いや、本当にスイマセン(-_-;)
就活が本当に忙しく全然此方の方に手がつけられませんでした。
えっ?
就活は結局どうなった?
さ、さぁ?知らないです(震え声)
嘘です。本当は返事待ちの段階です。
何としてでも合格せねば!
さて!個人的な話は置いておいてどうぞ!
鈍ってますがネ!!!!
~恭子side~
『えー......コホンッ。それでは、第六回戦に出場する選手は前に出てきてください!』
突然だが俺は今、″ノーネーム″の様子を“設定能力”で聴力を上げ確認している。
というのも、激闘と呼べるとは言えない戦いを繰り広げたが勝者は夜椿に決まったからだ。
(ぶっ倒れたミカはアルコール中毒により医務室に運ばれた。)
現在3:2と"ノーネーム"が一歩リードされている。ここで勝たなければ俺たちの負けになってしまう。
逆に向こうは次の勝負も勝てば総合で勝つためどちらのチームも必死になる。
なので緊張感が両チームに漂っている......訳では無い。
なぜなら.........。
「────ってなわけで、次行ってみよーーー!!!」
唯一黒ウサギに反応した夜椿なのだが酒瓶を振り回し、時たま酒を飲んでいる。
「よ、夜椿?」
「ん~~、なーに~?アハハハッ♪」
耀の言葉にも顔を見事に紅潮させながらおもむろに返事を返す。この様子を見ればもう誰でも分かるだろう.........。
────完全に酔ってる.........。
"ノーネーム"側もそう思っているのか、夜椿から離れて様子を見ている。
そんな"ノーネーム"をよそに夜椿は酒瓶を相変わらずブンブン振り回している。
あとから聞いた話だが、ミカと夜椿が飲んだ酒はかなり神聖なものらしく、酒豪の神でも酔えるようになっていたらしい。
…...それをもし俺が選手として飲んだと思うとゾッとする。
なので、現在進行でその勢いに任せ飲み続けているため、収集が全くつかないでいる。
どう対処すればいいかわからないベンチ側&運営側は大人しく彼の乱心を待つしかない。
そんなことはつゆ知らず、夜椿は更に呑んだくれる。呑んで呑んで飲みまくり、見ている方が胸焼けしそうになってくる。実際、ジンはすでにリバースしそうでいた。
なす術がないこの状況、────突然転機が舞い降りた。
「アハハハハーーーーーッ!─────……...。」
────静寂が訪れる。先ほどまでの騒ぎ(一人だけ)が嘘のように静まり返った。
「............?」
隠れていた周囲はおずおずと顔を壁から覗かせる。すると、
「Zzz…......。」
夜椿は呑気に寝ていた。手には相変わらず酒瓶を持っているが中身はなくなっているようで、どうやら中身がなくなって寝落ちしたらしい。
嫌な汗を大量に流していたはスタッフに夜椿の処理を任せ(医務室に置くだけ)、次の試合に取り掛かる。
当然ながら、周りはすでに疲弊していた.........。
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「だ、大丈夫ですか?」
色々あったが、ステージに上がった選手は真紅のドレスを着こなす疲れ顔の少女、
飛鳥の年齢は知らないが、おそらく歳も近い凪からの心配の声に飛鳥も言葉を返す。
「......心配には及ばないわ。ええ、大丈夫.........大丈夫.........。」
「.........。」
遠い目をして黄昏だした飛鳥を見て凪はオロオロしこちらを見てくる。
どうすればいいのか分からなくなるのは分かるがコッチを見ないでくれ、俺もフォローが出来ん。
先ほどの惨事を目撃していた故、俺含め他のメンバー反応しにくい様で苦笑いをしている。
「.........
「(え~とぉ、人のこと言えない気がするのはボクだけかなぁ?)」
『始めますよ! 御二方、よろしいですか!?』
ミニコントをしていた二人に黒ウサギの声が響き、やっと普段の冷静さを取り戻す。
((この試合、───絶対勝つ!))
