マイペース男子の無限転生   作:師幻鏡介

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お待たせしました!

第五回戦です!
いよいよあと数話でコラボ戦も完結します!!


五回戦の時間

      ~恭弥side~

 

さてさて、ついに五回戦まで来たわけだが、今の段階で二勝二敗、結構競ってる状況だな。

と言うかこの服、早く脱ぎたいんだが......。

俺は相変わらず服が女装時のままだ。

いや、女装自体にあんまり抵抗はないんだが、三回戦のギアスロールの制約でこのまま着なければならないのだ。

が、さっきから観客の何人かの野郎から何やら熱い視線を感じて気色悪い。

よし、最終手段で行くか。

 

 

“設定能力;男性→女性”

 

 

「これでいいかしら?」

 

取り敢えず、性別と口調だけ女性にしておく。

まぁ、心の中はちゃんと男だが、同性に狙われるのはマジで嫌だ。

 

「えっ?何言ってるの?」

 

「凪?気にしなくてもいいのよ?これはしょうがないからしてるだけだから。」

 

元々女顔に近かった金一の顔だから周囲の奴等には正直ばれていない筈。

 

『さて!四回戦も終わり、続いて第五回戦だ!これに勝った方が勝利に近づくぞ!』

 

観客「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」

 

『観客も盛り上がってきたようだし、では黒ウサギ!次のゲームの発表だ!!』

 

『YES♪では第五回戦の対戦内容を発表いたします!第五回戦......対戦内容は──────』

 

『ギフトネーム“禁忌の杯”

プレイヤー一覧

皇 夜椿

新神 ミカ

 

クリア条件 対戦相手より多く飲む。

 

クリア方法 制限時間内で相手より多く飲む。ただし、妨害は禁止とする。

 

敗北条件 相手より飲んだ量が少ない場合。

    又は相手を攻撃する等の妨害行為。

    味方チームが相手を妨害することも反則負けとする。

 

宣誓、上記を尊重し、誇りの下、ギフトゲームを開催します。

“ノーネーム”“新神教会”。』

 

なんかプレイヤーが決まっているが何でだ?

夜椿はさっきのペナルティだと思うが...。

ミカは別に関係ないぞ?

会場も今までの流れとは違うので若干困惑していた。

すると黒ウサギが説明を始めた。

 

『えー、今回のギフトゲームではプレイヤーを指定させていただきました。と言いますのも、ギフトゲーム“禁忌の杯”とは簡単に申し上げますと、お酒を飲むことです。』

 

酒?今酒って言ったのか?

 

『“新神教会”の皆様がいる世界では二十歳以下の人は禁酒されているということなので、神仏である新神 ミカ様と夜椿選手に指定させていただきました。』

 

「あ、別に様は付けなくてもいいよ~。」

 

『あ、ハイ!畏まりました!────それに加えてギフトゲーム“羞恥の変貌”のペナルティとして夜椿選手にはミカ選手の二倍の量を飲んでもらいます!』

 

あ、ペナルティは飲む量なのか。

なるほどねぇ~、そりゃあ確かに指定しないといけないな。

ん?そう言えばミカが飲んでいる所を俺は見たことないな。

 

「皆はミカが飲んでいた所を見たことある?」

 

《ない(です)。》

 

やっぱりないか...。

まぁでも、神仏だし酒ぐらいは飲めるだろう────────

 

ダラダラダラダラダラダラ・・・・

 

「ミカ...まさかあなた飲めないの?」

 

「な、何言ってるのかな?僕はちゃんと飲めるよ?こ、この間白夜叉ちゃんと飲んだ時にも色々飲んだし。」

 

この反応............。

 

「飲めないなら飲めないって言いなさいよ。まったく......。」

 

はぁ~負けたなこりゃ。

 

「だ、だから飲めるってば!!いいよ、僕が勝ってちゃんと飲めるって事教えてあげるよ!!」

 

そう怒りながらミカはステージへ小走りで向かっていく。

そんな反応をするから余計に飲めないって感づかれるんだが...。

負けたなこの試合。

ただただ、夜椿が酒を飲みきれないことを願っとこう。

 

───────────────────────────────

 

      ~ミカside~

 

「初めまして、突然だけど新神ミカ。君が恭弥を転生させた神様(張本人)なのかな?」

 

先にステージに立っていた夜椿くんが話し掛けてきた。

うーん、()()()()()()()()()()()

でもこれは僕と、恭弥くんが召喚した彼女たちだけの秘密なんだよね。

 

「そうだよ?ただ僕はどの神話体系にも存在しないし他の修羅神仏とも違うんだけどね~。あ、だからと言って恭弥くんにはまだ教えないでね?今教えたら恭弥くん()()()()()。」

 

「は?壊れる?」

 

おっと、この事を何時までも引っ張ると不味そうだね。

今はお酒の事を考えないと...そうお酒の事を......お酒のこと...考えないといけないんだよね.........ハァ。

ナイーブになっちゃったけど、それが功を指したのか僕の思考を読もうとした夜椿くんを阻害できたみたいだ。

まぁ、さっきは厳密には違うと言ったけど、特典を与えられる存在なんだから全能とまでは思わないけど大体の事は出来るんだよ。

 

(ねぇ?夜椿くん?)

 

「へぇ、これに気付くんだ。」

 

大して反応せず慣れた動作で懐から“(たい)(きょう)(しっ)(しょく)”と書かれた扇子を広げる。

大驚失色って非常に驚き恐れて、顔色が青ざめること。

って意味じゃなかったっけ?そんなに驚いてるように見えないんだけど......?

