3×3=μ's(さざんがミュ~ズ)/ラブライブSSまとめ   作:スターダイヤモンド

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μ's × Aqours その6

 

 

【夢の超人タッグ風③】

 

実況「さぁ、リザーブマッチを含めた1回戦が終わり、4チームが勝ち残りました。次は準決勝です」

 

にこ「…ってシラッと始めてるんじゃないわよ!」

 

実況「はい?」

 

にこ「どれだけご無沙汰してたと思ってるの?」

 

実況「え~…ざっと10ヶ月ぶりくらいでしょうか」

 

にこ「はぁ?」

 

実況「えぇ、放置してました」

 

にこ「あぁ、そう…って、サラッと流さないで!危うくアタシたちの激闘が無かったことにされるところだったわ」

 

 

 

実況「本日の解説は、残念ながら勝ち上がれなかった5チームの皆さんです」

 

一同「よろしくお願いしま~す」

 

 

 

にこ「スルーかい!」

 

凛「お約束にゃ~」

 

にこ「うるさいわよ!」

 

 

 

実況「では、早速、リング上に目を移してみましょう。第1試合は園田海未、黒澤ダイヤペアの『ナデシコーズ』vs小泉花陽、渡辺曜ペアの『ザ・ミラー』です」

 

凛「ナデシコーズって名前、なんか『テガタナーズ』みたいにゃ」

 

にこ「ネタをバラすんじゃないわよ…」

 

実況「ナデシコーズはリザーブマッチで主人公コンビ『チーム・ダフルハイ』を撃破。更に1回戦では『ことりこ』を敗り、この準決勝に進出。一方のザ・ミラーは1回戦で『リトルツインテール』に勝ちを納め、ここへと駒を進めてきました。下馬評ではナデシコーズ有利と言われていますが…」

 

千歌「でも、ダイヤさんたちはリザーブマッチを戦ってる分、体力面に不安があるかな」

 

穂乃果「いや、大丈夫でしょ!海未ちゃんはスタミナお化けだし」

 

希「そうやね」

 

ことり「1試合多く戦ってるから、息もピッタリだよ」

 

実況「なるほど」

 

にこ「コンビネーションなら、花陽と曜も負けてないわ。最初はぎこちなかったけど、終盤のツープラトンラッシュには太刀打ちできなかったもの」

 

ルビィ「にこさん、ご、ごめんなさい…私がもっとしっかりしていれば…」

 

にこ「いいわよ、そんなこと…」

 

実況「ルビィさんはどちらを応援するんですか?」

 

ルビィ「えっ?」

 

実況「お姉さんと、憧れの花陽さんと…」

 

ルビィ「ピギッ!!…うぅ…できれば、海未さんと曜ちゃんの2人で戦ってくれればいいな…って」

 

花丸「ルビィちゃんらしいズラ」

 

善子「そういわけにはいかないでしょ」

 

 

 

実況「果たして、願いは叶うのでしょうか?…どうやら…最初にリングインしたのは黒澤ダイヤと渡辺曜です…」

 

 

 

実況「さぁ、今、運命のゴングが鳴った!」

 

 

 

実況「両者、まずはリング中央でにらみ合い…お互い距離を取って様子を窺います。曜は自慢のスピードを活かして、先手を取りたいところですが…あっと、やはりここで仕掛けていった!『ヨーソ・ローキック』だ!1発、1発が速くて重い!ダイヤが苦悶の表情を浮かべる」

 

ルビィ「お姉ちゃん!」

 

実況「ダイヤ、片膝を付いた!体勢低くなったところに、曜の右脚が飛…」

 

一同「!!」

 

「あ~!?しかし、止めた!止めたヨーソローキックが顔面に入るかというところ、これを両腕でブロックし、掴み捕りました」

 

にこ「あれを喰らってたら、やられてたわね…」

 

実況「ダイヤ、そのまま曜の軸足を払い飛ばし、テイクダウン!さぁ、今度は形勢逆転!ダイヤがマウントポジションを取りにいこうかというところですが…必死に曜が身体を捩(よじ)って逃げます!」

 

実況「しかし、逃れきれない!ダイヤがここで…『クローシャワー』を放つ!」

 

