リアルでもダメになりたくないなぁ……( ̄▽ ̄;)  IFルート   作:先詠む人

13 / 19
ども、更新乙です。
コラボは続くよまたまだね


第13話 少女の決断

 少女(玲奈)が兄と慕う青年(隼人)は以前一応妹となっている少女(雷香)がしていた心配通りに壊れた。

 

 目の前で憎悪をまき散らすお兄ちゃん(隼人)が変身した仮面ライダー鎧武カチドキアームズを見てそう彼女()は思ってしまった。

 

「お兄ちゃん!!」

 

 玲奈()は天龍さんに抱えられて強制的にお兄ちゃん(隼人)との距離を開けられながら、ハーケンと名乗ったおじさんと零児と名乗ったお兄さんたちが変身した仮面ライダーに抑え込まれて苦しそうに唸っているお兄ちゃんの姿を見てただ呼ぶことしかできなかった。

 

 戦艦レ級という強大な戦闘力をその体に持ちながらも、彼女()は兄が壊れてしまったという今の状況を打開するにはあまりにも無力だった。

 

 そしてそのまま天龍さんに抱えられてボートの方へとたどり着く。ボートの上には深刻な表情を浮かべたアレディさんがいてボートの移動中に自分を変な目で見ながら舌なめずりをしていた音呂さんの質問に答えていた。

 

「文字通りです。彼は乗り移られたのです。この海域に渦巻く怨念に…今の彼は深海棲艦への恨みと生きる者達に対する憎しみに囚われた怨念です」

 

 ようやくたどり着いたボートで告げられたアレディさんのその言葉に

 

「マジかよ!」

 

「そんな!?」

 

 私も天龍さんもそう言うことしかできなかった……。

 

 その時だった。

 

「「「「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」

 

 そんなお兄ちゃんの悲鳴のような叫び声と

 

「!皆避けろ!!」

 

 という仮面ライダーに変身した零児さんの叫び声が戦場に響いたのは………その直後、アレディさんいわく乗っ取られているお兄ちゃんが抑え込みを力づくで引きはがしてさっき空母水鬼を轟沈させた銃を乱射したの。

 

「危ない五月雨!」

 

「ひゃあ!?」

 

「うお!?今眼帯かすった気がする!?」

 

「それよりも髪じゃない?あ、アタシもなってた」

 

「北上さんの綺麗な髪を焦がすなんてあの武者はゆ”る”ざん”!」

 

「あわわ!大井さん落ち着いてください!」

 

「姉様!雪風ちゃんの近くにいれば大丈夫ですよ!」

 

「あ、ホントに来ないわ」

 

「遅い遅い!」

 

「島風は相変わらずよのう…うっ、行く前にやったダンスと先ほど避けたので腰が…」

 

「はわわ!?初春ちゃん大丈夫!?」

 

 その急な攻撃に長門さんは五月雨ちゃんを抱えて避けて、木曾さんは間一髪、顔スレスレの光弾を避けていたわ。北上さんは後ろ髪の所を光弾が掠ってそれを見て怒った大井さんが魚雷を放そうとしたら雪風ちゃんに止められてたわ。それを見ながら扶桑さんと山城さんは雪風ちゃんの近くまで光弾に当たらない様にと移動してたの。

 

 そんな風に大慌てになる人たちがいる一方で、島風ちゃんはそのスピードで光弾を全部避けて、それを初春ちゃんは横目で見た後にイナバウアーみたいに体を仰け反らせて避けたのはが良かったけれど、顔を一気に青くして、それを近くで見ていた榛名さんが慌ててモーターボートまで運んだの。

 

「翔鶴姉大丈夫!?」

 

「大丈夫よ瑞鶴、ちゃんと避けれたわ!」

 

「いえ翔鶴さん!服が!!(はあはあ)」

 

「半分見えかけてますよ!!」

 

「この淫獣は大事でも肌の露出があると平常運転になりますね」

 

