Fate/apocrypha 少し違う外典のようです   作:カルナさんお迎えしたマン

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こんかいも短く1200文字程度しかありません。というか本編とはあんまり関わりはありません。
次回からはもっと書けるように頑張ります。



その男の名は

翌日

 

俺は飛行機に乗ってルーマニアに向かっていた。

 

協会からお許しが出たのが意外な僥倖。いや、お婆ちゃんの言葉を借りるならコレは必然なのかもしれない。

 

何故一端の学生に聖杯大戦のマスターなんて役が回ってきたかって?

教授曰く

 

「知っての通り先日49人の魔術師が失われた。協会としてはこれ以上高位の魔術師を失うべきではないと判断していた。そこに先日の君の立候補があったわけだ。此方としてはまさに僥倖というわけだ。」

 

ーつまり代理。本来参加する予定だったセンベルン教授の代わり。まあ、正式に参加できるのならそれでもいいさ。べ、別に代わりだったからって怒ってなんかいないんだからね!

 

たがらといってタダでは参加させてくれないらしい。

…ケチだな、流石魔術協会。

 

協会から提示された条件は

一つ目…昨日から連絡の取れなくなったフリーランスのマスター達の捜索。

二つ目…最後まで生き残った場合、聖杯回収部隊が到着するまで聖杯の護衛。

三つ目…どのような形でもいいからユグドミレニアに甚大な被害を与えること。

 

一つ目は分かるがあと二つはちょっとな〜。いくらバックアップ要員を派遣すると言ってもなぁ。たかが学生如きにこの二つはなかなかに無理がある。

教授たちは何を考えてるんだ。

帰ったら文句の一つや二つ言ってやりたい(生きて帰れるとは言っていない。)

 

そんな考えを頭の隅に押しやり渡された資料に目を通す。

聖杯戦争の真の目的、儀式の内容その他ぎっしりと文字文字文字。

 

正直読む気になれない。このページはさして重要じゃあないから飛ばしてもいいだろう。

大切なのはユグドミレニア側のマスター候補だ。

 

予想通り、ダーニックとフィオレは候補者リストの一番最初に載っていた。

 

流石フィオレ!可愛いし魔術の才能も一流な上に時計塔からも警戒されてるなんて!

後は良くて二流、他は三流ばっかでどうでもいいなぁ。

あー、でも一点特化の奴らが何人かいるなぁ。厄介な奴はこのセレニケって写真を見ただけで性格の悪さが滲み出てる女とロシェとかいう子どもくらいかな。

 

何人かに目星をつけてそれ以外の奴は読み飛ばしていく。候補者リストも終盤にさしかかったところで手が止まった。

 

何だこの男?!

 

チャラチャラした服装、金髪、どこからどう見てもホスト。一見魔術師らしからぬ恰好だ。だがそんな見た目とは裏腹にコイツには()()()()一目見た瞬間にそう感じさせる凄味があった。

 

何故かって?

 

この男(かどうかは分からないが)とんでもないことをやってのけた。

()()()()()()()()()のだ、この資料に。

正確に言うと項目の殆どが何者かの手によって意図的に文字化けしているのだ。

経歴不明、本名不明、年齢不詳。書かれていることといえば日本に住んでいることと陰陽道を扱うということだけだ。

もっともこんなに穴がある内容だ、この情報さえ信用していいのかどうか。

 

協会の目を欺くなんてかなりの実力者に違いない。

どうやらこの聖杯大戦、ダーニックよりお前を一番警戒しておいた方が良いようだな。

 

 

「ーーー相良z馬、お前は一体何物なんだ」

 

 




今回はユージが相良さんを強キャラと勘違いするというどうでもいい内容でした。(この作品には出てきません)
個人的には相良さん好きなんですけどね~、この話では玲霞さんがマスターをやってくれます。

ルーマニアに到着したユージを待っていたのは神父と女帝による紅茶攻撃だった!
このピンチをどう切り抜けるのか
次回「V系には興味ないんで」に続く!
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