『これだっっっ❗️』
音羽は外へと飛び出した。
プリントした1枚の紙を持って。
「音羽、夜ごはんはー?」
「後で食べる〜」
音羽が音乃木坂高校につくと門がしまっていた。
18時までと書いてある。
「せっかくきたのに…」
今はもう19時30分。
音羽が諦めて帰ろうとした時、1人の高校生とぶつかった。
「ごめんなさいっ‼︎」
音羽よりも5、6cm背が高い少女。
「大丈夫?」
「はい」
顔をあげると音乃木坂高校の制服を着ていることが分かった。
「音乃木坂学院高校の人ですよね!私、スクールアイドルのミューズの皆さんを探しているんです!知ってますか?」
「あ〜〜それ私たち。」
音羽の期待にこたえるように言う。
「えええっっ‼︎!」
あまりにもの驚きに声を上げている。
「私、高坂穂乃果。ミューズのリーダー。よろしく!」
「私は光咲音羽です。音乃木坂学院中学校の2年生です!」
「家近くだから来て!海ちゃんとことりちゃんも来てるからー」
「海ちゃんとことりちゃんって誰ですかーー?」
2人は穂乃果の家に走って行った。
「この子…誰?」
穂乃果の部屋人入ると2人の少女は聞いてくる。
「私、光咲音羽です!音乃木坂学院中学校に通う2年生です!今日はミューズの皆さんにお話があってきました。」
「えっと…」
2人は気まずそうに口を開いた。
(すべった感じ…)
「まぁそういうこと〜」
「音ちゃんも座って^ - ^」
「はいっ!」
そして自己紹介が始まった。
「私の名前は園田海です。」
「私は南ことり。よろしくね」
「2人とも同級生でミューズのメンバーだよ!」
「違います!」
海が即答で答えた。
「うーみーちゃーん」
「はい、そうです。」
穂乃果が海に笑いかけると海は諦めたように自分がミューズのメンバーであることわ認めた。
それから30分、音羽は穂乃果たちにスクールアイドルの内容、練習場所はどうしているのか、衣装や曲はどうやって準備しているのかなどとたくさんの質問をした。
「音ちゃん、送って行こっか?夜遅いし。」
「大丈夫です。穂乃果さん。」
「ねぇ、音ちゃん。スクールアイドル、やるの?」
「はい!できるか分からないけど…」
「私の中学校、他校からの評判悪いから…」
「そっか…。頑張ってね!応援してるから!」
「はい!」
ー次の日の朝ー
「寝坊したーーー!!!」
音羽が目を覚ますと時刻はもう8時を指していた。
「音羽おはようー」
部屋を出ると奈々羽がランドセルを背負って行く準備をしていた。
「奈々羽、何で起こしてくれなかったのっっっ!!!」
「しーらない」
「奈々羽ーーー!!!」
音羽は急いで家を飛び出して学校に向かった。
「おはよう、音ちゃん」
「…おっはよ…ハァッハァッ…」
「だ…大丈夫?」
音羽の疲れきった姿に愛佳は少し呆れているようだ。
午前中の授業が終わり、昼休みになった。
音羽と愛佳、2人でお昼を食べていた。
「ねぇ、愛佳ちゃん。私、愛佳ちゃんに頼みがあるんだ‼︎」
「何?」
「これ、見て!」
音羽はバックに入れてきたチラシを何枚かだし、机に広げた。
「スクール、アイドル…?何で?」
「だから、スクールアイドルやるんだよ!!」
「誰が??」
愛佳は何にも分かってないらしい。
「私と愛佳ちゃんでスクールアイドルやるの!どう?やろうよ‼︎」
「…えっ私と音ちゃんが!?」
「うん!スクールアイドルが有名になれば、私達ももう悪口を言われないし音乃木坂も人気がでるでしょ^o^」
「えーー…」
「それにスクールアイドル部っていう部活をつくってもっと人数集めようよ!1年生の子とか5月にはもうみんな決まってちゃうでしょ、今4月だしチャンスだよ!」
何も聞いてないように音羽は話を続ける。
『ねぇ、やろう!私と一緒に❗️』
「………」
「愛佳ちゃん?」
「…ごめん…できない…」
「うん…」
「私そろそろ行くね(^-^)」
愛佳はお弁当を持ち教室を出て行った。
「待って!」
音羽は愛佳の手を握った。
愛佳は振り返った。
「これ、見てみて。私なりに考えてみたの」
「音ちゃん…考えておくね」
紙を受け取り、愛佳は廊下へ出て行った。
(アイドル…かぁ…)
「ただいまー」
家に帰ると奈々羽が部屋で本を読んでいた。
「おかえり」
「奈々羽っ今日の朝はよくも〜〜〜」
「別に起こしてって言われないし」
「起こしてくれたっていいでしょっ!」
「「あ………」」
その時、1枚の紙が落ちてきた。
「何?これ?桜田中?」
「私、桜田中学校。受けるって決めたから」