先ほどまでの惨劇を忘れるためにも自分の顔をやや強めに叩く彼女たちは、同じ考えを胸中に潜めるあたり少し似ているように思えよう。
『第六回戦、対戦内容は────』
掛け声とともに現れる羊皮紙を馴れた手つきで受け止め黒ウサギは、声高々に発表する。
『簡易ギフトゲーム名"未来の担い手"
プレイヤー一覧
久遠 飛鳥
新神 凪
クリア条件 周囲に認められる。
クリア方法 互いに一品ずつ料理を振る舞い、審査員に判定してもらう。
敗北条件 特記事項にまとめて記す。
特記事項
✳︎ゲームは四回戦目同様、投票形式を用いる。
✳︎審査員は
✳︎投票権は一人につき一票までとする。
宣誓、上記を尊重し、誇りの下、ギフトゲームを開催します。
"ノーネーム" "新神教会"』
黒ウサギの説明が終わると供にガランとしたステージ場が変化をもたらす。
互いの陣地に近い位置に調理台と思しきセットが次々と現れ、面食らう二人だが互いに顔を見合わせ溜息を吐いた。
(さすが箱庭と言うべきか、なんというか...。)
おそらく二人も似たような思いをしているだろうが、さらに現れたものにまた驚きを顕わにする。
続けてステージに起きた変化は肉、魚、野菜、果物、ゲテモノによる色とりどりの食材たち。それらは自分を使ってくれと言わんばかりに輝きを放ち、その存在を強調している。
.........が、はたしてあのゲテモノ系はいるのだろうか?
『ト○コ』の料理人でもない限り無理だろ。
俺が呆然としていた間にスタッフが持ってきた動きやすい服とエプロンに着替える二人。
そんな中マイク片手に壇上へ上がってきた白夜叉に観客共々目を向ける。
『両者ともに準備は整ったかな?では、ここでルールの付け加えを提案する。なに、そんな身構えんでもよい。つまるところ、美少女の戯言に過ぎん。知らん顔で気にせんでもよいぞ。なに、その時はおんしらもそこらの小娘供と変わらなかっただけと言わざるを得なくなるがノゥ。』
まるで相手を小馬鹿にする口調でおちょくり始める美少女(笑)。
やはりあの顔が白夜叉の本性なのだろうか?
俺だったら無視してたが、そこまで言われて我慢できるほど人が出来ていない思春期真っ只中の女子二名は返事の代わりにムスッと軽く反応する。
それを承諾と受け取った白夜叉は愉快愉快と言いたげにケラケラ笑いながら、新たな縛りを発表する。
『よいよい。それでこそ勇気ある挑戦者というものだ。では、.........───今回のギフトゲームにおいて、出品する料理のお題を「新婚」と宣言するッ!!』
「ふぅ~~~~~~!!!!」
「新婚」と言う言葉を聞き、会場全体はステージ上で戸惑う二人に好奇、嫉妬、羨望が入り混ざった良く分からない視線が変わった歓声とともに送られる。
会場の雰囲気を感じ取ったのか、凪は俺に、飛鳥は十六夜にそれぞれ顔を赤くし視線を向ける。
誰であれ思い人がいる上に、手料理を作る。しかも尋常ならざる量の
常人では堪え難い空気の中、好きな人に自作の料理を食べもらうなど、羞恥プレイよろしくただの公開処刑だと断言できる。
そんな俺もニヤニヤしながら二人を見る。
普段から俺たちの中でまともに料理を作れるのは凪だけなので俺は顔を赤くしているのと、飛鳥と十六夜がデキてることに対して嗤って、じゃない。笑って見守ることにした。
ニヤニヤニマニマの擬音が似合いすぎる視線を受け続ける赤面乙女たちは、自棄になりつつも早く脱したいがために急いで料理を開始する─────。
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『────そこまでッ!』
「「で、出来た.........。」」
白夜叉の合図とともに調理を終えた二人は結局、最初から最後まで好奇の目で見られ、その恥ずかしさからか無駄に豪勢な大理石の調理台へ倒れ伏した。
最初は笑っていた俺も流石に途中からは笑うどころか哀れみの視線を向けていた。
『では、実食させてもらうとするかの。』
『先ほどの号令から全て仕切っている白夜叉様のせいで仕事がないのですよ.........。』
黒ウサギが言ったように今のところギアスロールを取ったのとゲーム内容の説明しかしていない。
黒ウサギなむ。
閑話休題
ぞろぞろとステージに人が集まり始め、総勢十二名により試食及び評論会が始まる。
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「飛鳥は......お味噌汁?」
「その通りよ、耀さん。」
「ほう、なかなか手が込んでるじゃねえか。やるな、飛鳥。」
