【ポンコツμ's】
千歌「では、μ'sのみなさんに質問です!沼津といえば、ズバリ、なに?」
穂乃果「…沼津限定なの?」
千歌「はい!同じ答えが出れば『1みかん』を差し上げます」
μ's「う~ん…沼津…」
千歌「はい、時間で~す。それではひとりひとり答えを見ていきましょう!…まずは…希さん」
希「沼津といえば…これやね!『ラブホ○ル』!」
海未「ぶっ!!い、いきなり破廉恥です!!」
千歌「ラ、ラブライブの書き間違えですよね!?」
希「いや、真面目にこれしか思い付かんかったのやけど…東名走ってたら見えるやん♡」
にこ「アンタねぇ、スクールアイドルってことを、もう少し自覚しなさいよ!」
絵里「まぁ、沼津に限らずインターチェンジの傍には、そういうの多いけど…」
にこ「そこっ!同意しない!!」
千歌「そ、そんな絵里さんは?」
絵里「私はこれよ…『静岡』」
にこ「当たり前でしょ!」
絵里「えっ?だから書いたんじゃない。みんな同じ答えになればいいんでしょ?」
にこ「そういう意味じゃなくて!!」
絵里「?」
にこ「静岡県沼津市なんだから、普通、そうは答えないでしょ!!」
真姫「あら、私も『静岡』って…」
にこ「真姫ちゃんもかい!!」
真姫「正直、イメージ沸かなくて…新幹線も停まらないし…」
千歌「確かに!こだまの停車駅は…小田原-熱海-三島-新富士…なんですよね…」
真姫「でっしょ~」
にこ「はぁ…」
千歌「そういう…にこさんは?」
にこ「『干物』に決まってるじゃない!『小田原』と言えば『かまぼこ』。『熱海』って言ったら『温泉』。『沼津』は『干物』でしょ!?」
海未「珍しいですね。私も『干物』と書きました」
にこ「そうよ!それが普通の発想なのよ。当然、花陽も…」
花陽「ごめん…『グルメ街道』って書いちゃった…」
にこ「あぁ!惜しい!」
花陽「『ジャンボひものセンター』も考えたんだけど…ピンポイント過ぎるかなって」
にこ「バス旅行の定番スポットだものね」
花陽「『お寿司』って単語も頭を過(よぎ)ったんだけど…」
にこ「そうね。寿司は沼津じゃなくてもあるしね」
凛「かよちん、ごめん。凛はお魚嫌いだから『干物』『お寿司』は出てこなかったにゃ」
花陽「あ、私こそ…気が回らなくてゴメンね」
千歌「では、凛さんは?」
凛「『小野伸二』」
千歌「おぉ!」
一同「?」
千歌「えっ?」
穂乃果「『♪あ~ああ、やんなっちゃった、あ~あああ驚いた!』…の人?」
千歌「それは『牧伸二』です。いや確かに『小野伸二さんのお母さん』が牧伸二のファンで…そこから名前を付けた…っていう説はありますが…えっ?えっ?…みなさん本当に知らないんですか!?あの『サッカーの申し子』天才、小野伸二さんを!」
海未「サッカー選手ですか…なるほど、聴いたことはありますね…」
穂乃果「そんな昔の人、知らないよね?」
凛「まだ現役にゃ!今はコンサドーレ札幌にいるにゃ!」
穂乃果「へぇ、凛ちゃん、詳しいんだね」
凛「ま、まあね…これくらいは当然にゃ」
千歌「凛さんは、凄いです!一般的に『清商』のイメージが強いので、清水出身と思われがちですが、本当は沼津なんですよね。それを知ってるなんて『通』ですよ」
凛「えへへ…」
千歌「ちなみに、あの『岩崎恭子』さんも沼津出身です」
凛以外「?」
千歌「ウソですよねぇ!?あのバルセロナオリンピックで競泳史上最年少…わずか14歳で金メダルを獲得した岩崎恭子さんですよ!」
凛「『今まで生きてきた中で、一番幸せだったにゃ』は名言にゃ!』
千歌「にゃ…とは言ってないですけど…」
絵里「そのセリフは聴いたことあるかも…」
千歌「その程度ですか…」
穂乃果「『幸せだなぁ!僕は君といる時が一番幸せだなぁ』とは違うの?」