 光弾が掠めてないか安否を聞く瑞鶴さんに先ほどの光弾で服の半分が吹き飛んで服が中破な翔鶴さんを見ながら吹雪ちゃんが顔を赤らめて息を荒げながら指摘したわ。はっきり言ってその時の吹雪ちゃん気色悪かったけれど。

 

 そしてそんな風に肌が丸見えな翔鶴さんに大和さんは慌てて自分の傘を渡して隠す様にする中で加賀さんは辛うじて艦載機で迫ってくる光弾を迎撃しつつ毒づいてたわ。

 

 そんな混沌を極めた状態で

 

「くそ厄介もそうだがカオス過ぎるだろ!」

 

 天龍さんも毒づいていた。

 

「ねえ!お兄ちゃんを助けられないの!」

 

 私がそうアレディさんをつかみながら泣きそうな顔で言うと、

 

「…いえ、あります。その為には死なない程度に大きい衝撃を与えて彼と怨念を切り離す必要があります。その後に私が怨念を浄化します」

 

 自信満々な顔でアレディさんがそう言ったの。

 

 それを聞いて天龍さんが

 

「だったら…玲奈、お前がお兄ちゃんを助けてやれ、俺も1つ手伝うぜ」

 

 って急に言ってごそごそし始めたの

 

「え?(私何もできなかったんだよ?それなのに何をすればいいの?)」

 

 と私が困惑していると、天龍さんはTの字をした手のひらサイズの機械を取り出して私の方にその小さい機械の画面を向けたの。

 

 その次に青色のカードを取り出したかと思ったら

 

「カードスラッシュ!マトリックス!エボリューション!!」

 

 って言いながらそのカードを手のひらでもっている機械に通したわ。すると

 

<Matrix Evolution>

 

 そんな電子音声が鳴ると同時に私を映している画面から光があふれだして私を包み込んだの。

 

(え!?え!?なにこれ!怖い!!)

 

 一瞬あの(洗脳された)時の記憶がよみがえって恐怖に包まれたけど、

 

「暖かい…それに、力が湧き上がってくる」

 

 すぐにその考えは違うって思ったわ。あのときに感じたのは暖かさじゃなくて冷たさ、それは今と全く逆のものだったから。

 

 それにあの時は外から何かを流し込んできたみたいだけど、今回は中から何かが生まれてくるみたいに力が溢れて来たしね。

 

 

 

 そんな風に気持ちよさを感じていたら私の体は気付かぬうちに変化を始めていたの。

 

 背丈が伸びて金剛さんのような大人の女性みたいに、肌の色が深海棲艦特有の真っ白から普通の艦娘のように肌色に。

 

 レ級になって以来真っ白に染まっていた髪が雷だった時みたいに赤っぽい栗色へと変わり、あとで海面を見るまで気付いてなかったけど目の色も茶色に戻っていたわ。

 

 そして暁ちゃんや清霜ちゃんが見たら嫉妬しそうな大人の姿に適した金剛さんたちが着ているような改造巫女服の袖が無いのが纏われて帯が勝手に締まる。

 

 最後にさっきまで私のお尻の方についていた艤装のしっぽは、光を纏って雷の龍のような姿へと変化したの。

 

 そこまで変わったところで私を覆っていた光がはじけて私は目を開いたわ。

 

「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

 まるで生誕の咆哮をあげるかのように光がはじけたとたんに背中の龍が大きな声を上げたわ。

 

「うお!?」

 

 それに天龍さんも音呂さんもびっくりしていたわ。ただ、少し離れた位置にいた吹雪ちゃんの目の色が怪しく光ったのを私は見逃さなかった。………なぜか嫌な予感しかしないわ。

 

「すっげぇ…ほっぽとはまた違う意味で進化した…」

 

 そんな予感を感じて吹雪ちゃんの方を警戒していると天龍さんがそう漏らした。

 

「これが私?大きくなったのもそうだけど肌も髪も目も戻ってる…尻尾も変わってる」

 

 正直、信じられなかった。だって、深海棲艦に改造された際に艦娘として生きた数日間の体の全てを破壊されて作り直されたからもうあの時のようには戻れないと誰にも明かさずにこっそりと思っていたのに、今の私は艦娘のような姿に戻っていたのよ?信じられなくて当然よ!

