今回はイリヤの転生編です。
次かその次でこのすばの世界に行けるかなと
聖杯の助けによりマスターに召喚され、彼らに使役されることになった英霊。冬木の聖杯戦争においては、一度の聖杯戦争につきあらかじめ通常7つの器(クラス)、セイバー(剣の騎士)・アーチャー(弓の騎士)・ランサー(槍の騎士)・ライダー(騎乗兵)・キャスター(魔術師)・バーサーカー(狂戦士)・アサシン(暗殺者)が用意されている。また、アヴェンジャー(復讐者)のように、エキストラクラスが用いられた場合もある。ちなみに、バーサーカーとアサシンは召喚の詠唱に二小節を加えることによって、任意で召喚できる。また、サーヴァントの真名を知られるということは、同時に弱点を晒すということにつながるため、真名がマスター以外の者に知られないよう普通はクラス名で呼ばれる。英霊の肉体の年齢は逸話や呪いなどがない限り、全盛期の肉体で召喚される。彼らは使役する立場であるマスターより遥かに強力な存在だが、「現界のための絶対条件」としてマスターからの絶対命令権である令呪の縛りが課せられていて、マスターはサーヴァントに3度だけ絶対に従わせる命令を下せる。さらに ″ 通常 ″ サーヴァントらは現世に留まるために現代の依り代を必要とし、現界のための魔力もほぼ自給できないため、マスターとの協力関係を余儀なくされる。
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~少し前に遡る~
とある少女の案内されていた。
「ようこそ死後の世界へ。私は、あなたに新たな道を案内する女神。イリヤスフィール・フォン・アインツベルンさん、あなたは本日午前に殺されました。辛いでしょうが、あなたの人生は終わったのです」
目が覚めると、そこは椅子が二つあるだけの空間みたいな部屋の中でした。
そこに、唐突私は突っ立っている。
そして、目の前には椅子に座った一人の女神様。
(女神様かぁー確かに可愛いなあ)
っと思いつつも、その女神の言葉を聞き、改めて自分が殺された事を思い出す。
(聖杯戦争、サーヴァント、バーサーカー、ギルガメッシュ)多くの出来事を思い出す。ギルガメッシュにバーサーカーを消滅させられ最終的にはイリヤを殺す。思い出すだけで胸を締め付けられる。もう一度バーサーカーに会いたい。そう、それだけが雪の妖精イリヤの願いであった。
イリヤはこんな状況だ。見た目は幼く可愛らしい容姿に絶望を知った目。ぶらつく足を見ながらアクアは言う。
「超かわゲフンゲフン……さて。神々のミスで消滅したあなたには、いくつかの選択肢がありますが聞きますか?てか、聞いてください!」
アクアの好みが良く分からない瞬間。確かに雪の妖精と呼ばれる程の少女であるが、今のイリヤは絶世の中である。そんなイリヤを可愛いなど....
(私可愛いのかな?うんうん違う。私も多くの命を奪っているのだから。)
一人、首を横に振る。アクアは不思議そうにするが事実を知っている為何も聞かず静かに見守った。
「良いかしら?このまま日本で赤ん坊として生まれるか。天国的な所でお爺ちゃんみたいな暮らしをするかですが、どちらが良いですか?」
(でも、もうバーサーカーとは会えないし、其れなら....)
イリヤはホムンクルス。今のイリヤは絶大な魔力を有しているが、転生すれば唯の少女。バーサーカーを召喚できたとしても魔力を使い果たして直ぐに死に至るだろう。其れなら此のまま天国に行くのがベストアンサーなはず!っと考えた。
「なら天国的な所で暮らします」
「え?そんな人存在するの!?いやその……。えっと、天国ってのはね。あなた達が想像している様な素敵な所ではないの。死んだんだからもう食べ物は必要ないし、死んでるんだから、物は当然産まれないわ。作ろうにも材料もないし。がっかりさせて悪いけど、天国にはね、何にもないのよ。ネットもなければテレビも漫画もゲームもない。そこに居るのは、すでに死んだ先人達のみなの。もちろん死んだんだから、エロい事だってできないし、そもそも体がないんだからできないわね。彼らと永遠に意味もなく、ひなたぼっこでもしながら世間話するぐらいしかやる事がないわ。」
(エロい事なんて///)
そんな赤面しているイリヤを見つめ、女神はニコニコと笑顔を浮かべた。
「うんうん、天国なんて退屈な所行きたくないですよね? かといって、今更記憶を失って赤ちゃんからやり直すって言われても、あなたにとっては今までの記憶が消える以上、それってあなたって言う存在が消えちゃう様なものですよね。そこで! ちょっといい話があるのよイリヤさん!」
「「でも、バーサーカーにあえ.... 」実はね? 今、ある世界でちょっとマズイ事になってるのよね。って言うのも、俗に言う魔王軍ってのがいて、その連中にまあ、その世界の人類みたいなのが随分数を減らされちゃってピンチなのよねぇー誰か倒してくれないかなぁー。チラ」
(僕の話を無視するとは(・・・) )
「…私にその魔王さんを倒して欲しいの?」
女神が、深く頷く
だから転生させてくれるんだね。
「で、話を続けるわ。で、その星で死んだ人達って、まあほら魔王軍に殺された訳でしょう? なもんで、もう一度あんな死に方するのはヤダって怖がっちゃって、そこで死んだ人達は殆どがその星での生まれ変わりを拒否しちゃうの。はっきり言って、このままじゃ赤ちゃんも生まれないしその星滅びちゃう! みたいな。で、それなら他の星で死んじゃった人達を、そこに送り込んでしまえって事になってね?」
「そうなんだ。でも、また死んだら嫌だな(・・・)」
「その事なら心配ないわ、どうせ送るなら、若くして死んだ人なんかを、肉体と記憶はそのままで送ってあげようって事になったの。それも、送ってすぐ死んじゃうんじゃあ意味が無いから、何か一つだけ。向こうの世界に好きな物を持っていける権利をあげているの。それは、強力な固有スキルだったり。とんでもない才能だったり。神器級の装備を希望した人もいたわね。……どう? これならお互いにメリットがある話でしょう? あなた達は、異世界とはいえ人生やり直せる。異世界の人達は即戦力になる人がやってくる。悪くないでしょ?」
(なるほどね、其れなら、私はサーヴァントかなぁー?)
でも、サーヴァントってどうなるのかな?
っと思うがまず聞きたいことがあった。
「えっと、聞きたいんだけど、向こうの言葉はどうなるのかしら?私は言葉喋れるの?」
「その辺は問題ないわ。私達神による、アレな超パワーでサクッと都合よく解決済み。もちろん文字だって読めるし向こうの貨幣なんかも、日本円に脳内で換算されてくれる分かり易い便利システムを採用してるわ。だから、後は能力か装備かを選ぶだけよ。」
(ならやっぱりサーヴァントが良いのかな?でも、自分で戦っても良いかもしれない)
悩むイリヤに声を掛けるアクア
「特典は決まったかしら?」
女神の声が耳に入る
「その(・・・)サーヴァントって出来ますか?」
恐る恐るアクアに言うイリヤ
「ええ、勿論よ。物は此方で用意してあるからその場所に送るわね。」
そう言ってアクアはイリヤをその場所へ送った。
イリヤは光に包まれた。