【劇場版サンシャイン①】
曜「ローマに『コロッセオ』ってあるでしょ?」
梨子「古代の円形闘技場のことだよね?」
曜「うん!あれね…ずっと日本語の『殺せよ!』が語源だと思ってたんだ」
梨子「…それは物騒だね…雰囲気としてはそんな感じだけど」
曜「…で、コロッセオを英語にすると…『コロシアム』」
梨子「うん…」
曜「だから、それも『殺し合う』が語源だと…」
梨子「…」(幼少期になにかあった?)
【ダイヤからの挑戦状】
ダイヤ「それでは、μ'sの皆さんに問題ですわ!」
にこ「なによ、いきなり…」
ダイヤ「以前『しりとり』では完敗してしまいましたので、リベンジですわ!」
にこ「あぁ…アンタ、見掛けによらず、ポンコツな回答を繰り返してたもんね…」
ダイヤ「…」
にこ「…で…なによ、問題って?」
ダイヤ「はい!では、早速1問目ですわ!次の並びは何の順番か当ててください」
問1:次の並び順の法則を答えよ。
※同等の場合は五十音順で記載。
希>絵里>鞠莉>果南=花丸>千歌=花陽=曜>ことり=ダイヤ=梨子>善子>穂乃果=真姫>海未>ルビィ>凛>にこ
凛「こんなの簡単だよ!おっぱいの大きい順にゃ!」
海未「せめて胸囲と言ってください」
にこ「アンタねぇ…喧嘩売ってるの?」
ダイヤ「いえ、今のは練習問題みたいなものですわ。ですが、次はそうはいきません!」
問2:次の並び順の法則を見つけよ。
※同等の場合は五十音順で記載
にこ>千歌>海未=絵里=ダイヤ・ルビィ=穂乃果>果南=ことり=希=花丸=花陽=真姫=鞠莉=曜=善子=梨子=凛
希「にこっちが一番大きい…ってなんやろ?」
凛「にこちゃんが大きいもの?…大きい…大きい…あ、わかった!態度にゃ」
にこ「凛、アンタ一回死んでみる?」
凛「にゃあ!」
海未「あるいは…多い…ですかね?」
にこ「だったら、ファンの数に決まってるじゃない」
真姫「意味わかんない…」
にこ「ぬゎんでよ!」
穂乃果「赤点の数?」
海未「だとしたら、穂乃果はもっと上位ですね」
真姫「凛もね」
凛「にゃあ…」
絵里「私と穂乃果と…海未がイコールなもの?」
穂乃果「はて…」
花陽「あぁ!!」
穂乃果「おぉ、花陽ちゃん!わかった?」
花陽「答えは『姉妹(兄弟)の数』です」
ことり「そっか!」
絵里「ハラショー!」
真姫「えっ…でも海未って…あっ!」
海未「はい、私には歳の離れた姉がいるので…」
ことり「どう見ても、お姉さんにしか見えないけどね!」
海未「いえ、それは穂乃果のせいです!」
穂乃果「まぁ、その話は置いといて…」
ダイヤ「さすがですわ。まぁ、これくらい答えてくれなければ、話になりませんけど…」
にこ「ふん、偉そうね!」
ダイヤ「ですが、次はそうはいきません!ズバリ、難問ですわ!」
問3:次の各グループの(あ)~(お)に入る名前を答えよ。
A:ダイヤ、ルビィ、梨子、にこ、(あ)、(い)
B:千歌、絵里、(う)
C:果南、善子、花丸、穂乃果、ことり、(え)
D:鞠莉、曜、(お)
にこ「…これは卑怯ね…アタシたちはアンタたちのことなんて、あんまり知らないんだから」
ダイヤ「甘いですわ!そんなことでは、アイドルオタクを名乗る資格はありません!」
にこ「自分からオタクを名乗ったことなんてないけどね!」
穂乃果「う~ん…(え)は海未ちゃんかなぁ…」
海未「確かにμ'sの並びだけみれば、それがしっくりきますが…他の3人との共通点はなんでしょうか?」
穂乃果「そこだよねぇ…」
凛「Bは…千歌とエリーチカにゃ!」
にこ「『ちか』繋がり…とでも言いたいわけ?だとしら、もうひとりの『ちか』は誰よ?」
凛「…希ちゃん?…」
希「ウチ?」
凛「ノゾミーチカ…希…ちか…希、痴漢…」
希「これこれ!」
ことり「う~ん…頭文字…でもないし…」
絵里「こういう時は、まず与えられた情報を整理した方がいいわ」
海未「そうですね」
穂乃果「どういうこと?」
