マイペース男子の無限転生   作:師幻鏡介

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生きてますよ!!
お待たせしました!!!!

いつの間にかお気に入り数も増えて行き、身に余る思いです。

では、どうぞ!


テストの時間

───────────────────

 

─探せ!まだ近くにいる筈だ!!!!─

 

..........ハッ!ハッ!ハッ!...........

 

─いたぞ!!!殺せ!!!!─

 

クソッ!!

 

───────────────────

 

何で殺した!!!?!?!!?

 

─・・・・・・・─

 

殺してやる!!俺が!!!絶対に!!!!!

 

─・・・・・─

 

───────────────────

       ~恭弥side~

 

眼が覚めた。しかし、

 

「なんだ...?この夢......?」

どちらも顔が、というより全体的に顔付きが違っていた。

 

──────────────────────────────

 

中間テストが迫り、殺せんせーによる強化勉強が始まり、職員室に知らない気配を感じて見に行ってみる事にした。職員室に着くと渚が何やらドアの隙間から盗み聞きをしていた。

 

「何やってんの?渚。」

渚は突然話しかけられたことにより驚いたようだがすぐに落ち着いた。

 

「あっ...恭弥くん...。今、職員室に理事長先生が来てて、先生たちと何か話してるみたい。」

あの知らない気配は理事長だったのか。だからなのか分からんがどこか嫌な気配を感じるのは何故だろうか?

 

「ところで渚は何やってるんだ?」

 

「いや、偶然通りかかって、中から話し声が聞こえたからつい...。」

 

「へ~え?何か話してる?」

 

「えっと、殺せんせーが救世主とか巨悪がどうとか言ってるんだけど、よく分かんないんだ。」

 

「何じゃそりゃ?」

前後の会話を知らないからよく分からんが、殺せんせーは何かの実験台か何かだったのか?

すると、職員室から目付きの鋭い人物が出てきた。

この人が理事長か...。

 

「ん?」

俺と渚と眼が合ったので、取り合えず会釈した。

 

「やぁ。中間テストを期待しているよ、頑張りなさい。」

そう、俺たちに優しく言ってきたが感情が全く込められていなかった。

 

「あぁそれと、君が新神恭弥くんだね?色々と噂は聞いているよ。」

 

「はぁ、どうも...。」

理事長は言うだけ言って去って行った。最後まで良き先生のような口調だったが、顔が前に向いた瞬間、完全に無表情になっていた。そして渚は理事長の言葉で精神が死んだかのように沈んでいた。

───────────────────────────────

その翌日、今日も強化勉強が始まるのだが昨日とは違っていた。というのも、

 

『おはようございます!皆さん!』

『今日は先生更に頑張って増えてみました。』

 

昨日の倍はある程に殺せんせーは分身していた。どうやら昨日の理事長との話で何か合ったようだ。

しかも増えすぎたせいなのか、服装やらカツラやらと、明らかに変なコスプレとしか言えない分身が多数いた。

 

「殺せんせー、分身して色々教えてくれるのはいいが、音が煩くて聞こえねぇ。」

俺としては椋や蒼にも分かりやすく説明しているからありがたいが、正直聞き取るのが面倒くさい。

 

『それはすいません。しかし、これで皆さんの成績も良くなると思いますので、我慢してください!』

 

キーンコーンカーンコーン

 

殺せんせーによる超同時授業が終了したが、殺せんせーは教卓でバテバテになっていた。

 

「さすがに相当疲れたみたいだな。」

 

「今ならやれるかも。」

磯貝が心配し、中村が暗殺しようとする。

 

「なんでここまで先生するのかねぇ?」

誰かがそう言い、殺せんせーが答えた。

 

「ヌルフフフフ、全ては君たちのテストの点数を上げるためです。そうすれば!」

「生徒たちからの尊敬の眼差しを受け、評判を聞いた近所の女子大生から教えを請われる!なんてことも......。」

 

「おい、聖職者。」

前半は良かったのに後半はただの欲望だった。俺はすぐにツッコんだんだが、クラスは何故か微妙な空気を出した。

 

「勉強はそこそこでいいよなぁ?」

・・・・は?