 

「ぐおう」

 

 だけど、そんな私に『現実だ』とでも言いたいのか尻尾の龍がそう言って私の頭をお兄ちゃんがよくするみたいに軽くポンとたたいたの。

 

「ほほう、巫女の様な戦艦、さしずめ今のお前は戦艦巫姫(みき)と言えば良いかな」

 

 そんな私の様子を見て音呂さんがそう言った所で

 

「玲奈殿、ベルトのあれを攻撃してください。あそこに怨念が集中しています。そして呼びかけてあげてください。それもまた彼を取り戻す為の力になります」

 

 アレディさんが私の方を見てそう言った。あれ……そう言いながらアレディさんが指を指しているのは私が渡したカチドキロックシードだった。

 

「カチドキロックシードに…分かった!(お兄ちゃんへの思いはここにいるだれにも負けないんだから!!)」

 

 そう思うと同時にしっぽの龍がお兄ちゃんの方を向きエネルギーを集め出したわ。すると、視界にターゲットサイトって後で聞いたら霧島さんが教えてくれたけど円状の何かが現れてそれが拡大したり縮小したりし始めたの。

 

 その中心は最初はお兄ちゃんの頭だったけど、それをずらしてお兄ちゃんの戦極ドライバーにはまっているカチドキロックシードに合したわ。

 

 そして

 

「お兄ちゃん戻って来て!」

 

 私はありったけの思いを込めて叫んだ。それに続くように

 

「隼人!お前は守るために仮面ライダーになったんだろ!自分を取り戻せ!単独で出ようとしたのも妹を、家族を守る為だろ!!」

 

「聞いてるだろ鎧武ボーイ!悪いゴーストに自由を奪われてる場合じゃないだろ!」

 

「俺はさっき会ったばかりだがお前にも提督としての信念があるのだろう!起きろ!!」

 

「妹を泣かせて何が兄じゃ!根性を見せろ!」

 

「隼人!天龍の言う通り!守る者がいるのに良い様に使われてそれで良いのか!!」

 

 他の提督さんたちが大声でお兄ちゃんに叫んだの。それが聞こえたのか、一瞬動きを止めたお兄ちゃんだったけど

 

「「「「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!黙れ!!!!」」」」

 

 そう言うと同時に私の方に銃を向けて光弾を発射した。

 

(エネルギーをためてるせいで動けない!!ここは我慢して受けなきゃ!!)

 

 私が覚悟を決めて痛みに耐えようと構えていると、天龍さんが腰に何かを巻きながら私の前に立った。そして

 

 

「なあ、隼人、俺は現実で殺す事はめっちゃ嫌いだ。深海棲艦だろうと深海棲艦だからで殺していい訳がない。だけどそうしないと俺達は生き残れない。そんな色々な事がある中で俺達は生きている。だから中途半端かもしれねえ…だけどな…手の届く奴を守れないで、守れるなんて強く言えなくなる。それが俺が今生きてる中で一番いやだ!変身!!」

 

 ターンアップ!

 

 

 そう言って腰の方の何かをいじって自分の前に半透明な()()の板を出したの。

 

 そしてその板を潜り抜けて金色の騎士に変身したと思ったらその手に持った大きな剣で迫ってきていた光弾を切り裂いたの。

 

 それで力を使い果たしたのか天龍さんは倒れてしまったけれど、射線上からは外れてくれたからお兄ちゃんへ一直線に(射線)ができていた。

 

「いっけぇぇぇぇぇぇ!!」

 

 私はしっぽから全力を込めた一撃をカチドキロックシードに向けて放ち、それは無事に抑え込んでいたハーケンさんと零児さんにあたることなくカチドキロックシードに直撃して霧散したわ。そうしたら

 

「「「「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」」

 

 って耳がいたくなるような声をあげながらお兄ちゃんの体から黒い球体が飛び出して蠢いたの。それを見てアレディさんが

 

「今が浄化の時!」

 

 って言ってポーズを取り始めたけど………そのポーズはお兄ちゃんが前に冗談半分で見せてくれたクウガの変身ポーズの最初のポーズじゃあ!?