「それに、十六夜くんが言ったんじゃない。私のお味噌汁が飲みたいって。」
『ヒュ~~~~~~ッ!!!』
「ぐふッ.........!?」
「十六夜くん!?」
「しっかりして、十六夜くん!」
「一片の.........悔いなし.........ガクッ。」
「十六夜くーーーーんッ!?」
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「なんだあれ?」
完全に二人の世界に入り込んでいる
(あぁ、夜椿のせいか。)
と一人納得しながら飛鳥が作った味噌汁をすする。
茶番を見ながら味噌汁を飲むとかどんだけシュールなのだろうか。まぁやめないけど。
「おいしいですね。お揚げ発見です!」
「うん、おいしい。豆腐も煮崩れしてないしサイコー。」
「僕おかわりー!」
「七味かけて.........熱ッ!?」
「大丈夫ですか。気をつけてくださいね、
「ら、らいじょうぶ......。」
(かわいい。)
と、どうでもいいことを考えながらまだ味噌汁を飲む。
「ふむ......悪くないの。刻みネギ取ってくれぬか?」
黒ウサギ、耀、ユウキ、蒼、果林、白夜叉が思ったことを口にする。意外にも好評だった。
「兄さ......姉さん、私のも食べて。」
「凪は......肉じゃがね。」
シャツを二の腕までまくり薄紫のエプロンを身につけた初々しい凪からそっと差し出された器を受け取り、肉じゃがを食べる。
俺の周りにも肉じゃがを食べにやってくる。
軽く手が触れ、わずかにアワアワするが器をしっかりと渡してきた凪。かわいい。
うん、いつも食べてて思うがやっぱり凪の料理はうまい。
調味料でしっかり整えられた優しい味。しっかり味が染み込んだ肉、じゃがいも、玉ねぎ、糸こんにゃく。味噌汁同様食欲がそそられる香りが充満する。
「うまいわね。」
「ガツガツガツッ!」
(この子、できる.......!?)
「なぜ敵対心を?」
「こっちは一味......ゴホゴホッ!?」
「しっかりしてください。蒼はそんなキャラじゃありませんよ?」
「ふむ......悪くないな。牛肉を使ってるあたり工夫を凝らしてるのがわかる。俺もネギ貰っていい?」
俺、椋、耀、ジン、蒼、果林、復活の
「夜椿ッ!?」
「どうした? ん、ありがと」
「いえ。大丈夫ですか?」
「心配ご無用......と言いたいとこだが、頭がガンガンするぜ。これが二日酔い……あまりよろしいものじゃないな。当分酒は控えよう。」
どうやら復活したのはいいが二日酔いよろしくダメージは残っているらしい。
驚きの声を上げる箱庭勢を他所に凪から渡されたコーヒーを表面上だけでも優雅に飲もうとする夜椿。
時折顔をしかめているあたり、会場の声援が頭に響き苦しいのだろう。自業自得である。医務室で寝てろ。
「ふう......だいぶ良くなってきたな。」
なんでコーヒー一杯で回復するのだろうか?いや考えるだけ無駄か。
『さっさと投票するぞー。』
実況席に戻った白夜叉による掛け声がなんと気の抜けた声なんだ。
と思わず考えてしまった俺は悪くない。
少しの猶予を置いてから、続々と投票するメンバー。料理を作った飛鳥や凪もその一人らしく、まで票を入れていない俺と夜椿が同時に入れことにより、集計が終わり結果が出る。
判定は─────
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『簡易ギフトゲーム"未来の担い手"、勝者は"新神教会"新神凪様です!』
「フゥ~~~~!!」
湧き上がる黄色い声に赤面しつつも嬉しそうな顔をする凪。やっぱりかわいい。
............どうしたんだろうか俺は、かわいいを連呼している気がする。
『詳細は以下のようになります!』
先ほどと同じく号令をかける黒ウサギにより、内訳が表示される。
『久遠 飛鳥
・逆廻 十六夜
・黒ウサギ
・ジン=ラッセル
・新神 木綿季
・新神 凪
・新神 果林
新神 凪
・新神 恭弥
・新神 椋
・新神 蒼
・白夜叉
・久遠 飛鳥
・春日部 耀
・皇 夜椿』
詳細を見た飛鳥と凪は互いに票を入れていたことに気づく。勝利よりも相手の心の理解を優先した二人は感動し、感極まり、抱きつく。
「あなたの
「あなたこそ。」
こうして今日一番穏やかな試合が幕を閉じた。
余談だが、あの後残っていた料理は
............ん?椋ってあんなに食べれたっけ?
さて、皆さん如何だったでしょうか?
個人的には久しぶりにしてはまぁ書けたかな?
明日が早いので今回はこれで失礼します!!
卒業発表なので!!!!