海未「Aqoursは全員名前が出てますが、μ'sは4人だけですよね?」
穂乃果「つまり、残された選択肢は…希、海未、真姫、凛、花陽…の5人ってことだよね!」
海未「はい。その5人のうち、2人だけは共通点があり、他の3人はバラバラだ…ということです」
凛「リリホワがみんないるにゃ!」
海未「そういえばそうですね」
真姫「1年生も全員いるわよ」
希「…リリホワ?…あぁ、なるほど…やね…」
穂乃果「の、希ちゃんわかったの?」
希「そやね!」
穂乃果「えっ?なになに?」
希「…そやけど、まだ、教えるのは早いんやないかな」
穂乃果「え~!いいじゃん!」
凛「ケチにゃ!」
希「ちなみに花陽ちゃんは?」
花陽「はい、わかっちゃいました!」
希「さすが花陽ちゃんやね…」
花陽「だてにアイドルを追求してませんから!」
にこ「…」
花陽「あ、ほら…にこちゃんは、にこちゃんで詳しいジャンルが違うし…」
にこ「別に気を遣わなくてもいいわよ」
花陽「うぅ…」
希「まぁ、ヒントくらいはね…いいんやない?」
花陽「は、はい!えっと…なんで4つのグループに別れているか…にピン!とくれば結構簡単かと…」
凛「簡単じゃないにゃ~」
希「ちなみリリホワで集まった時『ウチだけ違うんやなぁ』…って思ったことがあったんよ」
海未「希だけ…違う…ですか?」
花陽「実は、問題のグループ名の中にも、ちょっぴりヒントが隠されてるんだよ」
海未「!!…なるほど!そういうことですか!」
穂乃果「海未ちゃん、わかったの?」
海未「(あ)か(い)は私ですね?」
花陽「正解!」
にこ「ぬゎんでよ?」
海未「私とにこと、共通点があるんですよ」
凛「貧乳」
にこ「どの口が言う!」
海未「凛、あなたも同じグループなのですが…」
にこ「墓穴を掘ったわね!」
凛「…にゃあ…」
絵里「ひょっとして…(う)は花陽かしら?」
花陽「はい!」
希「さすがえりちやね!」
絵里「数少ない花陽との共通点だもの」
真姫「あぁ、そういうこと?」
凛「真姫ちゃんもわかったにゃ?」
真姫「(お)が私ね…。まぁ、そういう意味じゃ、μ'sに仲間はいないわね…」
凛「『ぼっち』っていう意味かにゃ?」
真姫「違うわよ!」
穂乃果「えっと…(あ)(い)が海未ちゃんと、凛ちゃん…(う)が花陽ちゃん…(お)が真姫ちゃんだとすると…(え)は希ちゃん?」
希「…やね!」
穂乃果「え~!?穂乃果とことりちゃんと希ちゃん?…通点なんかあったっけ?…『名前が三文字』くらいしか思い付かない」
希「穂乃果ちゃん、μ'sのリーダーなんやから、もう少しウチのことも知っといてや…」
ことり「穂乃果ちゃん、正解は血液型だよ!」
にこ「あっ!」
穂乃果「あっ!」
凛「あっ!」
希「…っていうことで、どうやろ?」
ダイヤ「その通りですわ!」
にこ「まぁ、まだまだアタシたち挑もうなんて、100年早い!…ってことね」
希「いや、にこっち、わかってなかったやん!」
ダイヤ「希さんはどこでわかったのですか」
希「たいしたことやないんよ。何かを4つに分ける…って時に、血液型を思い付いただけやから…スピリチュアルやろ?」
ダイヤ「なるほどですわ」
希「…とはいえ、ウチ、あんまり血液型占いはせんのやけどな」
ダイヤ「なぜですか?」
希「海外では通用しないんよ」
海未「そもそも非科学的な、何の根拠もない迷信みたいなものですから」
希「いや、海未ちゃん、それを言われると実も蓋もないんやけど…」
真姫「日本だけなんでしょ?こんなにA型、B型、O型、AB型がバランスよく分散してる国は」
希「さすが医者の卵やね!」
穂乃果「どういうこと?」
真姫「日本における血液型の比率は、A型40%、O型30%、B型20%、AB型10%って言われているわ」
海未「!!…μ'sもほぼ同じ割合ですね」
ことり「本当だぁ!」
真姫「でもイギリスでは、ある保険会社が調査した結果、国民の90%弱がA型とO型で占められていることがわかったの」
