3×3=μ's(さざんがミュ~ズ)   作:スターダイヤモンド

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【SS】「ウチら、活動を始めて15年以上経過したやん」

穂乃果:「えっ?10年以上?」

 

希  :「ん?…ほら…あれやね…世の中の時がどれだけ流れても、ウチらは永遠に女子高生っていうシステムやから…」

 

穂乃果:「あぁ!サザ〇さん的な…で?…」

 

希  :「…少し飽きてきたなぁ…って思わへん?」

 

穂乃果:「飽きた?何が?」

 

 

 

希  :「…ユニットの活動…」

 

 

 

穂乃果:「!!」

 

 

 

 

 

 

海未 :「では、私たちもコンビ名を考えましょう」

 

にこ :「コンビ名って…お笑い芸人じゃんないんだから」

 

穂乃果:「『うみねこ』とかどうかな?」

 

にこ :「それを言うなら『うみにこ』だから!!」

 

海未 :「私と凛なら面白い名前かもしれませんね」

 

にこ :「面白さはいらないの!ってか、凛は関係ないでしょ」

 

海未 :「もちろん、わかっています」

ID:cZfGpJ0v(2/3)

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0046 名無しで叶える物語(しうまい) 2020/10/19(月) 23:40:44.07

花陽 :「えっと…『アローズ』とかはどうかな?」

 

海未 :「アローズ…ですか」

 

花陽 :「海未ちゃんの必殺技『ラブアローシュート』のアローは、矢澤の矢だから」

 

希  :「な〜るほど」

 

にこ :「却下!」

 

花陽 :「えぇ!?」

 

にこ :「そんな可愛げのない名前、宇宙ナンバーワンアイドルのにこに〜には、ふさわしくないわよ」

 

花陽 :「そ、そっか…ごめん…」

1

ID:cZfGpJ0v(3/3)

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0047 名無しで叶える物語(茸) 2020/10/20(火) 08:34:56.70

保守

ID:uCDTMrwd

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0048 名無しで叶える物語(茸) 2020/10/20(火) 15:40:32.98

>>46

防波堤でええやん

ID:ViR6PpBs

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0049 名無しで叶える物語(しうまい) 2020/10/20(火) 19:12:49.70

海未 :「では、にこはどんな名前が希望ですか?」

 

にこ :「決まってるじゃない。もっとキュートでプリティで、ザ アイドルって名前よ」

 

真姫 :「例えば?」

 

にこ :「ラブリーエ○ジェルとか」

 

花陽 :「えっと…ダー○ィーペアかな?」

 

希  :「完全にパクりやね」

ID:2DJ7Nukc(1/12)

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0050 名無しで叶える物語(しうまい) 2020/10/20(火) 19:42:00.62

穂乃果:「真姫ちゃん、穂乃果たちはどうする?」

 

真姫 :「別に…どうでもいいわ。興味ない」

 

穂乃果:「えぇ〜折角だから、なんか格好いい名前を付けようよぉ」

 

真姫 :「任せるわ」

 

穂乃果:「う〜ん…じゃあ…『パイルドライバー』とか?」

 

真姫 :「何それ?意味わかんない」

 

ことり:「穂乃果ちゃん要素、ないよね」

 

にこ :「…っていうか…中の人を絡ませるのはやめなさいよ」

 

 

 

 

希  :「いや、違うんよ!海未ちゃんや凛ちゃんが嫌い…ってことやないんよ!そういうことやないんやけど…」

 

穂乃果:「あはは…わかってるよ!私はてことりちゃんと花陽ちゃんと一緒にいるのは、すごく居心地がいいから全然飽きたなんて感じないけど…たまには違う人と…っていう気持ちはわからなくもない…かな…」

 

希  :「やろ?」

 

穂乃果:「特に海未ちゃんとずっと一緒は疲れるもんね?」

 

希  :「いやいや、そうは言ってないやん…」

 

穂乃果:「あははは…」

 

希  :「それこそ…ウチ『ピュア組』のハズやのに、ことりちゃんと花陽ちゃんと組んだこと、1回もないんよ」

 

穂乃果:「おぉ!そう言えば」

 

希  :「だから、1回穂乃果ちゃんが抜けて、ウチがPrintempsのメンバーになるっていうのはどうやろか?」

 

穂乃果:「ん?なんでそうなるのさ」

 

 

 

海未 :「おや、穂乃果と希とは珍しいですね。何かありましたか?」

 

 

 

穂乃果:「希ちゃんがさぁ…『海未ちゃん、凛ちゃん、もう飽きた!』…だって」

 

希  :「言うてへんから」

 

海未 :「なんですか?その昔の穂乃果の作文みたいなフレーズは…」

 

穂乃果:「えへへ…」

 

希  :「別に大した話じゃないんよ。ただ…ウチ、ピュア組なのにことりちゃんと花陽ちゃんと一緒に歌ったことないな…って…それだけのことなんやけど」

 

海未 :「ユニットの話ですか?」

 

希  :「デュオ、トリオ…含めてかね」

 

海未 :「…なるほど…そう言えばそうですね…」

 

穂乃果:「待って!…私を忘れてない?穂乃果も希ちゃんと一緒になったことないよ!」

 

希  :「あぁ、そうやね!まぁ、それを言うとウチは真姫ちゃんもなんやけど…」

 

海未 :「でしたら…私も…花陽とは一緒になってことがありませんね…。あとは…にこですか…」

 

穂乃果:「海未ちゃんは2人だけ?」

 

海未 :「だったハズです…」

 

 

 

にこ :「アタシがどうかした?」

 

 

 

希  :「やぁ、にこっち」

 

穂乃果:「にこちゃんは誰と組んでない?」

 

にこ :「いきなり何の話よ…」

 

海未 :「ユニットのことだそうです。私はにこと花陽と組んだことがない…と話していたところで…」

 

にこ :「あぁ、そういうこと?…そうね、言われてみれば海未とは一緒に歌ったことはないわね」

 

穂乃果:「穂乃果もないよ」

 

海未 :「そうなのですか?穂乃果とにこと凛は一緒のグループだったかと…」

 

希  :「三バカ組やったっけ?」

 

にこ :「スマイル組よ!!」

 

穂乃果:「ひどいよ、希ちゃん…」

 

海未 :「違和感はないですね」

 

穂乃果:「うぅ…海未ちゃん…あっ!穂乃果は凛ちゃんとデュエットしてるよ!」

 