 

 私が横目で見ながらそう思った瞬間、アレディさんの腰が鈍く輝き中心に赤く染まった宝石が埋まっているベルトが現れたわ。

 

「アレディ!ド浄化してあげなさい!」

 

「はい!ビスマルク殿!わが師より授かりし霊石よ!我に浄化の力を!変身!」

 

 さっきから影がすごい薄かったビスマルクさんがアレディさんにそう言うと、アレディさんは前にお兄ちゃんがふざけてやっていたモーションをなぞるかのように動いて、さらに右手を左から右へと動かした後にそう叫んだわ。

 するとベルトの中心にはめ込まれている宝石を光ってその姿は仮面ライダークウガのものへと変わっていたの。

 

 そしてお兄ちゃんから飛び出した黒い球体へ向けてとび蹴りをするかのように飛び上がったわ。

 

「怨念よ、お前達の憎む気持ちは分かると言えない程深いかもしれない。だがそれで命ある者を自分たちと同じ様にするのは己をそんな存在にした者と同じだ。だからこそ我が霊力で安らぎを与えん!」

 

 そしてお兄ちゃんから飛び出した黒い球体へ向けてとび蹴りをするかのように飛び上がったわ。

 

「真覇!朧撃烈破!!」

 

そう言いながら黒い球の方へと光りながら向かって行ってその右足は黒い球を貫いた。

 

「汝らの魂に良い来世が訪れん事を」

 

「「「「ああああ…そうか…私たちは…逝けるのか」」」」

 

 クウガに変身したアレディさんは貫いた後に着水してからそう言うと、黒い球は白くなって行ってそのまま消えて行ったわ。その球が完全に消えるのと同時にお兄ちゃんは糸が切れたかのように変身を解除しながら倒れ始めたの。

 

「あ!」

 

 私は急いでお兄ちゃんの方へと駆け寄ろうとするけれど、さっきの砲撃に全力を注いだせいか体がうまく動かなかった。だけど、お兄ちゃんがそのまま水面に突っ込むことは…

 

「おっと」

 

 と言ってハーケンさんがお兄ちゃんを支えてくれたからなかったわ。

 

「ひとまずは…これで大丈夫か?」

 

「そうだな。あっちも退散したみたいだからな」

 

 そう言うハーケンさんに零児さんは撤退していく戦艦棲姫を見てそうく呟いていた。

 

「天龍さんしっかりしてください!」

 

 そう言いながら吹雪ちゃんがこちらを名残惜しそうに見つめながら天龍さんの方へと急いで向かって行って、

 

「お兄ちゃん!」

 

 私はお兄ちゃんの方へとうまく動かない体を必死に動かして向かったわ。

 

 そしてお兄ちゃんをボートに乗せてから急いで鎮守府に帰ることになったの。

 

 

 

 

 

 そんなことがあっても次の日はやってくるのね。

 

 昨日鎮守府に帰還してから即座に医務室に運ばれたお兄ちゃんが昨日のうちに目を覚ますことは無かった。

 

 一応脈拍とかは安定してるそうなんだけど、意識が戻る様子が無いんだって。

 

 それだけじゃなくて私の方も少し異変が起きていて、本来一戦闘の間しか効力を発揮しないはずのあの手のひらサイズの機械の効果が私には残留してしまったみたいで未だに戦艦巫姫(みき)の姿から戻れないでいるの。

 

 まぁ、その分雷香やほっぽちゃんとのお兄ちゃん争奪戦を一歩先を行けるからいいんだけどね!

