3×3=μ's(さざんがミュ~ズ)   作:スターダイヤモンド

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μ's×アメ○ーーク!(前編)

 

 

M迫「え~…本日のアメトークですが…スタジオの様子がいつもと違いますね…ムサいと言いますか…ハッキリ言うと暑苦しいです(笑)」

 

H原「はい。その理由は本日のゲストが、この方々だからです。早速、お呼びしましょう」

 

 

 

♪Welcome song…

 

ウォ~!!

 

 

 

M迫「うわっ、女の子がメッチャ出てきた!」

 

H原「え~…皆さんはどういう集まりですか?」

 

 

 

穂乃果「私たちは…音ノ木坂学院のスクールアイドル…せーの…」

 

μ's「μ'sです!」

 

 

 

ウワァー!

 

 

 

M迫「ミューズ?石鹸なん?」

 

H原「石鹸ちゃいますぅ。スクールアイドルですぅ(笑)」

 

穂乃果「はい!高校でアイドル活動しています!」

 

M迫「高校生?アイドル活動?芸人さんじゃないやん?」

 

H原「M迫さんは、この娘たちの事、まったく知りませんか?」

 

M迫「ごめん!全然知らへん…」

 

 

 

エ~ッ!!

 

 

 

M迫「えっ?なになに?そんなん言われるの?」

 

 

 

 

ナレーション「スタジオには、やはりμ'sをまったく知らない、K野A孝にも来てもらった」

 

 

 

 

M迫「ラーメン、イケメン…」

 

K野「僕、つけ麺!…いやいや、そこ逆ですから(笑)…あ、どうもK野A孝です」

 

M迫「A孝ちゃんも、彼女たちのことは?」

 

K野「すみません、僕もちょっと…」

 

H原「わかりましたぁ。では、一緒に彼女たちが、いかに凄いかを学んで頂きましょう」

 

 

 

… 

 

ナレーション「本日は…1.17特別企画! 寝た子も起こす?深夜に木霊するにっこにっこに~!? がんばろう神戸!!…じゃないけど…みんな一緒にファイトだよ! アメトーーーク μ'sスペシャル」

 

 …

 

 

 

H原「さぁ、改めまして今日のゲストはμ'sのみなさんで~す」

 

μ's「よろしくお願いしま~す!」

 

M迫「高校生言いましたっけ?今、23時半になろうとしてますど、就労時間は大丈夫ですか?」

 

H原「放送はそうですけど…これは収録ですからね、大丈夫です」

 

M迫「それに…2人ほど小学生混ざってません?」

 

 

 

凛「にゃ?」

 

にこ「アタシ?」

 

 

 

H原「小学生はいません(笑)じゃあ、申し訳ないですけど、自己紹介してもらえますか?」

 

穂乃果「はい」

 

M迫「うわっ!客席が急にオレンジになった!」

 

 

 

穂乃果「…みなさ~ん、準備はいいですかぁ?」

 

オー!!

 

穂乃果「せーの!」

 

ファイトダヨ!!

 

 

 

M迫「!!」

 

 

 

穂乃果「うん!ファイトだよ!!…μ'sのリーダー高坂穂乃果、高校2年生です!」

 

M迫「なんなん?今の…あっ、今度、青に変わった…」

 

 

 

絵里「賢い、かわいい…」

 

エリーチカ!!

 

絵里「絢瀬絵里、高校3年生です」

 

M迫「自分で賢い、かわいい言うたで(笑)」

 

 

 

ことり「は~い…みなさん、こんばんは~!ことりのおやつにしちゃうぞ!でお馴染みの南ことりです!高校2年生です」

 

M迫「何言うてんねん?」

 

 

 

海未「みんなのハートを打ち抜くぞ!ラブアローシュート!バーン」

 

ウッ!!

 

M迫「なっ…死んだ!?今、みんな死んだで…なっ!なっ!」

 

海未「園田海未役の…いえ園田海未、同じく高校2年生です」

 

M迫「海未役って(笑)」

 

H原「M迫さんがうるさいからですぅ(笑)」

 

 

 

凛「凛ちゃんと言えば?」

 

ラーメンダヨォ!!

 

K野「えっ!?」

 

凛「にゃ~ん、にゃ~ん、にゃ~ん!星空凛、高校1年だにゃ~」

 

M迫「あら、かわいい」

 

 

 

真姫「真姫ちゃん、アメトーク…」

 

アイウエオ!!