にこ :「アタシは希(アンタ)たちとは学年曲があるし、花陽と凛とは、にこりんぱながあるし…真姫ちゃんとはデュオ曲があるし…って考えると…ものの見事にアンタたち2年生3人と組んでないわね」

 

 

 

凛  :「何の話をしてるの?」

 

真姫 :「どうせ穂乃果が海未に怒られてるか、穂乃果とにこがケンカしてるとか、そんなとこでしょ」

 

花陽 :「ま、真姫ちゃん…」

 

 

 

穂乃果:「たはは…どうしてそうなるのさ…」

 

 

 

………

……

 

ことり:「へぇ…まだ一緒になったことがない組み合わせかぁ…」

 

絵里 :「話としては面白そうね」

 

希  :「ここまでウチは4人…メンバーの半数と一緒に歌ってないんよ」

 

穂乃果:「穂乃果も3年生と真姫ちゃんとだから…一緒だ。4人」

 

にこ :「アタシは2年生の3人」

 

海未 :「私は、にこと花陽だけです」

 

絵里 :「えっ?2人だけ?」

 

海未 :「はい、自分で言うのも何ですが…意外と一緒に組んで歌ってるんでね」

 

絵里 :「私は誰かしら…穂乃果…ことり…凛…花陽?…4人だわ」

 

真姫 :「私も穂乃果とことりがそうね…あと…希?…3人かしら」

 

希  :「クール組はちゃんと曲を出してるんやね」

 

絵里 :「?」

 

穂乃果:「ピュア組とスマイル組は曲ないからさ」

 

絵里 :「確かにそうね」

 

 

凛  :「凛は…絵里ちゃんとことりちゃんと…あれ?2人だけだ」

 

花陽 :「私は…えっと…絵里ちゃんと希ちゃんと…海未ちゃん…3人です」

 

ことり:「う〜ん…私が一番多いかも…3年生と…凛ちゃんと真姫ちゃんの5人だよぅ」

 

海未 :「それは多いですね」

 

凛  :「ことりちゃんは、いっつもかよちんと一緒にだからにゃ」

 

ことり:「ふふふ…そうだね」

 

花陽 :「えへへ」

 

 

 

 

 

 

海未 :「…ということで…新しいユニットをあれこれ考えてみましたが、まったく一緒になったことない人同士で3組作るのは…かなり無理がありますね」

 

穂乃果:「デュオならいけるよね?」

 

海未 :「一組は3人になりますが」

 

絵里 :「もしくは4組とひとり」

 

希  :「ソロは寂しんやない?」

 

絵里 :「うん、そうね…」

 

 

 

ことり:「だとすると、こんな感じかな? 一組目…希ちゃんと穂乃果ちゃん。二組目…絵里ちゃんと凛ちゃん。三組目…にこちゃんと海未ちゃん。最後…私と真姫ちゃんと…花陽ちゃん」

 

凛  :「ん?おかしくないかにゃ?どうして、またかよちんが、ことりちゃんと一緒になんてるの?」

 

ことり:「あれ?本当だぁ…」

 

海未 :「その組み合わせだと、花陽以外は正解ですが…」

 

希  :「じゃあ、花陽ちゃんをどこに入れる?っ言っても、どこにも入れられんしねぇ…」

 

花陽 :「うぅ…なんか、すみません…」

 

凛  :「かよちんが悪いわけじゃないにゃあ」

 

真姫 :「そうね、花陽が悪いわけじゅないわ」

 

 

 

 

 

 

海未 :「…では…修正してみました。一組目…まず希と花陽。二組目は絵里と穂乃果。三組目は凛とことり。最後は…私と真姫と…にこ」

 

真姫 :「にこちゃんとは一緒にやってるから」

 

穂乃果:「あぁ、にこちゃん!なにやってるのさ!!」

 

凛  :「そうにゃ!!」

 

絵里 :「もう、折角うまくいったと思ったのにぃ」

 

 

 

にこ :「ぬゎんでよ!!アタシが悪いわけじゃないでしょ!!」

 

 

 

穂乃果:「それはそうだけどさ…ねぇ?」

 

凛  :「うん!」

 

 

 

にこ :「なにが『うん』なのよ!花陽の時と対応が全然違うじゃない!

 

 

 

 

 

 

希  :「仕切り直しやね…。まずはウチとことりちゃん。つぎにえりちと花陽ちゃん」

 

穂乃果:「トップ4が出揃っちゃたよ」

 

海未 :「トップ4?」

 

希  :「ほんでもって…穂乃果ちゃんと真姫ちゃん。最後、にこっちと海未ちゃんと…凛ちゃん!」

 

絵里 :「最後は…よく見る組み合わせね♡」

 

 

 

にこ :「な、なんのことかしら…」

 

凛  :「さ、さぁ…凛はわからないにゃ…」

 

海未 :「はい、なんのことでしょう…」

 

 

 

にこ :「…って凛はどっちも絡みがあるでしょ?」

 

凛  :「うん、リリホワで海未ちゃん、にこりんぱなでにこちゃん」

 

希  :「あぁ!そうやった」

 

にこ :「アンタ、知っててこの組み合わせにしたでしょ?」

 

希  :「にひひ…はて、なんのことやら…」

 

穂乃果:「あはは…お主も悪じゃのう」

 

 

 

花陽 :「なかなか、うまくいかないですねぇ…」

 

 

 

 

 

 

ことり:「それじゃあ…もう一回いくね。まず…穂乃果ちゃんと真姫ちゃん!次が絵里ちゃんと凛ちゃん!それから希ちゃんと花陽ちゃん…最後が私とにこちゃんと…」

 

海未 :「私ですか…」

 

ことり:「…一緒にやってるね…」

 

にこ :「じゃあ、面倒くさいからアンタひとりでいいんじゃない?」

 

海未 :「それはあまりにも寂しいです…」

 

凛  :「う〜ん、もうデュオは諦めて、トリオにしたらどうかにゃ?」

 

絵里 :「確かに」

 

穂乃果:「それなら簡単だよ!まず私でしょ、あと一緒になったことがないのが、絵里ちゃんと希ちゃん」

 

にこ :「アタシを忘れてない?」

 

穂乃果:「い、今、言おうと思ったとこだよ」

 

真姫 :「確か…組んだことが無い人が一番少なったのが海未と…凛だったでしょ?そこを起点に考えればいいんじゃないの?」

 

海未 :「私は…そうですね、にこと花陽だけですので」

 

絵里 :「じゃあ、そこは確定ね」

 

花陽 :「あっ…でも…」

 