絵里「あら!そうすると、私も花陽も…それに真姫も…イギリスにはいない…ってことになるわね…」
希「えりち…その例えはどうかと思うんやけど…」
真姫「ちなみにB型は8.6%、AB型は3.0%と圧倒的に少ないらしわよ」
絵里「だとすると真姫なんて、絶滅危惧種じゃない」
真姫「違うから!」
穂乃果「でも、それってイギリスの話だけなんでしょ?」
真姫「ううん…この傾向はヨーロッパ全域でも大差はなくて…基本的にアングロ・サクソンにはA型とO型が多い…ってことが証明されてるの」
穂乃果「へぇ…」
真姫「一方で…ブラジルの血液型分布なんかは、もっと極端なことになっていて…ネイティブのインディオ民族系ブラジル人は、A型0%、O型100%、B型0%、AB型0%…つまり全員がO型…」
にこ「えっ?」
海未「それはちょっと極端過ぎはしませんか?」
真姫「そうね。でも事実だもの…。西暦1500年ごろに梅毒が大流行して…その時に、ほかの血液型の人間が死に絶えたのに対し、病気に強い耐性を持っていたO型のみが生き残った…っていうのが理由みたい」
にこ「なにそれ?軽くホラーじゃない」
凛「バイオハザードみたいにゃ!」
希「O型同士の両親からは、O型以外の子どもは産まれてこないんよ」
海未「その血統が500年以上に渡って脈々と受け継がれている…と」
真姫「まぁ、そんなとこね」
希「そんなんやから、海外に血液型占いみたいなのは、存在しないんよ。だって、みんなおんなじ血液型なんやもん」
花陽「なるほどです」
希「そやから、外国人に『あなたの血液型は?』なんて、訊いたらあかんよ。『なんや、ワレ!ワシの血液型訊いてどないするつもりや!血液売買でもするんかいのぅ!?』って、トラブルの基になるみたいやから」
穂乃果「なぜに関西弁…」
ダイヤ「き、肝に銘じておきますわ!」
にこ「って、アンタ、まだいたの?」
ダイヤ「帰るタイミングを逃しました…」
にこ「まぁ、いいわ…またいつでもいらっしゃい!受けて立つから」
ダイヤ「はい!今度は負けません!…ですわ!」
【♪こぶたぬきつねこ】
花陽「♪こぶた」
善子「♪たぬき」
ことり「♪きつね」
梨子「♪ねこ」
花陽「♪はなよ」
善子「♪よしこ」
ことり「♪ことり」
りこ「♪りこ」
4人「やったぁ!できたぁ!」
凛「でもそれだと、最初に戻らないにゃ…」
4人「…うん…知ってた…」
【劇場版サンシャイン②】
真姫「舞台は『イタリア』なんですって…」
花陽「うん、そうみたいだね」
真姫「私に声が掛からなかったんだけど…」
花陽「えっ?」
真姫「イタリア…って言ったら私じゃない」
凛「真姫ちゃんにイタリアのイメージはないにゃ~」
真姫「どうして?イタリアって言ったらトマトでしょ?トマトって言ったら私じゃない!」
花陽「う、うん…そうかな…」
凛「イタリア…トマト…イタリアントマト…『イタトマの真姫』にゃ」
真姫「そうよ、私はイタトマの真姫!」
花陽(なんか、真姫ちゃんがすごくチープに見えてきた)
花陽(…っていうか…真姫ちゃん『イタトマ』がなんだか知ってるのかな?」
凛「『イタトマキ』」
真姫「その略し方はイヤ…」
凛「『板の間の真姫』」
真姫「なにそれ?せめてフローリングって言って」
凛「『イタい真姫』」
真姫「どこがイタいのよ!」
凛「『イカ巻き』」
真姫「イタリア消えちゃったじゃない!」
凛「『当たり屋真姫』」
真姫「いや、もう意味わかんない…」
花陽(ハライチのネタみたいになってきたね…)
μ's×Aqours ~つづく~
この作品の内容について
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1話、1話分けた方がいい
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Aqoursの話が少ない!