海未「それは若大将です!さすがにそれは私でも違うとわかります」
希「最年少と若大将…『しょう』しか合ってないやん!」
穂乃果「おぉ!偶然、偶然!」
海未「しかも、若大将は沼津というより、湘南のイメージですし…」
千歌「なんか…ふたりが沼津出身かどうかじゃなくて、名前すら知られてないことに驚きました…。では…気を取り直して…次はことりさん!」
ことり「『海』かなって」
海未「呼びましたか?」
にこ「いや、その件(くだり)はもういいから」
海未「すみません。条件反射になっておりまして…」
穂乃果「海かぁ…ことりちゃん、ざっくりとしすぎだよ」
ことり「…ちゅん…」
千歌「まぁ、山のイメージはないですよね…」
ことり「みんなが答えやすいのを狙ったんだけどなぁ」
にこ「希や絵里たちよりはマシだと思うわ」
千歌「…ということで…最後は穂乃果さん!」
穂乃果「私はこれだよ!『μ's解散』」
一同「えっ?」
穂乃果「えっ?」
真姫「なにそれ?意味わかんない」
穂乃果「どうしてさ?穂乃果はこれしかないと思ったよ」
にこ「はぁ?」
穂乃果「だってμ'sみんなが共有してる想い出じゃん」
ことり「穂乃果ちゃん…それって『解散宣言した海岸』のことを言ってるのかな?…」
穂乃果「もちろん!…逆になんでみんなこれじゃないのかなぁ…」
にこ「はぁ…これだからアンタってヤツは…」
穂乃果「えっ?」
希「あれは確か…電車の中で駅名見てて…『国府津』って書いてなんて読むんやろ?…って話になって…」
花陽「『こうづ』って読むみたいだよ…って」
凛「日本語って難しいにゃ…どう読んでも『くにふつ』だよね…って」
絵里「えぇ…そうだったわね…」
穂乃果「あれ?今出された問題はどこのイメージを答える話だっけ?」
にこ「アンタは木久翁師匠か」
海未「今、問われているのは沼津です」
穂乃果「あの海岸は?」
凛「国府津」
穂乃果「ははは…」
希「いやいや、そもそも国府津は神奈川県やし」
穂乃果「えぇっ!」
海未「えぇっ!ではありません。あっ…いえいえ…そもそも、私たちが降りたのは、もっと先の根府川駅ですし」
一同(あっ…)
千歌「…お話は終わりましたか?…」
一同「…」
千歌「…というわけで『沼津といえば、ズバリ、なに?』…μ'sのみなさんは1組正解でしたので、1みかんでしたぁ~。それではまた今度お会いしましょう、さようなら~」
穂乃果「いやぁ…このメンバーじゃ、全員一致なんて、夢のまた夢だね」
希「そうやね!」
にこ「お前らが言うか!」
千歌(うぅ…沼津の知名度…って、この程度なのかな…)
【夢の超人タッグ風⑥】
実況「さあ、いよいよ決勝戦です!いやぁ、盛り上がってまいりましたねぇ」
にこ「アンタだけじゃない?」
実況「ここからは、マッキーマリーのお二人にも解説に加わっていただきます」
鞠莉「チャオ!」
真姫「よ、よろしく…」
実況「さて、決勝は優勝候補筆頭の絢瀬絵里&松浦果南ペアと、今大会のダークホース…小泉花陽&渡辺曜ペアとなったわけですが」
真姫「実力から言えば、絵里たちのチームが、1枚も2枚も上じゃない?」
凛「さっきボコボコにされてきた真姫ちゃんが言うと、説得力があるにゃ」
真姫「仕方ないでしょ!基本性能が違いすぎるのよ」
穂乃果「確かに」
千歌「曜ちゃんと果南ちゃんの実力はほぼ互角だと思うけど…」
穂乃果「花陽ちゃんは…絵里ちゃんと較べちゃったら、運動神経も精神力も、少し不利だもんね…」
ダイヤ「いえ、花陽さんの実力も侮れないですわ」
ことり「うん、花陽ちゃん、一戦一戦、確実に強くなってる気がするよね?」
海未「ことりの言う通りです。元々、パワー系の能力については、μ'sでも1、2を争うポテンシャルを秘めていたと思うので…」
希「それが今、覚醒しつつある?」
