リアルでもダメになりたくないなぁ……( ̄▽ ̄;) IFルート 作:先詠む人
今日はエグゼイドの第1話が放送されました。
それを見た俺の感想は「……………なんだこれ」でした。
それでは本編どうぞ!!
「だぁー!!負けたぁ!!」
「お兄ちゃんとなんだかんだでやりこんでる私が負けるはずがないじゃない!!」
「次のレースはどうするんだ?」
目の前で3人の女の子が水道管工がゴーカートっぽい乗り物に乗って某社のキャラクターを寄せて集めてレースをするゲームをしている。
一人は紫色の髪で眼帯をした少女で笑顔で次のレースについて他の2人に尋ねている。
一人はきれいな白い髪を翻しながら可憐な笑顔を見せている。
そして最後の一人は褐色に焼けた肌を見せながらそのきれいな金髪を後ろでひとくくりにまとめている女の子ぉおっぉおっぉおおお!?
「次俺のことを女扱いしたら脳天に刺さるからな。」
まるで矢のようにどこから取り出したのかわからないサーフボードが俺の脳天があったあたりへと突き刺さっていた。
「……俺の考え読むなよ!!」
そんな俺の突込みに対してフンと鼻を鳴らしながらテレビの方へ体を向けなおした件のアイツはそのままゲームを再開した。
その少女の名前は紅孩児。その容姿はぶっちゃけF/GOやってる人ならわかるけど、どこからどう見てもApoclyphaで着てた服を華麗に着こなすモーさんことモードレッドだ。
そしてテレビの前でそんな自称女じゃないモーさんと一緒にゲームをしているのは天龍さんとうちの玲奈だった。
(………にしてもあれがナイチンゲールと乳上の息子って扱いが現実に見てもあんまり納得がいかね…。)
F/GOユーザーならある程度はわかるのであろうが、以前西遊記イベントと称して天竺の三蔵ちゃんこと三蔵法師を主役に置いたイベントがあった。
その時、敵方の配役としてモードレッド、ナイチンゲール、黒い方の乳上がその世界に召還されており、配役が以下の通りだった。
牛魔王→乳上
羅刹女→ナイチンゲール
紅孩児→モーさん
……なんでさ。
って紅茶の口癖でイベント当時に突っ込んだ覚えがあるけれど、それよりも攻略を急がなきゃいけなかったせいでそれ以上考えないことにしていた。
というか、生物学的に女×女で子供ってできるのかよ!!って最初は突っ込みたかったけどアンデルセンさん曰くレズ提督が自分の嫁艦との子供が欲しいあまりにそのための薬をアンデルセンさんに作らせたんだそうだ。
それでまぁ、あとはお察ししてほしいところなんだが、それを酔い止めと勘違いして二人が飲んでからコトに及んだためにモーさん、いや紅孩児が生まれたとかなんとか…。いや、わけわからんわ。
まぁ、そんな風に今でも現実を認識するのを脳が拒否している俺の横で
「楽しそうですねー。」
「うむ。どれどれ、わしも混ざってこの力を見せつけようかの。」
「いえ、やめてください。あなた負けそうになったらダイレクトアタックしてくるじゃないですか。」
「わしがルールじゃから問題ない!!」
「いや、問題ありますって!ゲホッ!!!興奮したせいか血が!?」
「おい!衛生兵を呼べぇーー!!」
漫才みたいな会話をした挙句、吐血して死にかけている沖田さんとノッブがいた。
いやまあ、アンデルセンさんとかに会った時点では沖田さん居たらいいなとは思ってたけど、吐血してたら心配でハラハラが止まらんって!!
まさかの沖田さんはこっちの世界でも病弱スキルもちでした……。ノッブはどっかの版権に引っかかりそうな名前していたこと以外突っ込むとこもないからスルー
「わしのことをスルーしたじゃと!!!」
スルー……
「わしを無視しないでおくれぇーーー!!!」
なんか、目が貞子もびっくりの真っ白な通称ちびノッブ状態となったノッブが俺に縋りついてきたけどスルー。
それを無視した結果、なんか泣き出したけどそれすらも俺はスルーして玲奈たちの方に近づいて
「俺も混ぜてもらってもいいか?」
と聞いてみたらいいとのことだったから玲奈の横に胡坐をかいて俺は座った。
すると玲奈が
「私の位置はこーこ!!」
と言って俺の胡坐の上に座り込んだ。ちょっと変態チックに思われるかもしれないが、玲奈の髪から漂うシャンプーの良い臭いが鼻を刺激して何故か心地よく感じた。
その日の深夜。俺は海岸線沿いを一人で考え事をしながら歩いていた。
(…………結局は俺が深海棲艦か艦娘に近い存在になることは変えられない現実か……)
そんなことを考えながら俺は海岸線沿いから海のすぐそばへと歩き
靴を脱いで海の上へと歩き出した。
当然足は海水に浸かる。それでも俺は歩き続けた。
そして……
「ハハハ………結局は俺は今の時点でも人外ってことか…………」
ただ苦笑するしかなかった。
俺は海底から足がつくはずのないほどの深さがある海の上に立っていた。まるで艦娘か深海棲艦であるかのように。
無言で空を見上げる。
近くにある建物が少なく、その上ほとんどの部屋の電気がついてないためか、空には満天の星空が広がっていた。
「きれいだ……」
そう空を見上げてただ呟く俺の姿を
「………………」
黒い帽子のようなものを被った白い少女が海の底からその大きな手を胸の前で組み合わせて見守っていた。
海中にもかかわらず、その眼の端を光らせながら。
「お兄ちゃんおはよう。」
翌朝、星を見て結局そのまま何もしないで帰って寝た俺が目を覚ますと目と鼻の先に玲奈の顔があった。
「玲奈!?」
俺が驚いて後ろの方へ後ずさると
「そんな反応されると私悲しいなぁ……」
そう言いながらも蠱惑的な笑みを浮かべ、舌なめずりをしながら玲奈が迫ってきた。
後ろはさっき後ずさったせいで壁。前は玲奈が迫ってきているせいで逃げられない。そんな中で俺は
「ムグゥ!?」
口で口をふさがれた。しかし、
「こっちにいたぞ!!!今すぐ離れんかこの発情娘!!」
そう言いながらアンデルセンさんが部屋の中にロケットランチャーで煙幕弾をぶち込んできたのは同時で俺はその煙幕弾の直撃を受けて気を失ったせいで何もわからなくなった。
感想、評価を楽しみにしてます。