あれー?(;゜∇゜)
では、どうぞ!
~恭弥side~
高校生とのトラブルも終わり、俺は今温泉に入っている。入る時間を間違えたのか、温泉には誰もいない。
「はぁ~、でもこれはこれで気持ちいいなぁ。」
誰もいないからこそゆっくり入る事が出来て極楽である。
ガラガラガラッ
「ん?恭弥くんか、入浴時間は終わっている筈だが?」
どうやら烏間先生が入ってきたようだ。
「いやー、のんびりしてたら時間が過ぎてまして。」
「フッ、そうか。」
烏間先生はそう言いながら体を洗う。俺は再び湯を堪能し始めた。体を洗い終わった烏間先生が湯に入ってくる。
「そう言えば、今日は大変だったようだな。」
互いに無言で浸かっていたが、烏間先生が唐突に聞いてきた。
「ん?あぁ、神崎たちのことですか?」
「そうだ。」
やはり今日のことだったらしい。
「まぁ、二人に怪我とか無かったようですし、良かったですよ。」
「そうらしいな。しかし、恭弥くん。」
「君は何故、渚くんたちのことに気が付いたんだ?聞けば、拉致られてすぐに駆けつけたようだが。」
あ~、やっぱそこに気が付きますか。渚たちは混乱していて気にしなかったが、第三者からは気付かれるか。
「実は新幹線で神崎たちとジュースを買いにいったとき、あの高校生たちとすれ違ったんですよ。その時に神崎がぶつかった後に俺が後ろを見たらアイツらが笑ってたから気になってたんですよ。」
「なに?そうだったのか。しかし、何故ほっといたんだ?」
「いや、本当に何かするかは分かんないですし、その後に神崎たちに伝えても常に周りを警戒してたら折角の旅行が台無しになるじゃないですか。」
「なるほど、賢明な判断ではあるな。」
「でしょ?」
「なら次で最後だ。」
まだ聞くのかよ、どんだけ気に───いや、そりゃ烏間先生は一応教師だから気にするか。
「渚くんたちに聞いたが、
「は?どういう意味ですか?」
何を言い出すんだ?と言うより俺が何者か?
「いくらあの孤児院が裏で有名だとしても、他の子たちは分からないが、君はその年でも別格だ。」
「俺と戦ったときの気配が感じ無くなったことや、聞けば超生物であるアイツの触手を八本も切ったらしいじゃないか。」
あー、今聞きますか。さて、どう言えばいいものか。
「あー、なんと言いますか、そこら辺含めて俺があの孤児院に居る理由ですね......。」
苦し紛れの嘘だが流石に無理があるか?
「・・・・はぁ、そう言うことにしておくか。」
「すいません。」
俺は転生者です。って言うわけにはいかないからな。
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風呂も上がり適当に歩いていたら、渚たちがゲームコーナーにいた。どうやら神崎がゲームをしているようだ。
「よう。」
「あ、恭弥くん。」
渚が反応した。
「神崎さんのゲームテクニックがスゴいんだよ!」
「恥ずかしいな、なんだか。」
実際に見てみると、確かに相手の弾幕を巧みに避けている。
「ほぉー、確かにスゴいな。」
「おしとやかに微笑みながら手つきはプロだ!」
修学旅行前からの様子を見る限り、どうやら杉野は神崎の事が好きなようだ。
「凄いです!神崎さんがこんなにゲームが得意だったなんて。」
「黙ってたの。遊びが出来ても家じゃ白い目で見られるだけだし。」
「でも、周りの目を気にしすぎてただけなのかも。服も、趣味も、肩書きも逃げて身に付けただけだから、自信が無かった。」
「でも、殺せんせーに言われて気が付いたの、大切なのは中身の自分が前を向いて頑張ることだって。」
「それに......。」
神崎は顔を赤くしながら此方にチラッと見てきた。まさか...。
「あの時、恭弥くんに皆は私っていう一人の私が大切なんだって言ってもらったから。////」
確定ですか、そうですか。
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大部屋に戻る前にカルマと会った。どうやらジュースを買いに行っていたようだ。
「恭弥くんじゃん。何してたの?」
「いや?ただ歩いてただけだ。」
ふーん。そう言いながら二人で男子が居るであろう大部屋に入る。すると何やら男子だけで女子の誰が気になるかを調べていたらしい。
「へぇー、面白そうなことしてんじゃん。」
「修学旅行じゃ定番なんだな。」
「おっ、カルマと恭弥じゃん。良いタイミングで来たな!」
「お前ら気になる女子っている?」
気になる女子ねぇ。
「んー、俺は奥田さんかなぁ?」
カルマはそう言うが、どうせイタズラ関係だろうな。
