幻想郷にやって来たのは嫌われ者のゲーマーでした   作:時雨.

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どうも、永遠月です
なんとか3話目に入りました
早くヒロイン出したいなぁと思い、ストーリーの都合上多分次か次の次あたりになるので早く書いているのですが、駄文故になかなか進まず・・・・
というわけで今回も駄文注意報発令中です



普通の魔法使い・霧雨魔理沙

「いい?スペルカードっていうのは」

 

「うわぁ!危ない!」

 

霊夢が話し出した時、どこか上の方から少女の声が聞こえた。声の大きさからして、悠磨は近くに声の主がいることがわかった。

 

「うわぁぁ!!」

 

少女はそう声を上げて、悠磨が先程かき集めた葉の茂みの中に墜落した。悠磨がふと横を見ると、霊夢が呆れた表情を隠しもせず少女が墜落した茂みを見つめていた。

暫くすると、茂みの中から一人の少女が現れた。

白黒の魔女の様な洋服。黄色の髪。そしてこちらも魔女の様な大きいフリルのついた帽子。

この少女も霊夢と同様に割と派手な服装をしていると悠磨は思った。

 

「ふぅ、茂みがあって助かったぜ・・・・」

 

少女はそう呟きながら、悠磨と霊夢のいる方向へと近付いてくる。すると少女は、何か新しい物を見つけたときの子供の様に目を爛々とさせながら、

 

「おい!霊夢の横にいるお前、誰だ?」

 

と駆け寄ってくる。

悠磨は助けを求めるように霊夢に視線を移したが霊夢は肩をすくめるだけで助けてはくれない様だった。

 

「私の名前は霧雨魔理沙!普通の魔法使いだ!魔理沙って読んでくれよな!!」

 

霧雨魔理沙と名乗った少女は悠磨の目の前に立ち、「えっへん」と胸を張った。

随分元気だなと悠磨は思ったが感情を表に出すことなく、

 

「俺は霧氷悠磨。いたって普通の人間だ」

 

と言った。

言い終わった後、悠磨が横目で霊夢を見てみると、霊夢は何か言いたげな顔をしていたがふっと表情を元に戻して、

 

「で、魔理沙は何の用?」

 

と言った。

霊夢に問われた魔理沙は、

 

「んなの暇だったからに決まってるだろ」

 

と言って茂みの方へと歩いて行った。

悠磨は魔理沙の行動を目で追っていくと、魔理沙は茂みの中からいたって普通の箒を取りだし、また悠磨と霊夢の方へ歩いてきた。  

箒・・・・やっぱり魔女だな。と悠磨が思っていると、魔理沙は箒をブンブン振り回しながら大きな声で、

 

「よし!えっとー・・・・悠磨!弾幕ごっこやろうぜ!!」

 

と言った。

 

「弾幕・・・・ごっこ?」

 

悠磨が魔理沙に訊ねると、魔理沙は驚いた表情で言った。

 

「お前、弾幕ごっこも知らないのか?さてはスペルも作ってないだろ」

 

「いや、まずスペルってのが何かすらもわからない」

 

悠磨が戸惑いながら魔理沙の質問に答えると、霊夢が間に入った。

 

「魔理沙・・・・悠磨がここに来たの30分位前なんだけど」

 

「え!?嘘だろ!?」

 

「こんなことで嘘ついたってしょうがないでしょ」

 

「じゃあ、ちゃっちゃと作って来てくれ!そしたら戦おうぜ!期限は10分以内な!」

 

魔理沙の無茶ぶりに悠磨は反論しようとしたが、魔理沙の一言で悠磨はやる気になるのだった。

 

「安心しろ、悠磨。弾幕ごっこなんてただのゲームなんだから」 

 

「ゲーム!?」

 

「お、おい、いきなりどうした・・・・?」

 

「よし!霊夢、魔理沙!どっちでも良いからスペルとやらの作り方教えてくれ!!」

 

いきなりテンションが変わった悠磨に唖然としていた霊夢と魔理沙は、その場に立ち上げ立ち尽くしていた。

 

「おいおい・・・・弾幕ごっこやるんじゃないのか?」

 

挑発的な笑みを浮かべた悠磨に、

 

「何でかはわからないが随分やる気じゃないか。んじゃ、説明するからとりあえず部屋入ろうぜ・・・・話はそれからだ」

 

魔理沙はそう言って悠磨と霊夢が座っている縁側に上ると、家主の許可も得ず堂々と部屋へと入っていった。悠磨は許可を取っていないことに心配になったが、いつものことらしく、霊夢も平然と部屋へと入っていった。

心配が拭えた悠磨は二人の後を追うように部屋の中へと入った。

 

「んじゃ、スペルカードについて大まかに説明してくぜ!」

 

魔理沙はそう言って説明を始めた。

 

 

少女説明中・・・・

 

 

「というわけだ。悠磨、わかったか?」

 

「・・・・まぁ、なんとなく」

 

悠磨が曖昧な返事をすると悠磨の思っていることを見抜いたのか、

 

「嘘ね・・・・何か引っ掛かってるなら言いなさいよ」

 

と、霊夢が言った。

悠磨は内心ギクリとしながらもいつも通りに、

 

「・・・・別に」

 

と素っ気なく答えた。

悠磨の答えに霊夢は疑念を持ったが、口に出さずに黙った。

悠磨も霊夢にはバレていると感じていながらも、話を戻した。

 

「で、魔理沙、そのスペルカードってのは何枚用意すればいいんだ?」

 

先程までボーっとしていた魔理沙は、少し考えてから、 

 

「え?えーっと・・・・まぁ、五枚あればいいだろ」

 

と言って縁側に向かって行った。

 

「準備が出来たら、声かけてくれよな」

 

なんとなくRPG感のある台詞を放った魔理沙は、霊夢から貰ったであろう煎餅をポリポリとかじり出した。

そんな魔理沙の行動を眺めていた悠磨は、目線を魔理沙から自分の目の前に置かれた数枚の紙に移した。




最後まで読んでいただき、有り難うございました
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