にこ :「アタシと花陽は一緒のやってるわ」

 

海未 :「そうでした…」

 

 

 

真姫 :「待って!そこがダメなら、もうトリオは絶対ムリじゃない」

 

 

 

海未 :「そう…なりますね…」

 

希  :「…だとすると…にこりんぱなの曲はなかったことにする?」

 

にこ :「なんでやねん!」

 

 

 

絵里 :「どうやらデュオにしても、トリオにしても、誰かひとりは犠牲にならなきゃいけないようね」

 

希  :「犠牲って」

 

凛  :「じゃあ、真姫ちゃんと絵里ちゃんだね」

 

一同 :「?」

 

凛  :「だって、2人はソロ曲がひとつしかないでしょ」

 

一同 :「確かに」

 

花陽 :「そうでした。歌唱力トップの2人のソロ曲が1曲しかないなんてありえないですぅ」

 

絵里 :「お、大袈裟よ」

 

真姫 :「まぁ、その通りだけど…」

 

穂乃果:「つまり…2人のうち、どっちかだね?じゃあ、μ's恒例の腕相撲で…」

 

絵里 :「決めないわよ、そんなので」

 

希  :「ウチは…えりちがいいと思うな♡」

 

絵里 :「私?」

 

希  :「歌唱力は双璧かもしれんけど…真姫ちゃん独りのMCなんて…不安しかないやん」

 

凛  :「わかるにゃ〜。ライブ会場間違って行っちゃいそうだし」

 

 

 

 

 

 

海未 :「…と言うことで…結果を発表します。まず…希と穂乃果」

 

希  :「スピリチュアルやね」

 

穂乃果:「ファイトだよ!」

 

海未 :「ことりと凛」

 

ことり:「ちゅんちゅん」

 

凛  :「にゃ〜」

 

希  :「絵里と花陽」

 

花陽 :「あの…今度おうちに行ってもいいですか?」

 

絵里 :「ふふ…お泊まりになるかもしれないけど」

 

海未 :「にこと私…」

 

にこ :「ミルキィホ…」

 

海未 :「それは禁句です!」

 

真姫 :「…で、結局最後が…私ね」

 

 

 

花陽 :「!!…スマホに通知が?…」

 

 

 

一同 :「?」

 

 

 

花陽 :「…」

 

 

 

希  :「どうしたん?」

 

 

花陽 :「大変ですぅ!私たちは何か大きな勘違いをしていたようです!」

 

 

 

一同 :「えっ?」

 

 

 

花陽 :「あったんです!みんなが被らない組み合わせが!!」

 

 

 

一同 :「!!」

 

 

希  :「そんな通知がスマホに来たん?」

 

にこ :「アンタのスマホ、どうなってるわけ?」

 

花陽 :「えへへ…」

 

海未 :「それで、被らない組合せとは?」

 

花陽 :「うん!まずは、にこちゃんと海未ちゃん。次が穂乃果ちゃんと真姫ちゃん…そして希ちゃん花陽…」

 

絵里 :「最後が…私とことりと凛…ね?」

 

穂乃果:「私と…小鳥と…鈴(すず)と?」

 

絵里 :「『鈴(りん)』じゃなくて『凛』…」

 

希  :「穂乃果ちゃんが言うと『2年生集合!』みたいな感じやね」

 

凛  :「にゃ?鈴?」

 

花陽 :「海未ちゃんのことだよ!」

 

絵里 :「確かに。穂乃果は海未のこと『すず』って呼ぶものね」

 

凛  :「な〜るほど!そういうことか!」

 

希  :「『みんな違って、みんないい』…やね」

 

にこ :「相田みつをだっけ?」

 

真姫 :「金子みすゞ!」

 

にこ :「そ、そうだと思ったわ」

 

穂乃果:「じゃあ、ユニット名は『みすゞ』かな?」

 

絵里 :「えっ?穂乃果は関係ないわよね?」

 

凛  :「うん。絵里ちゃんとことりちゃんと、凛の3人だから」

 

穂乃果:「そうでした…」

 

 

 

希  :「え『り』ち…こと『り』ちゃん…『り』んちゃん…『3(スリー)リー』やね」

 

 

 

穂乃果:「スリーリー?」

 

にこ :「3次元のことでしょ」

 

希  :「それは『3D』やん」

 

にこ :「そ、そうだと思ったわ…」

 

凛  :「なんとなくブルース・リーみたいにゃ」

 

穂乃果:「アチョー!!」

 

にこ :「危なっ!ちょっと、いきなり飛ばないでよ」

 

穂乃果:「ごめん、ごめん…」

 

 

 

凛  :「じゃあ、凛たちの新しいユニット名は『スリーリーホワイト』だね」

 

 

 

穂乃果:「おぉ!」

 

絵里 :「えっと…それだと、私たちの存在感が…」

 

ことり:「なくなちゃうよね?」

 

凛  :「にゃ?そうかにゃ?」

 

絵里 :「新鮮味も感じられないし…」

 

 

 

凛  :「だったら…り…り…り…『リッピーズ』?」

 

 

 

絵里 :「は、ハラショー?」

 

ことり:「…ちゅ〜ん…」

 

 

 

 

 

 

海未 :「では、私たちもコンビ名を考えましょう」

 

にこ :「コンビ名って…お笑い芸人じゃんないんだから」

 

穂乃果:「『うみねこ』とかどうかな?」

 

にこ :「それを言うなら『うみにこ』だから!!」

 

穂乃果:「面白いと思ったんだけどなぁ」

 

にこ :「面白さはいらないの!」

 

希  :「海未ちゃんと凛ちゃんならいけたんやない?」

 

にこ :「こら、凛!」

 

凛  :「もらい事故にゃ!」

 

 

I

花陽 :「えっと…『アローズ』とかはどうかな?」

 

 

 

海未 :「アローズ…ですか」

 

花陽 :「海未ちゃんの必殺技『ラブアローシュート』のアローは、矢澤の矢だから」

 

希  :「な〜るほど」

 

 

 

にこ :「却下!」

 

 

 

花陽 :「えぇ!?」

 

にこ :「そんな可愛げのない名前、宇宙ナンバーワンアイドルのにこに〜には、ふさわしくないわよ」

 

花陽 :「そ、そっか…ごめん…」

海未 :「では、にこはどんな名前が希望ですか?」

 

にこ :「決まってるじゃない。もっとキュートでプリティで、ザ アイドルって名前よ」

 

真姫 :「例えば?」

 

にこ :「ラブリーエ○ジェルとか」

 