「意外、なんで?」
「だって彼女、怪しげな薬とかクロロホルムとか作れそーだしw俺のイタズラの幅が広がるじゃんw」
やっぱりか。
「絶対にくっつかせたくない二人だな...。」
だろうな、俺もそう思う。
「で?恭弥はどうなんだ?」
俺にも来たか...。さて、なんて言おう。
「俺か~、う~ん......ん?」
考えていると気付いた。
「?どうかしたか?」
聞かれたがそんな場合じゃない。
「何やってんだ、殺せんせー。」
《は!?》
どうやら聞き耳を立てていたようだ。しかも話の内容をメモしてやがった。
「ヌルフフフ。では、先生はこれで。」
「逃げやがった!!」
「追え!!そして殺せぇ!!」
男子のほとんどが殺せんせーを追かけた。
~ユウキside~
「え?好きな男子?」
女子は今、誰が好きかを話ている。
「そうよ!こういうときはそう言う話で盛り上がるもんでしょ!」
好きな人か~。ボクは、っていうよりお兄さんに召喚された皆はお兄さんが好きだしなぁ~。
「はいはい!私、烏間先生!」
「違う。クラスの男子だと例えばってことよ。」
「ウチのクラスでまともなのは...磯貝と前原と恭弥ぐらい?」
むぅ、やっぱりお兄さんは人気かぁ。
「えぇ?そうかなぁ?」
「前原はタラシだからしょうがないとして、磯貝と恭弥は優良物件でしょ。」
他にもカルマとかの名前が出てきた。
「神崎さんは?」
カエデが夕希子に聞いた。
「私は...その......。」
夕希子は顔を赤くした。
「お!その反応はいるんだね!」
もしかしてお兄さんなのかな?
「言いなさいよー!!」
「えと、その...私は...恭弥くんが好きです。////」
むぅ、やっぱりか~。でも仕方ないかなぁ、お兄さんだし。
「おぉ、この感じはガチで好きなんだね。」
「そうだ!恭弥と言ったら、新神さんたちはやっぱり恭弥くんなの?」
「まぁ、ボクたちはねぇ?」
「うん!お兄ちゃん優しいし!」
椋が言ったら、何人かが固まった。
《優しい?》
どうやら何時もの言動が原因だったらしい。
「あっはは、まぁお兄さんは楽しい事が大好きだからそう思われるかもね。」
「おぉーいガキどもー、そろそろ就寝時間だってことを一応言いに来たわよー。」
イリーナ先生が来た入ってきた。
「一応なんだ。」
「どうせ夜通しおしゃべりするんでしょ?あんまり騒がしくすんじゃないわよ。」
そう言ってイリーナ先生は帰ろうとした。
「そうだ!ビッチ先生の大人の話聞かせてよ!」
「はぁ?」
「普段の授業よりタメになりそう!」
「なんですって!?」
いいからいいから。そう言われながらイリーナ先生は後ろを押されて入ってきた。
先生の話を聞いていたら、先生はどうやらまだ、二十歳らしい。
「経験豊富だからもっと上かと思ってた。」
「ねー?毒蛾みたいなキャラのくせ。」
毒蛾って、相変わらずイリーナ先生は生徒から散々な扱われ方してるなー。お兄さんがダントツで酷いけど。
「そうそう、濃い人生が作る毒蛾みたいな色気に...って、誰が毒蛾よ!!」
あっははは!ノリ突っ込みだ!
「反応遅いよ、ビッチ先生。」
「いい?女の賞味期限は短いの。アンタたちは私と違って危険とは縁遠い国に生まれたんだから。」
「感謝して全力で女を磨きなさい。」
おぉ!いつもよりスゴく良いこと言ってる!
普段より良いこと言ってるイリーナ先生に皆はビックリしている。
「ビッチ先生がマトモなこと言ってる...。」
「なんか生意気ー。」
うわー、相変わらず酷い扱い。
「嘗めんなガキども!」
「あ!じゃあさじゃあさ!ビッチ先生がオトしてきた、男の話を聞かせてよ!」
「あ!興味ある!」
「ウッフフ、いいわよ、子供には刺激が強いから覚悟しなさい。」
「例えばあれは17のとき...ってそこ!!」
いつの間にか殺せんせーが混じってた。
「さりげなく混ざり込むな!女の園に!」
「良いじゃないですかぁ?私もその色恋の話、聞きたいですし。」
殺せんせーは体がピンク色になりながら言ってるし、顔もスゴくデレデレしていた。
「そーゆー殺せんせーはどうなのよー?自分のプライベートはちっとも言わないくせに。」
「そーだよー、人のばっかズルい!」
「先生は恋話とか無いわけ?」
「そーよ!巨乳好きだし絶対にあるでしょ!?片思いとか。」
皆に迫られた殺せんせーは少しだけ固まるとその場から逃げた。
「逃げやがった!捕まえて吐かして殺すのよ!!!!」
「アッハハハ!!やっぱり楽しいな!この教室!!ボクも追いかけよーっと。」
「椋たちも行こ!」
《分かった!》
・・・・あれ?短い?(;゜∇゜)