3×3=μ's(さざんがミュ~ズ)   作:スターダイヤモンド

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μ's × Aqours その17

 

 

 

【僕たちはひとつの光①】

 

千歌「あのさぁ…μ’sの曲で『僕たちはひとつの』って曲あるでしょ?」

 

ダイヤ「はい!メンバーの名前が、歌詞に散りばめられている名曲ですわ」

 

曜「へぇ…そんな曲があるんだ」

 

ルビィ「♪あぁ…ほのかな…(以下、自主規制)…っていう」

 

鞠莉「Oh!それはとってもクールで~す」

 

花丸「いや『巻き戻して』の部分は、さすがに強引過ぎるズラ」

 

梨子「あははは…でも…歌詞の内容に、そういうキーワードを破綻なく盛り込むのって、相当難しいよ。…私は単純に凄いと思うけど」

 

曜「だけどさ、こうやって聴いてみると『ほのか』とか『望み』とか『小鳥』とか『海』とか…歌詞にしやすい名前が揃ってる…とも言えるよね?」

 

果南「歌が先か、名前が先か…それが問題だ」

 

ダイヤ「当然名前ですわ!!!」

 

果南「そんな速攻で否定しなくても…」

 

曜「…で…それがどうかした?」

 

千歌「うん…私たちもああいう曲、できないかな…って」

 

ルビィ「それは確かに欲しいです!」

 

ダイヤ「それは、もちろんそうですわ!」

 

花丸「う~ん…オラたちの名前だと難しいと思うズラ…」

 

曜「そうかな?」

 

花丸「パッと見…『津島善子』『渡辺曜』『松浦果南』『小原鞠莉』あたりは使えなさそうズラ」

 

善子「使えないって…失礼過ぎるし!」

 

千歌「うん…でも…実際、そうなんだよね…」

 

果南「おい!」

 

千歌「いや…例えば善子ちゃんの場合…『津島』って、なんにも引っ掛りそうもないでしょ?」

 

曜「津島…津島…『対馬』…とか?」

 

ダイヤ「K国と領土問題で争う歌でも作るつもりですか?」

 

千歌「ね?『海』ならさ、風景として『絵になる』けど…島じゃねぇ…」

 

善子「…」

 

花丸「善子…って漢字も『善い』って言葉しか関連付けられそうに無いズラ」

 

善子「そもそも善子じゃなくて『ヨハネ』だから!」

 

花丸「なおさら無理ズラ」

 

果南「私は?漢字でそのまま見たらアレだけど…『まつ』とか『うら』とかなら…」

 

ダイヤ「『まつ』は『待つ』として使えそうですけど、『裏』という響きは、いかがかと思いますわ」

 

果南「私たちの学校…『浦の星女学院』なんだけど」

 

ダイヤ「し、知ってますわ!」

 

千歌「でも果南ちゃん、校歌じゃないんだから学校名は盛り込めないよ」

 

果南「…内浦…」

 

千歌「あっ!それは少しアリかも」

 

ダイヤ「鞠莉さんも難しいのですね」

 

花丸「住んでるおうちは大きいけど…名前は『小さい原っぱ』ズラよ」

 

鞠莉「オーマイガッ…」

 

梨子「でも『まり』って言葉なら…」

 

善子「『悪魔の手毬唄』とか?」

 

花丸「デスメタルにするズラか?」

 

曜「あははは…」

 

千歌「ダイヤさんとルビィちゃんも、結構難しいと思うよ」

 

ルビィ「うにゅ?」

 

千歌「だって、もう、そのまんまの意味しか使えないもん」

 

ダイヤ「確かにそうですが…」

 

千歌「じゃあ苗字?って言っても…黒澤だからね…」

 

善子「黒魔術!!」

 

千歌「…みたく、良いイメージでは使えないし…」

 

ダイヤ「はぁ…」

 

千歌「その点、私なんて『高い』も『海』も『千』も『歌』も…なんでもござれ!!」

 

曜「よっ!さすが主人公!!」

 

千歌「へへへ…」

 

 

 

 

 

【僕たちはひとつの光②】

 

千歌「…というわけで…頑張って作ってみたよ!」

 

一同「どれどれ…」

 

 

 

桜の花びらが舞い散る季節に 僕らはここで出逢ったんだ

キミは無謀な夢だと笑ったけれど

利口じゃないよと笑ったけれど

憧れていた女神の背中を追って 計画無しの片道切符

走り出したら止められない

幾千もの想いを歌に込めて 願いよ届け!海を渡れ!

更なる高みを目指して、さぁ冒険だ!!

 

挫けそうなこともあった…

躓いたこともあった…

そんなときには我慢しないで泣いてもいいよ

涙は青春のダイヤだもん

きっと光り輝く日が来るさ

泣いて、泣いて、泣いて、泣いて…泣き止んだら

にっこりスマイル!

それで花マル 100点満点

それが僕らのライフスタイル

 

YO!恐がるだけの自分にさようなら

YO!言い訳なんてしなくていいから

YO!やるだけやってみようよ

ほら…

案ずるより産む易しさ 結果オーライなんとかなんのさ

 

YO!羽は誰の背中にもあるから

YO!思い切り助走をつけたら

YO!勇気を出して今飛び立とうよ

ほら…

見たことの無い夢への軌跡が 澄んだ青空に描かれていくよ

 

未来のことはわからない

平凡?それとも波乱万丈?

だけど今日まで頑張れたんだ!

この先もきっと負けないさ!

 

キミも僕も大人になって、街で偶然出会ったら

「Oh!ハラショー!」って驚いて、シースー食べてルービーで乾杯しよう

 

 

 

 

ダイヤ「色々と聴いたことがあるフレーズが混ざっていますが…」

 

千歌「まぁまぁ…」

 

花丸「前半は、それっぽくて、いい感じズラ」

 

千歌「ありがとう!」

 

梨子「でも後半が…特に最後がいい加減すぎるかも」

 

曜「途中、ラップが入ってるし」

 

千歌「そこは『MOMENT RING』の花陽さんをイメージしたというか…」

 

 

 

善子「ねぇ、私の名前がないんだけど」

 

果南「私も」

 

鞠莉「マリーもです!」

 

 

 

千歌「あるよ、ちゃんとここに!!」

※さて、どこでしょう…

 

 

 

善子「こ、これ?」

 

果南「ここなの?」

 

鞠莉「オ~…ノ~…」

 

 

 

千歌「ね?」

 

ルビィ「あの…千歌ちゃん…」

 

千歌「ん?」

 

ルビィ「ルビィのとこのも酷いなって…」

 

千歌「あははは…最後、何にも思い付かなくて…」

 

ルビィ「うにゅ…」

 

 

 

 

 

 

~つづく~

 




歌詞はネタと言うことで、ご理解願います。
やっつけ仕事ですみません…。

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  • 1話、1話分けた方がいい
  • Aqoursの話が少ない!

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