凛「クローシャワー?」

 

ルビィ「黒澤家に伝わる、一子相伝の奥義です!」

 

一同(黒ぅ…澤ぁ…か…)

 

実況「ダイヤの連続攻撃!!無数の爪が曜を襲う!これに耐えきれるか?…どうだ?…曜、リング上を背泳ぎ(バックストローク)!…花陽にタッチした!」

 

千歌「さすが曜ちゃん!」

 

実況「勢いよく飛び込んでいった花陽、まずは挨拶代わりとばかりに得意の『ライ・スマッシュ』を撃ち込んでいく!」

 

希「花陽ちゃん、試合前、ご飯を1升食べてたから『お米(こめ)ーター』は、フルパワーやん!」

 

 

 

Aqours組「一升!?」

 

 

 

実況「ダイヤ…花陽のプレッシャーに前に出られない!…これをなんとか『いなし』ながら…タッチだ!…海未が颯爽とリングイン!おっと、いきなり花陽、被弾!」

 

ことり「『粗の打』だ!!」

 

一同「そのだ!?」

 

穂乃果「私も昔、屋上で喰らったことがあるけど、あれ1発で意識が吹っ飛ぶよ」

 

実況「花陽もグラッときたか?…いや、耐える!1発じゃ倒れない!」

 

凛「かよちん、強い!」

 

実況「ライスマッシュで対抗する!海未が返す!花陽が撃つ!…海未!花陽!海未!花陽!…両者、譲らない!意地の張り合い!壮絶な撃ち合い!観客からも1発1発に『オイ!』の掛け声があがる!」

 

花丸「す、すごいいズラ…」

 

にこ「花陽も根性見せるわね!」

 

凛「かよちん、やるときはやるにゃ~!」

 

実況「お~っと、ここで花陽が意表を突くローキックだ!これは…」

 

にこ「『ハナヨーソ・ローキック』ね!曜の得意技をコピーしたんだわ」

 

実況「なるほど、さすが!『ザ・ミラー』というチーム名は、伊達じゃありません!」

 

希「今のは海未ちゃん、予測して無かった分、効いたんちゃう?」

 

実況「しかし、海未…鬼の形相で仁王立ちです」

 

穂乃果「いや、希ちゃん!あれくらいで倒れる海未ちゃんじゃないよ!」

 

実況「この気迫にたじろいだか?花陽、一旦、バックステップして間合いを測ります。しかし、海未、逃がさない!『ラブア・ローキック』を放っていく!目には目を!歯には歯を!ローキックにはローキックを!この攻撃に花陽も再びスイッチが入ったか?立ち止まり蹴り返す!海未!花陽!海未!花陽!…再び客席からひと蹴り、ひと蹴りに掛け声があがる!凄い歓声だ!」

 

千歌「神田明神の坂道ダッシュ効果?」

 

善子「キックにパワーがある」

 

梨子「うん…」

 

実況「しかし…蹴り疲れたか?あるいは受けすぎたのか?…さすがに両者フラついている…そして…あぁっ!ダウンだ!ダウン!!2人とも、リング中央で大の字だ!…両コーナからパートナーが、手を叩いて『立って!』と鼓舞する!果たして先に起き上がるのは…」

 

実況「海未だ!海未が起き上がった!…花陽の身体に覆い被さり…カバーに入る!…ワン!…ツー!…ス…いや、ここは曜がカットに入った!カウント2.5!ナイスカットだ、曜!まだ決着は付きません!」

 

実況「そして、ここで海未はダイヤに、花陽は曜にスイッチ!…今度は両者…リング中央でロックアップ!…がっぷり四つ…ふたりの力はほぼ互角か?…動かない!…動かない…先程までの激しい打撃戦から一転、場内は静寂に包まれています。…緊迫した空気が流れている…」

 

希「相撲なら水入りになりそうやね…」

 

実況「しかし、徐々に曜が押しているか?ダイヤの上体が後ろへと撓(しな)っていく」

 

ルビィ「!」

 

実況「おっと、ここでダイヤがモンキーフリップ!曜の身体を後方へ投げ飛ばした!」

 

一同「うまい!」

 