 

M迫「はい?」

 

真姫「西木野真姫、高校2年です」

 

 

 

希「希パワー…たっぷり注入!プシュ!」

 

ハイ! イタダキマシタァ!!

 

希「東條希、高校3年生です」

 

M迫「何パワーやって?」

 

 

 

花陽「え…えっと…」

 

M迫「どうしました?」

 

花陽「…」

 

M迫「どうしたん?ティーヴィーショーなんで、黙ったらアカンのですけど…」

 

 

 

花陽「うぅ…誰か助けてぇ!!」

 

チョットマッテテェ!!

 

 

 

M迫「ビックリしたぁ!」

 

 

 

花陽「小泉花陽、高校1年生です」

 

M迫「なんや、フリだったんかい!!」

 

 

 

にこ「それでは、みなさん、いきますよぅ?大銀河宇宙~…」

 

ナンバーワン!!

 

にこ「…からの?…」

 

ニッコニッコニ~!!

 

にこ「あなたのハートににっこにっこに~!笑顔届ける矢澤にこにこ、高校3年生で~す!にこにーって呼んでね!」

 

M迫「なんや、これ!?」

 

 

 

H原「これで、彼女たちがどういう娘たちか、おわかり頂けたかと思いますが…」

 

M迫「わかるかぁ!」

 

H原「わからなかったですかぁ?」

 

M迫「何人かイタい感じの娘がいるいうのは、わかりました(笑)」

 

H原「実は以前、この番組で『アニソン大好き芸人』というのをやったのですが」

 

M迫「やりましたねぇ」

 

H原「…その時に出てもらったキスマイの宮田君が…彼女たちの大ファンで…」

 

M迫「あぁ…そういえば、なんとなく覚えてます」

 

H原「それが、この時の写真です」

 

M迫「うわぁ!この娘たちのグッズがメッチャある!これが…この娘で…これがこの娘や!うわっ、うわっ…」

 

H原「…と本家アイドルのジャニーズも、どっぷりと嵌るくらいの人気者なんですぅ」

 

M迫「なるほど。でも、これだけじゃ何をしてる人たちか、全然わかりませんけどね!」

 

H原「A孝ちゃんは、誰か気になった娘とか居ますか」

 

K野「えっ?えっと…なんかラーメンがどうとか言ってる子、居ませんでしたっけ?」

 

凛「凛のことかにゃ?」

 

K野「そうそう!あれ、僕のネタと被ってませんか?」

 

H原「被ってません。星空さんは本当にラーメンが大好きなんです」

 

K野「あっ…そう…」

 

M迫「あ、そう…って」

 

H原「毎日食べても飽きないくらい、ラーメンが大好き…なんですよね?」

 

凛「はい」

 

H原「ラーメン大好き星空さんなんですぅ」

 

M迫「『ラーメン大好き小池さん』みたいに、ゆな!(笑)」

 

K野「えっ…小池さん?…『ラーメン大好き小泉さん』じゃないんですか?」

 

M迫「違う、違う。それ、漫画のタイトルやろ?えっと、元々は『オバQ』やったか『パーマン』やったか…そういう藤子不二雄先生の作品に出てきた『いつもラーメンばっかり食べてるキャラクターの名前』で…それをもじったのが、ラーメン大好き小泉さんなの」

 

K野「へぇ…逆に言えば…そうなんだぁ」

 

M迫「なんや、逆に言えばって…」

 

H原「ところがですぅ」

 

M迫「?」

 

H原「小泉さん!…小泉さん、いてます?」

 

花陽「は、はい!」

 

H原「小泉さんは、三度のメシより白米が好きだそうで」

 

花陽「はい!!」

 

M迫「メッチャいい返事(笑)」

 

H原「つまり…ラーメン大好き小泉さんではなく…『白米大好き小泉さん』だと」

 

M迫「ややこしいわ!(笑)」

 

H原「あとは…どうです?M迫さん…気になった人とか…」

 

M迫「言うても、みんな、それぞれ変でしたけどね(笑)。えっと二番目の人は…一人だけ金髪ですけどハーフの方ですか?とてもお綺麗だな…と思いますけど…お名前、何でしたっけ?」

 

絵里「絢瀬絵里です」

 

M迫「名前、思いっきり日本人ですね(笑)」

 

絵里「私はクォーターなんです」

 

K野「桑田?」

 