花陽 :「えっと…『ダー○ィーペア』かな?」

 

希  :「完全にパクりやん」

 

 

 

 

 

 

穂乃果:「真姫ちゃん、穂乃果たちはどうする?」

 

真姫 :「別に…どうでもいいわ。興味ない」

 

穂乃果:「えぇ〜折角だから、なんか格好いい名前を付けようよぉ」

 

真姫 :「任せるわ」

 

穂乃果:「う〜ん…じゃあ…『パイル/ドライバー』とか?」

 

真姫 :「何それ?意味わかんない」

 

ことり:「穂乃果ちゃん要素、ないよね」

 

にこ :「…っていうか…中の人を絡ませるのはやめなさいよ」

 

海未 :「その場合は『ツームストーン式』でしょうか?それとも『ドリル・ア・ホール式』でしょうか?」

 

希  :「そこに喰いつくんや?」ワラ

 

海未 :「少なからずプロレスには関心があるものですから」

 

希  :「ほほう♡」

 

海未 :「い、いえ…他意はありませんよ、他意は」

 

凛  :「『和菓子屋やと医者』はどうかにゃ」

 

にこ :「完全にお笑い芸人のネーミングじゃない」

 

真姫 :「興味ないって言ったけど…さすがにそれはイヤだわ」

 

 

 

 

 

 

希  :「ウチらはどうする?」

 

花陽 :「う〜ん…『Hope&Flower』とかどうでしょう?」

 

海未 :「希望と花…ですか」

 

穂乃果:「『Oh!Love&Peace(ラブピ)』みたいだね!」

 

絵里 :「じゃあ…『ホプフ』?」

 

花陽 :「語呂が悪いですねぇ」

 

ことり:「『ホプフラ』だったらどうかな」

 

凛  :「うん、それいいにゃ!」

 

花陽 :「『ホプフラ』かぁ…どう?希ちゃん」

 

希  :「いいやない?」

 

にこ :「ひねりのない名前ねぇ」

 

希  :「シンプル イズ ベスト…やで。覚えやすい…っていうのは大事やろ」

 

絵里 :「それに、誰が見ても『希と花陽』が由来ってわかるもの。私もいいと思うわ」

 

花陽 :「えへへ…ありがとう、絵里ちゃん」

 

希  :「じゃあ、これでみんな決まりやね」

 

 

 

穂乃果:「そうだね…とはならないよ!」

 

海未 :「はい、私たちはまだ決まってませんので」

 

真姫 :「和菓子屋と医者なんて、全体イヤだから」

 

穂乃果:「だよね!?」

 

 

 

海未 :「では、もう一度…絵里たちから考えてみましょう」

 

穂乃果:「絵里ちゃんたちは学年がバラけてるのもあるけどさ、姉妹感があるよね」

 

凛  :「姉妹感?」

 

花陽 :「うん、誰がどう見ても長女、次女、三女って感じだもんね」

 

希  :「リリホワもそうやったけど」

 

ことり:「うん、リリホワもそうだったね♡」

 

海未 :「BIBIもそうではなかったですか?」

 

ことり:「うん、BIBIもそうだったよ♡」

 

凛  :「絵里ちゃん…真姫ちゃん…にこちゃん」

 

 

 

にこ :「そうそう、アタシが末っ子ね…って、オイ!!」

 

 

 

花陽 :「何か共通点はないかなぁ…」

 

 

 

にこ :「スルーか〜い!」

 

 

 

穂乃果:「共通点ねぇ…」

 

真姫 :「見た目も性格も、みんなバラバラじゃない?」

 

穂乃果:「みんな違ってみんないい」

 

海未 :「話を戻さないでください」

 

穂乃果:「あはは…」

 

花陽 :「う〜ん…南と…南…とか?」

 

海未 :「南…ですか?」

 

花陽 :「南ことりと南じょ…」

 

にこ :「中の人を絡ませるのはやめなさい!!」

 

花陽 :「じゃあ…ウチダ・アヤ・セ・エ・リ・ホとか」

 

にこ :「だから、中の人の名前を出すんじゃないっていうの!」

 

花陽 :「だったら『南十字星』なんどうでしよう?」

 

 

 

 

海未 :「なるほど!」

 

ことり:「わぁ、可愛いかも」

 

凛  :「それいいにゃ!」

 

 

 

絵里 :「南と星ね…えっと…私はどこに消えたの?」

 

 

 

ことり:「…ちゅ〜ん…」

 

凛  :「…にゃ〜…」

 

 

 

絵里 :「…」

 

 

 

凛  :「決定ということで」

 

ことり:「うん!」

 

 

 

絵里 :「み、認められないわぁ!!」

 

 

 

 

 

 

海未 :「私たちはどうしましょう」

 

花陽 :「二人の共通点と言えば…」

 

 

 

希  :「貧にゅ…」

 

 

 

にこ :「言わなくていいから!!」

 

海未 :「そこは一旦置いておきましょう」

 

凛  :「にゃはは…」

 

にこ :「アンタもこっち側でしょ!!」

 

 

 

穂乃果:「でも、そこを除けば…何もかもが正反対だよね」

 

絵里 :「月とすっぽん?」

 

にこ :「言い過ぎ!アタシをダメ人間みたいに言わないでよ」

 

花陽 :「で、でも…にこちゃんはアイドル活動に関しては真面目だよ」

 

にこ :「さすが、花陽!いいこと言うじゃない」

 

希  :「どうやろか?にこっちは結構サボり癖もあるし、ストイックさなら海未ちゃんの方が上なんやない?」

 

にこ :「うっ…」

 

花陽 :「えっと…えっと…海未ちゃんと言えば、海!にこちゃんと言えばアイドル!…な〜の〜で〜…海のアイドルと言えば、ズバリ!?」

 

 

 

海未 :「ハコフグ…でしょうか?」

 

にこ :「バカねぇ、マンボウに決まってるでしょ!」

 

希  :「ゴマフアザラシやろ?」

 

 

 

花陽 :「い、イルカですぅ!!」

 

 

 

絵里 :「イルカよね」

 

穂乃果:「イルカだよね」

 

ことり:「イルカだよう」

 

 

 

にこ :「アンタたち、後出しはズルいわ」

 

海未 :「それで…イルカがどうかしたのですか」

 

花陽 :「イルカは英語でドルフィンです!…だから、にこちゃんと海未ちゃんのユニット名はドルフィンズがいいかと」

 

にこ :「野球のチーム名みたいじゃない?」

 

