今回は紫さん登場回です
キャラ崩壊はしていないとは思いますが、崩壊している可能性があるのでもし見つけたら暖かい目で見逃して下さい
それと、主人公の設定を載せていなかったのを思い出したので、今回書きました
別に見なくても大丈夫ですが、気になる方は見ていって下さい
博麗神社から出て数10分後、悠磨は完全に絶望していた。
「・・・・道に迷った」
どこを見るにも木ばかり。目印になるような物は1つも無い。
「マズイな・・・・」
悠磨は直感のみで歩みを進めるが、実際は同じ所をぐるぐると回っているだけだった。
木々が生い茂っているせいで明るさの頼りにしていた月明かりさえ届かない。
悠磨が途方に暮れていた、その時だった。どこからか、澄み切った様な笛の音が聴こえてきた。
その笛の音に釣られるように、悠磨は音の元へと歩き出した。
ここから抜け出せる確証は無いが、笛の音がするという事は近くに人がいるということだ。そして人がいれば帰り道も聞けるだろうと悠磨は考えた。
「あのー・・・・どなたかいらっしゃいませんか?」
悠磨は笛の音が聴こえてくる方向に向かって、割と大きな声で叫んだ。
だが、風で木の葉が揺れるだけで人が現れる気配は無い。
「あのー!!!!誰かいらっしゃいますよね!?」
先程の倍以上の声で悠磨は叫んだ。その声は静かな幻想郷にはよく通った。
暫くすると、ピタリと笛の音が止んだ。
気付いてくれたのかと思った悠磨だったが、人影は現れない。
まさか、逃げたのか?
この状況からはそう考えるのが普通だった。
「嘘だろ」
悠磨は内心落ち込みながらも、周辺を捜索する事にした。
下手に動けば迷うなどと言った言葉を聞いたことがあるが、案ずることは無い。既に迷っている。
笛の音が止んでから立ち去ったのなら、いくら走っても近くにいるはずだ。
悠磨はそう自分に言い聞かせながら木の後ろや岩の影を捜すが、一向に見つからなかった。
諦めて取り敢えず歩き回ろうかと思ったその時、悠磨の足元に何かが落ちていた。悠磨は右手でそれを拾い上げる。見てみると、それは竹で出来た篠笛だった。
先程まで聴こえていた笛の音の主の物に違いないだろう。
悠磨は篠笛を持って、先程と同じ様に直感のみで歩き出した。
人がいたと言う事は、そこまで深い森ではないと考えたからだ。
数分程歩くと迷っていたことが嘘のように、あっさりと森を抜けることが出来た。だが、そこは来た道ではなく、全く知らない場所だった。
悠磨は1つ溜息をつくと、側にあった岩に腰掛けた。普段そこまで運動をしない悠磨の足は既に悲鳴を上げていた。
「どうするかな・・・・」
悠磨が篠笛を眺めながら呟くと、後ろから何者かの気配がした。
「こんばんは」
「誰だ?」
悠磨は驚きつつも一番の疑問を口にした。
先程の笛の音の主かと思ったが、逃げた者がわざわざ追って来るのだろうか。
「誰だって・・・・聞いてたとおり面白い人ね、貴方」
声をかけて来た者はそう言うと、悠磨の前にフワリと現れた。
そこにいたのは少女だった。
金色の髪の先を赤いリボンで結び、頭にはこれまた赤いリボンのついた柔らかそうな素材の帽子を被って、紫色のワンピースの様なものを纏っていた。霊夢や魔理沙よりも少し背が高く見える。それに少女と言うよりは女性の様な雰囲気を漂わせていた。
「私は八雲紫・・・・妖怪の賢者なんて呼ばれているわ」
八雲紫と名乗った少女は、そう言って悠磨に微笑んだ。
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<設定>
名前:霧氷悠磨
年齢:13歳(中学2年生)
誕生日:3月18日
身長:167cm
体重:53kg
一人称:俺
家族構成:両親は幼い頃に他界、兄弟無し 基本一人暮らしだが月に1度叔母がやって来る(生活費などを渡す為)
性格
基本無表情。霊夢曰く愛想が無い。幼い頃から保護者となる人間が目まぐるしく変わっていった為か、人を根から信じる事はあまり無い。(人間界での境遇も合わさって)
大人数に好かれるよりも自分を見てくれる人がいることを重視する。
無表情の為気付かれにくいが、一応周りのことも考えている。同時に、人間の考える裏も読み取っている。
素直に自分の言葉を伝えるのが苦手だが、大切な人のことはとても大事にしている。
その他
中学では帰宅部に所属していてやる事のなかった悠磨は唯一の友人に勧められたゲームに物凄くハマっている。ジャンルはシューティングゲームや音楽ゲームからトランプや花札とほぼ全て網羅している。
一人暮らしの為家事が得意。本人は得意ということを自覚していないが、その手際はかなりのもの。実際、本人も苦には思っていない。
知能が高く、理数系が得意。また、相手の心理を読み取る観察眼、推理力に長けている。
能力:???
スペル一覧(現在出ている物のみ詳細あり。未登場は現在作られているもので名前のみ)
‐花符・桜花の嵐:5本のレーザーが一定時間経つと小さな弾幕に変わるスペル。弾幕に変わる時間はそれぞれ異なる。
‐雨符・五月雨の譚:雨の雫のように無数の弾幕が出るスペル。弾幕を相殺するのに有効。
‐曲符・如何様輪舞曲
‐闇符・死神の鎌
‐炎符・篝火演舞
読んでいただきありがとうございました
設定に書いたスペルはこれからも増やしていく予定です(いや、確実に増やします)
ぜひ、次回も読んでいただけると幸いです