 

『それでは御二方、席についてください!』

 

うっ、いよいよ飲まないといけないのか......。

う~、皆にあぁ言った手前、今更飲めないなんて言えないしどうしよう............。

 

『まずは一本目として、アルコール度数75.7度!“ケーデンヘッド・エンモア”です!』

 

黒ウサギちゃんが名前を言うと同時にスタッフの子たちが台車に乗せたお酒を持ってきた。

......75.7度?え?いきなり?高すぎない?

いや、そこはさ日本酒とかそういった奴とか、アルコール度数高いけど飲みやすい奴とかじゃないの!?

 

『えー、アルコール度数が高い理由といたしましては、神仏であるミカ選手や夜椿選手なら常人用にのお酒は水と同等だという判断もと、此方でセレクトさせて貰った次第でございます!』

 

.........嘘でしょ?

 

「へー、そうなんだ。ま、俺はその通りだし全然構わないけど。そっちは?」

 

うっ、バレないようにしないと。

 

「ま、まぁ勿論ぼ、僕も問題ないよ。」

 

あぁ~、こんなんじゃバレるぅ~。

しかし、気付かなかったのかそれとも僕のことをあんまり意識していなかったのか夜椿くんは「ま、だよねぇ。」っと、此方に向けていた顔をお酒の方へと向けた。

...これは...助かったのかな?

そう思った僕だったけど、夜椿くんが少し俯いたことに気付かなかった。

俯いた顔の下には、さっきの十六夜くん並にあくどい笑みを浮かべて何か思い付いた顔をしていることに。

 

『では勝負の補足説明をさせていただきます。勝敗を決めるのは主に二つ。

一つ、相手より多い量を飲む。

一つ、規定量を相手より速く飲みきる。

以上です!』

 

あれ?その二つって審査が大変じゃない?

そう思った僕だったけど他にも同じことを思った人がいたのか、会場のあちこちでざわめきが出た。

夜椿くんは一瞬だけ疑問が浮かんだみたいだけどすぐに顔を元に戻した。

 

『皆さまの中にもルールへ疑問があると思いますので、詳しく説明させていただきます。勝敗を決めるこの二つは格お酒に一つだけ適用されます。ただし、序盤では飲みきれるかになります。』

 

あ、最後辺りでそのルールになるんだ。

 

『では御二方!席に着いてください!』

 

そう言われ、席に着く。

 

『では“禁忌の杯”、一本目!レディー......ゴー!』

 

────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────

 

      ~恭子side~

 

結果的には大差で負けた。

夜椿はミカより飲む量が多い筈だったが、終始ケロッとしていた。

逆にミカは最初の酒を飲んだ時点で怪しかったが、意外なことに四種類まで飲むことが出来た。

 

      ~以下ダイジェスト~

 

“ケーデンヘッド・エンモア(アルコール度数75.7度)”

 

「フ、フフフ。どうだい恭弥くん。ちゃんと飲めるでしょ?────うぇ。」

 

「どこがよ。」

 

「んー?どうしたミカ?まさかもうギブアップか?」

 

「ま、まだまだ。イけるに決まってるじゃん。」

 

ミカ・夜椿:一本目クリア

 

“ハプスブルグ・アプサン・レッドラベル(アルコール度数85度)”

 

「は、85ッ......!?」

 

「おー、結構うまいなこれ。」

 

(普通に飲んでるッ!?)

 

「............。」

 

ミカ・夜椿:二本目クリア

 

“ハプスブルグ・アプサン・プレミアムリザーブ(アルコール度数89.9度)”

 

「おーい黒ウサギー!!他者に注いでもらうのは有りー?」

 

『えっ?少々お待ちください。確認いたします。............お待たせしました!問題ないとのことです!』

 

「よし、恭弥ーー!ちょっとこっち来なーー!」

 

「──何?」

 

「え?何、女装に目覚めてついに女として生きるの?」

 

「ギアスロールの制約で脱げないんだからしょうがないでしょうが。で?要件は?」

 

「あ、そうだった。実はさ────ってしてほしいんだよ。」

 

「......。まぁ負けは確定だろうしいいわよ。」

 

ミカ・夜椿:三本目クリア

 

“スピリタス(アルコール度数96度)”

 

「も、もう無理。ゴメン皆。」

 

「ミカ。」

 

「うぇ......う?恭弥くん?」

 

「注いであげるから飲みなさい。」

 

「いや、あの、もう無理......。」

 

「飲みなさい。」

 

「だから、あのn「飲みなさい。」.........ハイ。」

 

ミカ・夜椿:四本目クリア

 

“神殺し(アルコール度数測定不能)”

 

「も、もう......ダメ............。」チーン

 

「おぉミカよ、死んでしまうとは情けない。」

 

「ミイラ取りがミイラになった瞬間ね。」

 

『そ、そこまで!勝者、“ノーネーム”皇 夜椿選手.........。』

 

    〜(長めの)ダイジェスト終了〜

 

「............。」

 

そして現在ミカは未だに死んでいる。

最後の黒ウサギは俺たちのミカへの仕打ちに引いたのかウサミミをへにょらせていた。

つーか、何だよ神殺しのアルコール度数は?あんなの飲める奴おかしいだろ。

ん?夜椿は確か普通に飲んでたような......?いや、気のせいだ。

さて次はどうなるかねぇ?

 

 

 

 

 

 

 

こうして五回戦は呆気なく負けが決まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無論、ミカが勝つなど最初から期待していなかったが。

 

 

 




いかがだったてしょうか?
因みに“神殺し”以外は実際に存在します。
私はお酒が苦手なので飲めませんが。(-.-)

ミカに対する恭弥改め恭子の仕打ち、これがこの二人のデフォですwww

さて、活動報告にて重大発表があるので読者の皆様、お手数ですがそちらをご確認ください。
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