花陽 :「…では、にこちゃんの好きなラブを付けて『ラブドルフィン』はどうでしょう?」

 

ことり:「いい感じ!」

 

花陽 :「ラブは愛…つまり愛+ドル(フィン)…という意味が隠れてます」

 

穂乃果:「おぉ!」

 

花陽 :(今、作りましたが)

 

にこ :「へぇ…それは、なかなかいいじゃない」

 

 

 

希  :「いや…それ『ラブドル』と略すんやろ?それはどうやろか」

 

 

 

一同 :「?」

 

 

 

希  :「そんなん、絶対ラブドールって言われるやん」

 

 

 

一同 :「ラブドール!?」

 

 

 

花陽 :「あっ!」

 

ことり:「…そ、そうだね…」

 

 

 

穂乃果:「犬の名前?」

 

希  :「それはラブラドールやん」

 

海未 :「なにがダメなのでしょうか?」

 

 

 

ことり:「ラブドールはね、見た目本物そっくりなダッチワ…」

 

花陽 :「こ、ことりちゃん!海未ちゃん死んじゃよ!」

 

 

 

海未 :「はい?」

 

希  :「そやね…海未ちゃんには、あとでゆっくり説明してあげるから」

 

海未 :「は、はぁ…」

 

 

 

ことり:「じゃあ…『Cupid』とか、どうかな?」

 

 

 

一同 :「キューピッド?」

 

 

 

ことり:「うん。花陽ちゃんの最初の話に戻っちゃうけど、弓矢つながりで考えたら…」

 

花陽 :「さすが、ことりちゃんですぅ。キューピッドが『あなたのハートを打ち抜くぞ!バーン!!』となるわけですね!」

 

海未 :「…花陽、それは忘れてください…」

 

にこ :「ふ〜ん、まぁ、いいんじゃない。頭にプリティを付けたいとこだけど…」

 

花陽 :「それだと『プリキュ〇』みたいになっちゃうもんね?」

 

にこ :「じゃあ『Cutie Cupid』ならどう?略して『CC』よ」

 

海未 :「私は…まぁ…それほど拘っていませんので…みんなが良いと言えばそれで構いませんが…」

 

 

 

 

 

 

穂乃果:「あとは…穂乃果たちだね!」

 

絵里 :「待って!私たちもまだ決まってないから」

 

穂乃果:「ん?南十字星で決まったんじゃないの」

 

絵里 :「言ったでしょ、認められないわ…って」

 

穂乃果:「そうなんだ…」

 

絵里 :「でも、いいわ。先に決めて」

 

穂乃果:「うん、じゃあ…」

 

凛  :「穂乃果ちゃんの好きなものは?」

 

穂乃果:「パン?」

 

花陽 :「真姫ちゃんは?」

 

真姫 :「トマト…かしら」

 

希  :「パンとトマト…ねぇ」

 

にこ :「…ピザ的なものしか思い浮かばないわ」

 

凛  :「じゃあ『ピ〇ーラ』でいいんじゃないかにゃ?」

 

海未 :「安直ですね」

 

凛  :「『ド〇ノ』とか『シ〇ゴ』とか…」

 

希  :「いや、どれも色々問題あり…やから」

 

穂乃果:「もう、にこちゃんが変なこと言うから」

 

 

 

にこ :「どうしてアタシのせいになるのよ!」

 

 

 

希  :「『桃太郎ゴールド』なんてどうやろうか?」

 

 

 

一同 :「桃太郎ゴールド?」

 

 

 

にこ :「いきなり、ぶっこんで来たわねぇ」

 

希  :「オレンジ色したトマトの品種の名前なんやけどな」

 

花陽 :「確かに、穂乃果ちゃんのイメージカラーはオレンジだけど…」

 

にこ :「いいんじゃない?インパクトあって」

 

穂乃果:「もう、にこちゃん…自分のことじゃないからって、酷いよ」

 

真姫 :「同意」

 

 

 

にこ :「なによ!言い出しっぺは希なんだからぁ!!」

 

 

 

花陽 :「穂乃果ちゃんのイメージカラーはオレンジだけど…夏の太陽って感じもあるよね?」

 

ことり:「『愛は太陽じゃない?』って曲もあるしね」

 

花陽 :「一方、真姫ちゃんのイメージも太陽って言えば、太陽だよね?」

 

真姫 :「私が?」

 

希  :「イメージカラーからかな?」

 

凛  :「凛、わかったよ!…♪照らせ情熱 サンシャインレッ…」

 

 

 

花陽 :「そう、それ!」

 

 

 

真姫 :「えっ?…それ?」

 

 

 

花陽 :「うん!」

 

凛  :「あっ!…穂乃果ちゃんが太陽で…真姫ちゃんがサンシャイン!?」

 

 

 

花陽 :「…ということで…ズバリ『サンシャイン』というのは…」

 

 

 

にこ :「いや、絶対ダメでしょ…」

 

希  :「サンシャインはさすがに…」

 

ことり:「別の作品になっちゃうね…」

 

 

 

花陽 :「…ですね…」

 

 

 

穂乃果:「う〜ん…太陽かぁ…」

 

海未 :「その昔…エル・ソラールというプロレスラーがいました。確か『太陽仮面』というニックネームだったはずですが…」

 

にこ :「随分マニアックなネタを…」

 

 

 

希  :「それや!」

 

 

 

海未 :「太陽仮面にするのですか?」

 

 

 

希  :「それはさすがに可哀そうやろ」

 

にこ :「さっき桃太郎ゴールドとか言ってたくせに」

 

希  :「2人のユニット名は『Soleil(ソレイユ)』でどうやろか?」

 

穂乃果:「ソレイユ?」

 

真姫 :「フランス語で太陽…って意味じゃない?」

 

希  :「真姫ちゃん、正解!」

 

穂乃果:「なぜにフランス語?」

 

希  :「プランタンやってフランス語やったし…そこは、まぁ、深く考えなくとも…」

 

穂乃果:「確かに…」

 

にこ :「いい名前だとは思うけど、もうひとひねり欲しいわね」

 

凛  :「それっばっかにゃ」

 

絵里 :「逆から読んでみるとか?」

 

穂乃果:「えっと…Li…e…lo…s…りえろす?」

 

 

 

希  :「むふっ…期せずしてエロ発見♡」

 

海未 :「破廉恥ですね」

 

 

 

穂乃果:「取り敢えず…これで出揃った?」

 

花陽 :「えっと…まだ絵里ちゃんたちが…」

 

