いや、すいません本当に(^_^;)
この後の展開とかを考えてたらかなり遅れまして...。
で、では。気を取り直してどうぞ!
~恭弥side~
「へぇー?アレが噂の殺せんせーなんだぁ?」
そう言いながら彼は殺せんせーに近付いていった。
「赤羽カルマくんですね。今日から停学明けだそうですが、初日から遅刻は行けませんねぇ?」
殺せんせーは顔にバツを出しながら言うと。
「あっははは...、生活のリズムが戻らなくて...。あと、下の名前で呼んでよ。」
・・・・。見た感じ爽やか好青年だが、なんか違和感があるなぁ?
俺は何となくそうも思いながらも事の成り行きを見守った。
「とりあえずよろしく、殺せんせー。」
カルマがポケットに入れていた手を出したときに俺は気付いた、カルマの狙いを。
「こちらこそ、楽しい1年にしましょう。」
二人が握手した瞬間、殺せんせーの触手が溶け、左手に隠していたナイフで追撃するが、殺せんせーは即座にその場から離れた。
「やっぱりな。」
「なにがだ?」
呟いた声が聞こえたらしい磯貝に聞かれたので俺は簡潔に答えた。
「カルマの手のひらを見てみろ。あいつ、手に対先生用ナイフを刻んだやつを貼っ付けてた。」
全員がカルマの手のひらを見て、驚愕していた。
「へぇー?本当に速いし、このナイフも効くんだぁ?」
「でもさぁ、先生。こんな単純なことに引っ掛かるなんて、もしかしてチョロい人?」
うわー、めっちゃ悪人顔で言ってるよ、アイツ。
案の定、殺せんせーは顔を赤くし、少しキレているようだ。
「渚、カルマくんってどんな人なの?」
茅野が渚にそう訪ねると渚は、驚きながらも。
「一年、二年が同じクラスだったんだけど、二年のときに暴力沙汰で停学になってE組になったんだって。」
ふーん。暴力沙汰ねぇ...。
「でも、この場では恭弥くんと同じくらい、優等生かもしれない、凶器とか騙し討ちとかなら、多分この中では群を抜いてるかも。」
そう話しているとカルマがこっちに近付いてきた。
「初めまして、さっきはスゴかったね。」
カルマは俺にそう話しかけてきた。
「そうか?俺は烏間先生に負けたし、お前は殺せんせーの触手を破壊してたじゃん。」
「カルマでいいよ。あと、そんなことないと思うけどなぁ~、俺は。」
ニヤニヤしながら言ってくるということは、コイツ俺が全力じゃないことに気付いてるな?
「そんなことねぇよ。」
俺はそう返した。
──────────────────────────────
教室では小テストをしているが、フニョンッ、フニョンッ。っと、殺せんせーが壁パンをしている。
さっきから何してんだ?殺せんせーは。─さぁ?壁パンじゃない?─あぁ、さっきカルマにおちょくられて。─触手が柔らかいから壁に全くダメージが伝わってないな。
何人かが小声で話していると。
「あぁ~もう!フニョンッフニョンッうるさいよ!」
さすがにキレるだろうな。
「こ、これは失礼!?」
そんなやり取りがあり、件のカルマの近くでは寺坂たちが絡んでいた。
「よぉ~、カルマ。イイのか?あの化け物を怒らせちまって。」
「どうなっても知らねぇぞぉ。」
「またお家に籠ってた方がいいんじゃねぇか?」
ガキかコイツら......ガキだったなコイツら。
「殺されかけて怒るの当たり前じゃん、しくじってチビっちゃったヤツと違ってさ。」
とことん煽るの好きだなぁ~。
「こらそこ!テスト中ですよ!」
──《あんたの壁パンもうるさいよ。》──
「先生の壁パンもうるさいよ~。」
──《言いやがった!!》──
俺が言うと何人かから見られたが、なんだ?