 

「うん、何たって暗殺すれば賞金百億だしね。」

いや......おい...。

 

「百億あれば成績悪くてもその後の人生バラ色だし。」

・・・・。

 

「にゅや!?そういう考えをしますか!?」

 

「だって俺ら、エンドのE組だぜ?」

 

「テスト何かより暗殺の方がよっぽど身近なチャンスだしな。」

ちょっと待てよ......暗殺の方がいい?...........何だよそれ、じゃあ、()()()()()()

 

ギュッ!

 

俺の異変に気付いたらしい椋たちが俺を哀しげな表情で見つめていた。

 

「大丈夫だよ、お兄さん。」

ユウキが、

 

「私たちがいる。」

凪が、

 

「だから大丈夫。」

椋が、

 

「安心して?」

蒼が、

 

『えぇ。大丈夫ですよ。』

果林が、皆が俺を安心させようと抱き付いて来た。そのおかげで少し落ち着くことが出来た。

そしてクラスの言葉を聞いた殺せんせーは、低い声で顔を紫のバツにしていた。

 

「今の君たちには暗殺者としての資格がありません。」

「全員今すぐ校庭に出なさい。」

──────────────────────────────

全員が校庭に出て、殺せんせーはグラウンドの中央で佇んでいた。

 

「急に校庭に出ろだなんてどうしたんだ?殺せんせー。」

 

「さぁ?」

 

「いきなり不機嫌になったよね?」

俺は殺せんせーの考えに気付いたが、生徒たちは突然の出来事に疑問を持っていた。

 

「E組のシステムの上手い所は、一応の救済措置が取られているところだ。」

「定期テストで学年中50位以内を取り、尚且つ、元の担任が許可すれば差別されたE組から抜け出せる。」

そう、切り出し始めた。

 

「だが、元々成績最下位なのと、この劣悪な学習環境ではその条件を満たすには難し過ぎる。ほとんどのE組生徒は救済の手すら掴めない負い目から、エグい差別も受け入れしまうそうだ。」

殺せんせーは現状のE組について語りながら、グラウンドにあった設備をどかしていく。

 

「イリーナ先生、プロの殺し屋として伺います。」

殺せんせーはビッチに話し掛けた。

 

「何よ、いきなり...。」

突然の質問に戸惑うビッチ。

 

「貴女はいつも仕事をするとき用意するプランは一つですか?」

 

「いいえ。本命のプランなんて思った通りに行くことなんて少ないわ。」

「不足の事態に備えて、予備のプランをより綿密に作っておくのが暗殺の基本よ。」

ビッチの回答を聞き、今度は烏間先生に訊ねた。

 

「では烏間先生。ナイフ術を生徒に教えるとき、重要なのは第一撃だけですか?」

あぁ、なるほど。伝えたいのはそういうことか。

 

「いや、第一撃は確かに最重要だが次の動きも大切だ。標的相手では、第一撃は高確率でかわす。」

「その後の第二撃、第三撃を如何に高精度で繰り出せるかで勝敗は決まる。」

 

「では、最後に恭弥くん。」

あれ?俺にも来た。

 

「君は以前烏間先生と闘ったとき、どういう攻め方をしましたか?」

あの時か...。

 

「確かあの時は、トリッキーな動きをメインでしたけど、目的は相手の虚を突いた後の攻撃で強襲する感じだったはず。」

 

「結局何が言いたいんだよ、殺せんせー。」

焦れったくなったのかそんな声が出た。殺せんせーは回転しながら答えた。

 

「先生方や恭弥くん、というよりは新神さんたちのおっしゃる通り、自信を持てる次の手があるから、自信に満ちた暗殺者になれる。」

「対して君たちはどうでしょう?」

殺せんせーは言いながら回転のスピードを上げていった。

 

「俺たちには暗殺があるからいいやと考えて、勉強の目標を低くしている。」

「それは、劣等感の原因から目を背けているだけです。」

回転は余りの速度により、辺りには突風が吹き荒れた。

 

「もし、先生がこの教室から逃げたら?」

「もし、他の殺し屋が先生を殺したら?」

「暗殺という拠り所を失った君たちにはE組の劣等感しか残らない。」

「そんな君たちに、先生からのアドバイスです。」

殺せんせーの回転により、突風は竜巻になった。その中で殺せんせーの声が不思議と聞こえてくる

 