絵里 :「花陽、もういいわ…南十字星で。私、南條だし」

 

にこ :「あっ!あきらめた」

 

凛  :「さすが絵里ちゃん、大人にゃ」

 

ことり:「うん、大人だね」

 

絵里 :「そ、そう?」

 

 

 

凛  :「中の人が最年長の事だけあるにゃ!!」

 

ことり:「うん、最年長のことだ…」

 

 

 

絵里 :「ゴホッ…ちょっとぉ…そこは強調しなくていいから…」

 

 

 

 

 

 

希  :「ところで…それぞれ、出すとしたらどんな曲にしたい?」

 

穂乃果:「はい、はい、は〜い!私はBIBIみたいな曲を歌ってみたいで〜す!」

 

凛  :「♪頑張らね〜ば、ね〜ば、ねば、ネバギブアップ…」

 

穂乃果:「…みたいなマヌケなじゃなくて『CP』とか『PF』みたいね、激しいヤツ!」

 

 

 

にこ :「マヌケって言うな!」

 

 

 

海未 :「あれを絵里と真姫がやっていたと思うと、色々と感慨深いですね」

 

絵里 :「ま、まぁね…」

 

真姫 :「むしろ『スマイル組』でやるべき曲だったと思うわ」

 

花陽 :「私は…好きだよ。可愛く歌う絵里ちゃんと真姫ちゃんが」

 

ことり:「私も」

 

 

 

真姫 :「可愛いなんてて…」

 

絵里 :「ねぇ…」

 

 

 

にこ :「…でアタシは?」

 

 

 

花陽 :「も、もちろん、にこちゃんも!です」

 

凛  :「パワハラにゃあ…」

 

ことり:「穂乃果ちゃんの言うことは、ことりも理解できるなぁ。傍で聴いてても、お客さんのコール…圧がすごいもんねぇ」

 

穂乃果:「Printemsには、爆上げの曲ってないもんね!」

 

海未 :「私たちもそうです。『ノーブラ』の時の『Oh!Yeah!』も凄いですが、それに勝るとも劣らないパワーを感じました」

 

 

 

凛  :「真姫ちゃんは?」

 

真姫 :「私?」

 

凛  :「穂乃果ちゃんと2人なら、どんな曲がいい?」

 

真姫 :「踊るの面倒だから…なるべく大人しい曲でお願いしたいわ」

 

希  :「ふふ…面倒って」

 

花陽 :「花陽的には…二人とも歌が上手なので…ハモるような曲を見てみたいです」

 

凛  :「♪カ〜エルの歌が…みたいにゃ?」

 

希  :「それは輪唱やん」

 

 

 

海未 :「凛だけに…ですか」

 

 

 

一同 :「…」

 

 

 

海未 :「はて…なにかおかしなことを言いましたか?」

 

 

 

希  :「そういわれてみれば、ウチらの曲って、あんまりそういうのないなぁ」

 

穂乃果:「ハモる曲?」

 

海未 :「やってやれないことはないのでしょうが…声質的に向いてない人がいますので、難しいかと」

 

にこ :「わかった!希とことりと花陽でしょ」

 

海未 :「あなたもですよ、にこ」

 

にこ :「ちっ!」

 

花陽 :「『愛してるばんざーい』みたいね曲で、二人のハモが聴けたら、素敵だと思うな」

 

一同 :「うん、うん」

 

ことり:「希ちゃんと花陽ちゃんは…やっぱりフワッとした感じの曲が似合うよね」

 

絵里 :「それって…王道乙女系ユニット?」

 

希  :「まぁ、ウチとことりちゃんと花陽ちゃんで『ピュア組』やからね…やっぱPrintempsは穂乃果ちゃんなくて、ウチが入るべきやったやないやろか」

 

穂乃果:「その話をすると、また一番最初に戻るよね?」

 

真姫 :「Printempsは穂乃果がいることで、曲として一本芯が通るとっていうか…そういうとこあるでしょ」

 

海未 :「そうですね。BIBIもにこがいるから、曲としてアクセントが付くのです」

 

にこ :「…それって…褒め言葉ぁ?…」

 

海未 :「はい、そのつもりですが…」

 

にこ :「まぁ、当然よねぇ!」

 

花陽 :「本当は花陽だって、激しい曲を歌ってみたいんです…」

 

凛  :「かよちんから…♪冗談じゃない 私の前から forever 消えちゃえ…なんて言われたら、凛、立ち直れないにゃ」

 

花陽 :「ははは…凛ちゃんに言うわけじゃないから」

 

穂乃果:「でも、花陽ちゃんに言われも、全然怖くない気がする」

 

花陽 :「あぅ…」

 

絵里 :「希はどう?」

 

希  :「ウチと花陽ちゃんの曲やろ?…それは巨乳を前面に押し出した…」

 

にこ :「あほ!曲の話だっていうの」

 

ことり:「おっぱいを前面に押し出した衣装…と」

 

にこ :「メモるな!」

 

 

希  :「『大は小を兼ねる』って言うやろ?」

 

にこ :「言うけど!胸の大きさと曲と…なんの関係もないじゃない」

 

海未 :「胸を強調した曲…ですか?…」

 

にこ :「無いから…」

 

花陽 :「♪胸が大きくな〜るほど〜…」

 

にこ :「夢が!」

 

希  :「そんなムキにならんでも」

 

にこ :「けっ!」

 

希  :「いひっ…そうやなぁ…強いて言うなら…ウチも花陽ちゃんと同じで、新しい分野に挑戦したい…っていう気持ちはあるんよ」

 

絵里 :「それは誰でもあるんじゃない?」

 

希  :「えりちも?」

 

絵里 :「そりゃあ…ねぇ…」

 

穂乃果:「じゃあさ『ぷわぷわ〜お』とか歌ってみる?」

 

絵里 :「えっ…それはちょっと…」

 

凛  :「大丈夫にゃ!『ガンバラネーバ』歌ってたんだから」

 

にこ :「お笑い女性芸人みたいに言うな!」

 

絵里 :「『ラブノベルズ』ね」

 

海未 :「試しに歌ってみましょう」

 

絵里 :「えっ?『ぷわぷわ〜お』を歌うの?」

 

希  :「むふっ…歌ったら最後、KKEには戻れんやない」

 

絵里 :「え、遠慮しておくわ」

 

穂乃果:「本当は…歌いたいんでしょ?」

 

絵里 :「…少し…なくもない…」

 

海未 :「では…そうですねぇ…絵里たち『南十字星』は…」

 