海未「はい」
にこ「それに作者が『花陽推し』だから、意外や意外、番狂わせがあるかも知れないわ」
善子「奈良判定?塚原判定?」
にこ「そうやって時事ネタを放り込まないの!」
穂乃果「いや、でもね!そうなんだよ!!ちょっと『推し』が強すぎるんだよ!…全作品を通して言えることなんだけど、穂乃果の扱いなんて凄く『雑』でさ…雪穂には毎回毎回ディスられるし、卒業後はデブってことになってるし、スタンドは『ザ・フール』とか言われるし、ドラクエの話なんて『ファイトだよ!』しか出番ないし、この大会なんて主人公なのにリザーブマッチで負けちゃったんだよ!」
花丸「ひとつ上のネタもそうズラ…」
ルビィ「ちょっと可愛そうかも…」
海未「いえ、ルビィさん。穂乃果の場合、自業自得なんです!日頃の行いが全てそうさせているのです。『覆水、盆に返らず』です」
真姫「『後悔、先に立たず』とも言うわね」
ことり「あと『塵も積もれば山となる』かな」
穂乃果「ことりちゃんまで…」
にこ「あと『全身全霊』…」
凛「『一進一跳』?」
希「にこっち、凛ちゃん…それは違うで…」
にこ「言ってみただけよ」
凛「にこちゃんにつられたにゃ」
実況「先に進んでも宜しいでしょうか」
にこ「はい、はい」
実況「リング上、注目しましょう。試合に先立ちまして、スワン&ドルフィンとザ・ミラーには花束が贈呈されます。プレゼンターはA-RISEの綺羅ツバサさんです」
黒澤姉妹「うわぁ!生ツバサさん!!」
穂乃果「略して?」
黒澤姉妹「『生ツバ』」
にこ「略すなぁ!」
ダイヤ「す、すみません。つい、私としたことが…取り乱してしまいましたわ」
ルビィ「う、うん…」
にこ「そっか、アンタたちは直接絡んだことがないのよね」
ルビィ「は、はい!」
にこ「気持ちはわかるけど…」
ダイヤ(あとでサイン貰おうね!)
ルビィ(うん!)
実況「セレモニーも終わり、両チーム戦闘準備が整ったようです。先陣を切るのは…絢瀬絵里と小泉花陽だぁ!」
希「えりちが先発?」
千歌「さすがの果南ちゃんも、前の試合出ずっぱりだったから、疲労が残ってるんじゃないかな?」
ダイヤ「ありえますわ」
実況「さぁ、今か今かとゴングを待ちわびるところですが…あぁ…今日はここまで…残念ながら時間となりましたぁ。…それでは、また、今度お会いしましょう、さようなら…」
花陽(デジャヴュかな?さっき同じようなセリフを聴いたような…)
【誕生石】
にこ「ねぇ…アンタは何月生まれ?」
ダイヤ「私ですか?私は1月1日、つまり元日ですわ!」
にこ「あっそ…おめでたいのね…」
ダイヤ「なんですか、それは?」
にこ「1月って誕生石は何?ダイヤだっけ?」
ダイヤ「ブッブー…ガーネットですわ」
にこ「ガーネットねぇ…」
ダイヤ「はい」
にこ「じゃあ、アンタは?」
ルビィ「ピギィ!」
にこ「別に驚かなくてもいいでしょ?」
ルビィ「え、えっと…私は9月です…」
にこ「誕生石は?」
ルビィ「さ、サファイアです…」
にこ「あっそう…」
黒澤姉妹(…)
にこ(じゃあ、なんでダイヤとルビィなのよ…)
~μ's×Aqours つづく~
この作品の内容について
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普通
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つまらない
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1話、1話分けた方がいい
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Aqoursの話が少ない!