Fate/Monster Hunter Muisical 作:H-R-ホライズン
昨日IIDXにてV2にしてやられたH-Rです。ダッタカタッターラタラタラタラタ…聴き覚えのあるフレーズでしたけどどっかの車のCMこれのアレンジ元のような…
「止まれ、ハンター」
急に制止の声がかかり、戸惑いながらも足を止め振り返るハンター。
雁夜は家を出てからバイクを使わず押してあるいたり、周囲をキョロキョロ見回したりと挙動不審だった。
「よし、周りに誰も居ないな」
「え、ええ…」
気配も感じられないのでハンターは頷いた。
「…Daiske、ダンエボ、ノーマル」
そう言って雁夜は魔術を起動する。
「了解しました。ダンスエボリューションの為、隔離します」
そんなアナウンスが流れ、周りの景色が一変した。
ゲームセンターのような場所たが、音は目の前のダンエボからしか聞こえない、奇妙な空間。
「開始します」
呆然とする雁夜をよそに、ゲームは始まった。巻き込まれる形で居るハンターがバイクを変わりに持っている。
「ノリノリですねぇ…」
軽快なリズムに合わせてキレッキレの踊りを見せる雁夜に感嘆なのか呆れなのか分からない声を上げていた。
一方の雁夜は人目がないことを良い事に楽しんでいた。Daisukeの台詞と同時に叫んだりしていた。
「ゲームクリアー。礼装、
空間解除と共に、雁夜の髪は黒一色から青いグラデーションが入る。さらに青いメッシュも。
パーカーも何時の間にか黒を基調としたロングコートに成り、首にはマフラーのように毛皮が巻かれている。靴もロングに変わっていた。
ロシアにいそう。という一言で纏まるスタイルである。
それよりも雁夜が気になった事といえば、
「俺、あんな不審者みたいな立ち回りしなければ良かった…」
「ドンマイです」
はぁ、と溜め息付いて雁夜はバイクへ跨った。
「霊体化していろ」
「あ、行くんですね、戦場!装備どうします?今のはあくまでも日常用ですよね!そりゃ勿論、ちゃんとしたのに変えるんですよね!」
キラキラと目を輝かせたハンターを見る。
そこでふと、ハンターが召喚時に言った、自分はハンターというものの概念であるという言葉が引っ掛かった。
(防具は今ので充分。あれでも曲がりなりにあの世界の防具だ。
あの言葉から最高まで強化されてると鑑みて防御力は総じて剣士で470。
武器はスタンダードで良いか。片手当たりで戦闘力を推し量ってみよう。…ハンターには些か不満かもしれんが)
「ハンター。防具はこのままで。相手の技量を推し量るのが今回の初戦だ。武器も威力は余りないが、片手剣で行こう」
そう聞いてハンターは一瞬不満気な顔をしかけたが、元の表情に戻る。
「了解です!ハンティングにしろ最初は様子見な戦闘で動きを掴むのが重要ですから。武器はですね…今回は上位で行きます。デッドリィタルバジンで」
そう言いながらハンターはゲリョスの素材で作られた、デッドリィタルバジンを出現させる。
このハンター、戦闘の事となると饒舌である。
(毒か。人に対しどう効くか知らないが、じわじわと近寄る死に神の影に怯えさるもよし。気付かれずに戦いのさなか鎌で命を刈り取ってもよし。他より少し威力は小さいが、物理で攻めてもよし)
悪くないな、と雁夜は笑った。
(黒!?)
その笑みにハンターは引いた。
属性の扱いは後々登場したときにでも。