絵里 :「その名前で呼ぶのね」

 

海未 :「『NO EXIT ORION』はいかがでしょうか?」

 

ことり:「星座繋がり…かな?」

 

海未 :「安直な選曲だいうことは認めます」

 

穂乃果:「『NEO』かぁ…。絵里ちゃんたちが歌っても、全然違和感がないね」

 

花陽 :「うん、うん」

 

にこ :「逆を言えば…新鮮味がない…ってことね」

 

真姫 :「そうとも言うわね」

 

希  :「路線的にはBIBIのバラード曲に近いからなぁ」

 

絵里 :「そうかしら」

 

希  :「ここは思い切って…『キミのくせに』なんてどうやろか」

 

ことり:「いいかも!」

 

凛  :「絵里ちゃんが♪あれれ…とか、歌っちゃうの?」

 

絵里 :「ガラじゃないわ」

 

花陽 :「いや、むしろギャップ萌え♡…ってパターンになるかも!です」

 

 

 

海未 :「つぎに…『Lielos』ですが」

 

 

 

穂乃果:「…」

 

真姫 :「…」

 

 

 

海未 :「穂乃果たちですよ」

 

 

 

穂乃果:「おっと、忘れてた」

 

真姫 :「あぁ…そんな名前だったわね」

 

 

 

海未 :「しっかりしてください」

 

穂乃果:「あはは…」

 

海未 :「穂乃果たちが挑戦する曲は…『好きですが好きですか』です」

 

穂乃果:「おお!歌ってみたかったんだよね、あれ。なんかさぁ、ことりちゃんと花陽ちゃんがデュオしてるの見ると、穂乃果だけ仲間外れにされてるみたいで、悲しくなっちゃうんだよね」

 

 

 

ことり:「ごめんね、穂乃果ちゃん」

 

花陽 :「うん、ごめんなさい」

 

 

 

穂乃果:「いや、謝んなくてもいいけどさ…」

 

 

 

真姫 :「…」

 

 

 

凛  :「真姫ちゃん?」

 

真姫 :「絶対、私には合わない曲じゃない」

 

にこ :「そうかしら。アタシは真姫ちゃんの『背中揉んじゃうよ〜』とか楽しみだけど」

 

絵里 :「ふふふ…」

 

希  :「まぁ、新たに挑戦ってことやから」

 

凛  :「真姫ちゃん」

 

真姫 :「?」

 

 

 

凛  :「♪どんうぉーり どんうぉーり…にゃ」

 

 

 

真姫 :「バカにしてるでしょ!?」

 

希  :「にこっちたちは…」

 

 

 

穂乃果:「『月とすっぽん』だっけ?」

 

 

 

にこ :「『Cutie Cupid』よ!」

 

 

 

穂乃果:「…だったね…」

 

にこ :「にこは〜 結構色んなジャンルを歌ってきたから〜 正直〜 どんな曲でも大丈夫かも〜」

 

凛  :「そもそもお笑いユニットの中心人物だもんね!」

 

にこ :「誰がお笑いユニットじゃあ!」

 

海未 :「でも、にこの言うことは一理ありますね。逆に私は…あまり『はじけた曲』は歌ったことがありませんので…」

 

希  :「『Mermaid Festa Vol.2』なんかどうやろか?」

 

穂乃果:「なるほど」

 

ことり:「歌詞が意味深の曲だ♡」

 

凛  :「海未ちゃんが歌うと、よりムッツリ感が増すにゃあ」

 

海未 :「誰がムッツリですか!」

 

希  :「あとはウチらだけやね」

 

絵里 :「2人の雰囲気と真逆な曲って言ったら…『Storm in Lover』なんてどう?」

 

にこ :「『ずるいよ Magnetic today』とか」

 

真姫 :「『Beat in angel』」

 

穂乃果:「確かに、確かに」

 

海未 :「…とはいえ、歌ってる姿が想像付かないですね」

 

ことり:「花陽ちゃんは、何してるの歌っても可愛くなっちゃいそう♡」

 

希  :「ウチは?ウチは?」

 

にこ :「何歌っても、アホっぽくなりそう」

 

希  :「ほぅ…どうやら、にこっちはワシワシされたいみたいやねぇ」

 

にこ :「遠慮しとくわ」

 

 

 

海未 :「とはいえ……いくら『無謀な挑戦賭けてみよう』とは言いっても、やはり最初はそれぞれの雰囲気に合った曲が良いかと思います」

 

絵里 :「その通りだわ。まずベースがあって…挑戦するのはそれからよ」

 

真姫 :「そうね。私だって、まったくみんなのイメージにない曲を作れ…って言われても出来ないもの」

 

海未 :「特に私たちは…どちらかと言うと『詞先(しせん)』ですので」

 

凛  :「詞先?」

 

海未 :「先に歌詞があって、そこに曲を付けていく手法です。逆の場合は『曲先(きょくせん)』と言います」

 

穂乃果:「同時進行で作ってるのかと思ってたよ」

 

真姫 :「『START:DASH』もそうだったでしょ?基本的には海未の書いた詩に、私が曲を付けることが多いもの」

 

 

 

 

 

 

希  :「よし、新しいパートナーも決まったことやし…花陽ちゃん…早速、練習しに行こうか?」

 

花陽 :「えっ?練習?」

 

希  :「言うなれば…秘密の特訓…やね」

 

花陽 :「秘密の特訓?」

 

希  :「ほな、お先に!」

 

花陽 :「ぴゃあ?誰か助けて〜…」

 

 

 

一同 :「…」

 

 

 

穂乃果:「連れて行かれちゃった…」

 

凛  :「かよちん、大丈夫かにゃ〜」

 

にこ :「希と1対1で特訓なんて…怪しさしかないわ!」

 

海未 :「はぁ…ご愁傷様です」

 

 

 

絵里 :「ことり、凛…私たちも練習しましょう」

 

ことり:「は〜い」

 

凛  :「やっるにゃ〜」

 

絵里 :「ふふふ…」

 

凛  :「どうしたの?」

 

絵里 :「うん…やっぱり新鮮な組み合わせだな…って」

 

ことり:「そうだねぇ」

 

凛  :「ユニットどうこうは別として、本編でもあんまり絡んだことがないもんね」

 

絵里 :「私個人としては、もっと仲良くしたかったけど」

 

凛  :「最初の頃の絵里ちゃんは怖かったから、慣れるまで時間掛ったにゃあ」

 

絵里 :「そう?」

 

凛  :「でも知ってみたらポンコツだった!」

 