実況「そして、そのまま『ダイヤッ・ホールド』だ。さぁ、決まったか?…カウントが入る!…ワン!…ツー!…スリ…跳ね返した!跳ね返した!カウント2.8!曜、ダイヤの奇襲攻撃を逃れました!」

 

にこ「よく、逃れたわ。意外とああいう固め技って厄介なのよねぇ」

 

希「虚を突かれる…ってヤツやね」

 

実況「だが、今の攻撃でペースを握ったか?ダイヤ、曜の身体を引っ張りあげると…ロープに振った!戻ってきたところを…あぁ!海未が飛び込んだ!『ラブアロー手刀』炸裂~!ここで見せたコンビ攻撃!!」

 

千歌「これは危ないよ!」

 

梨子「効いた?」

 

実況「曜、崩れ落ち…ない…踏みとどまった!…完璧なタイミングで首筋に入ったように見えましたが…海未、決めきれなかった!」

 

希「海未ちゃんの踏み込みが足らんかった」

 

にこ「やっぱり、さっきの蹴り合いで、脚に相当ダメージがあるみたいね。力が入ってない…」

 

実況「形勢は再び逆転!今度は、曜が海未を捉えた。『ワタナ・ベアハッグ』からの…『フロントスープレック』だ!…あっ!しかし、これは投げた方向が悪かった!海未の身体は相手コーナに…その先にはダイヤが手を伸ばして待っていた!」

 

ことり「…ふう…」

 

実況「しかし、入ったダイヤも曜に捕まる。この辺り、心配していたスタミナ切れを起こしているのか…ナデシコーズの動きが鈍くなってきた」

 

千歌「海未さんはわからないけど、ダイヤさんは結構きてるね」

 

梨子「Aqoursだと果南ちゃん以外、スタミナはそこまでないもんね…」

 

実況「曜が『ヨーソ・ローリングクレイドル』で攻め立てる!ダイヤの身体がグルングルン廻る!これは三半規管を麻痺させられます」

 

希「うわぁ、あんなん見てるだけで気持ち悪くなるやん…」

 

花丸「マルも弱いズラ…」

 

実況「立ち上がったダイヤだが…棒立ち状態!周りが見えていないか?自陣のコーナーがわかっていない!これは危険だ!!」

 

 

 

花陽(コンバイン?)

 

曜(OK!)

 

 

 

実況「あっ!ザ・ミラーここで『レッツコンバイン』発動!『ショートレンジ陽曜』『ショートレンジ竜巻』『ショートレンジスピン』!必殺のツープラトンコンボ炸裂!!」

 

にこ「これよ、これ!これを喰らったら」

 

ルビィ「逃れられないですぅ!」

 

実況「ダイヤはノックアウト寸前!それを見て曜がコーナーポストに登った!…そして最上段からの…『前逆宙返り3回半抱え型セントーン』!!…決まったぁ!…ダイヤは立てない!立てない!…花陽が『折り紙式スモールパッケージホールド』で抑えこむ!…ワン!…ツー!…スリー!!」

 

 

 

一同「うわぁ!」

 

 

 

実況「決まったぁ!決まったぁ!ザ・ミラー、フォール勝ち!!…最後、海未が『ラブアローシュート』を放つも一歩及ばず!ダイヤが花陽にフォールされ、ナデシコーズはここで無念の敗退となりました。一方、ザ・ミラーは大金星!!優勝候補の一角を実力で撃破しました!」

 

 

 

にこ「まぁ、私たちに勝ったんだから、当然じゃない!?」

 

凛「いや、それは関係ないにゃ」

 

穂乃果「でも、普通に強かったよ。いくら海未ちゃんたちに疲れがあったとはいえ…」

 

ことり「うん、特に花陽ちゃんが…」

 

希「お米パワー、恐るべし!や」

 

 

 

にこ「…って1話まるごと、フルフルで、こんなにガッツリ試合をやったのね」

 

実況「はぁ…」

 

にこ「それで…この続きは…」

 

実況「10ヵ月後かも知れません。では、また、ごきげんよう!」

 

 

 

にこ「アホか…」

 

 

 

 

 

~μ's×Aqours つづく~

 

 

この作品の内容について

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  • 1話、1話分けた方がいい
  • Aqoursの話が少ない!
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