IS〜世界を変える可能性の騎士〜   作:星詠みの観測者

2 / 5
皆さんおはこんばんにちは!
今回は一夏の専用機決めです
それでは、どうぞ!!


act2可能性の獣

朝からひと騒動あった後一夏は束とエミヤに呼び出されていた

「父さん、母さんどうしたんだ?」

と自らの新しい両親に声をかけた

「束・・・お前のこと母さんって・・・」

「うん、そうだよ〜いっくんも呼んでくれるようになったんだ〜」

「そうか、それは良かったな!」

といい2人で手を握りながら見つめあいだした

「ちょ!2人とも!俺に話があったんじゃないの!?」

と一夏が2人を止めに入った

「おっと、すまんな」

「ごめんね、いっくん・・・」

「全く・・・仲がいいのはわかったから、早く話を進めてくれよ」

「そうだったな・・・では」

とエミヤは話し始めた

「まず一夏お前の名前だが、これからは神無月の苗字を名乗るといい、織斑一夏だと何かと危ない気がするからな」

「そっか・・・うん、わかった。」

「ありがとう、それでだ、一夏『クランスピア社』を知っているか?」

「知ってるも何もかなり有名な会社だよね・・・人材派遣とか、色々な商品とか開発してるよね・・・それがどうしたの?」

「ああ、言ってはいなかったがその会社の社長は俺だ」

「へぇ〜そうなんだ・・・って工エエェェ(゜Д゜)ェェエエ工」

驚き過ぎて変な顔になっちゃったよ!

「と、父さんが社長!?という事は・・・」

「そ、束さんは社長婦人なのだ!」

「いや、変なとこで自慢しないでよ、母さん・・・」

なんか疲れてきたよ

「それでだ、お前にはクランスピア社の社員になってもらう」

「えっ!?でも俺はまだ小学生だよ!」

「わかっているよ。正式に社員として働くのは高校卒業後だ」

「それなら、どうして・・・」

「一夏、今の世界の現状を知っているか?」

「うん、知っているよ女尊男卑が広がりつつあるんだよね」

「そうだ、それだけならまだしも、ISを戦争の兵器として利用している所もあるんだ」

「・・・」

「そこで私達クランスピア社はISによる戦争を取り締まり、女尊男卑の世界を変えるために動いているんだ」

「そうなんだ・・・」

「そして、ISに対抗する為に新しく開発している物がある」

「それって・・・」

「ISに『サイコフレーム』や『ハイパーデュートリオンエンジン』、『GNドライブ』といった全く新しい技術を積み込んだ全身装甲(フルスキン)のIS、通称を『ガンダム』と呼ばれるものを開発している」

「ガンダム・・・」

「そう、ガンダム。それを使って貰いたいんだ」

「えっ・・・」

「龍夜も乃亜も既にガンダムを持っていて、龍夜に至っては次々と新たな機体の作成を手伝っているそうだ」

「待ってよくれよ!ISって男には使えないんじゃ・・・」

「確かに、オリジナルのISコアを積んでいるものはそうだが、ガンダムであれば誰でも使えるのさ」

「そうなんだ・・・でも、俺がガンダムに乗るってことは・・・」

「分かっているよ、人殺しをする事もあるという事だ」

「なら・・・」

「本当なら息子に人殺しを勧めたくはない・・・けど一夏、お前は世界を変えたくないか?」

「それは・・・変えたいけど」

「俺はお前達なら出来ると思っているんだ」

「父さん・・・」

「もちろん、断ってくれても構わない、本来なら人殺しなんてしたくないのは当たり前なんだから、断ったからと言って見捨てたりはしないよ」

「父さん・・・」

「いっくん・・・」

と母さんが近づいてきた、そして

「母さん・・・」

ギュッと抱きしめてきた

「ごめん、ごめんね、私がISなんて作っちゃったからこんな目にあわせちゃったんだ、私はただ宇宙に行きたかっただけなのに、人の可能性を示したかっただけなのに・・・」

「母さん・・・」

泣いていた、いつも明るい母さんが泣いていた

「母さん・・・」

「ごめん・・・ごめんね・・・いっくん・・・」

「束・・・」

「母さん・・・」

母さんはただ、あの宇宙に行きたかっただけなのか・・・

それなのに、女尊男卑が世に広まり、更にはISで戦争なんかが起きている

母さんが一番辛いんだ・・・争いの種を作ってしまったから・・・

「父さん、母さん・・・」

「ん?」「なぁにいっくん?」

「俺、乗るよガンダムに」

「一夏・・」「いっくん・・・」

「確かに俺は千冬姐や秋兄と比べられて周りから蔑まれ、いじめられていた・・・けどISがあったから、父さんや母さんと出会えた・・・俺は2人に恩返しがしたい、そしてISで歪んでしまったこの世界を、変えたい・・・!」