絵里 :「凛!!」

 

 

 

 

海未 :「では、私たちも始めましょう!」

 

にこ :「そうね」

 

海未 :「ではウォーミングアップとして、まずはグラウンドを10周です」

 

にこ :「OK!グラウンド10周ね…ってなるか〜い!!」

 

海未 :「?」

 

にこ :「そこで不思議そうな顔をするんじゃないの!アタシたちは運動部じゃないのよ!なんでアップでグラウンド10周もするのよ!…いや運動部だってしないでしょ」

 

海未 :「ですが、十分身体を温めてからでないと、怪我をしやすくなりますので」

 

にこ :「…ってか、普段の練習だって、そんなことしないし」

 

海未 :「!!…そうですね…にこと二人きりになるなんて滅多にないことですから、少し張り切りすぎたようです」

 

にこ :「どんな感情よ」

 

 

 

穂乃果:「じゃあ、真姫ちゃん、私たちも」

 

真姫 :「えぇ…そうね」

 

穂乃果:「その前に、お腹空てきちゃったなぁ…あぁ、そうだ!お煎餅食べる?」

 

真姫 :「いらないわ」

 

穂乃果:「じゃあ、お漬物食べる?」

 

真姫 :「いらないわ」

 

穂乃果:「じゃあ、アメ食べる?」

 

真姫 :「いらない…ってあなた、どれだけ持ってきてるのよ」

 

穂乃果:「梅干しの方が良かった?」

 

真姫 :「ねぇ、人の話聴いてる?」

 

 

 

………

……

 

絵里 :「今日はここまでにしましょう」

 

ことり:「う〜ん、疲れたぁ」

 

絵里 :「最初から飛ばし過ぎたかしら」

 

ことり:「ううん、大丈夫だよ」

 

絵里 :「でもPrintempsに較べれば…」

 

凛  :「うん、ことりちゃんたちは、いっつも楽しそうにしてるにゃ」

 

絵里 :「時折、寝てたりするものね」

 

ことり:「えへへ…」

 

 

 

にこ :「ぜぇ…ぜぇ…」

 

凛  :「にこちゃん、練習終わったの?」

 

にこ :「リリホワ(アンタたち)って、いつもあんな練習してるの?」

 

凛  :「にゃ?」

 

海未 :「今日は軽めの方ですが」

 

にこ :「そ、そうなの?」

 

絵里 :「BIBIも割と厳しく練習してた方なんだけど…甘かったのかしら」

 

にこ :「あれくらいが丁度いいのよ」

 

凛  :「鍛え方が足らないにゃあ」

 

にこ :「アタシは運動部じゃないの!アイドルなの、ア・イ・ド・ル!」

 

ことり:「ふふ…」

 

にこ :「アンタねぇ、笑ってないで今度一緒にやってみなさいよ」

 

 

 

 

穂乃果:「でも、海未ちゃんとことりちゃんと、学年曲で一緒に練習したけど、そこまで厳しくなかったよ」

 

 

 

ことり:「穂乃果ちゃんたちも終わったんだぁ」

 

穂乃果:「うん」

 

海未 :「それはあなたの集中力がなくて、すぐ『休憩しよう』とか言い出すからです」

 

真姫 :「あなたの苦労が良くわかるわ」

 

穂乃果:「えっ?」

 

真姫 :「今日だって、全然進まなかったもの…」

 

穂乃果:「そんなことないよ」

 

真姫 :「あるわよ。運動はあまりしてないけど…精神的に疲れたわ」

 

海未 :「察します」

 

穂乃果:「でも、Printempsの練習っていつもこんな感じだよね」

 

ことり:「…えっと…そうかな…」

 

海未 :「ことりは穂乃果に甘すぎるんです」

 

真姫 :「花陽もね」

 

穂乃果:「待って、待って!その…何でも穂乃果が悪いみたいなこというの、やめようよ」

 

にこ :「実際そうでしょ?」

 

 

 

穂乃果:「ことりちゃんがサボるのを、穂乃果が付き合ってあげてる…ってことは考えない?花陽ちゃんが疲れてそうだな…っていうのを穂乃果が気を遣って『休もうか』って声掛けてる…とか思ったりしない?」

 

 

 

一同 :「ない」

 

 

 

穂乃果:「うわぁん…こ、ことりちゃん…」

 

ことり:「う〜ん…Printempsはみんな同じような感じで…波長が合っちゃうっていうか…」

 

穂乃果:「だよね!だよね!」

 

 

 

にこ :「はぁ…正直、あんな緩い感じで何とかなってるんだから、羨ましいわぁ」

 

凛  :「凛、気付いちゃった!海未ちゃんの厳しい練習が無意味ってことだよね」

 

海未 :「そう言われると…身も蓋もありませんが…」

 

真姫 :「ねぇ、それより花陽は大丈夫かしら」

 

絵里 :「希に拉致されたんだっけ?」

 

にこ :「そうね。希がおかしなことしてなきゃいいけど」

 

穂乃果:「ワシワシ地獄に遭ってるとか?」

 

絵里 :「まさか」

 

穂乃果:「どこで練習してるのかな?」

 

ことり:「部室?」

 

海未 :「行ってみましょう」

 

 

 

 

 

 

凛  :「くんくん…何かいい匂いがしてきたにゃ」

 

海未 :「これは?…」

 

 

 

ガラッ

 

 

 

パクパク

 

ズルズル

 

ジュージュー

 

 

 

花陽 :「希ちゃん、焼き肉美味しいです!ごはんのお替わりが止まりません!」

 

希  :「そうやろ?ウチもこれを乗っけた肉うどん、めっちゃ美味しくて…何杯でもいけそうやでぇ」

 

 

 

一同 :「…」

 

 

 

花陽 :「お替わり!」

 

希  :「はいよ!」

 

 

 

真姫 :「心配は杞憂に終わったわね…」

 

にこ :「色気より食い気?」

 

海未 :「花より団子ならぬ…」

 

絵里 :「花陽にご飯と焼き肉…かしら」

 

穂乃果:「with 希ちゃん」

 

ことり:「ふふふ…花陽ちゃんらしいなぁ♡」

 

凛  :「凛はやっぱりこっちのかよちんが大好きにゃ〜」

 

 

 

希  :「ん?」

 

花陽 :「ん?」

 

 

 

 

 

【SS】「ウチら、活動を始めて15年以上経過したやん」

〜完〜

 

 

 

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  • 1話、1話分けた方がいい
  • Aqoursの話が少ない!
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