない。つまり奴は最低でもフィオレと一緒に飯を食ったり、雑談をしているってことだよな。

必ず居場所を見つけ人誅を下してやる…

と使い魔を放ったが直ぐにまかれてしまった。

流石、腐ってもユグドミレニア一族に名を連ねているだけはあるな。

次に会ったときに決着をつけてみせる。

待っていてくれフィオレ、必ず君を見つけ出して見せるから。

 

ふと、自身のサーヴァントに目を向ける。なにやら嬉しそうな表情を見せる槍兵。どうやら彼もこの戦いに目的という物が生まれたのかもしれない。

 

「嬉しそうなじゃないかランサー。なんかいいことでもあった?」

「ーーあぁ」

短く返すとランサーは霊体化し姿を霧散させた。

願わくば彼の第2の生、その望みが叶うことを切実に祈るばかりだ

そんなことを考えながら壊れた景観をぼんやり眺め、俺達もトゥリファスれと向かった。。

 




1つの戦いが終わり、新たな命が産まれ運命が狂い出す。捻じれ、凶り外伝は新しい物語を紡ぐーーーーといいよねー!
次回、我々の界隈ではご褒美です!に続く!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。