「一夏・・・」「いっくん・・・」

「俺・・・戦うよ、俺の成すべきことをなす!」

「一夏・・・ありがとう」「いっくん・・・ありがとう!」

「いいんだよ、2人に救われた命なんだ2人のために使いたいんだ」

「そうか・・・一夏」

「ん?」

「本当なら、俺も束もお前や龍夜、乃亜に人殺しなんてして欲しくない、それだけはわかってくれ・・・」

と言って頭を下げた

「父さん!?頭を上げてよ!わかってるよそんなこと!」

と言ったら頭を上げてくれた

「ありがとう、一夏・・・」

そう言って母さんと一緒に抱きしめてくれた

「父さん、母さん、俺頑張るよ」

「わかった、だが・・・」「絶対に無理しちゃダメだよ?」

心配症だな2人とも・・・

「わかってるよ・・・」

と笑ってみせた

 

 

ーーーーーー

 

 

 

 

「早速だが一夏、お前の機体を決めたいと思う」

「ああ、いいよ。それでどこにあるの?」

「うん!家の地下の保管庫だよ!」

と母さんが答えてくれた

「へぇ〜そんな所があるんだ」

「お前にあう機体があればいいな」

「無ければ束さんが作るから大丈夫!」

「それは・・・」「頼もしいね・・・」

2人とも苦笑いした

 

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

「う〜ん・・・」

「ダメか・・・」「これもダメだね・・・」

現在IS選びに苦戦中です

「起動はするんだけどな・・・・・」

「一夏に機体がついて行ってないんだろうな」

「さすがに束さんもビックリだよ、いっくんの反射神経はISのハイパーセンサーを軽く超えているんだもん」

「量産機では一夏にはスペックが低すぎるという事だな」

「そうだね〜」

どうやら俺の反射神経はISよりも優れているらしい

昔から何かと感がよかったのも多分そうなんだろうな

「なぁ束」

「ん?なあに?」

「一夏に『アレ』を使わせてみたらどうだ?」

「あれって・・・まさか!」

「多分お前が考えているのであっていると思う」

「確かにそれならいっくんの速度についていけるとは思うけど・・・でも・・・」

「信じよう、一夏を、俺達の息子を・・・」

「うん・・・わかったよ・・・」

と言って母さんは奥に行ってしまった

「父さん、あれって・・・何のこと?」

気になったので父さんに聞いてみた

「お前にも話したがISに全く新しい技術を搭載したと言ったよな?」

「うん、それがガンダム何だろう?」

「そうだ、実はなオリジナルのISコアを搭載したガンダムもいくつかあるんだ」

「でもそれって女性しか動かせないんじゃ・・・」

「本来なら、な龍夜が乗っているガンダム、そして開発しているものは基本が、オリジナルのISコアなんだよ」

「それって・・・女性しか使えないISを使ってるってこと!?」

「そういう事だ、それにオリジナルのコアを用いている機体は量産機とは、スペックに差があるからな、きっとお前に合うだろう」

「けど、それだけならどうして、母さんはあんなに渋ってたんだ?」

「それは・・・」

父さんがなにか言おうとした時

「準備できたよ・・・」

と母さんが戻ってきた

「行こうか、一夏」

と言って父さんは歩き出した

俺もそれについて行った

 

 

ーーーーーー

 

 

 

 

「これが・・・父さんが言ってた、ガンダム」

それは真っ白な機体だった頭部には本で読んだ空想の行きものである『一角獣』を表すような角が付いていた

「コイツの名前は『RX-0』またの名を『ユニコーン』」

「ユニコーン・・・」

と俺がユニコーンを見ていると

「いっくん・・・」

「母さん?どうしたんだ?」

「これから、ユニコーンの装着テストをするけれど・・・」

「???」

「いっくん・・・サイコフレームに飲まれないでね・・・」

「えっ・・・」

どういう事だ?