 

─第二の刃を持たぬ者は、暗殺者の資格無し─

 

 

竜巻は天へと登り、収まっていく。すると辺り一面には今までの荒れ具合が嘘のように綺麗にされていた。

 

「雑草や石が多かったので手入れしました。」

「先生は地球を消せる超生物。この辺一帯を平らにする等容易いことです。」

...地球を消すなら俺も出来るけどな。言わねぇけど。

 

「もしも君たちが、自信を持てる第二の刃を示さなければ、先生を相手にするに値しないと判断し、校舎ごと平らにし、先生は去ります。」

 

「第二の刃?いつまでに?」

渚が皆の代弁をして聞いた。

 

「決まっています。明日の中間テストでクラス全員で50位以内を取りなさい。」

 

《えぇぇぇ!?》

クラスの殆んどが驚いているがその程度ならいけるな。

 

「君たちの第二の刃は先生が既に育てています。」

「本校舎の生徒に遅れをとるほど、先生はトロい教え方をしていません。」

「自身を持ってその刃を振るってきなさい。」

その言葉にクラスは不安を持ちながらも、テストに挑んだ。

────────────────────────────

中間テストも終わり、答案用紙が帰ってきたがクラスは思い空気を醸し出していた。それもそのはず、どうやら本校舎の方でテスト範囲がかなり変わり、変わった内容もあの理事長が直接教えたらしく、どうやら完全にE組を潰しに来たようだった。

 

「先生の責任です。この学校の仕組みを甘く見すぎていたようです。」

いや、これはしゃーないだろ。

ん?何ならカルマがニヤニヤしながら此方に合図してきた。・・・・あぁ、なるほど。ニヤリッ

 

「君たちに顔向け出来ません。」

今!カルマがナイフ、俺が銃を放った。そして俺はついでに、

 

 

“緋弾のアリア:跳弾射撃(エル)

 

 

ナイフを避けた所を跳弾で狙ったが避けられてしまった。

 

「いいの?顔向け出来なかったら、俺が殺しに来るのも見えないよ?」

 

「それに、殺せんせーですら気付けなかった俺もいるんだぜ?」

俺とカルマは殺せんせーに答案用紙を突き付けた。

 

赤羽業:学年中2位

 

新神恭弥:学年中3位

 

「おぉ~!マジかよ!」

 

「スゴイ......!」

クラス全員が俺たちの順位を知り、驚いた。

 

「あんたが余計なとこまで教えたからこんな成績になったんだよ?だから範囲が変更されても対処できた。」

「でも、俺はこのクラス出る気無いよ?前のクラスより暗殺の方が楽しいし。」

カルマがそう口にしながら先生に言う。

 

「俺たちなんか、殺せんせーを暗殺するためにここに来たんだぞ?殺せんせーがいなくなったら意味ないじゃん。」

 

「で?どーすんの?殺せんせー。全員50位以内に入んなかったって言い訳付けてここから逃げ出すの?」

「それって結局さぁ、殺されるのが怖いんじゃないの?」

そろそろか...。

 

「ほれ、皆今がチャンスだから仰げ。」

俺はタイミングを見計らって、クラスに小声で話した。

 

「なぁ~んだ、殺せんせー怖かったのか~。」

 

「それなら正直に言えば良かったのに。」

すると、あちこちから殺せんせーを小馬鹿にする声が上がった。

 

「にゅや~!!!逃げる訳ではありません!!!!」

掛かった!!

 

「へぇ~じゃ、どうすんのぉ?」

 

「そうだぞ、殺せんせー。」

俺とカルマは棒読みで聞いた。

 

「期末テストであいつ等に倍返しでリベンジです!」

殺せんせーはそう言ったが、

 

「イヤイヤ、どうせなら完膚なきまでに叩き潰そうぜ。」

俺がそう言うと、

 

「おぉ!いいね!」

 

「だね!やってやろうよ!」

クラスのやる気が上がったようだ。

今回の一件でE組は自分たちの目標を認識することが出来たようだ。

 

 

 

 




つ、疲れた・・・・。
睡魔がヤバイです・・・(;´Д`)

すいませんがコメントはここまでにして、しっかりしたのを後日書き換えたいと思います。



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最後まで読んでくださりありがとうございした!
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