「音乃木坂は!?来年は人気でるよ!愛佳ちゃんとスクールアイドルやるんだから(^O^)」
「音羽がっ?愛佳ちゃんならまだしも音羽には無理でしょ」
奈々羽は当たり前のように言った。
「失礼ね…奈々羽…」
「愛佳ちゃんいいって言ったの?」
「それは…まだ分からないけど…きっといいって言ってくれるもん!」
「まぁいいけど。私はそんな簡単には変わらないよ。」
「音羽ー。愛佳ちゃんきてるわよ。」
1階からお母さんの声がした。
音羽は階段を下がり玄関へと駆けて行った。
「愛佳ちゃーん!あれっ?」
外には愛佳はいなかった。
「愛佳ちゃんいないよー?」
「あれ?さっきまでいわよ〜」
「どこ行ったのかな〜」
夜ご飯も終わり、音羽は1人でミューズの音楽を聴いていた。
(すごいなぁ〜やっぱり、でも私でけじゃできないしな〜)
そう、部活は5人以上いないと結成できない。
それに入ってくれた人がどれぐらいの気持ちで入ったのかも、みんながうまく1つにまとまるかも何も分からない。
「ふぁ〜〜〜〜」
朝の6時、音羽は目を覚まし7時には外に出て、学校に向かった。
途中にある音乃木坂高校によって。
「今日はさすがに門が開いてるよね〜(^O^)」
門の前に行くと門が閉まっていた。
(また…閉まってる…)
「穂乃果さんにお礼のお菓子持ってきたのに〜」
音羽はおとといのお礼にお菓子と手紙を入れて穂乃果に渡そうと思っていたのだ。
しかも、生徒がまだ来ていない。
「どうしたにゃ〜?」
門の中を見ているとショートカットの少女と肩ぐらいまでの少女が話しかけてきた。
「あの!穂乃果さんに渡してください!」
音羽は少女達に紙袋を渡し走って行った。
「穂乃果…ちゃんに?」
音羽が教室に入り愛佳を探してが愛佳はまだ来ていなかった。
「音ちゃん、今日の放課後空いてるー?」
クラスの友達が話しかけてきた。
「あー今日無理。ごめんね」
ーガラ
愛佳が入ってきた。
「愛佳ちゃん、あのねスクールアイドルのことなんだけど…」
「私も、そのことで話したいの」
「先いいよ」
音羽は愛佳にゆずった。
「あのね、私考えてみたの。スクールアイドルのこと。見始めた時は、嫌だった。怖かった。私がやれる自信がなかった。絶対、音ちゃんに断わろうって思ったの」
「そっか、そうだよね^ - ^無理言ってごめん!」
音羽はそう言い話を終わらせようとした。
「まって!」
「何?」
「でもね、音ちゃんがかいてくれたのを最後まで読んでみてやりたいって思ったの。」
「愛佳ちゃん?」
「私と言いにやろう、スクールアイドル!」
愛佳は声をはって言った。
「うん!やろうよ、さっそく部活を結成しよう!」
音羽はそう言い1人で生徒会室に言ってしまった。
「音ちゃん、2人じゃダメだよ〜」
愛佳も音羽をおって生徒会室に向かった。
「部活の結成にきました。光咲音羽です。」
「他の人は?」
「あれ?愛佳ちゃん?」
音羽がやっと気がついた時ドアが開いた。
「音ちゃん、まってぇ〜〜〜」
愛佳だ。
「すみません、この子が言ったことは忘れてください」
「愛佳!何で!?」
「部活を結成するには5人以上いないとダメなの」
「そっそうなの!!!」
「用がないなら帰ってください!」
2人で話し込んでいる中、生徒会長はきつく言った。
「すっすみませんでしたっ!!」
2人は慌てて生徒会室を出た。
「どうしたの?部活結成しないの?」
3年生の生徒ガラ話しかけてきた。
「何で知ってるんですか?」
「さっき通りかかって聞いちゃった。ごめん!」
「5人以上集めてまたいきな、生徒会長、厳しいからね!」
「一緒にスクールアイドルやりません?先輩!」
音羽のいきなりすぎる行動に2人とも戸惑っている。
「うん…考えておくね…」
中休み
「できたー!」
「音ちゃん、はりにいこう」
2人は【スクールアイドル、メンバー募集】と書いて色んな壁に貼った。
「スクール、アイドル…」
放課後、1年生の少女が1人で音羽達が貼った紙を見ていた。
ー美神愛佳について1ー
名前:美神 愛佳(みかみあいか)
あだ名:愛佳ちゃん、愛佳
誕生日:5月23日
身長:152.5cm
体重:39Kg
好食:クレープ
苦食:なし
得教:家庭科
苦教:体育
趣味:お裁縫
クラス:音乃木坂学院中学校 2ー1
部活:スクールアイドル部
血液型:A型
音乃木坂学院中学校に通う2年生。
髪をおろしていて頭をカチューシャみたいに編み込みをしている。
髪の長さは胸あたりまで。
優しい性格でお裁縫が得意。
音羽とは幼稚園の頃からの幼なじみでよく面倒を見ている。
少し長くなっちゃいました。