M迫「なんで圭祐が出てくんねん!クォーターゆうてんやろ」

 

K野「クォーターってなんですか…」

 

M迫「そこかい!」

 

H原「え~絢瀬さんは、お婆様がロシアの方なんですよね?」

 

絵里「はい」

 

K野「あぁ…」

 

M迫「えっ?じゃあ、4分の3は日本人なの?いや、クォーターに見えんわ…。街歩いてて、英語で話しかけられたりせぇへん?」

 

絵里「はい、あります」

 

M迫「困るでしょ?」

 

絵里「そうですね…」

 

M迫「因みに英語は喋れるん?」

 

絵里「いえ…英語は…」

 

M迫「そっか、ロシアとのクォーターやもんな!」

 

凛「でも、絵里ちゃん、ロシア語もハラショーしか話せないにゃ」

 

絵里「そ、そんなことないわよ」

 

M迫「そうなん?ひょっとして『なんちゃって?』『行雄ちゃん枠?』(笑)」

 

H原「絢瀬さんはハーフ芸人ではありませ~ん」

 

M迫「そやな。芸人ではないしな」

 

H原「行雄ちゃん枠って、何?(笑)」

 

M迫「いやいや(笑)」

 

H原「ほかには、どうですか?」

 

M迫「いや、気になるって言えば、全員気になるんですけどね…なんやろ、メンバーのキャラが濃すぎて、誰からツッコんでいいのか…」

 

K野「あ、でも…あれ、凄くないですか?お客さんの色が変わるの」

 

M迫「わかる!わかる!最初の時がオレンジで…次の人の紹介が始まったら青くなって…パッ、パッ、パッって1人1人色が変わっていくのな!」

 

K野「あの『工事中の人が持つ棒』が光るんですよね?」

 

M迫「工事中の人が持つ棒って(笑)」

 

H原「観客のみなさんが持っているのは、通称『ラブライブレード』と呼ばれてるもので…μ'sのメンバーには、それぞれイメージカラーとういうのがあるそうなのですが…ファンのみなさんはその場面場面に応じて、その色を灯すことができるらしいんです」

 

M迫「へぇ、凄いなぁ」

 

K野「じゃあ…1、2、3…9人いるから9色光るんですか」

 

M迫「見てなかったん?全部変わってたやん」

 

K野「すみません!途中から自己紹介の方に集中しちゃって…」

 

H原「ラブライブレードの話は、またあとでやりますので…」

 

K野「はぁ…」

 

H原「改めてスクールアイドルとは?ラブライブとは?μ'sとは?VTRにまとめましたので、ご覧ください」

 

 

 

 

紹介VTR

 

 

 

 

M迫「うわぁ…凄いな、マジで!サブいぼ、バーッ立ったわ!さっきの…なんやっけ?」

 

K野「あの棒のヤツの光ですよね?」

 

H原「ラブライブレード(笑)」

 

M迫「それ!ここじゃ、明るいからそんな目立たへんけど、ライブ会場の映像見たら、メッチャ綺麗やん」

 

K野「まるでアイドルのコンサートみたいで」

 

 

 

穂乃果「いやいや、アイドルなんですけど!」

 

 

 

M迫「ははは…そのツッコミ方は芸人のノリやけどな」

 

K野「映像の中で、会場が白からバーってオレンジになったところがあったじゃないですか」

 

M迫「あれなぁ!なんか知らんけど涙出そうになったわ」

 

穂乃果「あれはファンの方々が自発的にやってくれた演出なんです」

 

M迫「えっ?そうなん?そういうに風して…って頼んだんじゃないの?」

 

H原「違うんですって。え~…これが元々の曲のPVの映像なんですが…」

 

M迫「綺麗やなぁ…」

 

H原「これをファンの人たちが、再現すると…あぁなるっていう…ね?」

 

穂乃果「はい!実は…この瞬間をステージの上で見られるのは、私だけなんです」

 

M迫「ほかの人は?」

 

海未「目を瞑って、こうして待っていますので…」

 

M迫「それは見えんわ(笑)」

 

 

 

 

 

~つづく~

 






明けましておめでとうございます。
しばらくお休みを頂いておりましたが、他作品含め再開したいと思います。
なお、この話の後編は2019/1/17 0:00にUPする予定です。
本年もご贔屓に、宜しくお願いします。

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  • 1話、1話分けた方がいい
  • Aqoursの話が少ない!

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