「前に1度だけ、このユニコーンを使った人がいたんだが、その時暴走してな・・・その後死んでしまった」

「えっ・・・」

なんだって・・・

「本来ならかなり危険なんだが、お前なら使いこなせる気がしたんだよ・・・本当はこんな危ない事を、させるわけには、行かないんだがな・・・」

と父さんは言った、母さんも申し訳無さそうな表情をしている

「大丈夫だよ」

『!!!!』

2人は攻められるとでも思ったんだろう

大きく目を見開いていた

「大丈夫だよ、2人が俺のために、危険だと分かっているのにコイツを用意してくれたんだ。大丈夫だよ」

「一夏・・・」「いっくん・・・」

「始めようよ、母さん、父さん」

「・・・わかった、束」

「・・・うん、分かったよ」

と言って母さんが手に持っている端末を操作した後

「じゃあ、いっくん始めるよ。ユニコーンに触れて」

「うん・・・」

と言ってユニコーンに手を伸ばした

 

 

そして、ユニコーンに触れた時

 

 

 

 

 

(えっ・・・!!)

 

 

 

 

 

頭の中に凄まじいスピードで色々な映像が流れ込んできた

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーー〇〇ー〇・〇〇〇〇、ユニコーンガンダム、行きます!ーーー

 

 

ーーー正しい戦争なんかあるかぁ!!!ーーー

 

 

 

ーーーここから、出ていけぇ!!!ーーーーーー

 

 

ーーー信じるんだ自分の持っている可能性を!ーーー

 

 

 

ーーーーーー人を、人の持つ可能性を、俺は信じる!!ーーー

 

 

 

 

ーーーーーーだから、託すんだ!託されて、歩き続けるんだ!どんなに辛い道であったとしても!!ーーーーーー

 

 

 

 

 

(これは・・・いったい・・・)

不思議な感覚だった、映像の中でユニコーンは巨大なロボットとなって、宇宙で戦っていた。

そして・・・ユニコーンのパイロットはどことなく俺に似ている、青年だった・・・

「人の持つ可能性・・・」

彼の言葉に勇気づけられた気がした

「俺の持つ可能性・・・」

これから先どんな事があっても、乗り越えられそうな気がした

唐突に頭に激痛が走った

「ぐっ・・・あああぁぁぁぁ!!」

何かに飲み込まれそうになる感覚だった

(これが、母さんの言っていた、サイコフレームによる侵食か!!)

確かに辛い・・・けど、耐えてみせる!

父さん、母さんのためにも・・・そして自分自信のために!

「人の持つ可能性を信じるなら、人の心を感じるなら」

気がつけば、口が勝手に動いていてあの映像の人と似たような事を言っていた

「俺の・・・俺の声に答えろ!!俺に力を貸してくれ!!ユニコーン!!!!!」

当たりが真っ白に輝いたと思ったら次の瞬間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一夏!!大丈夫か一夏!!」

「いっくん!!いっくん!!!」

2人の顔が見える・・・

「父さん、母さん」

「一夏!」「いっくん!!」

「大丈夫か!一夏!」

「いっくん!具合は!?悪い所はない!?」

大げさだな・・・2人とも・・・

「ふふっ・・・大丈夫だよ、父さん、母さん。それより、測定結果は?」

「あ、ああ・・・束結果は?」

「う、うん・・・って、この数値は・・・」

「どうしたんだ?」

「適合率、99%・・・それどころかユニコーンは既にいっくんの専用機になってる・・・」

「なんだと・・・」

「ユニコーンがいっくんを認めたってこと・・・」

と2人は驚いていた

「ユニコーン・・・ありがとう」

俺は、ユニコーンにお礼をいった

「いっくん、おめでとう。ユニコーンはいっくんの専用機になったよ」

と笑顔で言ってきた

「父さん、母さん」

「???」

「ありがとう」

とお礼を言った

「ううん、無事で・・・無事で良かったよ〜」

と泣き出した母さんを父さんは抱きしめた

「一夏、こちらこそお礼を言うよ、ありがとう一夏」

「父さん・・・」

そして、ユニコーンを解除した俺は2人の元へ行き、父さんは母さんごと俺を抱きしめた

俺の胸には一角獣をあしらったネックレスがかかっていた

 




いかがでしたでしょうか?
ほのぼのよりも、こっちの方があってるのかも・・・
それではまた!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。