「ごめんごめん、殺せんせー。俺、もう終わったからさぁ、ジェラート食って静かにしてるよ。」
カルマはどこに持っていたのか、ジェラートを取り出した。ってあのジェラート...。
「ダメですよ!授業中にそんなも......そ、それは!昨日、先生がイタリアで買ってきたやつ!」
──《お前のかよ。》──
「あっ、ごめーん。職員室で冷やしてあったからさぁ。」
「カルマー、それ俺が狙ってたやつなんだけど。」
「恭弥くん!?本当に食べるつもりだったんですか!?」
当たり前だ。
「アッハハハ、恭弥くんって面白いね。で、先生?どーすんの?殴る?」
そう言いカルマはジェラートを一舐めした。
殺せんせーは顔を怒りながら。
「殴りません。残りを先生が舐めるだけです!そう、ペロペロと──グチャッ──
床には対先生用BB弾が転がっており、先生はそれを踏んでしまったらしい。すぐさまカルマと何となくで俺も銃を撃ったが避けられてしまった。
「まあーた引っ掛かった。けど、よく反応したね、恭弥くん。」
「何となくだ。」
そんなやり取りをしながらもカルマは未だに呆然としている殺せんせーに近付きながら言った。
「何度でもこういう手を使うよ?授業の邪魔とか関係ないし。」
「それが嫌なら俺でも誰でも殺せばいい。」
「でもその瞬間から、あんたは誰からも先生とは認めてくれなくなる。ただのモンスターだ。」
カルマはジェラートを先生の服に突きつける。
「あ~、勿体ねぇ。」
《それどころじゃねぇだろ!!》
怒られた。
「はい、テスト。たぶん全問正解だから。」
「じゃね、先生。明日も遊ぼうね。」
そう言って、カルマは教室から出ていった。
──────────────────────────────
放課後になり、今日のカルマのことを俺は考えていた。
「社会的に殺そうとしてるのかねぇ?アイツ。」
俺がそう言うと椋に聞かれた。
「どういうこと?」
「要するにカルマは、殺せんせーは政府との契約で生徒を攻撃出来ないのをいいことに先生を挑発して自分を攻撃させようとしていたんだよ。」
答えると今度は凪に聞かれる。
「でも、殺せんせーは攻撃しないと思う。」
「そう。だけどカルマはとことん挑発していく。もし、殺せんせーが生徒を殺してしまったら社会的に殺されるからな。」
「へぇー結構彼、頭いいんだね。」
「そういうことだ。」
────────次の日
俺たちが少し遅れながらも教室に入ると、何故か昨日より空気が重くなっていた。
「どうしたんだ?一体。」
席が近い原と菅谷に訪ねると。
「あれ見ろよ。」
菅谷は教卓を指差した。すると其処には何故かアイスピックが刺さった本物のタコがいた。
「なんだあれ?」
「よく分かんなぇけど、カルマがやったらしい。」
ふーん。またなんか考えてるのか。すると、殺せんせーが入ってきた。
「おはようございます。」
クラスの重々しい空気に気が付いた殺せんせーは皆に聞こうとするが、教卓のタコに気付いた。
「あっ、ゴッメーン。殺せんせーと間違えて殺しちゃったぁ。捨てとくから持ってきてよ。」
カルマはニヤニヤしながら言っているが。
「アレが殺せんせーに見えたのか...大丈夫か?」
あっ、カルマが固まった。
「お前...よくこの空気で言えるな...。」
菅谷は引きつりながらそう言った。
「分かりました。」
殺せんせーはそう言いながらタコを持って行った。
~カルマside~
こいよ、殺せんせー。今はじわじわと精神から殺してやる。
ナイフを隠し、近付いてくるのを待ってると、殺せんせーは立ち止まり小さなドリルになった触手を構えた。次の瞬間目の前から一瞬殺せんせーが消え、気が付いたらミサイルと何か調理器具をいくつか持っていた。
「見せてあげましょうカルマくん。このドリル触手の威力と、自衛隊から奪ったミサイルの火力を。」
「先生は暗殺者を決して無事では帰さない。」
何かを作りながら話す殺せんせーに唖然としていると。
「アッツ!?」
思わず口から出したが、何か熱い物が入っていた。よく見るとそれはたこ焼きだった。
「その顔色では朝食を食べていませんね。これを食べれば健康優良児に近付けますね。」
先生ー、俺にも頂戴。─あっ。僕もー♪─はい、どうぞ。
恭弥くんとユウキさんが先生からたこ焼きを貰っていた。
この先生、俺を嘗めてるな。
「カルマくん。先生はね、手入れをするんです。錆びてしまった暗殺者の刃を。」
「今日一日。本気で殺しに来るがいい、その度に先生は君を手入れする。」
「放課後までに君の心と体をピカピカに磨いてあげよう。」
コイツ・・・・。
~恭弥side~
それからカルマは何度も殺そうとしたが、本気で警戒している殺せんせーにことごとく手入れをされた。
放課後になりラストチャンスになったが、俺は特に興味が無かったので帰った。因みに蒼たちは女子たちと遊びに行った。
俺も連れていこうとしていたが、中村が何か企んでいそうだったので即座に逃げた。
「ん?あれは...渚とカルマか?」
遠くに見覚えのある後ろ姿が見えた。
「おーい、渚ー、カルマー。」
呼びかけると二人は気付いた。
「あれ?恭弥くん、先に帰ったんじゃ...。」
「あ~、色々あって逃げてきた。」
「へぇー?何から逃げたの?」
カルマがニヤニヤして聞いてくるが、今朝と様子が少し違い何やらスッキリした顔をしていた。
「何でもねーよ。それよりカルマ、なんかあったのか?えらくスッキリした顔してるけど。」
「まぁ、殺せんせーの暗殺に失敗してね。そのとき説教されちゃった。」
「ほー。まぁ偶然会えたし、一緒に帰ろうぜ。」
「そうだね。」
そのまま俺たち三人は一緒に帰り、俺は放課後の事を渚に色々教えてもらった。
いかがだったでしょうか?
時間がたつと書き方忘れちゃいますねw
しかし!お気に入り登録40人超え!UA数もうすぐ3000!
ありがとうございます!!!!
いやーこんな自己満足作品にこれだけ読んでくださってとてもありがたいです。
さて次はビッチ先生ですが、飛ばして原作の第五話になります。
誤字脱字が有りましたらメッセージ、又は活動報告にてお伝え下さい!
最後まで読んでくださりありがとうございした!