幻想郷にやって来たのは嫌われ者のゲーマーでした   作:時雨.

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初めまして、永遠月と申します。
初めての投稿で、東方projectを原作にして書かせていただきました。
処女作・文才無しの為、駄文になることが予想されますが、温かい目で読んでいただけると幸いです。
あと、伏線多めなので、よくわからないところもあると思います。


主人公、幻想郷へ
嫌われ者が幻想郷へ


薄暗い部屋の中で、僅かな光に照らされたカッターがキラキラと怪しげに光っていた。少年はカッターを握り、躊躇いもなく自らの右手首に突き刺した。少年から流れ出た鮮血は、薄暗かった部屋を紅く染めていく。先程まで輝いていたカッターも、クレヨンで塗り潰された様に染まっていく。

そんな光景を見ても、少年は死の恐怖など微塵も感じなかった。自分の右手首にカッターが刺さり、尋常じゃないほどの血が流れ出ているにも関わらず、少年は恐怖は愚か痛みすら感じなかった。

そうして時間が過ぎていく間も、カッターは皮を裂き、肉を抉っていく。それでも少年はカッターを握る手に力を込め続けた。

薄暗い部屋に、肉を抉っていく音と血が流れ出る音が響き渡る。常人が見れば気分を害し、悪ければその場に倒れてしまうだろう。

カッターを手首に刺してから、数分たった頃だった。

突如、眠気が少年に襲いかかった。次第に音が聴こえなくなってくる。

あぁ、死ぬんだな。そう悟った少年は薄れ行く意識の中、フッと自虐的に口角を上げ微笑んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霧氷悠磨が目を覚ますと、霧がかった湖が広がっていた。横向きに倒れていたせいか、体重がかかっていた右側が少し痛む。

とりあえず慎重に体を起こし、近場にあった岩に腰掛けた。湖のそばにあったからか、岩はひんやりとしていて冷たい。

悠磨は周りを見渡してみた。

霧がかった不気味な湖。様々な種類の雑草により形成された茂み。見渡せる限りではこの位の物しか無い。

悠磨は深い溜め息をついた。現状について理解しようと頭を回転させるが、寧ろどんどんこんがらがっていく様だった。

 

「貴方、ここで何してるの?」

 

空気に溶けるような美声が、どこからともなく聞こえてきた。

悠磨は驚き、辺りを見渡すがどこにも人らしき姿は見当たらない。悠磨の頭の中が更にこんがらがっていく間にも、謎の美声は響き続ける。

 

「・・・・貴方、見たところ人間の様だな・・・・こんなところに居たら妖怪に食べられて死ぬぞ?」

 

「・・・・妖怪?」

 

「そう、妖怪。聞きたかったら巫女にでも聞いたら?」

 

ポロリと零れた疑問は、とても小さい声だった筈なのに声の主には聞こえた様だ。

悠磨は幾つか引っ掛かりを覚えたが、とりあえず気にしないでおいた。

 

「とにかく、ここにいるのは危険だ・・・・巫女の所まで送ってあげる」

 

「いや、別にいいんですけど・・・・」

 

悠磨の思考は意味不明過ぎて完全にショートしてしまった。悠磨が少し焦っていると、ぶつぶつと呪文の様な声が聞こえてきた。

 

「・・・・じゃあ、行ってらっしゃい・・・・お元気で」

 

謎の声がそう言い終わった時、悠磨の体が2.3メートル程中に浮いた。かと思ったら、一気に浮き上がり鳥のように空中を飛び始めた。

何もない道の上を飛び、暗い森を一瞬で飛び越え、神社らしき建物が見えた瞬間、悠磨の体は一気に急降下した。

ぐんぐん地面が近付いてくる。フワリと内臓が浮き上がった感覚のあと、悠磨の体は葉の生い茂った林の中へと落ちた。

勢いよく落ちたせいか、ドサッと大きな音が周囲に轟いた。

 

「・・・・普通いきなり落ちるかよ・・・・」

 

「そんなことより普通人の敷地の木の上に落ちるかしら?」

 

枝と葉の隙間から声のした方を見ると、赤と白のおめでたい感じのする巫女装束を身に纏い、紅いリボンを髪の毛につけた少女がこちらを見上げていた。

 

「あ、えーっと・・・・」

 

「いいから早く降りてくれないかしら?」

 

「はい・・・・」

 

悠磨は木を傷付けない様に慎重に木から降りた。両足が地面にしっかりとついたところで、悠磨は少女の方を向いた。少女はくるくると長い髪を指に巻き付け、迷惑そうな顔でこちらを凝視し続けている。

 

「で、貴方の名前は?」

 

「聞いた方から名乗るのが礼儀では?」

 

「あーはいはい」

 

少女は不服そうな顔をして、

 

「私は博麗霊夢。この神社・・・・博麗神社の巫女をやっている者よ」

 

博麗霊夢と名乗った。

 

「俺は霧氷悠磨。一応中学生だ」

 

少女改め博麗霊夢は一瞬目を見開き、何かを思い出そうとしているような仕草をしていた。

 

「どうかしたのか・・・・?博麗・・・・さん」

 

俺がそう言うとフッと表情を戻し、

 

「何でもないわ・・・・あと、霊夢でいいわよ」

 

と答えた。

 

「あ、わかった・・・・霊夢」

 

「こちらこそよろしくね・・・・悠磨」

 

 

 




最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
自分でも書きながら悲しくなるほど駄文ですね・・・・
誰か文才くれないかな・・・・
それは置いといて、次の話も読んでいただけると幸いです!
では!
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