 

 

 

 

 ……………………そんな風に強がっては見てはいるけれど、さびしいよ…。早く目を覚ましてよお兄ちゃん……。

 

 

 そんな風に今にも泣きそうなわたしを心配した天龍さんのご厚意で他のみんな(吹雪ちゃんは除く)と一緒にお風呂に入らせてもらって、榛名さんに浴衣を借りて、信濃提督に客間へと案内してもらって寝たのは日を越えていたから今日は本当は遅くに目が覚めるはず………だったわ………。

 

 

 モニュムニュモニュモニュ

 

「ん……」

 

「(お?感度がよさそうですね。これは期待大です。)」

 

 スリスリスリ

 

「あ………アン!」

 

「(柔らかいですね~乳首も感度が良いみたいでこれは天龍さんに続く名器の予感!!)」

 

 モムモムモムモムモムモム…………

 

「………ヒッ!」

 

「あ、目覚めてしまいましたか。これは残念。」

 

 私の安眠を妨げたのは、顔をマシュマロのようにたゆんたゆんにして未だに戦艦巫姫の姿だったから大きい私の胸に顔をうずめてもみしごく吹雪ちゃんの姿だった。

 

「キ…」

 

「キ?」

 

「キャーーーーーーーーーー!!!!!!!」

 

「あ!耳が………耳が痛いでsアバババババババババババ!!」

 

 叫んだあと、私は反射的に艤装のしっぽを出してそれで吹雪ちゃんを殴ったの。すると吹雪ちゃんは雷に打たれたかのように痙攣してその場で煙を上げて倒れて動かなくなったわ。

 

「大丈夫ですか玲奈さん!!」

 

「大丈夫かいシスター!?」

 

「余は来たぞ!大丈夫か!!!」

 

「大丈夫………じゃなさそうだなどっちも。」

 

 今この鎮守府に居るお兄ちゃん以外の提督さんのみんなが私の叫びにびっくりして部屋に駆け込んできたの。

 

「あっちゃー!!あの野郎またやりやがった!!」

 

 最後に遅れてやって来た天龍さんが胸元をはだけさせて手で隠している私の状態と、今なお痙攣し続けている吹雪ちゃんを見てやっちまったーと言わんばかりの顔をしてそう言ったの。

 

「確かにこれはひどいな。彼が起きてきてこれを知ったらどうなることやら……。」

 

 そうハーケンさんがつぶやくと、

 

「信濃提督大変です!!隼人さんの姿が医務室から………ってなんですかこの集まりは?」

 

 大和さんが信濃提督さんを探しに駆け込んできたけど、今なんて言ってたの?

 

 ()()()()()()()()()()()()()()って?

 

「ねぇ大和さん今なんて!?」

 

 ドスン!!

 

 私が大和さんにさっきの発言をもう一度言ってもらおうと思ったら後ろの方で何かが落ちる音がしたの。

 

「「「「「「……」」」」」」

 

 無言なうえに唖然とした表情でこちらを見て固まっているみんなの様子を見て私は後ろを振り向いたわ。したら……

 

(玲奈)を泣かせたのはお前かぁーーーーー!!!!!」

 

 幽鬼のように目を血走らせながら窓から入ってきてまだ痙攣している吹雪ちゃんの頭をわしづかみにしているお兄ちゃんの姿があったわ……。

 

「お兄ちゃん!!」

 

 私はそれを見た瞬間お兄ちゃんに跳びついたの。だけど私は肝心なことを忘れてたわ。それは今の私は雷香と一緒の7歳児ぐらいの大きさではなくて、お兄ちゃんと同じぐらいの年齢の姿になっているってことを………

 

「ガハッ!!!」

 

「お兄ちゃん!?」

 

 私が抱き着いたせいで膝が震えていたお兄ちゃんはそのままつぶされてしまったのでした。

 

 だけど、これは好都合。

 

「お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!」

 

 このまま昨日補充できなかったお兄ちゃん分を補給させてもらおうっと。あれ?みんなの反応が変だけど私何かおかしいことしてる?

 

 そんな風にお兄ちゃんの上で小首をかしげた私でした。

 

 

 




最後の吹雪はコラボ先の憑依天龍に出てくる通称婬獣吹雪です。

コラボの度に不憫な目に会う子なので今回も会わせました(笑)

感想、評価を貰えると先詠む人は嬉しく思います。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。