穂乃果「にこちゃんのは、メチャメチャ興味あるなぁ」
にこ「なんでよ?」
穂乃果「ほら、この中じゃ、一番変わってる名前でしょ?」
海未「穂乃果!それは個性的って言うんです!」
穂乃果「そう、それ!個性的…」
凛「漢字で書かなくていいから、楽にゃ~!」
にこ「人をバカ扱いしないでよ!」
ことり「大丈夫だよ、ことりも平仮名だから」
凛「でも、色々と天地ほどの差があるにゃ」
花陽「り、凛ちゃん…」
にこ「いいから早く調べなさいよ!」
希「そやね…『 矢澤 にこ」…と」
《【矢澤 にこ】
『表の性格』
~人を頼らずに自分で行動できる人~
まあ、矢澤さんはなんて強い意思を持っているのかしら!
それがお名前からも感じられるわ。人の意見に左右されずに、自分で決めていけるようね。
きっと今までもそうやって人生を切り開いてきたんじゃない?
その経験が自信になっているようだわ。
この調子で自分を信じて行動していくといいわよ。
ただし、人を頼るのは悪いことではないのよ。
矢澤さんひとりでできないときは、周囲の人に甘えてみるといいわね。
矢澤さんが甘えていけば、みんな力になってくれるはずよ。
声がかかるのを待っている人もいるようね。
遠慮しないで相談したり、お願いしてみるといいわ。
自分では気がつかなかったヒントが見つかるわよ。
そうすればもっと運命は上昇していくでしょう》
穂乃果「これまた、ズバリ過ぎる診断で…」
絵里「独りでアイドル研究部を維持してきただけのことはあるわね」
にこ「希、これ、本当にアンタが作ったんじゃないんでしょうね?」
希「ウチ、何も知らんって。ほら、ちゃんと鑑定士のリンクも貼ってあるし…そんな手の込んだことはせぇへんよ」」
凛「早く続きが見たいにゃ」
《『裏の性格』
~実はとてもセンスが良く、おもしろい発想をする人~
矢澤さんのお名前には隠れた才能が秘められているようね。
芸術的なセンスや感性があるのよ。
それを生かしていけば、人生を切り開けることが約束されているわ。
自分ではまだその才能に気がついていないんじゃないかしら?
だけど、ふと心に浮かんだことがあるはずよ。
それを流してしまわずに、残すといいわね。
紙に書いたり、何かで発表したり。
そうすれば矢澤さんの才能に目を留めてくれる人が現れるわよ。
自分を売り込むときは、思い切ってやってみましょう。
遠慮しなくていいのよ。
矢澤さんはおとなしくて消極的なところがあるようだけど、もっと自分を出してみるといいわね。
「こんなこと」と恥ずかしがらなくても大丈夫よ。
自信を持って行動しましょう》
凛「げ、芸術的センス?」
にこ「さすが、この鑑定士わかってるわ!アンタたちはアタシの私服をバカにするけど、あれは、芸術的センスのかたまりなのよ!だから、アンタたちには、ちょっと、理解が出来ないワケ!」
凛「モノは言いようにゃ…」
にこ「それよりも『自分を売り込むときは、思い切ってやってみましょう』って、あるわね」
穂乃果「あるねぇ…」
にこ「…と、言うことは『にっこにっこに~!』を、よりパワーアップさせなさい!ってことよね。新しいのを考えなきゃ」
ことり「あれは、あれで充分なんじゃないかな…」
にこ「花陽!後で新ヴァージョンを考えるから、付き合いなさい!」
花陽「は、はい!!」
凛(恥ずかしがらずに行動しましょう…って、実践済みなんだけどにゃ…)
~つづく~
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Aqoursの話が少ない!